一人暮らし向けアイロンのおすすめ比較一覧表
一人暮らしにアイロンは必要?
新生活を始めるにあたって必要になるのが家電。冷蔵庫や洗濯機などのほかに考えたいひとつがアイロンです。
最近のアイロンは用途が広がっていて、しわ伸ばしだけにとどまらずファブリックの除菌や脱臭までカバーするようになっています。それに合わせて一般的なスチームアイロンのほかに、衣類スチーマーなどの新しいタイプも発売されるに至り人気を博しています。
学生でも社会人でもシワのない衣類を身につけたい、衣類についた臭いが気になるという人も多いでしょう。出掛ける前にサッとアイロンがかけられるモノもあり、絶対にないとダメなモノではありませんが、あった方が便利なアイテムであることは間違いありません。購入価格もそれほど高くないので、持っておくと便利ですよ。
一人暮らしに最適なアイロンの選び方
一人暮らしに向いているアイロンは、どのような特徴があるでしょうか? 基本的なポイントは以下の5つになります。
【1】タイプで選ぶ
手軽・スピーディーさを求めるなら衣類スチーマー、しっかりプレスしたいならアイロンが便利
【2】使いやすさならコードレスタイプがおすすめ
コンセントの位置も気にすることなく取り回しも簡単
【3】スチーム性能で選ぶ
給排水タンクの容量やスチーム噴出時間、噴出量などをチェック
【4】サイズはできるだけコンパクトなモノを
一人暮らしは、部屋も広くないことが多いので、収納場所も考えたらコンパクトタイプがおすすめ
【5】価格は使用頻度などにより検討する
不定期で、かつ使用頻度があまり多くない場合、価格は安く抑えられたものがベター
上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能や商品を絞り込むことができます。選び方を参考に自分にぴったりの商品を選んでください。
【1】タイプで選ぶ
単にシワを取りたいだけなら、ハンガーショットができるタイプのアイロンがおすすめです。ハンガーショットとは、衣類をハンガーにかけたままスチームをかけられる機能のことで、アイロン台を使う事なくジャケットの折りシワや、ワイシャツの洗濯シワなどをなくせます。ハンガーにかけたままシワ取りができるので、面倒なアイロン作業も素早く終わらせることができます。ですが、ハンガーショットは折り目をつけるのが苦手です。
パンツやシャツなどに、しっかり折り目をつけたいのであればプレスできるアイロン機能つきのものか、ベーシックなアイロンがおすすめ。自重を使ってズボンやジャケットに折れ目を付けることが出来ます。
【2】使いやすさならコードレスタイプがおすすめ
同じアイロンでもスチーム機能の多さ、水タンクの大小、温度設定などさまざまな違いがあります。なかでも一番重要なのはコードレスかコンセントタイプかということ。
コードレスタイプであれば、シワのばしの方向に合わせて持ち手を変える必要もなく、アイロン掛けがスムーズに行えます。ですが、コードレスタイプは内蔵バッテリーを使用するため連続使用時間が限定されています。ひとり暮らしの場合は、数十枚を一気にかけるケースはないと思いますので、稼働時間よりもコードの有無で選ぶといいでしょう。
【3】スチーム性能で選ぶ
衣類スチーマーとして使う場合、「スチーム噴出量」「スチーム持続時間」「給排水タンク容量」の3つに着目しましょう。
スチーム噴出量
スチーム性能を決めるひとつに、スチーム量があります。スチーム量は、1分あたりに噴出できる水の量であらわされ、「平均約14g/分」や「最大約14g/分」などと表記されています。メーカーにより噴出モードなどの条件も異なるので、スペック表などでしっかり確認しましょう。噴出グラム数が多いほどスチーム能力が高いので、使用目的を考慮してスペックを決めていきましょう。
スチーム持続時間
1回のスチーム量だけでなく、スチーム持続時間の確認も大切です。パワフルなスチーム機能がついた商品は価格も高くなりやすいので、どんな衣類にスチームを掛けるかなどを考慮して、スチーム性能を比較検討しましょう。
また、スチームが連続で出るのか、それともトリガー(スチームボタン)を押したときだけ噴出されるのかで使い勝手も大きく変わってきます。
トリガーを押すタイプだと、一時的にスチームを出すには向いていますが、そのまま握り続けるのが意外と大変です。スチームを使わないとしわ伸ばしが難しいタイプの衣類、綿や麻などの広い布地をアイロンがけするのであれば、連続スチームつきのモデルを選ぶとよいでしょう。
タンク容量
連続スチーム機能を長時間使う場合には、水タンク容量が100ml以上入る大きいモデルがおすすめです。水タンクの容量が少ないと、せっかく連続スチーム機能を使えたとしてもすぐに水切れが起こってしまいます。
【4】サイズはできるだけコンパクトなモノを
一人暮らしは、居住スペースや収納スペースが限られている場合が多いことでしょう。アイロンの場合は、アイロン台を置くスペースが必要になり、使用していないときは、収納しておく必要があるため、できるだけコンパクトなタイプを購入しておく方がよいでしょう。
【5】価格は使用頻度で決める
一人暮らしをこれから始めるときなど、アイロン以外にもいろいろと揃えなければいけない家電がある方なら、価格はできるだけ抑えられたものがよいでしょう。またすでに一人暮らしを始めている方なら、使用する頻度に応じて購入価格を検討するのがよさそうです。
アイロンや衣類スチーマーの価格帯は、数千円~2万円程度が相場です。毎朝出がけに使いたいという方なら高機能な1万円を超えるモノを、週に1~2回程度なら価格はできるだけ抑えられたモノがおすすめです。
一人暮らし向けアイロンのおすすめ
上で紹介したひとり暮らしに最適なアイロンの上手な選び方のポイントをふまえて、ガジェット・家電ライターの渡辺 まりかさんと編集部で選んだおすすめ商品をご紹介します。

パナソニック『コードレススチームアイロン(NI-WL706)』














出典:Amazon
強力スチームつきでコンパクトなコードレスアイロン
本体がわずか1.1kgと軽く、女性でも楽々扱えるコードレスタイプのスチームアイロンです。
コンパクトでも機能面は充実しており、「ハンガーショット」のほか「ハイパワーショット」「全面ハイパワースチーム」などの機能が利用できます。スチーム使用でも最長約180秒稼働。大きなプレス面積で、アイロンがけの時短を実現してくれます。先端がスリムなため、襟やボタンまわりなどのこまかい部分のアイロンがけもラクにできます。
水タンクの容量は160ml。収納時サイズは約18㎝(幅)×21㎝(高さ)×29㎝(奥行き)とコンパクト。3段階での温度設定が可能で、アイロンがけする衣類を選びません。
軽いだけでなく、高温に達する立ち上がりも早いので、忙しい朝や家事の時間を短縮したい方に最適です。

日立『コードレススチームアイロン(CSI-311)』

出典:楽天市場
シンプルなお手軽コードレスアイロン
本製品の特徴はなんと言っても回転給電台。360度回転するため、好みの向きにアイロンが置けます。また、プラグの抜き忘れ防止にもなる通電ランプやコード&注水カップ収納機能も搭載し、シンプルで使いやすいコードレスアイロンです。
温度は低温の約100℃から高温の約180℃までの3段階設定で、高温時にはスチームアイロンとしても使えます。内蔵型水タンクの容量は約80ml。付属のカップを使って水を注ぎます。内蔵型タンクは若干不便に感じることもありますが、カップに予備の水をいれておけば、連続稼働も可能になっています。
また、こちらは今回紹介したアイロン中で価格帯が安い部類に入るベーシックモデル。購入価格を抑えたい、という方にピッタリのアイロンです。
東芝 『コードレスアイロン 美(ミ)ラクルLa・Coo(TA-FV450)』

出典:Amazon
ティファール 『フリームーブミニ(6420)』
![FV6420J0ティファール(T-FAL)コードレススチームアイロン(ブルー)フリームーブミニ6420[FV6420J0]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/1354/3121040076163.jpg)
![FV6420J0ティファール(T-FAL)コードレススチームアイロン(ブルー)フリームーブミニ6420[FV6420J0]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/s_0028/3121040076163a.jpg)
![FV6420J0ティファール(T-FAL)コードレススチームアイロン(ブルー)フリームーブミニ6420[FV6420J0]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/s_0028/3121040076163b.jpg)
![FV6420J0ティファール(T-FAL)コードレススチームアイロン(ブルー)フリームーブミニ6420[FV6420J0]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/1354/3121040076163.jpg)
![FV6420J0ティファール(T-FAL)コードレススチームアイロン(ブルー)フリームーブミニ6420[FV6420J0]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/s_0028/3121040076163a.jpg)
![FV6420J0ティファール(T-FAL)コードレススチームアイロン(ブルー)フリームーブミニ6420[FV6420J0]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/s_0028/3121040076163b.jpg)
出典:楽天市場
一人暮らし向け衣類スチーマーのおすすめ

ティファール『2in1 スチームアンドプレス(8630)』














出典:Amazon

ツインバード『ハンディーアイロン&スチーマー(SA-4084BL)』
























出典:Amazon
お手軽お気軽なハンディーアイロン&スチーマー
最近人気のブラシタイプのアイロンは、縦持ち横持ちのどちらでもスチームを噴出でき、持ち方に気を遣いません。押しつけてシワをとる、従来型の重いアイロンを使っていた方は、忙しい朝の支度がぐんとラクになります。
アイロンの温度は100℃の低温から190℃の高温まで3段階。立ち上がりから40秒で使えるので、時短にもつながります。スチームは、ショットボタンを押している間だけ噴出するタイプなので、シワがとりにくい衣類にはあまり向いていません。
そして、衣類ブラシと毛ブラシで、洋服についたホコリも同時にケア。外せばプレス面が現れ、小型のスチームアイロンとして使うこともできます。

日立『衣類スチーマー(CSI-RX3)』


















出典:Amazon
シワもニオイもササッとケア
連続衣類スチーマー兼プレスアイロン。スチーム噴出口は十字形に配置してあるため、中央から幅広くスチームを当てられます。ブラシアタッチメントで、ホコリなどを取りながらのスチームがけも可能です。
ダイヤ型のプレス面は全方向へスムーズに動かすことができ、コード付きタイプであることが気にならないほど小回りが利きます。手首をひねったり、持ち替えたりすることなくスムーズにアイロン掛けができるため、手首に負担をかけず楽な姿勢で作業が行えます。
約100℃の低温から約170℃の高温まで3段階の温度設定機能つき。重さ約690g(本体のみ)なので、ハンガーショット時に手首への負担も少なく、収納後のサイズがコンパクトなのもうれしいポイントです。
日立『衣類スチーマー(CSI-ST1)』






出典:楽天市場

ティファール『アクセススチーム プラス(DT8100J0)』
















出典:Amazon

東芝『コードレス衣類スチーマー(TAS-X6)』
![TAS-X6-L東芝コードレス衣類スチーマー(ライトブルー)TOSHIBALa・CooS(ラクーエス)[TASX6L]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/1655/4904530109928.jpg)
![TAS-X6-L東芝コードレス衣類スチーマー(ライトブルー)TOSHIBALa・CooS(ラクーエス)[TASX6L]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/s_0485/4904530109928a.jpg)
![TAS-X6-L東芝コードレス衣類スチーマー(ライトブルー)TOSHIBALa・CooS(ラクーエス)[TASX6L]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/s_0485/4904530109928b.jpg)
![TAS-X6-L東芝コードレス衣類スチーマー(ライトブルー)TOSHIBALa・CooS(ラクーエス)[TASX6L]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/1655/4904530109928.jpg)
![TAS-X6-L東芝コードレス衣類スチーマー(ライトブルー)TOSHIBALa・CooS(ラクーエス)[TASX6L]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/s_0485/4904530109928a.jpg)
![TAS-X6-L東芝コードレス衣類スチーマー(ライトブルー)TOSHIBALa・CooS(ラクーエス)[TASX6L]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jism/cabinet/s_0485/4904530109928b.jpg)
出典:楽天市場
コードレススチーマーで作業を楽に
最新型のコードレスタイプのスチーマー(衣類用アイロン)です。連続した最大約14ml/分のスチーム量で、衣類のシワをハンガーにかけたまま取り除けます。立ち上がり時間は160℃の中温で約55秒、使い終わったらスタンドに戻すだけと忙しいときでも素早く使えます。とにかく手軽に使えるため、ハンカチなどのちょっとした衣類のシワ取りにも使いやすいです。ニオイやアレルゲン、菌などの除去もできるため、帰宅してすぐかけるのもおすすめですよ。
コードレスのスチーム持続時間は約2分と短いものの、長時間使用したい時はコンセントタイプへの切り替えもできるのが本製品のすぐれたポイント。(最大使用時間が約10分20秒になります。)
プレスアイロンとしても利用可能で、3段階の温度設定搭載。重さ約690g(コードレス時)と力が弱い方や、負担の少ない軽いアイロンを探している方にも最適です。
パナソニック『衣類スチーマー(NI-FS780)』


















出典:Amazon
アイリスオーヤマ『衣類スチーマー(IRS-01)』
















出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ひとり暮らしアイロンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのひとり暮らしアイロンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
アイロン関連商品のおすすめ
どんなに良いアイロンを購入しても、アイロン台がなくては使いやすさも半減してしまうでしょう。こちらの記事ではアイロン台を選ぶポイントから、おすすめのアイロン台まで紹介されています。
ひとり暮らしの方でも使いやすい、小さいアイロン台やアイロンマットの紹介もしているので、気になった方は是非参考にしてみてください。
最後に|エキスパートのアドバイス アイロンを変えると家事の時短に繋がる
ガジェット・家電ライター
全自動家事マシンの実装は、おそらく全人類の夢ですがいまだに実現できていません。残念ながら、今はまだアイロン掛けを放棄するのは難しいです。しかし、同じアイロン掛けでも、使いやすいアイロンを使えばラクになるというのもまた事実。
重くて立ち上がりの悪いアイロンを使うと、待機時間がどうしても発生します。アイロンを変えるだけで、その待機時間が減るとしたらちょっとワクワクしませんか?
見た目は同じですが、中身は大きく変わっているアイロン。10年前のモデルを使用している方や今使っているアイロンが不便と感じる方も、ぜひ買い換えを検討してみてはいかがでしょうか。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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ガジェットをこよなく愛すフリーライター。 得意分野はiPhone、Android、Mac、モバイルバッテリーから電子書籍など。自ら足を運び、目で見て、手で触って取材するのが好きな行動派。 専門学校で10年以上講師を務めた経験もあり、わかりやすく、読む人に楽しんでもらえるような文章を目指して修行中。