いちご大福の選び方 こしあん、白あん、あんこなし、抹茶なども!
いちごを堪能できる和スイーツといえば「いちご大福」ですよね。中身の餡でも商品によってさまざまな種類があります。ポイントは下記。
【1】人気店や老舗の和菓子店
【2】いちごの種類や産地
【3】いちごの形、大きさ
【4】通年味わえるものを選ぶ
【5】あんこの種類
【6】消費期限をチェック
上記のポイントをおさえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】人気店や老舗の和菓子店から選ぶ
いちご大福は近所の和菓子屋さんやコンビニ、スーパーでも買えますが、最近はネットのお取り寄せスイーツとしても人気があります。有名な老舗和菓子屋の商品もお取り寄せできます。
ネットの評価が高く人気のお店や、京都などの老舗の和菓子屋さんが作ったものをお試ししてみるのもよいのではないでしょうか。また、東京都内の有名店大角玉屋など評判の高いお店や、愛知の名店福岡屋や福岡の鈴懸など美味しいお店が多数ありますので、探してみるとよいでしょう。
職人さんの手作りや、こだわりの製法など、プレミア感がある商品もあります。普段食べているいちご大福と比べてみたり、贈りものや手土産にも喜ばれそうです。
【2】いちごの種類や産地で選ぶ
いちごといってもさまざまな種類があり、甘みと酸味のバランス、粒の大きさで味も異なります。いちご大福には、大粒でやわらかく味の濃い「あまおう」や、甘みと酸味のバランスのいい「とちおとめ」、ジューシーな「さちのか」などのいちごが代表的です。
いちごを厳選するために、特定の契約農家から仕入れているところもあります。お好きなブランドや生産者にも注目してみるのもひとつです。
【3】いちごの形、大きさで選ぶ
いちごの風味を存分に味わいたいなら、大福のなかにいちごをまるごと入れているものがよいでしょう。かじった瞬間に、いちごの甘酸っぱいジューシーな果汁が口いっぱいにあふれます。
スライスされたいちごが入っているタイプは、あんこといちごのハーモニーを味わうのにぴったりです。いちごの味わいとあんこの甘さがバランスよく楽しめます。
いずれの場合も、たっぷりといちごが使われているものは満足度が高いでしょう。
【4】通年味わえるものを選ぶ
いちごの旬の時期は春ですが、なかには一年を通じて販売されているいちご大福もあります。ハウス栽培のいちごを使ったものは、フレッシュないちごらしい甘酸っぱさを楽しめるのが魅力です。冷凍で売られているものは保存期間も長く、食べたいと思ったときにいつでも食べられるメリットがあります。
冷凍で売られているいちご大福のなかには生クリームを使ったものもあるので探してみましょう。半解凍の状態で、アイス感覚で食べるのも冷凍のいちご大福だからできる食べ方です。
レビューを参考にしたり、値段を考慮しながら選んでみるとよいでしょう。
【5】あんこの種類で選ぶ
いちご大福は春を呼ぶお菓子として人気の和菓子ですが、とくに好みが分かれるのはあんこの種類。
あんこは「粒あん」「こしあん」「白あん」がありますが、それぞれいちごとの相性は良いです。豆大福のように小豆のつぶつぶ感がお好みの方には粒あん、なめらかな舌触りがおいしいと思う方にはこしあんがおすすめ。白あんは高級感のある上品な甘さでいちごを際立たせてくれます。
まずは好みのあんこの種類で選んでみてはいかがでしょうか。最近はあんこだけでなく、生クリームやカスタード入りなどもありますので、幅広く選ぶことができます。
【6】消費期限をチェック
いちご大福は生菓子なので、基本的に消費期限が短いです。購入日(お取り寄せの場合は到着日)から1~2日以内というものが多いので、購入時には必ず確認してください。
消費期限こそ短いものの、そのぶん出来立てのおいしさを味わえるのがいちご大福の魅力。職人さんがひとつひとつ手作りしたものをすぐに食べることができるという、なんとも贅沢な味わい方が楽しめます。
いちご大福のなかには、中身のクリームによって2カ月ほど冷凍可能な商品もありますので、用途によって選んでみてください。
いちご大福のおすすめ10選 有名店のいちご大福を通販でお取り寄せ!
ご紹介してきたいちご大福の選び方を踏まえつつ、おすすめの商品をご紹介していきます。
京都で愛されるフルーツパフェのような大福
いちご以外のフルーツの大福が食べたいという方にぴったりないちご大福ならぬフルーツ大福です。なかに入るフルーツはいちご、温州ミカン、種なしぶどう、オレンジ、幸水梨などとなっており、いちご以外のフルーツは季節によって変わります。
季節ごとに旬のフルーツを贅沢に食べることができる大福です。

有名店のもちもち食感をぜひ堪能してください!
宇治茶のほか、抹茶スイーツなどで有名な伊藤久右衛門が手がけるいちご大福。冷やしてもずっと変わらないもちもち感がおいしく、驚きの食感です。中身は濃厚抹茶あんで、京都の宇治抹茶を使用しています。
苦すぎず甘すぎず、いちごをおいしくいただくために細かく調整されているのも魅力。抹茶あんに映えるように鮮紅色のいちごを選び、ひとつひとつ手で包んでいます。
個包装になっているので、おすそ分けやお土産にも便利です。こちらも消費期限は配送も含め2日以内です。断面が美しいいちご大福をぜひ味わっていただきたいです。

大粒あまおう使用! コスパよしのおいしさ
毎年いちご大福の季節になるとリピートする方も多いという、超人気のいちご大福です。
おすすめポイントは、あまおうのLサイズのみを使っていること。これだけでも贅沢なのに中身も自家製の粒あんを使用しています。あまおうに合わせた甘さ控えめで、さっぱりとした味わいです。
さらに求肥(ぎゅうひ)も自家製というこだわりなのに、コスパがいいのも魅力!いちごが大粒なので口に入れた瞬間いちごの果汁がじゅわっと広がり、いちごと甘さのバランスが絶妙です。
このおいしさが損なわれないうちに食べていただきたいという理由から、消費期限は届いたその日ですので、その点だけお気をつけてぜひお試しください!

ふんわり求肥(ぎゅうひ)と上品な白あん
京みずはのいちご大福は、白あんと小豆あんがありどちらもおいしいのですが、今回の私のおすすめは白あんです。いちごは九州長崎の大きめのいちごを使用。北海道テボ豆の白あんと薄めの求肥でふんわりと包んであり、そのバランスがとても絶妙です。
大きめのいちごを使用しているのでいちごの比率が高く、白あんも主張しすぎないため、みずみずしいおいしさを楽しめます。いちごの酸味とやさしい甘さの白あんが上品なおいしさのハーモニーを生み出し、まさに期待を裏切らない逸品です。
こちらもやはりいちごの鮮度に合わせて届いた当日が消費期限ですので、なるべく早く食べることをおすすめします。

たっぷり生クリームを使った洋風いちご大福
栃木県産とちおとめをまるごと使用。やわらか求肥にたっぷりの生クリームを包んだケーキのような味わいのいちご大福です。
北海道産純生クリームを使っているので、いちごとの相性は抜群。さらに賞味期限は冷凍で2カ月で、生菓子とは違い食べるぶんだけ解凍して味わえます。そのため、いちご大福をいつでも楽しみたい方におすすめ。
また、室温に30分おいておくとまわりの生地がとろりとやわらかくなり、また違ったおいしさが楽しめます。大きめでボリュームがあるので、満足感の高い一品です。
TVでも話題!高級感溢れるいちご大福
東京の広尾にあるフレンチレストラン「レヴェランス」と東京の赤坂に本店を構える和菓子の老舗店「赤坂青野」とのコラボスイーツです。いちご×あんこ×シャンパンがマリアージュされたいちご大福で、TVに取り上げられるほど人気です。
赤坂青野の細かく透明感のあるあんこに、厳選されたいちご、国産のお米から作られたもち米を使用して作られています。消費期限は3日間と短いですが、熟成していく中で味の変化を楽しむことができます。
京都養老軒が監修。お歳暮でも人気の紅白いちご大福
フルーツ大福で有名な京都養老軒が監修。いちごの王様「博多あまおう」をまるごと1つ包んだ大福です。国産のこしあんと白あんの2種類で、どちらも食べたい!という気持ちも満たされますね。
冷凍保存なら日持ちは90日間と賞味期限が長いのが嬉しいポイント。半解凍状態でおいしくいただけます。
白あんとホイップクリーム、いちごのハーモニー!
伝統的な京菓子にとどまらず、チョコレートやフルーツのお菓子でも人気の京都祇園・仁々木。白あんとホイップクリームでまるごとのいちごを、ふんわりしたおもちの皮で包んだいちご大福です。消費期限は発送から2日間となっています。
大阪で60年続く和菓子店のいちご大福
フルーツマイスターが選ぶフレッシュで色・香り・硬さが優れたイチゴを、北海道産の『手芒豆』を使ったあっさり風味の白あんと一緒にとろける食感のお餅(ぎゅうひ)で閉じ込めたいちご大福。
いちごはあまおう、さちのか、すずあかねの中から季節に合わせて厳選しているので、旬のフレッシュな美味しさを味わえます。
「いちご大福」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする いちご大福の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのいちご大福の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
いちご大福の手作りレシピをご紹介 手作りに挑戦!
いちご大福の手作りに挑戦したいと思った方のために、簡単な作り方をご紹介します。
【材料】
・白玉粉
・砂糖
・水
・片栗粉
・粒あんなど好きなあんこ
・いちご
【作り方】
1.いちごはヘタをとり、水気を拭きとる。 こしあんを丸めておく
2.大きめの耐熱ボウルに白玉粉、砂糖、水を加えてよく混ぜる
3.ラップをかけて電子レンジで加熱し、一度取り出して全体をよく混ぜ、再度電子レンジで加熱してさらに混ぜる
4.片栗粉をまぶし、3を均等に分ける
5.こしあんを包み、キッチンバサミで上部に切りこみを入れる
6.切り込み部分からいちごを入れて完成!
最後に!専門家からのアドバイス コンビニでは買えないものをぜひお取り寄せで!
いちご大福はもはや春の定番となりつつあり、毎年いちご大福を食べると春の訪れを感じて幸せな気分になります。今回は全国各地のさまざまな種類のいちご大福をご紹介しました。
進化系もあり、洋風や抹茶味、バラエティセット、冷凍品など今や選択肢は豊富。お好みのあんこやコスパ、自分用かギフト用かなどでも選び方が違ってくると思います。
また、いちご大福は生菓子なので購入するときは消費期限に気をつけて、ぜひお好みのいちご大福を見つけてみてくださいね。
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好みの味を楽しんで いかがでしたか?
この記事では、いちご大福の選び方やおすすめ商品をご紹介しました。
いちご以外のフルーツが入ったものや、シャンパンジュレの入ったもの、クリームの入ったものなど、変わり種もありますので、自分の好みのものを探してみてはいかがでしょうか。
いちご大福を食べて楽しいひとときを過ごしてくださいね。
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結婚後かねてから大好きだったお菓子・パンの研究をスタート。 専門書を片手にお菓子を作り続け、パティシエの講習会にも参加し、独自のレシピを開発。1998年よりお菓子・パン・料理教室を主宰。 スィーツファンを集めて都内の有名パティスリー巡りやフランスへのスィーツツアーを定期的に開催する一方で、毎年フランスで研修を重ね、リッツエスコフィエやベルエコンセイユで本格的に学ぶ。 現地のパティシエやマダムからの取材をもとにプロのテクニックと家庭菓子への造詣を深める。著書多数。