ノーズマスクの選び方 自分に合うもの・専用ケースも
まずはノーズマスクの選び方をチェックしていきましょう。医療ライター・編集者の宮座美帆さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりのノーズマスクを選ぶために参考にしてみてください。
鼻の穴のサイズに合うものを選ぶ
ノーズマスクのはたらきをしっかり活用するなら、鼻の穴のサイズにきちんと合うことが必要不可欠。そこで、購入まえにサイズをチェックしてから、使ってみたいノーズマスクを購入しましょう。
隙間なくつけられることが大切
ノーズマスクは鼻栓と同じように鼻の穴に入れて、花粉やホコリなどが体内へ入るのを防いでくれるアイテム。隙間が空いていると、そこから花粉などが侵入してしまいノーズマスクのはたらきが実感できないことがあります。
そのため、隙間なくつけられるものを選びましょう。ノーズマスクで鼻が膨らまないように気をつけながら、やや大きめのサイズを選ぶのがよいでしょう。
海外性なら合わせやすいサイズも
なかなか自分の鼻のサイズに合うものがないと感じている方は、海外製のノーズマスクにも目を向けてみましょう。海外製のアイテムはサイズだけでなく形状のバリエーションも豊富で、自分の鼻に合うサイズをみつけやすいです。
日本製のノーズマスクは大まかな目安でのサイズ展開になっているため、よりこまかく選びたい方はぜひ海外製のノーズマスクを使用してみましょう。
自分に合う使い方のものを手に入れる
ノーズマスクには、使い捨てタイプや洗って何度も使えるものなど、アイテムによって使い方が変わります。そこで、自分の使い方に合わせてノーズマスクを選ぶのもよいでしょう。
使い捨てタイプ
一度使用したら捨てる「使い捨てタイプ」は、衛生的に使えるのが特徴です。つねに新品の状態のフィルターを使用できるため、しっかりと花粉やホコリをブロックできます。
また、装着に失敗しても洗えばもう一度つけられるなど、細かな使いやすいすさが特徴のワンデイタイプもあり、使い捨てタイプでも使い方までチェックしておくのがよいでしょう。
洗って使えるタイプ
花粉シーズンなどで毎日ノーズマスクを使いたい方ほど便利なのが「洗って使えるタイプ」です。汚れをきちんと落として乾燥させれば何度も使えるので、経済的な負担になりにくいのが魅力です。
ただ、フィルターの使用限度など、商品ごとに使える回数が決まっています。違和感を覚えたら規定回数よりも少ないときでも捨てるなど、使い方には注意が必要です。
フィルター交換タイプ
「フィルター交換タイプ」は、ノーズマスクを洗うのではなくフィルターだけを交換して何度も使用するタイプ。海外製のノーズマスクに見られるタイプで、日本製のアイテムではあまり見かけない特徴のノーズマスクです。
つけかえる手間はありますが、気づきにくいフィルターの劣化を気にしなくてもよいのがメリット。衛生面が気になる方でも使いやすいタイプです。
給水スポンジの有無をしっかりチェック
ノーズマスクに取りつけられている吸水スポンジ。あると便利な吸水スポンジの有無も、忘れずにチェックしておきましょう。
鼻水を吸ってくれるスポンジ付きタイプ
ノーズマスクの吸水スポンジは、おもに鼻水を吸い取るためにつけられています。花粉などで鼻水が垂れてしまうときでもスポンジがしっかり受け止めてくれるので、仕事に集中して取り組めるのが魅力です。
また、鼻をかみすぎて赤くなったりあれなくなったりしないのもポイント。鼻水が気になる方ほど、吸水スポンジつきのノーズマスクが便利です。
通気性が高いスポンジなしタイプ
吸水スポンジはあると便利ですが、一方でスポンジの通気性の悪さがネックになり呼吸がしにくくなってしまうことも。そのため、鼻水がひどくない場合にはスポンジのないタイプを選びましょう。
吸水スポンジがないと、ノーズマスクをつけていても違和感がなく快適に過ごせます。サージカルマスクと併用する場合も息苦しさがなく使用できます。
専用ケースが付属していると持ち運びやすい
ノーズマスクは小さく作られているからこそ、壊れやすいのがネックになります。流水だけでもブリッジが曲がってしまうこともあり、持ち歩く際には衝撃で壊れてしまうことも。
そこで、予備用や旅行のときなどに持ち歩きたい方は、専用ケースが付属しているかもチェックしておきましょう。そのまま持ち歩くよりも壊れづらく、コンパクトに持ち歩けます。
マスク着用によるメガネの曇りやメイク崩れ対策に 医療ライター・編集者がアドバイス
医療ライター・編集者
花粉が多くなる時期などにマスクをつけたいけれど、マスクの曇りやメイク崩れが気になるという方はノーズマスクを検討してみましょう。
ただしウイルス対策として使用したい場合には、やはり口と鼻を覆うことのできるマスクが有効です。マスクと併用しながら上手にノーズマスクを使用しましょう。
ノーズマスクおすすめ10選 自分に合う使いやすいもの
ここでは、医療ライター・編集者の宮座美帆さんと編集部が選んだおすすめのノーズマスクを10種類紹介します。商品ごとの特徴をチェックしながら、自分に合う使いやすいノーズマスクをみつけてみてください。
医療ライター・編集者
より花粉などを防ぎたいなら、バイオインターナショナル『ノーズマスクピットスーパー』を。

バイオインターナショナル『ノーズマスクピットスーパー』

出典:Amazon
サイズ | S、M |
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タイプ | 洗って使えるタイプ |
吸水スポンジ | あり |
医療ライター・編集者
ブレインスリープ『ゴールデンスリープノーズマスク』は鼻腔を広げ夜の寝苦しさをサポートします。

BRAIN SLEEP(ブレインスリープ)『ゴールデンスリープノーズマスク』










出典:Amazon
サイズ | S、M |
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タイプ | 使い捨てタイプ |
吸水スポンジ | なし |
医療ライター・編集者
粧美堂『ノーズフィルター ブラック』はフィルター部分が黒いため、外から見ても自然に見えるでしょう。

粧美堂『ノーズフィルター ブラック』

出典:Amazon
サイズ | フリーサイズ |
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タイプ | 使い捨て |
吸水スポンジ | なし |
バイオインターナショナル『ノーズマスク やわらか鼻マスク ハナラック』






出典:楽天市場
サイズ | S、M |
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タイプ | 洗って使えるタイプ |
吸水スポンジ | あり |
ユタカメイク『抗菌鼻挿入型マスク』








出典:Amazon
サイズ | S、レギュラー |
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タイプ | 繰り返し洗えるタイプ |
吸水スポンジ | なし |
バイオインターナショナル『ノーズマスクピットNEO』
















出典:Amazon
サイズ | S、M |
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タイプ | 洗って使えるタイプ |
吸水スポンジ | なし |
エアラボ『Nose Clean』






出典:楽天市場
サイズ | S/9×7mm、M/10×8mm、L/11×9mm |
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タイプ | フィルター交換タイプ |
吸水スポンジ | なし |
WoodyKnows『スーパーディフェンス鼻フィルタ』














出典:Amazon
サイズ | 丸形(S、M、L)、狭い形(S、M、L) |
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タイプ | 使い捨て |
吸水スポンジ | なし |
ドリームウェア『鼻挿入型マスクNOSK』














出典:Amazon
サイズ | フリーサービス |
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タイプ | 洗って使えるタイプ |
吸水スポンジ | なし |
バイオインターナショナル『ノーズマスクピットストッパー』

出典:Amazon
サイズ | S、レギュラー |
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タイプ | 使い捨てタイプ |
吸水スポンジ | あり |
「ノーズマスク」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ノーズマスクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのノーズマスクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ノーズマスクをうまく活用するポイント
ノーズマスクはそのまま使うだけでも働きを実感できますが、ひと手間加えることでより使いやすくなります。そこで、ノーズマスクをより活用するために、注意しておきたいポイントを解説します。
つけるまえに鼻洗浄をしておく
ノーズマスクは外からの花粉やホコリを防いでくれるアイテムですが、もともと鼻のなかに入ってしまった物質には影響を及ぼしません。ノーズマスクをつけていても、くしゃみや鼻水に悩まされてしまうことも。
そのため、ノーズマスクをつける前にしっかりと鼻洗浄をして清潔な状態にしてから身につけるようにしましょう。
内側を刺激しないようにする
ノーズマスクは鼻のなかにぴったり入れることで、その役割を果たしてくれます。一方で、ノーズマスクが鼻のなかを刺激してしまうと、くしゃみや鼻水がでてしまい、つけていても症状に悩まされることがあります。
そこで、なるべく鼻のなかを刺激しないように装着することが大切。つけ方やサイズをチェックしながら、快適にノーズマスクを活用しましょう。
マスクのしたにつけるのもおすすめ
花粉症の症状が強い場合など、ノーズマスクだけでは不安な方も多いはず。そこで、しっかり対策をしたいならサージカルマスクと一緒に使うのがおすすめです。
万が一ノーズマスクがズレてしまっても、サージカルマスクが鼻への花粉やホコリの侵入をガードしてくれます。花粉の状況などに合わせて、セット使いで花粉症にしっかり対策していきましょう。
使いやすい花粉症アイテムはほかにも
ノーズマスクをつけかえたり鼻水が気になったりするときを考えると、外出するときにもティッシュを持ち歩きたくなるもの。リンク先では、保湿タイプなどおすすめのポケットティッシュを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ポケットティッシュは持ち歩いても邪魔になりにくく、ノーズマスクと一緒に使えるので、ダブルで花粉症に備えましょう。
ノーズマスクで花粉症をしっかり対策しよう
ノーズマスクは鼻のなかへ花粉やホコリが侵入するのを防いでくれるアイテムで、サージカルマスクのように口元を塞がずに使えるアイテム。化粧崩れや締めつけ感がなく、マスクをしていないような開放感で花粉症などの対策が可能です。
一方で、鼻のなかに直接入れて使用するため、サイズや形などが合わないとしっかり活躍してくれないことも。自分の鼻のサイズに合うノーズマスクを購入して、快適に花粉症などのケアをはじめましょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2020/12/17 コンテンツ追加のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 福本航大)
臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッツや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。