高額な転売商品に要注意!
花粉症や黄砂などの対策に使われている使い捨てマスクですが、新型コロナウイルスの影響によって品薄になり、高額転売が問題となりました。転売禁止やマスクの供給量が増えたことにより、市場の加熱は収まりましたが、販売されているマスクのなかにはまだ高額なものもあります。
そのため、マスク1枚あたりの価格を注視しながら、高額な転売マスクを購入しないようにしましょう。
使い捨てマスクの選び方 素材・形状・機能性など
使い捨てマスクの選び方をチェックしていきましょう。医療ライター・宮座美帆さんのアドバイスもご紹介しています。自分の使い方にぴったりの使い捨てマスクを選ぶために参考にしてみてください。
マスクの素材から選ぶ
市販されている使い捨てマスクの素材は、不織布とポリウレタンのものが主流です。そこで、それぞれの素材の特徴などをチェックしておくと、快適に使えるマスクを購入しやすくなります。
不織布タイプの特徴
不織布タイプは、使い捨てマスクのなかでもとくに多くの種類が販売されています。「サージカルマスク」とも呼ばれており、通気性を確保することでウイルスや花粉をブロックしていても呼吸がしやすいのが特徴です。
また、1枚あたりの価格が抑えられており、気軽に使い捨てられるのもポイント。形やサイズ、厚みなども豊富で、自分に合うタイプのマスクを見つけやすいのがメリットです。
ポリウレタンタイプの特徴
スポンジのようなやわらかさと伸縮性のあるポリウレタンタイプは、心地よいフィット感が魅力的。顔の形にピタッとフィットするため、スマートに着用できます。
また、ポリウレタンタイプには、ブラックやブルーなどカラフルなデザインのものもあります。そのため、ファッションアイテムとしても使いやすく、マスクを含めたコーディネートを楽しめるでしょう。
マスクの形から使いやすいものを選ぼう
使い捨てマスクの形状は、プリーツタイプと立体タイプのふたつがあります。フィット感や呼吸のしやすさなどが変わるため、マスクの形を注意深く見ておくことも大切です。
プリーツ型のメリット
不織布タイプで多い形状がプリーツタイプです。折りたたまれたマスクを開くことで鼻や口を覆うことができ、口もとを動かしてもズレにくいので学校や会社など、会話が多い場面で使いやすいタイプです。
また、使わないときは折りたたんでおくと邪魔にならないのも魅力。予備用として持ち歩くことにも適しており、小まわりのきいた使い方が可能です。
立体型のメリット
あらかじめ口もとの形に合うように作られているのが立体タイプ。プリーツタイプよりも口もとに余裕がある作りになっているため、口や鼻をふさぎにくく息苦しさがなく着用できます。
また、口とマスクが密着しないため、メイク落ちが少なく女性に使いやすいのも魅力。顔へのフィット感もやさしいので、デリケートな肌質の人も使いやすい形状です。
自分の顔のサイズに合うかチェック
マスクの性能をきちんと活用するためには、正しく身につけなければいけません。そこで、自分の鼻や口をしっかりと覆えるように自分の顔のサイズに合うかをチェックしておくことが重要です。
顔のサイズを調べる場合には、耳の上のつけ根と鼻のつけ根から1cm程度下の場所へ親指と人差し指を当てます。このときの指の距離を基準にして選ぶと、自分の顔のサイズに合うマスクを選びやすくなります。
フィルター性能をチェックして機能性を確かめる
マスクの機能性を重要視して選びたい場合には、どのようなフィルターを使用しているのかを確かめておきましょう。空気中に漂っている花粉やウイルスなどの粒子の大きさはバラバラで、防げるものと防げないものが現れてしまいます。
そのため、自分が何をブロックしたいのかをきちんと明確にしておき、その目的に合うフィルターを選ぶようにしましょう。
快適な追加機能も忘れずに!
マスクは1日中着用するものだからこそ、着用していてもストレスのないマスクを選びましょう。そこで、マスクを快適に着用できる追加機能もしっかりチェックしておきましょう。
たとえば、耳に刺激が弱いタイプなら長時間着用していても苦痛にならず、メガネをしている人なら曇りにくいマスクを選ぶと不快感なく使えます。
個包装されているとより便利!
使い捨てマスクは箱などに入っているものが一般的ですが、なかには1枚ずつ個包装されているものがあります。個包装されていると、ホコリなどで汚れることがなく、つねに清潔な状態で着用できます。
また、持ち歩いたり会社などに置いておくときにも個包装だと便利に扱えます。破れたり濡れたりしたときにきちんと備えておきたい人ほど、個包装タイプを選びましょう。
コスパと性能のバランスがよいものを選ぶ
使い捨てマスクは基本的に1日に1枚使うもののため、毎日使うなら使用コストをきちんと考えておきましょう。性能がよくても高額なものは負担が大きく、マスクを購入しつづけるのが辛くなってしまいます。
そのため、性能とコストのバランスを重視して選ぶのがおすすめです。病院などへ行くときには性能のよいものを身につけるなど、行く場所によって使うマスクを変えるのもよいでしょう。
買い占めはやめて必要量の購入を 医療ライターがアドバイス
医療ライター・編集者
マスクはすでに日常生活に欠かせないものになりつつあり、定期的な購入は欠かせません。しかし、大量に買い占めることはせず必要量を購入しましょう。これからの時期、新型コロナと合わせてインフルエンザの対策にもますますマスクが手放せません。使い捨てマスクは原則1日ごとに交換して、収納時もマスクケースを使うなど清潔に使いましょう。
使い捨てマスクおすすめ12選 付け心地が良い快適なものを
ここでは、医療ライター・宮座美帆さんと編集部が選んだおすすめの使い捨てマスクを12種類紹介します。それぞれのマスクの特徴などから、自分の使い方に合う使い捨てマスクを見つけましょう。

テルカ『個包装マスク』


















出典:Amazon
サイズ | 175×90mm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | ○ |

ユニ・チャーム『ソフトーク 超立体マスク 150枚入り』






出典:Amazon
サイズ | 152×135mm |
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構造 | 立体タイプ |
個別包装 | - |

大王製紙 エリエール『ハイパーブロックマスク ウイルスブロック』

出典:Amazon
サイズ | 175×90mm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | - |
華栄商事株式会社『KAEI 3層 不織布マスク』
















出典:Amazon
サイズ | 175×95mm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | - |
丸王産業『サージカルマスク FUJI WHITE』
















出典:Amazon
サイズ | 175×95mm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | - |
ISDG 医食同源ドットコム『スパンレース不織布カラーマスク 7枚入り』


















出典:Amazon
サイズ | 約16.5cm×約9.0cm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | 〇 |
Youmay『使い捨てマスク 不織布』
















出典:Amazon
サイズ | 175×95mm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | - |
サラヤ『不織布3層マスク ブルー 50枚』

出典:Yahoo!ショッピング
サイズ | 175×95mm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | - |
興和『ウイルカットフェイスマスク』

出典:楽天市場
サイズ | 175×95mm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | - |
プレーリードッグ『オーガニックコットン マスク 5枚入り』












出典:Amazon
サイズ | 175×90mm |
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構造 | プリーツ |
個別包装 | ○ |
ミネベアミツミ『高性能不織布 マスク 日本製 50枚』














出典:Amazon
サイズ | 175×95mm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | × |
ユニ・チャーム『超快適マスク』








出典:Amazon
サイズ | 175×90mm |
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構造 | プリーツタイプ |
個別包装 | - |
「使い捨てマスク」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 使い捨てマスクの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの使い捨てマスクの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
使い捨てマスクをきちんと活用するポイント
使い捨てマスクは花粉などの対策には欠かせない一方で、きちんと使わないとマスクのはたらきを実感できないこともあります。そこで、きちんとマスクを活用するための使い方をチェックしていきましょう。
正しいつけ方を身につける
マスクには表裏と上下があり、正しい方向で身に着けないときちんと機能がはたらきません。そのため、まずはマスクの正しい着用方法を身につけることが大切です。
プリーツタイプのマスクは、プリーツが下向きになるようにし、広げたときの膨らみのままつけるのが正しい方向です。そして、口もとだけでなく鼻までしっかりと隠れるようにフィットさせることで、横からの花粉などの侵入を防げるようになります。
清潔な使い方・保存方法を徹底する
洗えるタイプを除き、使い捨てマスクは基本的に1日使用したらそのまま捨てることが原則です。目に見える汚れがなくても、毎日交換しましょう。
また、未使用のマスクでも保管中に花粉やウイルスが付着してしまう場合があります。引き出しのなかなど、なるべく空気に触れない場所へ保管して清潔な状態で使うようにしましょう。
ガーゼマスクも併用しよう!
使い捨てマスクを使用する期間が長くなるほど、経済的な負担が気になってしまいます。そこで、洗えて繰り返し何度も使えるガーゼマスクを併用して、効率よく使い捨てマスクを活用するのがおすすめです。
リンク先では人気のガーゼマスクや選び方を紹介しています。記事の内容を参考にして、あなたの使い方に合うガーゼマスクも購入してみてください。
自分に合う使い捨てマスクで対策をしよう!
使い捨てマスクは毎日新しいものを使用するため、清潔にウイルスや花粉などをブロックできるアイテム。汚れたり破れたりしてもつけ替えることがかんたんなので、気兼ねなく着用できるのが魅力です。
ただ、使い捨てマスクといっても素材やマスクの形が商品によって異なり、息のしやすさやつけ心地などが変わります。そのため、商品ごとのマスクの特徴などをチェックして、自分の使い方や重要視したいポイントに合う使い捨てマスクを手に入れましょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2021/04/14 一部コンテンツ修正のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 横尾忠徳)
臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッツや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。