和食レシピ本にはこんなメリットが!
レシピはネットで調べれば出てくるので、本はあまり必要がないと思っていませんか? でもレシピ本にはいろいろなメリットがあります。
たとえば、レシピ本なら場所を選ばず読めますし、レシピを印刷したり、動画を何度も見返したりする必要がなく、料理に不慣れな方でもゆっくり確認しながら作れます。そしてなにより、和食レシピ本はプロの料理人や料理研究家が著述、あるいは監修を行っているものが多いので、本格的な和食を学ぶことができます。
料理好きならプロの技を知ることでぐっと腕があがりますし、基礎からしっかり解説しているレシピ本を選べば、初心者も和食をマスターできますよ!
和食レシピ本の選び方 料理研究家が解説します。
自分にぴったりの和食レシピ本を手に入れることができれば、和食づくりが楽しくなることはもちろん、レパートリーを増やしたり、味をレベルアップしたりするのに大いに役立ちます!
難易度や工程量から選ぶ かんたん和食から本格和食まで
和食は手間と時間がかかる料理というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。なかには料理が苦手な方でもかんたんに作れるレシピや、時短和食、作り置き和食などを主体にした和食レシピ本もありますよ!
一方、料理には自信があるけれどよりスキルアップしたいという方、名店の味を家庭で再現してみたいという方向けの本格和食のレシピ本も。どんな和食が作りたいかでレシピ本を選んでみましょう。
作る場面に応じて内容を選ぶ
和食のレシピ本を使いたいのはどんなときでしょうか? たとえば、日々のおかずに和食をもっと取り入れたい、来客を和食でもてなしたい、おせち料理など行事食の作り方を知りたいなど、いろいろな目的があると思います。
和食を作るシュチエーションに応じたレシピ本を選ぶと、即戦力として活躍する一冊になりますよ。
おもてなしには、伝統レシピやアレンジレシピ本
お客さまを和食でもてなしたいなら、味のよさはもちろんですが、見た目の華やかさや旬素材の使いこなし方も大切。
年配の方や外国のお客さまをもてなすときには伝統的な和食を紹介したレシピ本、若い世代向けには和食ベースのアレンジレシピが載っているレシピ本を持っていると、ハードルが高く感じる「和食でおもてなし」が気軽に楽しめるでしょう。
毎日の料理には、いつものおかずがレベルアップする本
味噌汁や肉じゃがといった家庭料理の作り方を主体にした和食レシピ本は、日々の食卓を豊かにしてくれます。
料理初心者にとっては和食の入門書として活用できるだけでなく、献立に困ったときや新しい味付けを試してみたいときなどにとても役立ちます。作り方はもちろん、盛り付け方などの参考にもなるでしょう。酒のアテが多く載っている和食レシピ本なら、家飲みがより楽しくなりますね。
初心者は工程写真もチェックポイント! 揚げ物・煮物・魚料理がわかりやすい
料理になれていない方には、手順が文章だけだと理解しにくいこともあります。できれば手順写真がたくさん入っているレシピ本を選ぶとよいでしょう。また、旬の食材などを写真入りで解説しているレシピ本なら食材選びにも役立ちます。
ビジュアルが多いレシピ本は、料理教室で教えてもらっているような雰囲気も楽しめます。盛り付け方のコツも写真が多いとわかりやすく、見栄えのいい料理を作りたい方に便利です。
著者や監修者をチェックして選んでみよう
「誰が書いたレシピ本なのか」は選ぶときの大きなポイント。ひとくちに和食のレシピ本といっても、割烹、寿司店など話題の料理店の主人、人気の料理研究家など、著者・監修者はさまざま。その人ごとにレシピの内容やこだわっている部分も異なります。
自分がプロフィールを知っている人、あるいは「この人の料理を食べてみたい」と思える著者・監修者のレシピ本を選んでみましょう。
共同執筆されたレシピ本に注目 多彩なレシピを知りたいなら
単著者の和食レシピ本は、その著者の魅力が詰まっているのでファンにはうれしい一冊になります。
一方、複数の著者が共同執筆している和食レシピ本は、多彩なレシピが学べるのがメリット。それぞれの著者が自分の得意なレシピを紹介しているので、いろいろな個性を知ることができます。料理の幅を広げたいときにも共同執筆された和食レシピ本は役立つでしょう。
自身のレベルに合ったレシピ本を選ぼう 料理研究家によるアドバイス
料理研究家&食専門ライター
ユネスコ無形文化遺産に登録され、そのヘルシーさからも世界中で注目されている和食。でも家で作るとマンネリになりがちと悩んでいる方も多いのでは。そんなときは和食レシピ本の出番です。レパートリーを増やすのに役立つだけでなく、プロのコツを取り入れていつもの料理を一気にブラッシュアップすることも可能。
料理初心者には和食調理の基本をしっかり解説した本、上級者には旬素材の取り入れ方や盛り付けのヒントが多く含まれるプロ料理人の著書などがおすすめです。
和食レシピ本のおすすめ11選 話題!英語の和風レシピ本も紹介
ここからは、和食の基礎がしっかり学べる本や、料理が苦手な方でも作りやすいレシピを集めた本、料理好きを満足させてくれる本など、おすすめの和食レシピ本11選をご紹介していきます。ぜひ内容を確認して、ご自身のニーズにぴったりの一冊を見つけてください。
料理研究家&食専門ライター
『ロジカル和食』は書籍名から想像するよりずっと見やすくわかりやすいレシピ本なのでご安心を。和食レシピを知りたい方だけでなく、「和食は一応つくれるけれど、どうも味がうまく決まらなくて」という方の悩みも解決してくれますよ。
『このワザで味が決まる「高太郎」のおつまみ和食』のレシピは、珍しい素材を使うわけでもなく、味付けも基本シンプル。それなのにしみじみおいしくてついつい酒がすすむ、そんなオトナ和食を作るコツが詰まったレシピ本です。「高太郎」の名物レシピが家庭で再現できるのもうれしいですね。
『僕が本当に好きな和食』は、笠原氏のファン必携の一冊。どちらかといえば、料理初心者より、自他ともに認める料理好きの方におすすめです。目次を読むだけでも作ってみたくなる和食レシピがぎっしり詰まっています。

主婦の友社『ロジカル和食』
















出典:Amazon
著者 | 前田量子 |
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ページ数 | 112ページ |
レシピ数 | - |
レシピ用途 | - |

家の光協会『このワザで味が決まる「高太郎」のおつまみ和食』




































出典:Amazon
著者 | 林 高太郎 |
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ページ数 | 112ページ |
レシピ数 | - |
レシピ用途 | おつまみ |

主婦の友社『僕が本当に好きな和食』

出典:Amazon
著者 | 笠原将弘 |
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ページ数 | 160ページ |
レシピ数 | 250品 |
レシピ用途 | - |
学研プラス『Mizukiの今どき和食』

出典:Amazon
著者 | Mizuki |
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ページ数 | 112ページ |
レシピ数 | 127品 |
レシピ用途 | 時短・節約 |
ナツメ社『日本の味と心を伝える英語でつくる和食』

出典:楽天市場
著者 | 中嶋貞治 |
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ページ数 | - |
レシピ数 | 100 |
レシピ用途 | 和食の基本を学べる |
文化出版局『もう一度、ごちそうさまがききたくて。』

出典:Amazon
著者 | 栗原はるみ |
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ページ数 | 112ページ |
レシピ数 | 140品 |
レシピ用途 | 毎日のおかず |
世界文化社『分とく山 野﨑洋光のおいしい理由。和食のきほん、完全レシピ』














出典:Amazon
著者 | 野﨑洋光 |
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ページ数 | 128ページ |
レシピ数 | - |
レシピ用途 | - |
枻出版社『ライクライクキッチンの毎日和食』












出典:Amazon
著者 | 小堀紀代美 |
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ページ数 | 95ページ |
レシピ数 | - |
レシピ用途 | 定番和食 |
主婦の友社『ヴィーガン和食』
















出典:Amazon
著者 | 庄司いずみ |
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ページ数 | 96ページ |
レシピ数 | - |
レシピ用途 | ヴィーガン料理 |
NHK出版『フライパンでおいしい和食』

出典:Amazon
著者 | 高木ハツ江 |
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ページ数 | 96ページ |
レシピ数 | - |
レシピ用途 | フライパンで和食づくり |
プレジデント社『家庭の和食いろは 基本のい』

出典:Amazon
著者 | - |
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ページ数 | 88ページ |
レシピ数 | - |
レシピ用途 |
「和食レシピ本」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 和食レシピ本の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの和食レシピ本の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
和食がよりおいしくなる調味料やだしのおすすめもチェック!
家庭料理・おつまみ・お弁当のおかずにも!
料理上手を目指すなら、まずは日本人のソウルフードともいえる和食から攻めてみてはどうでしょう。おいしい和食が食べたいけれど作り方がよくわからない、そんなときに頼りになるのがレシピ本。和食が得意という方にとってもプロの技を学べるレシピ本は貴重です。
自分のニーズに合った和食レシピ本が手元にあれば、日々の食事がぐっと充実することうけあい。ここで紹介した選び方やレシピ本の例が参考になれば幸いです。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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紙媒体およびwebで食関連記事を執筆するほか、食物学専攻の学生時代から継続している料理研究および多くの料理人や飲食店、生産現場を取材してきた経験を生かして食品メーカーや飲食店などにレシピ提供・メニューアドバイスを行っている。 また、毎日のように取り寄せる食品・調理関連品の中から厳選した「価値あるお取り寄せ情報」を限定読者に発信していたが、近くブログとして公開予定。