ノンオイルドレッシングとは? 効果やメリット ヘルシーで美味しい! 健康やダイエットに!
健康志向の人やダイエット中の人から注目されているノンオイルドレッシング。キユーピーやリケン、ピエトロなど人気メーカーから、和風洋風限らずさまざまな種類の味が販売されています。
ノンオイルドレッシングとは、その名の通り油(オイル)が使われていないドレッシングのこと。通常のドレッシングにはコクやとろみ、まろやかさを出すために食用油が使用されていますが、ノンオイルドレッシングは油が除去されている分ヘルシーで、エネルギーやカロリーも控えめとなっているのがメリットです。
ただし、すべてのノンオイルドレッシングが低カロリーだとは限らないので注意が必要。油の代わりとして、味のコクを引き出すために「糖分」「塩分」などが多く含まれており高カロリーなもの、多数の添加物が使用された体に悪いものもあるのです。この記事では選び方を詳しく解説するので、ぜひ参考にして美味しいドレッシングを見つけてくださいね。
ノンオイルドレッシングの選び方 低カロリーでヘルシー! 料理にも使いやすい!
フードスタイリスト・料理家の江口恵子さんに取材のもと、美味しいノンオイルドレッシングの選び方を紹介します。
カロリーや塩分をチェックして選ぶ
前述したとおり、すべてのノンオイルドレッシングが低カロリーというわけではありません。なかには通常のオイルドレッシングよりも糖質・塩分多いものもあります。
そのため、太るのを気にしているダイエット中の人や、糖質制限中の人は、まずは成分表でカロリーが低いかをチェックして選びましょう。「減塩」「塩分控えめ」「低糖質」「砂糖不使用」などと記載があるかも要チェックです。
醤油を使った和風ベースのものよりも、洋風のドレッシングのほうが塩分が低い傾向にあります。また、ゆずや黒酢を使ってコクを出しているものも塩分低めのものがそろっています。
食材や用途に合わせて味の種類を選ぶ
ノンオイルドレッシング自体が圧倒的に醤油ベースの和風ドレッシングが多いのですが、やはり醤油ベースのものは野菜サラダだけではなく、いろいろな料理やアレンジに簡単に使えて万能です。酸味が穏やかなタイプはめんつゆ代わりに使ったり、揚げ物にかけたり、炒め物やマリネなどにもそのまま使えるので、味つけに迷うことや失敗することもなくなるでしょう。
このほか、子供が大好きなごま、フレンチ、シーザー、チーズなど濃い味わいは魚や肉料理に、青じそ、レモン、梅などサッパリと酸味の効いたドレッシングは海藻サラダなどにもピッタリです。
酸味の種類とうまみ素材で選ぶ
ドレッシングのベースとなるのが、酸味の調味料。酢やレモン汁などの柑橘系の果汁がノンオイルドレッシングの味の決め手となります。オイルドレッシングの場合は、植物性のオイルが加わることで酸味もマイルドになり口当たりもよくなりますが、ノンオイルタイプだとダイレクトに酸味を感じます。
そのため酸味の種類と、それをほどよくマイルドにしてくれる甘みやうまみも入ったタイプを選ぶと、ツンとした酸味がなく酸っぱくないので食べやすいです。
濃度やとろみがあると満足感アップ
ノンオイルドレッシングは、オイルが入らない分さらりとしていて生野菜にもからみにくく、ついついかけすぎてしまう……ということになりがちです。
そんなときは、野菜のすりおろしなどが入ったとろりと粘度のあるタイプを選ぶのがおすすめ。野菜とのからみもよく、ボリュームも出て味もしっかりと乗るため、かけすぎ防止につながります。
原材料や無添加かをチェックして選ぶ
ノンオイルドレッシングは、商品によっては多数の食品添加物が使用されている場合があります。たとえば、とろみを出す「増粘剤」や、甘味をだす「人工甘味料」など。健康志向の人など、できるだけ添加物が含まれていないドレッシングを選びたい場合は、そういった食品添加物が無添加かどうかをチェックしましょう。
また、あわせて原材料も確認を。栄養価が高いか、国産の材料が使われているか、産地はどこかなどを確認すると危険性なく、より安心して使えるでしょう。
ノンオイルドレッシングのおすすめ6選 人気のキユーピー、ピエトロ、理研など厳選!
ここからは、フードスタイリスト・料理家の江口恵子さんと編集部で選ぶ、おすすめの市販ノンオイルドレッシングを紹介します!
コスパ最強! 具材感のある香味和風が特徴
サラダやマリネにもぴったりの醤油ベースのキユーピーノンオイルドレッシング香味和風。ごまや生姜、みょうがなどの香味野菜の具材感が感じられるドレッシングです。
和風味でさっぱりとした味わいながら、香味の豊かな味わいによって深みのある大人の味に仕上がっています。豚肉のしゃぶしゃぶや温野菜にかけて食べても美味しいでしょう。大容量なので、たっぷり使いたい人にもコスパ発群です。
塩分50%カットのノンオイルごまドレッシング
ノンオイル&塩分50%カットでヘルシーながら、胡麻のまろやかな味わいが特徴のキユーピージャネフノンオイルドレッシング減塩ごま。チキンや温野菜にもよく合う、豊かなごまの香りとクリーミーで酸味の少ないコクのある味が人気の理由です。
サラダのドレッシングだけでなく、かけダレなどさまざまな料理に使える万能ソースです。
梅とかつお風味でさっぱり! ヘルシードレッシング
さっぱりとサラダを食べたいときにおすすめのドレッシングが、キユーピーノンオイル梅づくし。梅とかつおの風味がマッチしたさわやかな味わいが特徴のドレッシングです。
キユーピーのノンオイルドレッシングのなかでもとくにさっぱりとした口当たりで、梅好きの方や女性にもおすすめ。揚げ物料理にかけても、脂っこくなくおいしく食べることができますよ。
ノンオイルドレッシングの定番人気商品
誰でも知っているノンオイルドレッシングの定番、理研ビタミンのノンオイル青じそです。さっぱりとした青じその味は子どものころから馴染みのあるという方も多いはず。カロリーも低くダイエット中の方にもおすすめのドレッシングです。
お豆腐やお肉など、サラダ以外にかけてもさっぱりと美味しく食べられます。飽きのこない定番の味は幅広い年代からも人気を集めています。
ニンニクと黒胡椒がくせになるサラダドレッシング
リケンのにんにくと黒胡椒が効いたパンチのあるうま塩ドレッシング。にんにくの旨みにピリッと黒胡椒が効いたノンオイルドレッシングです。サラダはもちろんのこと、冷奴やお肉料理にもよく合い、アレンジ次第でさまざまな料理にも使えますよ。
楽チンキャップ採用でかんたんに開けられることも特徴。ノンオイルだけどしっかり食べ応えのある味わいのドレッシングです。

砂糖不使用、完熟ゆずの風味と麹の甘さがやさしい
糀(こうじ)の香りがコクとリッチな味わいを後押しするドレッシングです。ノンオイル感をまったく感じないクリーミーでボリュームのあるテクスチャーで、完熟ゆずのやさしい香りを引き立てています。
砂糖不使用ですが、糀(こうじ)の甘さがあって酸味とのバランスもとてもよく、生野菜にかけてサラダとして味わうのはもちろん、揚げものや鍋物のタレとしても向いています。
「ノンオイルドレッシング」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ドレッシングの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのドレッシングの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
濃度とうまみ、酸味の種類がポイント エキスパートからのアドバイス
ドレッシングのメインの出番はやっぱり野菜サラダ。あっさりとしがちなノンオイルタイプの場合、ドレッシングの味をしっかり感じるためには、野菜の表面にからむ適度なとろみがポイントとなります。
また、より満足感を得るためには、煮干しやかつおなどうまみを感じる素材が入っているものを選んでみてはいかがでしょうか。ベースとして使われている酢や柑橘の種類によっても味の印象が変わるので、商品を選ぶ際には気にしてみてください。
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ヘルシーで美味しいノンオイルドレッシングを見つけて 低カロリー・低糖質!
この記事では、フードスタイリスト・料理家の江口恵子さん監修のもとノンオイルドレッシングの選び方と市販のおすすめ人気商品を紹介しました。カロリーの低いドレッシングを選びたいサラダダイエット中の人、健康志向の人は、この記事を参考にぜひ美味しいノンオイルドレッシングを見つけてくださいね。
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ナチュラルフード&スイーツカフェ ORIDO吉祥寺オーナー。 雑誌、広告、WEBサイトなどで、素材感、空気感のあるスタイリングと実生活に根付いた提案が人気。 講演会、料理教室、ケータリング、カフェとあらゆるシチュエーションで野菜たっぷりのおいしくて体に優しい料理を伝えるべく活動中。