「玉ねぎドレッシング」のおすすめ商品の比較一覧表
玉ねぎはおいしくて体にもうれしい食材 血液サラサラになるワケは?
玉ねぎはカリウムやビタミンB1などの栄養素を含む野菜です。さらに、玉ねぎが持つ刺激臭や辛みのもとである硫化アリルには抗酸化作用があり、いわゆる血液をサラサラにする効果も期待できます。
体にうれしい栄養素が含まれる玉ねぎは風味や食感もよく、いろいろな食材と合わせやすいです。玉ねぎドレッシングなら気軽に取り入れられるでしょう。
玉ねぎドレッシングの選び方 食感や味わいで選ぼう
まずは、玉ねぎドレッシングの選び方のポイントをご紹介します。玉ねぎの状態やほかの食材をよくチェックすることが大切です。
ポイントは下記の5つ。
【1】玉ねぎの食感や状態
【2】生タイプor加熱タイプ
【3】玉ねぎの産地
【4】原材料
【5】味つけは好みや食材で選ぼう
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】玉ねぎの食感や状態で選ぶ
玉ねぎドレッシングのなかに入っている玉ねぎは、ざく切りの状態とすりおろした状態のものがあります。食材や料理、食べ方との相性で玉ねぎの状態を確認しましょう。
玉ねぎのシャキシャキした食感を楽しみたいときにはざく切り、さらっと食べたいときにはすりおろしタイプの玉ねぎドレッシングが向いています。
【2】玉ねぎの過熱の有無で選ぶ
玉ねぎドレッシングに使われている玉ねぎは生タイプと加熱タイプがあり、それぞれで風味や食感が異なります。
生玉ねぎ|ほどよい辛味がアクセント
生の玉ねぎを使っている玉ねぎドレッシングは、玉ねぎのきりっとした辛みや清涼感が楽しめます。新鮮な野菜サラダにかけると、玉ねぎと野菜そのもののおいしさやさわやかさが味わえるでしょう。
また、オリーブオイルなどが使われている生の玉ねぎドレッシングなら、マリネやカルパッチョとの相性もよいです。さっぱり玉ねぎを味わいときには生の玉ねぎドレッシングを選びましょう。
加熱玉ねぎ|コクと甘みのある味わい
玉ねぎは加熱すると辛みがなくなり、甘みが増してまろやかな味わいになります。食材にかけるソースとして使いたいときや、清涼感よりもコクを重視したいときには、生ではなく加熱している玉ねぎのドレッシングを選びましょう。
玉ねぎの過熱方法は炒め、燻製などいろいろなタイプがあります。過熱方法によって玉ねぎの香りも異なってくるので、過熱方法もチェックしてみましょう。
【3】玉ねぎの産地で選ぶ
玉ねぎドレッシングに使われている玉ねぎは、産地によっていろいろな特徴があります。
北海道産|全国生産量1位
日本国内で玉ねぎの生産量第一位をほこるのが北海道です。国産玉ねぎを使用している玉ねぎドレッシングも、北海道産のものも多く使われています。
気候に恵まれた北海道では、一年を通じて安定的に玉ねぎの生産が可能。シャキッと水分たっぷりで、ほどよい辛味のある北海道産の玉ねぎは、生タイプ・加熱タイプどちらでもおいしくいただけます。
淡路島産|甘さが強く辛さひかえめ
日本国内で玉ねぎの生産地として有名なのが淡路島です。淡路島産の玉ねぎはブランド野菜としても知られ、甘みやコクが強いのが特徴。一般的な玉ねぎよりも糖度が高いので、玉ねぎ特有の辛味が苦手な方におすすめです。
淡路島の玉ねぎを使った玉ねぎドレッシングも発売されています。淡路島玉ねぎの味わいが楽しめるため、一味ちがった玉ねぎドレッシングを選びたいときに選択肢となります。
【4】そのほかの原材料もチェック
玉ねぎドレッシングにはいろいろなオイルや薬味などが使われています。
オリーブオイル
ドレッシングの原料として一般的なのがサラダ油です。一方でサラダ油の代わりにオリーブオイルを使っているものもあります。オリーブオイルは食材へのアクセントとしてぴったりなうえに、玉ねぎの硫化アリルと同じ、抗酸化作用を持つポリフェノールやビタミンEを含んでいます。
また、ノンオイルタイプの玉ねぎドレッシングもあります。オイルカットを考えている人は、ノンオイルタイプも選択肢になるでしょう。
アマニ油・えごま油
健康食材として人気が高まっている「アマニ油」や「えごま油」を使った玉ねぎドレッシングもあります。アマニ油・えごま油には、オメガ3であるα-リノレン酸が豊富に含まれており、血流改善や動脈硬化の予防に期待できます。
しかし、α-リノレン酸は体内では生成できず、食べ物からしか摂取できない栄養素。また熱に弱いので、生で食べられるドレッシングが最適なんです。健康志向の方は、身体によいオイルを使った玉ねぎドレッシングがおすすめです。
ごま、しょうがなどの食材
玉ねぎドレッシングは玉ねぎのほかにも、いろいろな食材を使っているタイプがあります。ごまやにんにく、しょうがなどの食材は、玉ねぎドレッシングにさらに食感や風味をプラスするので、より奥深い味わいが楽しめるでしょう。
また、ごまもセサミンやセサミノールなどの玉ねぎと同じ抗酸化作用を持つ成分があります。食材の栄養素などでも選んでみましょう。
ワインビネガー、黒酢
玉ねぎドレッシングのなかには、お酢が入っていて独自の酸っぱさや清涼感が楽しめる商品もあります。一般的な醸造酢のほか、りんご酢やワインビネガーを取り入れた玉ねぎドレッシングも発売されています。お酢の風味を活かして、そのままマリネやカルパッチョにかけるなど、野菜以外の用途にも使いやすいでしょう。
また熟成してつくる黒酢を使った玉ねぎドレッシングは、醸造酢のものよりも味がまろやかなのが特徴。黒酢の風味が楽しめる商品を選ぶ選択肢もあります。
【5】味つけは好みや食材で選ぼう
玉ねぎドレッシングも一般的なドレッシングと同じく、いろいろな味つけがあります。好みや、使いたい食材や料理に合わせて選びましょう。
幅広い用途で使える醤油味をはじめ、中華風、スパイスやハーブがきいたものもあります。サラダにかける、焼肉などのつけダレとして使う、ソースとして使うなど、味によって用途が広がるのも玉ねぎドレッシングの魅力です。
玉ねぎドレッシングおすすめ15選! キユーピー・成城石井・島村兄弟・北海道バイオインダストリーなど
ここからは、玉ねぎドレッシングのおすすめ商品を紹介します。おろし玉ねぎドレッシングや黒酢たまねぎドレッシングなど種類豊富! 使い方や料理に合った商品選びに役立ててください。



玉ねぎドレッシングのアレンジレシピ 炒め物から炊き込みご飯まで万能!
玉ねぎドレッシングは、直接かける以外にもいろいろな使い方ができる万能アイテム。ここからは、玉ねぎドレッシングの上手な活用方法をご紹介! アレンジの幅を広げると、食卓も豊かになりますよ。
お肉の下味に
玉ねぎドレッシングは、お肉の下味に使えます。お肉を焼くまえに玉ねぎドレッシングに漬け込むことで、玉ねぎのたんぱく質分解酵素がお肉をやわらかくしてくれます。お肉の脂と玉ねぎのさっぱりとした味わいがマッチして、相性バツグン!
おすすめは玉ねぎドレッシングを使ったポークソテー。保存袋に入れてお肉全体にドレッシングをまわしかけます。しっかりとなじませたら、数時間冷蔵庫で寝かせましょう。あとは焼くだけで、ジューシーなポークソテーの出来上がり!
もちろん炒め物も!
玉ねぎドレッシングは炒め物のソース代わりにもなります。複数の調味料を混ぜ合わせる必要がなく、ドレッシングひとつで済むのでとっても時短!
具材はお好みでOKですが、おすすめはきのこと豚肉の炒め物。油で炒め、火が通ったら玉ねぎドレッシングをかけて、サッと炒めれば完成です。
実は、きのこ類に多く含まれる「ビタミンD」や、ほうれん草、にんじん、かぼちゃなどの野菜に含まれる「βカロテン」は、油に溶けやすく水に溶けにくい性質を持っています。そのため、油で炒めることで栄養素を効果的に摂取できるのです。
パスタソースとして
つづいては、パスタソースとしての活用レシピ。
こちらも作り方はとってもかんたん! 茹でたパスタにツナやトマトなどの具材を添えたら、あとは玉ねぎドレッシングであえるだけ。あとからかけるだけでいいので、忙しい人にもおすすめの活用術です。
意外⁉ 炊き込みご飯にも合う!
こちらは意外なアイディアレシピ。なんと玉ねぎドレッシングで炊き込みご飯も作れちゃいます!
具材は、鶏肉やきのこ、たけのこなどが合います。もちろんお好みで好きな具を選んでもOK。お米2号に対し、玉ねぎドレッシングは大さじ6杯程度を入れるといいでしょう。黒酢入りのドレッシングでも風味豊かになります。
炊くだけなのでかんたんに作れる時短レシピです。
玉ねぎドレッシングの作り方 おうちで手作りしてみよう!
玉ねぎドレッシングは調味料があれば、自分で手作りすることができます。ここでは基本の「和風玉ねぎドレッシングの作り方」をご紹介します。
【材料】
玉ねぎ…1/2個
オリーブオイル…大さじ2
みりん…大さじ2
醬油…大さじ2
酢…大さじ1
レモン汁…大さじ1
砂糖…大さじ1/2
塩・黒コショウ…少々
【作り方】
1.玉ねぎはおろし器ですりおろし、容器に入れる(フードプロセッサーでもOK)
2.醤油と酢を入れ、オリーブオイルを加えたらなじむように混ぜる
3.そのほかの調味料を加え、よく混ぜたら完成
玉ねぎドレッシングはまずオイルの有無で選ぼう 管理栄養士からひとこと
料理ライター
緑黄色野菜を使ったサラダにはオイル入りを選びましょう。人参やほうれん草などに豊富な脂溶性ビタミンのβカロテンは、油と一緒に摂ると体内に吸収されやすくなります。カロリーが気になる方はノンオイルタイプを。カロリーカットしながら野菜をたっぷり食べればダイエット中の栄養不足が解消できます。
玉ねぎの食感や風味のちがい、油や調味料の種類などは、食べやすい好みの味のものを選ぶといいでしょう。
そのほかのドレッシングも紹介しています! 【関連記事】
玉ねぎドレッシングは使いどころもたくさん
管理栄養士・山田由紀子さんからいただいたアドバイスをもとに、玉ねぎドレッシングの選び方とおすすめ商品を紹介しました。玉ねぎドレッシングは商品によって味わいや食感が異なるため、使うレシピや用途に応じて選ぶのが重要です。
玉ねぎドレッシングを上手に選んで、玉ねぎのコクやうまみを活かした料理を作ったり、食感を楽しみましょう。
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栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。 短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。 出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。