「手汗制汗剤」のおすすめ商品の比較一覧表
手汗制汗剤の選び方 手汗がひどいとお悩みの方に!
勉強中にシャーペンが滑ってしまう、仕事やゲーム中にマウスやコントローラーが汗ばむ、デート前など緊張で手汗でベトベトになってしまうなど、手汗に悩んでいる人は必見! ここでは手汗用の制汗剤選びのポイントと手汗を止める方法を紹介します。
「制汗成分のみ」の手汗用制汗剤を選ぶ
ワキなどに使う制汗剤には抗菌や殺菌成分が含まれていますが、手汗の場合は、ニオイはそれほど気にならないため、「制汗成分のみ」が配合された手汗用の商品からチェックしていくといいでしょう。
殺菌成分などが肌に刺激を与える可能性もゼロではないので、リスクを減らすためにも、制汗以外の成分はできるだけ少ない商品を選びたいところです。
発汗量に合わせて配合成分を選ぶ
発汗量に合わせて、手汗制汗剤の配合成分をチェックすることも大切です。配合されている成分によって働きが違うので、購入前にチェックしておきましょう。
汗を抑える「クロルヒドロキシアルミニウム」
クロルヒドロキシアルミニウムは制汗剤の主成分としては一般的で、汗を抑える働きがあります。衣類や肌に対する刺激も少ないので、はじめて制汗剤を使う方や、敏感肌の方にも適しているでしょう。
クロルヒドロキシアルミニウムが含まれている制汗剤を使ってもダメな場合は、ほかの成分を含む商品を検討してみてください。
発汗が多い人は「塩化アルミニウム」
汗をとめる効き目の高い制汗剤を探しているという方は、塩化アルミニウムが含まれている商品がおすすめです。その働きは一過性なので使い続ける必要はありますが、制汗剤をつけている間は、しっかりと汗を抑えてくれます。
ただし、肌への刺激も強めなので、敏感肌の方や、手のような皮の薄い部分に使う場合には注意が必要です。
発汗が少なめなら「フェノールスルホン酸亜鉛」
発汗量が少ない方は、フェノールスルホン酸亜鉛を含有している商品から試してみるといいでしょう。フェノールスルホン酸亜鉛の働きはそれほど強くありませんが、「肌への刺激が少なく使用感にすぐれている」という特徴があります。
フェノールスルホン酸亜鉛を含んだ商品がダメなら、もう少し強い成分が含まれている制汗剤をチェックしてみてください。
制汗剤のタイプや使い心地で選ぶ
長く使い続けるためには使用感のチェックも大切です。
クリーム・ジェルタイプ|しっかり塗り込めて効き目が長持ち
効き目の長さで選びたいなら、クリームタイプの手汗制汗剤がおすすめです。クリームタイプはしっかりと手に塗りこめるので何度も塗りなおす手間がなく、汗を抑える働きが長時間続きます。
ただし、クリームタイプは使用感がベタベタとしているため、つけ心地の軽さで選ぶならジェルタイプの手汗制汗剤をチェックしたほうがいいでしょう。
ローションタイプ|伸びがよくベタつかない使い心地
サラっとしたつけ心地の制汗剤を使いたいという方は、ローションタイプが適しているでしょう。ローションタイプの手汗制汗剤は「伸びがよく塗りやすい」というメリットがあります。
入浴後や就寝前に使いたいという方にも、伸びのよいローションタイプがおすすめです。用途に応じてほかのタイプと使いわけてみるのも、ひとつの方法でしょう。
パウダータイプ|即効性が高く付けた瞬間サラサラに
即効性のある手汗制汗剤を探しているなら、パウダータイプが適しています。つけた瞬間からサラサラになるので、すぐにでも手汗を抑えたいというときに活躍してくれるでしょう。
携帯用にパウダータイプをひとつ買っておくと、なにかと役に立つはずです。ベタベタとした使用感が苦手という方も、パウダータイプを選んでみてください。
手汗制汗剤のおすすめ7選
ここからは、市販の手汗制汗剤のおすすめを紹介します。マツキヨやツルハなどドラッグストアで手軽に買えるアイテムもありますよ! お気に入りの手汗制汗剤選びに役立ててください。
日邦薬品『オドレミン』
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 制汗剤の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの制汗剤の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
手汗の原因や手汗を止める方法とは?
手汗の原因はさまざまですが、生活リズムの乱れが原因になっている可能性もゼロではありません。
刺激のある食べ物を控えたり、リラックスできる時間を作ったりすると手汗を抑えられるかもしれないので、試してみる価値はあるでしょう。ただし、生活リズムを見直してもダメな場合は無理をせず、専門医の診察を受けるようにしてください。
医療ライターからのアドバイス
医療ライター・編集者
手に傷がある場合は使用を控えましょう
手汗用の制汗剤を使う前に、添付文書に書かれている注意事項を読み、キズや湿疹などがないことを確認して使いましょう。
また、使用時に違和感や刺激、赤く腫れるなどの症状があれば、すぐに洗い流し受診を。購入の際にはどのような成分が入っているのかを確認しておくことも大切です。
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手汗の悩みは制汗剤で対策できる!
医療ライターの宮座美帆さんと編集部が選んだおすすめの市販手汗制汗剤と選び方を紹介しました。手汗の悩みを解消するためには、各商品に配合されている成分や、医薬部外品かどうかをチェックすることが大切です。
クリームやパウダーなどの「タイプ」も意識して選べば、長く愛用できる商品を見つけやすくなります。この記事で紹介した選び方を参考にして、手汗の悩みから解放されるお気に入りの制汗剤を見つけてみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッツや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。