足用湯たんぽの選び方
まずは、足用湯たんぽの選び方をチェックしていきましょう。医療ライターの宮座美帆さんのアドバイスも紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
温まり方の違いで選ぶ お湯入れ? レンジ・充電?
足用湯たんぽを選ぶときは、タイプによって異なるあたたまり方の違いを頭において選びましょう。
じんわり温まる「お湯入れタイプ」
お湯を入れて使うタイプの湯たんぽは、じんわり温まるのが特徴です。保温性の高い容器にお湯を入れることで、温かさが長時間続きます。
お湯がたっぷり入るもののほうが、温かさの持続時間は長くなりますが、重さも増します。お湯入れタイプの湯たんぽを選ぶときは、お湯を入れたあとでもらくに持ち運べる重さのものを選びましょう。
▼【お湯入れタイプ】湯たんぽを今スグ見る
すぐに温められる「レンジ・充電タイプ」
すぐに温めたいときや、お湯を沸かすのが面倒なときは、レンジで温めるタイプや充電タイプの湯たんぽを選ぶと便利です。
お湯を沸かして入れる手間がないので、使いたいときにすぐ使えるのがポイント。短時間で充電できる商品なら、使っている途中で電池切れを起こしても、すぐに充電できます。
レンジタイプや充電タイプの湯たんぽのなかには、温かさの持続時間が短いものもあります。これらの商品を選ぶときは、1回の加熱・充電でどれくらい温かさが持続するかもチェックしましょう。
▼【レンジ・充電タイプ】湯たんぽを今スグ見る
足入れポケットの有無で選ぶ
足用湯たんぽは、足を乗せて使うものと、カバーのポケットなどに足を入れて使うもののふたつに分けられます。
足先の冷えが強い人は、足全体を包みこんで温められる足入れポケットがあるものを選ぶとよいでしょう。
デスクワーク中など、イスに座った状態で使うなら、両足一緒に入れられるものが足先をしっかり温められます。
収納しやすいサイズのものを選ぶ
使わないときに収納しやすいサイズのものを選ぶことも大切です。
大きすぎるものは邪魔になります。使わないときは折りたたんだり、本のように立てたりして収納できるものを選ぶと、置き場所に困りません。
足用湯たんぽを選ぶときは、収納しやすさと使い勝手のバランスを考えて選びましょう。
小さすぎるものは足を乗せたときに足先がはみ出て冷えやすくなります。自分の足の大きさに合った商品を選んでください。
カバーが洗えるかどうかもチェック!
カバーが洗濯できるかどうかも大事なポイントです。足を直接乗せて使うものなので、できるだけカバーが洗濯できるものを選びましょう。
カバーが洗濯できない場合は、本体を直接水洗いできるものがよいです。カバーや本体が洗えるものであれば、使わないときも衛生的に保管できます。
レンジタイプや充電タイプの商品のなかには、本体の水洗いに対応していないものも少なくありません。
これらの商品を購入するときは、自宅でかんたんにお手入れができるかどうかもチェックしましょう。
低温やけどに注意して長時間使用しないこと 医療ライター・編集者からのアドバイス
エアコンでの冷えや、冬になると使う機会が増える足用湯たんぽ。
その温かさから、長時間足を入れてしまいがちになるため、使用の際は低温やけどに注意が必要です。
低めの温度のお湯を使う、タオルで巻く、靴下を履くなどして、体調に合わせて使いましょう。
足用湯たんぽ|お湯入れタイプおすすめ5選! 温かさの持続時間が長い!
ここからは、医療ライターの宮座美帆さんと編集部が厳選した、足用湯たんぽのおすすめ商品を「お湯入れタイプ」「レンジ・充電タイプ」に分けて紹介します! 足先の冷えが気になるときに使ってみましょう。
アニマルデザインのカバーがかわいらしい
日本オリジナルデザインのカバーに、ドイツのファシー社純正ボトルをセットにした湯たんぽです。カバーには足入れポケットがついています。動物をモチーフにしたかわいらしいデザインにも注目。
純正ボトルは塩化ビニル樹脂でやわらかく、かたい湯たんぽがあまり好きではない人にも使いやすいでしょう。ボトル本体の重さも520gと軽めで、持ち運びやすいです。

ヘルメット潜水 クロッツ『やわらか湯たんぽ 両足用タイプ』は、足全体を温めてくれるため、リラックスしたいときにも使えるでしょう。
足湯気分が味わえるウェットスーツ素材の湯たんぽ
ウェットスーツ素材でできた、両足を入れて使うやわらかい湯たんぽです。座った状態でも、布団のなかに入れても使えます。手軽に足湯気分が味わえるので、両足をじっくりあたためたいときにぴったり。ゆったりとしたサイズで、足の大きな男性も使いやすいです。
あたたかさの持続時間は、布団のなかであれば5~9時間、それ以外の場所では2~5時間程度。断熱性の高い素材でできているので、カバーをつけなくても低温やけどしにくいです。
軽く歩ける湯たんぽブーツ
お湯を入れて使う、ブーツタイプの湯たんぽです。ウェットスーツ用のクロロプレンゴムに、ナイロンジャージを貼った生地で作られており、やわらかく肌触りがよいのが特徴。カバーなしで直接触れても、低温やけどが起こりにくいです。
湯たんぽを履いていても軽い移動ならできるので、自宅でのリラックスタイムにぴったり。家事をしながら使える足用湯たんぽを探している人によいでしょう。
足元からじんわりポカポカに!
足裏までお湯が入るタイプの足用湯たんぽです。片足で約1.3Lものお湯を入れることができるので、布団のなかだと約5~9時間、部屋での使用だと約2~5時間も温かさが持続してくれます。
とにかく足の冷えが強いという方におすすめ。足入れポケット付きですが、履いて
移動することはできないので注意してくださいね。
熱伝導性と保温性にすぐれた銅製湯たんぽ
銅でできた湯たんぽです。表面にツボ押し用の突起がついていて、足裏のツボをまんべんなく刺激できます。付属の湯たんぽ専用カバーは、やさしい肌触りの厚手ネル生地です。
熱伝導がよい銅製なので、夏場は冷水を入れ「冷たんぽ」として使ってもよいでしょう。入れるお湯の温度を調整することで、自分の好きなあたたかさにできるのが魅力です。
足用湯たんぽ|レンジ・充電タイプおすすめ6選! 手軽に使える!
ここからは、レンジで温めるタイプや充電タイプの足用湯たんぽのおすすめ商品を紹介します!

スリーアップ『蓄熱式 エコ湯たんぽ nuku2(ぬくぬく)フランネルVer.』はクッションのような見た目で、リビングや寝室に置いてもインテリアの一部としてなじみそうです。
温度調節できる充電式湯たんぽ
コードレスでどこにでも持ち運べる充電式の湯たんぽです。充電時間わずか20分で8時間あたたかさが持続します。
湯たんぽ本体はムニュムニュとやわらかく、ソフトなあたたかさ。強(60℃)と弱(40℃)に調節できるので、好みのあたたかさで使いましょう。
湯たんぽ本体はプニュプニュしてやわらかく、カバーはふわふわとしたモコモコ素材で癒し系のアニマルデザインです。ヒツジやアルパカなどのモコモコした動物たちが癒しと暖かさを与えてくれます。
3段階の温度調節機能つき!
充電して使用するブーツタイプの足用湯たんぽです。温度は3段階に調節できます。足に触れる内側には起毛ストレッチ生地を採用しているので、足を入れた瞬間のひんやり感もありません。
3~4時間の充電で最長で5.5時間あたたかさが続きます。
サイドにはファスナーがついていて脱ぎ履きしやすいのもうれしいポイント。持ち運ぶときはコンパクトに折りたためるので、オフィスなどにも持っていきやすいです。

白元アース ゆたぽん『レンジでゆたぽん Lサイズ』はレンジで温めるため、仕事終わりのご褒美にも。
大判サイズでゆったり足が乗せられる
電子レンジで加熱するだけですぐに使えるジェルタイプの湯たんぽです。ふたつ折りの本体は広げると大判サイズになり、両足をゆったり乗せられます。温かさが約7時間持続するのもポイント。
肌触りがよい付属のカバーは、自宅でかんたんに洗えるのもうれしい点です。
ふたつ折りにすればコンパクトになるので、持ち運び・収納もしやすいでしょう。
くりかえし使える吸水湯たんぽ
水を吸わせた発熱体を、電子レンジで加熱して使う湯たんぽです。1カ月に2~3回程度吸水させて使いましょう。水を吸わせてあたためることであたたかい蒸気が発生するので肌が乾燥しにくく、足裏の乾燥が気になる人にはぴったりです。
ノーサムというカビが発生しにくい生地を使っており、保管中にカビにくいのもうれしいポイント。カバーは付属していないので、手持ちのタオルを巻いて使ってください。
蒸気の力でやさしくあたためる
電子レンジであたためて使う足首用湯たんぽです。本体のなかにはあずきとセラミックが入っており、365回までくりかえし使えるのがポイント。心地よい、やさしいあたたかさが20分程度続きます。
足首につけやすいリボンつきで、かんたんに装着できるので、寝る前や少し足先の冷えが気になるときなどに使ってみましょう。
朝まで温かさが持続!
電子レンジで温めて繰り返し使える湯たんぽです。電子レンジで約4分温めると、8時間ほど温かさが持続。寝る時に足元に入れておくと朝までホカホカ! 足が冷えて寝付けない方にぴったりでしょう。
専用カバー付きなのもうれしいポイント。どのレンジタイプの湯たんぽにも言えることですが、取り扱い説明書を確認して使用方法を守ってくださいね。
「足湯たんぽ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 足湯たんぽの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでの足湯たんぽの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
冷え性や足の冷えには「冷え対策の靴」を!
湯たんぽを使わないときは、靴下でしっかり足の冷え対策をしましょう!シルクやウールなどの履き心地がよくて、保温力の高いアイテムがおすすめです。
以下の記事で詳しく紹介しているので、冷えやすい方はぜひチェックしてみてくださいね。
足元あったかグッズをさらに紹介 ルームソックスや足温器など!
湯たんぽで足の冷えをやわらげよう
足先の冷えが気になるときは、足用の湯たんぽを使ってみましょう。じんわりあたたまるお湯入れタイプのほか、使いたいときにすぐ使えるレンジタイプ・充電タイプもあります。
自分の足のサイズに合った足用湯たんぽで、つらい足先の冷えをやわらげましょう。
商品選びに迷ったときは、記事中で紹介した選び方のポイントや宮座さんのアドバイスを思い出してみてください。
昔から、「冷えは万病のもと」といわれています。湯たんぽを使って上手にケアしましょう。
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臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッズや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。