フットウォーマー(足温器)とは
足温器とは、熱源で足元を温める暖房機器、電化製品のこと。フットウォーマー、フットヒーターなどとも呼ばれます。とくに足元・指先が冷えやすい方に人気のアイテムで、冷え防止やしもやけ対策に効果的です。
サイズも大きいものから小さいものまであるので、自宅でもオフィスでも、持ち運んで使用することが可能。秋・冬の寒い季節にそなえて、常備しておきましょう!
フットウォーマー(足温器)の選び方
それでは、フットウォーマー(足温器)の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記。
【1】部位に合わせた種類
【2】電源タイプ
【3】便利な機能
上記のポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】部位に合わせた種類をチェック
足全体を温めるものから足先だけを温めるものまで、フットウォーマー(足温器)の種類は豊富。
足首だけでいいのか、ふくらはぎまで温めたいのかなど、温めたい部位をきちんとカバーできるものを選ぶようにしましょう。
足入れタイプ|つま先を中心に温める
「足入れタイプ」は、いわゆる足入れヒーター。足首から下を足温器にすっぽりと入れて温めます。
平らで足先のみ入れるものや、クッションに穴が開いていてそのなかに足を入れる形のもの、ふくらはぎまで入る大きめのものもなど種類も豊富。いずれのタイプも、足の指先をしっかり温めることができますよ。
スリッパタイプ|温まりながら歩ける
「スリッパタイプ」は、スリッパやルームシューズに似た形状。ブーツのような形をしたものもあります。なかにヒーターがセットされていて、内側からしっかり温めるタイプです。
なかには足先が離れていないものもありますが、通常のスリッパのように左右それぞれ独立しているものを選べば、歩くこともできますよ。
レッグウォーマータイプ|ふくらはぎを温める
こちらはレッグウォーマーのように、ひざから足首までの部位を温めるタイプ。着用したまま動けるものが多いので、屋内・屋外場所を選ばず使え、屋外では冷気や寒風から守ってくれます。
なかにヒーターを内蔵し熱源で温めるタイプと、電源を使用しないタイプがあります。
ズボンタイプ|毛布のように包み込み温める
「ズボンタイプ」は、大きめの袋状のものに足を入れ込んで、「はく」タイプのフットウォーマー(足温器)です。いわゆる足元こたつや電気毛布のようなもので、足をあたためるというより、下半身全体を温めてくれるタイプになります。
腰全体まで生地でおおわれるため、自宅でくつろぐときや、座って作業をするときなどにぴったりです。
シートタイプ|足裏を中心に温める
「足置きタイプ」は、足元に敷くヒーターのこと。足を置く台面にヒーターが内蔵されていて、足裏をあたためるタイプです。オフィスなどでも使いやすい一方で、足の指の冷えが気になる方には向きません。
厚みがあり足置き台として使えるもののほか、ホットカーペットのように薄く平たい「シートタイプ」の足元ヒーターもあります。おもに椅子やソファの下に置いて使用します。
【2】電源タイプをチェック
足温器を自宅で使用するとしても、ソファなどでゆっくりリラックスしながら使いたいのか、それとも家事などをしながら使いたいのかで選ぶべきタイプが変わってきます。使用シーンを考えて選びましょう。
また、あわせて電源の種類もチェック。電源が取れない場所や屋外でも使用したいのであれば、USB充電タイプや、モバイルバッテリー対応のものを選ぶ必要があります。コードレスでも使用できるかどうかも、チェックしたいポイントです。
【3】便利な機能をチェック
足温器・フットマッサージャーの機能面もチェックしましょう。
温度調整機能|好みの温度に調節できる

出典:マイナビおすすめナビ
最高温度は何℃か、また温度調節が可能かも確認しておきましょう。最高温度は45℃くらいを目安にするといいでしょう。あまりに温度が高いとやけどに注意しながら使用する必要があります。
また、温度調整ができると、その日の気温や使用部位に合わせて最適な温度で使用でき便利です。
タイマー機能|消し忘れを防ぐ

出典:マイナビおすすめナビ
タイマー機能があると、うっかり消し忘れてしまったときに安心。とくに暖房製品は消し忘れに注意が必要です。一定時間で自動で電源がオフになる機能は必須といえるでしょう。加熱しすぎを防ぎ、さらに電気代の無駄な消費も避けられます。
丸洗い可能|清潔に保つなら洗えるタイプを

出典:マイナビおすすめナビ
フットウォーマー(足温器)は足に触れるものなので、清潔に保てるといいですね。足を温めると汗をかきやすいので、洗いやすさや防菌防臭性も確認しましょう。
とくに、定期的にカバーを取り外して洗えるかどうかは重要なポイント。洗濯機に対応しているか、丸洗いは可能かをチェックしておきましょう。
フットウォーマー(足温器)おすすめ18選
それでは、おすすめのフットウォーマー(足温器)をご紹介いたします。すぐに各商品が見たい方は、下記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ5選|足入れタイプ
▼おすすめ4選|スリッパタイプ
▼おすすめ2選|レッグウォーマータイプ
▼おすすめ2選|ズボンタイプ
▼おすすめ5選|シートタイプ
▼おすすめ5選|足入れタイプ
ここからは、IT・家電ライターの河原塚英信さんと編集部が選ぶ、おすすめのフットウォーマー(足温器)を種類別にご紹介! 一番種類の多い、足入れタイプを中心にピックアップしています。自分の使い方にあった商品を選んでくださいね。
パナソニックの人気商品! 多用途に使える足温器
多用途に使える足温器をお探しならこちらがおすすめです。こちらの足温器、名前のとおりマルチに使える商品。足を入れることも、足やおしりの下に敷くことも、膝に置いてゆたんぽとして使うことも可能です!
温度は5段階で調節可能。温めたい部位に合わせて調節しましょう。カバーは汚れたら丸洗いも可能です。人気のパナソニック、日本製で安心して使えます。
うさぎの形をしたかわいいフットウォーマー
かわいいうさぎ型のフットウォーマーです。色はピンクとグレーの2色。内臓のヒーターだけでも使うことができます。両手、両足、お腹、背中を温めるときにどこにいてもかわいいデザインです。
40℃、45℃、50℃、55℃の4段階で温度を調節できたり、15分、30分、60分からタイマー設定できたりするので実用性も高いですよ。
『ペチカベア フットウォーマー』
クマの形をしたかわいいフットウォーマー
クマの顔の形をしたフットウォーマー。両足や両手を入れて温まることができます。電気を使わないエコな構造で温かさを逃しません。使わないときは背もたれや枕としても使えますよ。
中には微細な発泡ビーズが入っており、足を入れたときの心地よさが最高。フリース素材の生地で肌触りも申し分ありません!
JIANG(ジアン)『あったかヒーター付き USBフットウォーマー』
デザインがかわいくてコスパも抜群
もこもことした毛並みに丸みを帯びたがかわいい、足入れタイプの足温器。コンパクトサイズで持ち運びがしやすく、オフィスでの使用にも適したサイズ感です。USBによる給電なので、モバイルバッテリーに接続すれば屋外でも使用できます。
リーズナブルな価格でコスパが高いのもメリット! カバーが汚れたらヒーターを取り外して洗えるので、清潔に保ちながら使用できます。
温度はじんわりあたたかい約40℃まで。やけどの心配もなく、小さなお子さんが使用しても安心です。
炭素繊維発熱芯で足元ぽかぽか
コロンとしたフォルムがかわいい、丸い形をした足入れタイプの足温器。USB給電なので、モバイルバッテリーにも対応しています。オフィス、車内やレジャーなど、場所を選ばず使えますよ。
炭素繊維の発熱芯を使用しているので、発熱が早く均等に温かさが広がります。足底は厚くて安定しており、裏底には滑り止め加工が施されているので、安心して使用することができます。
▼おすすめ4選|スリッパタイプ
続いて、足全体を包み込んで温める「スリッパタイプ」のフットウォーマー(足温器)をご紹介。
充電して使える歩けるフットウォーマー
1回の充電で15分使用することが可能。その後2時間ほどは温かいまま過ごせます。オフィスや室内で使いやすいブーツ型のフットウォーマーです。
ふわふわの触り心地がここちよく、かわいらしいカラーなのも嬉しいポイント。かわいいフットウォーマーをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

シートヒーターをUSBであたためるタイプ。ヒーターを抜き出せば、一般的なスリッパとして使え、水洗いも可能です。MとLの2サイズがあるので、よりフィットする大きさを選びましょう。60分自動電源オフ機能があり、消し忘れても安心です。
はき心地抜群でオールシーズン使用可能
立体構造により、足にほどよくフィットする快適なはき心地の足温器。素足ではいてもふんわりとやわらかく、肌触りがよい素材で作られています。底面は滑りにくい生地を使用しているので、安心して使用できますよ。
ヒーターを取り外せば、ルームシューズに早変わり。一年をとおして使えるコスパの高さも魅力のひとつです。
KOIZUMI(コイズミ)『電気スリッパ(KDF-4082)』
▼おすすめ2選|レッグウォーマータイプ
足元ではなく、足首からひざ下を温めたい方にはこちらの「レッグウォーマータイプ」のフットウォーマー(足温器)がおすすめです!
▼おすすめ2選|ズボンタイプ
足だけでなく、腰回りや下半身全身の冷え対策をしたいなら、こちらの「ズボンタイプ」のフットウォーマー(足温器)がおすすめです!
▼おすすめ5選|シートタイプ
続いて、足裏をじんわり温める足置き・シートタイプの足温器を紹介します。
どこでも敷けて冷えやすい足元をじんわり温める
寒い時期の冷えやすい足元を温めてくれるアイリスオーヤマのホットマットです。素材はポリエステル100%でなめらかな優しい肌触り。温度の切り替えは強と弱の2段階で設定でき、1時間あたりの電気代は強で約0.5円、弱で約0.4円なので1日8時間使用しても1日の電気代は4円ほどです。
足元にサッと敷けるコンパクトサイズなので一人暮らしの方にも最適です。
靴・スリッパをはいたまま温める!
こちらの置き型タイプの足温器は、なんと靴やスリッパをはいたまま使えます! そのため、オフィスでの使用にとくにおすすめ。秋冬はもちろん、夏場に冷房が寒いときにも活躍するでしょう。遠赤外線により、足元をポカポカに温めます。
4時間で自動停止する機能も付いているので安心です。
Lafuture『パネルヒーター』
「フットウォーマー(足温器)」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 足温器の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの足温器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】疑問を解決!
ダイソー、無印、ニトリにも売っているの?

ダイソーには、1,100円でUSB式フットウォーマーが発売されています。無印良品、ニトリでは確認できませんでした。電気で温かくなるタイプでなければ商品があるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
【関連記事】そのほかの冷え対策グッズはこちら
フットウォーマー(足温器)で足をポカポカに
足元をすっぽり包むタイプのものから足置きタイプのものまで、さまざまなフットウォーマー(足温器)を紹介しました。給電方法によって使える場所が限られてしまうことがあるので、どのようなシーンで使うのかをイメージして選ぶことが大切です。
USB充電式のものも増えているので、オフィス以外に、旅行やアウトドアなどで利用するときにも便利です。また、タイマー機能やダニ退治などが必要かどうかも考慮しましょう。足温器のほかにも足温めグッズはさまざまあります。関連記事も参考に、生活スタイルに合わせた製品を選びましょう。
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デジタル系トレンド情報誌の編集者を経て、フリーランスの編集ライターへ。 テレビやデジタルカメラ、スマートフォン、ドローンなどのデジタル製品を中心に執筆。 生活家電専門サイト『家電 Watch』の、編集記者でもある。