市販の猫用ドライフードおすすめ28選 小粒タイプや日本製も!
それでは、猫用ドライフードのおすすめを紹介します。グレインフリーのものや、原材料にこだわったプレミアムフードも紹介しますので、猫用ドライフード選びの参考にしてください。
▼1歳未満
▼成猫
▼高齢猫
▼全年齢対応
▼療法食
▼おすすめ商品の比較一覧表
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▼1歳未満
DHAを配合した子猫のためのドライフード
生まれてから12カ月までの子猫のために作られたドライフードです。子猫のすこやかな成長をサポートするために、品質のよいたんぱく質とDHAを配合しています。栄養素をしっかり吸収できるように、消化がよい作りになっているのもポイント。
子猫のために作られたドライフードですが、妊娠や授乳期の母猫にもおすすめです。離乳食としてあたえるときは、お湯でふやかしてからあたえましょう。
▼成猫
室内で飼われている猫のために
ターキーを主原料に、食物繊維のセルロースとイヌリンを配合した室内飼いの猫のためのドライフードです。腸内細菌叢を整える天然のオリゴ糖も含まれているため、便臭にも配慮しています。
低カロリー設計で、運動量が少なくなりがちな室内飼いの猫の体重を維持できるようにサポートしているのもポイント。
550gずつの小分けになっているので、いつでも新鮮な状態であたえられるのも魅力です。
低カロリー・低脂肪で室内飼いの猫の体調に配慮
室内飼いの猫のために作られたドライフードです。おいしさはそのままに低カロリー・低脂肪に作られています。食物繊維をバランスよく配合し、毛玉のスムーズな排出をサポートしているのもポイントです。
いつでも新鮮な状態であたえられるように、4袋の小分けパックになっています。おいしさ成分も配合しているので、猫の食いつきもよいです。
太りやすくなった猫のすこやかな毎日のために
元気ですこやかな毎日のためにL-カルニチンを配合したフードです。低脂肪・低カロリー設計で、避妊・去勢にともない太りやすくなった猫の適切な体重管理をサポートします。
主原料は、おいしく消化吸収にすぐれた鶏肉・サーモン・白身魚を使用。食物繊維も配合することで、毛玉の排出にも配慮しています。
3つの小分けパックになっていて、開封後の管理がしやすいです。
カリッ・トロッ2層のおいしさで猫をとりこに!
カリッと歯ごたえがあるフードのなかに、クリーミーなクリームが詰まった2層タイプのドライフードです。1袋20gの食べきりサイズで、愛猫へのごほうびやおやつとしても使いやすいのがポイント。猫が口に入れやすい・噛み砕きやすい大きさの粒です。
ひと箱に4つの味が入っているので、日によってあたえる味を変えてみると猫も飽きずに食べてくれるでしょう。

ニュートロ『ナチュラルチョイス 穀物フリー アダルト サーモン』は、サーモンとポテトをメインにしたフードで、腸活にも役立ちます。
▼高齢猫
腎臓への配慮が必要になってきた高齢猫に
11歳以上の高齢猫のためのドライフードです。良質なたんぱく質を適切な量で配合することで、腎臓の状態に配慮しています。天然のグルコサミンとコラーゲンにより、年齢とともに衰える関節をサポートしてくれるのもポイント。
550gずつの小分けパックになっており、できたての風味が長期間キープできます。質のよい新鮮なチキンの旨味がぎゅっと詰まった粒は、食事にこだわる猫も満足できるおいしさです。
▼全年齢対応

カナガン『キャットフード チキン』は、イギリス製の添加物なしのフード。チキン60%以上、オメガ3やオメガ6も含むバランスのよさがおすすめ。
平飼いチキンの旨味が凝縮されたプレミアムフード
イギリス産の平飼いチキンを60%以上使用したプレミアムキャットフードです。高たんぱく・低炭水化物・グレインフリーなだけでなく、野菜やハーブも配合されていてとてもヘルシーです。
子猫から高齢の猫まで、すべてのライフステージの猫にあたえられるのもポイント。
人間用の食品工場で加工・出荷された素材を使用しているので、猫にも人間と同じグレードの食事をあたえたい愛猫家の人はぜひ試してみてください。

オリジン『キャット&キトゥン』は、生産者まで公開されたヒューマングレード。85%の割合で肉が配合され、肉の3分の2は新鮮肉または生肉を使っています。
質の高いたんぱく質を豊富に含むプレミアムフード
猫が本来必要とする肉とたんぱく質に富んだ食事を届けることをコンセプトに作られたプレミアムドライフードです。放し飼いで育てた鶏肉や七面鳥のほか、魚や卵をふんだんに使用しています。
甘みとコクがある粒は小さめで、子猫から高齢猫まですべてのライフステージの猫にあたえることができます。
チキンベースのドライフードが好きな猫にぴったりです。
▼療法食
▼おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 猫用ドライフードの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの猫用ドライフードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
猫用ドライフードの選び方 本当に良いキャットフードを選ぼう
キャットフードとして一般的に食べられている「カリカリ」を、「ドライフード」といいます。ここからは、猫用ドライフードの選び方をご紹介します。ポイントは下記。
【1】種類
【2】食べきれるサイズか
【3】機能性
【4】原材料
【5】年齢
上記のポイントをおさえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】目的にあわせて種類を選ぶ
ドライフードは、大きくふたつに分けられます。それぞれの特徴を見ていきましょう。
総合栄養食|毎日の主食にぴったりの
毎日のご飯にぴったりなのが「総合栄養食」のドライフードです。総合栄養食は、猫にとって必要な栄養素がバランスよく含まれているフードで、総合栄養食とじゅうぶんな飲み水があれば、猫はすこやかに過ごせます。
1日にあたえる量は個体差や運動量によって変わってきますが、成猫の場合は体重1kgあたり約52~75kcalを目安にあたえましょう。
療法食|有効成分が調整された食事
疾患に合わせて栄養バランスや有効成分を調整したドライフードが「療法食」です。治療や症状の軽減を目的として作られています。
ただし、愛猫の体調に問題があるときは、まずは動物病院を受診して原因をはっきりさせましょう。そのうえで、獣医師の指示にしたがって療法食をあたえてください。
【2】サイズや小分けになっているかどうかで選ぶ
サイズやパッケージも、猫用ドライフードを選ぶうえで確認しておきたいポイントです。
1カ月以内に食べきれる容量のものを選ぶ
猫用ドライフードは、開封したときから徐々に酸化して、品質が劣化していきます。開封してから時間がたって酸化してしまったフードは、愛猫の体調不良を引き起こすこともあるので注意が必要です。
猫用ドライフードを選ぶときは、1カ月以内に食べきれる容量のものを選ぶとよいでしょう。小容量であれば開封後も酸化する前に食べきれます。
小分けになっているものは品質が劣化しにくい
1kg以上入った大容量のキャットフードの場合は、短期間で食べきれる量に小分けになっているものを選ぶとよいでしょう。小分けになっていれば、愛猫にいつでも新鮮なキャットフードをあたえることができます。
猫は、新鮮なものを好む習性があるので、いたみにくいドライフードもこまめに取り換え、つねにフレッシュな状態をたもつようにしてください。
【3】機能性で選ぶ
猫用ドライフードを選ぶときは、愛猫の体調を考え、機能性も加味して選びましょう。
毛玉ケア
抜け毛が気になる時期や、毛玉ができやすい長毛種の猫の場合は、毛玉ケアができるドライフードを選ぶとよいでしょう。食物繊維などが配合されており、毛玉を吐かせるのではなく、便としていっしょに排出してくれるので、猫に負担が少ない点も魅力です。
毛玉対策としてこまめにブラッシングしたり、猫草をあたえたりしている飼い主さんも多いことでしょう。それだけでは対策として不十分なため、よく吐く猫はとくに毛玉ケアフードを上手に活用して、愛猫の抜け毛をケアしてあげましょう。
ダイエット・肥満対策
猫は、避妊・去勢によるホルモンバランスの乱れや、加齢による代謝の低下などで太りやすくなります。愛猫の体重が気になりはじめたら、体重管理に配慮したフードを選びましょう。肥満は猫にとっても決してよいものではありません。
飼い主があたえる量を調節して、摂取カロリーをコントロールしてあげてください。体重管理に配慮したフードであれば、毎日に必要な栄養素をとりながら、無理なく体調を管理できます。
下部尿路結石
猫は下部尿路結石や膀胱炎など、尿道や膀胱といった下部尿路にトラブルが起きやすいです。下部尿路疾患が心配なときは、下部尿路結石などに配慮したドライフードを与えてみましょう。ミネラルの量や尿のpHバランスを調整することで、下部尿路のトラブルを起きにくくしてくれます。
下部尿路のトラブルを防ぐためには、フードだけでなく飲み水にも気を配りましょう。ドライフードのとなりには、いつも新鮮な飲み水を準備しておいてください。
デンタルケア
猫も、歯のケアを怠ると人間と同じように歯周病になってしまったり、歯石がついたりします。ブラシなどで歯を磨いてあげればよいですが、口のなかに指やブラシを入れられることをいやがる猫は少なくありません。
そんなときはデンタルケアに対応したドライフードを与えてみましょう。粒の大きさやかたさを調整し、よく噛むことで歯についた歯垢・歯石を落とすだけでなく、新しく歯垢や歯石がつくのを防いでくれます。ブラッシングをいやがる猫でも無理なくデンタルケアできる点が魅力です。
【4】原材料をチェック
愛猫の健康も気になりますよね。毎日与えるものなので、原材料もチェックしておきましょう。
穀物アレルギーの猫には「グレインフリー」や「グルテンフリー」を
麦などに含まれる「グルテン」というたんぱく質を原材料に使用していないキャットフードを「グルテンフリー」、原材料に穀物全般を使っていないものを「グレインフリー」といいます。
猫のなかには、穀物アレルギーの子もいるので、アレルギーがある場合にはグルテンフリーやグレインフリーのキャットフードを選びましょう。なお、アレルギーの診断は獣医師に相談してくださいね。
添加物もチェックしてみよう
防腐剤や発色剤、保存料や着色料などを含まない「無添加」のキャットフードが注目されています。安心感があることが理由のひとつ。
ただし「無添加」といっても、どんな成分が無添加なのかは商品によって異なるため、原材料を確認してみてください。
【5】年齢にあうドライフードを選ぼう
ドライフードのなかには、すべての年齢に対応しているものと、子猫用、シニア猫(高齢猫)用など対象年齢が設定されているものがあります。対象年齢にあうドライフードを選びましょう。
エキスパートからのアドバイス
買い求めやすいドライフードはアレルゲンとなる原材料を含むことも多く、注意が必要です。かといってあまりにもフードの内容にこだわりすぎると、そのぶん高くなってしまいます。どんなによいフードでも、継続することが大切です。愛猫にとってよりよいフードを選んであげましょう。
また、ドライフードは水分が少ないので、水などをかけて食べやすくする方法もあります。
【Q&A】猫の食べ物に関する疑問を解決! 気になる疑問について解説
猫が食べてはいけないものは?

猫が人間のものを欲しがるときもありますよね。そんなとき、間違って与えないように、猫が食べてはいけないものをご紹介します。
まずは、玉ねぎや青ネギなどのネギ類。お菓子だとチョコレートも危険です。そのほか、スパイス類や生肉、ブドウやレーズンもNGです。猫がなにか欲しがったときは、カロリーに気を付けながら猫用おやつを与えるのも手ですよ。
猫用ドライフードを切り替えるときの注意点は?

愛猫がいつものフードに飽きて食べなくなった、愛猫の健康を考えて成分の違うドライフードに変えたいなど、新しいドライフードに切り替えることがありますね。
いきなり全量新しいフードに切り替えてしまうと、猫の体に負担がかかってしまうことも。いつものフードに新しいフードを少しずつ混ぜていき、徐々に新しいフードの割合を増やしていくというかたちで、少しずつ慣らしていくことが重要です。
猫の食いつきがよくない時の対処法を伝授!
せっかく新しいフードを買ってきたのに、愛猫が口をつけてくれないということもあるでしょう。しかし、少し工夫することで食べてくれるかもしれないので、試してみてください。
レンジであたためてあたえてみよう
あたためることで香りや風味が増し、猫の食欲を刺激することがあります。電子レンジなどで軽くあたためて与えてみましょう。
あるいは、お湯をかけてふやかすのもよい方法です。お湯をかけることで香りと風味が増すだけでなく、やわらかくなるので子猫や高齢になった猫も食べやすくなります。
ウェットフードなどをトッピングすることで食べてくれるようになることもあるので、猫の食欲を刺激するような工夫をしてみましょう。
食べやすい食器に変えてみよう
愛猫がフードを食べてくれないときは、食器にも注目してみましょう。においがつきやすい素材や、食べる位置が低すぎる食器を使っていないかチェックしてみてください。
猫は、嗅覚がとても敏感です。前の食事や洗剤のにおいが残っていると、それだけで食べてくれなくなることもあります。食器を選ぶときは、においがつきにくく、猫が自然な姿勢で食事ができる高さで、食べているあいだに動いてしまうことがない、ある程度重さがある食器を選ぶと猫が食べやすいです。
そのほかキャットフードもチェック! 【関連記事】
愛猫のために体質に合うキャットフードを見つけましょう
家族の一員である愛猫に、いつまでも元気でいてほしいと思うのが飼い主です。愛猫のすこやかな毎日を考えるのなら、まずは主食であるドライフードを見直して、愛猫の年齢や体質に合ったものに変えましょう。
食いつきが悪いときはお湯でふやかすなど工夫しながら、おいしいキャットフードでいつまでも元気にすごしてもらいましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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