「猫缶 おすすめ」のおすすめ商品の比較一覧表
猫缶の選び方 愛猫によろこんでもらいたい!

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まずは猫缶の選び方を説明します。愛猫がおいしいご飯を食べられ、体にとって栄養価が高いものを選んであげられるとよいでしょう。
猫缶の種類で選ぶ
猫缶には、必要な栄養バランスが整った「総合栄養食」とおやつ感覚で食べられる「一般食」の2種類があります。与え方に応じて適したものを選んでください。
総合栄養食|主食として与えられる
「総合栄養食」は、猫に必要な栄養素がバランスよく配合されているため、毎日の主食用として与えるキャットフードです。1日に摂取できる量は猫の年齢や体重に応じて変わりますが、体重1kgの成猫で約52~75kcal程度といわれています。
一般食|総合栄養食に混ぜて与える
「一般食」は、総合栄養食に混ぜて与える副食です。特定の栄養やカロリーを摂取させたいときに、総合栄養食にトッピングして使えます。あくまでも「おかず」の役割ですので、主食として与えないように注意してください。
食事療法食|体調をサポート
食事療法食は、猫の病気予防や、健康維持のためのフードです。栄養バランスが調整されており、カロリーコントロールや腎臓サポート用、尿ケアのフードなど種類が豊富。
ただし、飼い主の判断で与えるのはNGです。まずはかかりつけの獣医師さんに診察してもらってから、適切なフードを与えるようにしましょう。
猫缶の3つのタイプで選ぶ
猫缶には料理する際に使用した食材が違うため、食感が異なる3つのタイプがあります。大きく分けて「フレークタイプ」「パテタイプ」「スープ・シチュータイプ」があり、食べ応えなど特徴が異なるので、猫の好みに合わせて選ぶといいでしょう。
また猫の好みが分からないときは、3つのタイプをそれぞれ食べさせて、反応を見てみましょう。
素材の香りが楽しめるフレークタイプ
フレークタイプはいわゆるツナ缶のような形状のフードです。フレークタイプの特徴としては素材の風味が強く残っているため、素材や食感をじかに感じられます。
また、フレークタイプの猫缶は種類がたくさんあるので、猫の好みに合わせた食材を選ぶといいでしょう。
やわらかくて食べやすいパテタイプ
パテタイプの猫缶はムース状やペーストの形状をしており、いくつかの素材を混ぜ合わせて作っているのが特徴的です。そのため、多くの栄養素を摂取できるのも猫にとっていいポイントでしょう。
食感がやわらかくて食べやすいので、まだ年齢が小さい猫の離乳食や、噛む力が弱くなった高齢猫にも適しています。子猫が自らご飯を食べてくれずに強制給餌が必要になる場合もシリンジに入れやすくて便利です。
おやつとして食べやすいスープ・シチュータイプ
スープ・シチュータイプの猫缶は大きい材料を長時間煮込んで作る、とろみがついた形状をしています。水分量が多く、味の種類が豊富なのが特徴のひとつです。
温めると香りが強いため、あまり食欲がない猫に与えるのにも適しているでしょう。
体にやさしいグレインフリータイプがおすすめ
猫は肉食動物なので、穀物などの植物系タンパク質を分解するのが苦手な動物。きちんと消化されないと、アレルギーを引き起こしたり、病気になったりすることもあります。
穀物アレルギーがある子や、お腹が弱い子の場合はグレインフリーのものがおすすめです。
タンパク質を重視する動物なので、お肉やお魚が主原料のものを選ぶようにしましょう。
添加物や原材料をチェック!
猫の健康状態が損なわれないよう、着色物や保存料が使われていない無添加の猫缶を選んであげたいですよね。
添加物は必ずしも体に害があるとは断定できませんが、極力避けたいもの。無添加の猫缶は探すのが難しいですが、原材料をチェックしてできるだけ添加物の入っていないものを選んであげるとよいでしょう。
猫の年齢にあったものを選ぼう
ひと口に猫缶といっても年齢や健康状態によって種類がわけられています。「子猫用」「成猫用」「高齢猫用」という年齢ごとの分類と「療法食」の計4種類です。
猫の年齢や健康状態に合わせて選ぶことが大切です。年齢にあった食事を与えることで、病気や肥満などを防ぎます。また、持病がある場合は自己判断せずに、かかりつけ医の指示を得て療法食をあげるようにしましょう。
食べやすくておすすめの猫缶12選 かわいい愛猫にご褒美を!
栄養バランスや食べやすさなどの観点でピックアップした猫缶を12選をご紹介。猫によって食べ物の好みは違います。また、飼い主にとっていいと思う商品もさまざま。こちらで紹介するもののなかから合うものを見つけてみましょう。

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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 猫缶 おすすめの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの猫缶 おすすめの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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猫缶の与え方や注意点

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猫缶はドライフードに比べ、やわらかくて食いつきがよいとされています。そのため、好き嫌いが激しい猫や、老猫・子猫に向いています。また、ウェットタイプなので水分もいっしょに摂れることもメリット。
ただし、上で説明したように「一般食」の猫缶のみ与えると、栄養が偏ってしまうので、ドライフードにかけて食べさせるようにしましょう。また、開封後は保存期間が短く腐りやすいので、1~2日以内に食べきるようにし、冷蔵で保存してください。
食いつきをよくするなら温める方法も
愛猫の食いつきをよくするには、猫缶のフードを温めるという手もあります。猫は人間よりも嗅覚が発達しており、においが強いものを好みます。そのため、フードを温めることでにおいに寄ってきてくれることがあります。
温め方は、電子レンジ加熱でも湯せんでもOK。ただし加熱しすぎには注意して、あくまで人肌程度に温めるようにしましょう。電子レンジならフワっとラップをかけて10秒程度温めましょう。湯せんなら、猫缶のフードをチャック付き保存袋などに入れて、40℃前後のお湯で温めましょう。
一般食・総合栄養食を間違えないようチェック! キャットケアスペシャリストより
愛玩動物飼養管理士/キャットケアスペシャリスト
猫缶を選ぶ時は原材料をチェックし、年齢に応じたタイプのものを。「一般食」と「総合栄養食」では栄養価が違うため、間違えないようにしましょう。
猫缶に関連するほかの商品情報はこちら 【関連記事】
まとめ
今回は猫缶のおすすめ商品を紹介しました。
猫缶は似たようなものが多いという印象を受けますが、素材が違ったり、食感が違ったりなどいろいろな違いがあります。また、素材や食感によって猫の好みも変わるでしょう。
愛猫にピッタリの猫缶を選んでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
愛玩動物飼養管理士やキャットケアスペシャリストの資格を活かしながら、様々なWebサイトや紙媒体で猫情報を配信中。 産まれてから今まで猫がいなかった日はなく、現在は3匹の猫たちと生活中。「猫と人間が幸せに暮らす」をテーマに、猫が喜ぶ注文住宅も建築済み。