猫が軟便になってしまう原因
キャットフードを選ぶ前に、軟便になってしまう原因を考えてみましょう。
【猫が軟便になってしまう原因】
・フードが合っていない
・フードの食べ過ぎ
・ストレス
・異物誤飲
・消化能力の低下
・病気
もし「フードが合っていない」場合は、穀物や脂質の摂りすぎ、添加物が多いことなどが軟便を引き起こしている可能性があります。キャットフードの内容を見直して、消化によいものを選んであげましょう。
猫の軟便対策に適したキャットフードの選び方 5つのポイントをチェック!
まずは、猫の軟便対策に役立つキャットフードの選び方をチェックしていきましょう。栄養成分や分量を意識して選ぶことが大切です。
添加物が少ないものを選ぶ
猫が軟便になる原因はさまざまですが、食べすぎや消化不良でも軟便になることがあります。もともと自然界には存在していない人工的な添加物がキャットフードに含まれていると、猫の胃腸には負担をかけることも。
添加物が含まれたキャットフードが体に合わず受け入れない場合、下痢などの反応になって現れることもあります。そのため、添加物の少ない商品か、酸化防止剤などの合成添加物が含まれていないキャットフードを選ぶといいでしょう。
良質なたんぱく質が含まれているか
肉食動物である猫の健やかな成長には肉に含まれている栄養素、タンパク質が不可欠。動物性タンパク質は猫に欠かせないエネルギー源です。市販されているキャットフードのなかには、タンパク質より穀物などの炭水化物の比重が高い商品もあります。
穀物などの炭水化物は消化されにくいため、含有量が多いと猫の胃腸に負担をかけることも。軟便の対策を望む場合、原材料のメインには良質な動物性タンパクを含む肉や魚を多く使用している商品にも注目してみましょう。
内容量に注意して選ぶ
人間がひとりひとり個性や好みを持つように猫にも個体差と好みがあります。どんな猫にも合うキャットフードというのは存在しません。好みに合わないものやなにか気に入らないキャットフードであれば、まるで口にしないこともよくあることです。また、体質的に合わない場合もあります。
そのため、キャットフードを変える際には内容量に注意しましょう。内容量が多いほどリーズナブルな価格で入手できることが多いですが、最初から大容量の商品を選ばず、まずは少量を購入するのが賢明です。
鮮度が落ちにくいドライフードがGOOD
キャットフードにはドライフードとウェットフードの2種類あり、それぞれに長所がありますが鮮度を維持しやすいのはドライフードです。少量ずつ小包装されている商品なら保存もききます。ウェットフードは水分があるため、食べ残せば傷みが早く雑菌も繁殖しやすくなります。
また、品質の劣化を抑えるために湿潤調整剤や防腐剤などの添加物が使われている可能性もあり、体への負担が心配です。雑菌の繁殖したキャットフードを食べて胃腸炎などにならないように、軟便向けのキャットフードならドライフードがよいでしょう。
消化吸収を助ける栄養素が配合されているか
軟便の猫には、低脂肪で消化吸収のよい魚をメインに使用しているキャットフードを与えるのもよい方法です。またハーブやプロバイオティクス、乳酸菌などが配合されているキャットフードを与えるのも、愛猫の健全な体を維持する方法のひとつ。
ただし、ストレスを軽減させるとされるハーブは腸内環境を整え、整腸作用が期待されるプロバイオティクスとともに、あくまでも補助的な役割。解決策ではありませんので、軟便の原因になっていると思われるストレスの原因などは、しっかり排除してあげましょう。
選ぶときは成分表をしっかりチェック ペット専門ライターより
猫の性質として、消化しにくいものを摂取した場合に軟便になる傾向があります。そのため食品添加物の摂取を見直し、良質なタンパク質を摂るということが大切です。また、小麦やとうもろこしなどの穀物類も猫が消化しにくいものなので、グレインフリーのものもおすすめ。穀物のなかでもさつまいもは、消化しやすく腹持ちもよいです。選ぶ際には裏の成分表をチェックしましょう。
また、フードを変えるときは、前のフードに少し混ぜてみて反応がよければ少しずつ量を増やしていくようにしましょう。
猫の軟便対策に役にたつおすすめキャットフード8選!
ここからは、紹介した選び方のポイントを念頭に置いて厳選した商品をご紹介! 猫の軟便対策に役立つキャットフードを選ぶ際にはぜひ、参考にしてみてください。

生産者の顔が見えるキャットフード!
オリジンのキャット&キティは、放し飼いの鶏肉や巣に産み落とされた卵、七面鳥、海で獲れた魚などの食材を使っています。また、原材料はアメリカ国内の豊かな自然に育まれ、いつ、どこで誰が、どのようにして作ったのかがよくわかるシステム。
地元の生産者が提供している食材を使用したキャットフードには独自の品質と栄養基準が設けられています。猫に不可欠な良質のタンパク質などの栄養が毎日の食事から摂取できます。
新鮮なイギリス産平飼いチキン使用!
カナガンのキャットフードは、欧州ペットフード工業会連合の基準をクリアした施設、イギリスのペットフード専門の工場で生産されています。穀物を使用していないグレインフリーです。
その代わりに新鮮な鶏肉をたっぷりと使用し、食物繊維が豊富なサツマイモを使っています。配合されたビタミンCなどは、内側からイキイキとした毎日をサポートしてくれます。
赤ちゃんからシニアまでオールステージ対応!
「モグニャンキャットフード」は、白身魚(スケトウダラ)を贅沢に使ったプレミアムキャットフード。魚は消化吸収がよく、動物性タンパク質がたくさん含まれている食材のため軟便対策が期待できます。赤ちゃんからシニア猫まで全年齢対応なので、多頭飼いの方にもおすすめ。
また、食物繊維が豊富なサツマイモやリンゴ、カボチャも含まれています。添加物は一切使用していないグレインフリーの商品です。
人の食とおなじ自然素材だけを使用!
ドイツのペットフードメーカーの消化性にすぐれた総合栄養食。自然のなかで育てた肉や野菜、穀物などの素材にこだわって作られています。原材料には、人間が食べても安全な自然素材を使用しています。
ザナベレセンシティブチキンは、お腹や食べものに敏感な猫のために開発された消化もよく栄養価も高い商品。グルテンが含まれた穀物は不使用で、保存料も使用していません。保存するときは、涼しく暗い場所で保存しましょう。
独特のブレンドがうれしいプレミアムフード!
こちらは、ダック肉とグリーンピースを主原料とするキャットフードです。厳選された高品質なダック肉とグリーンピースは猫の体内では作ることができない栄養成分を独特の方法でブレンドし、バランスよく配合。
ミネラルやビタミンの吸収がよいため、被毛をすこやかに状態にたもちます。人も食べられる安全性の高い素材を使用しており、アレルギー対応食としてもおすすめです。
エアドライ製法で消化率アップ!
栄養価と消化率のよいニュージーランド産のプレミアムキャットフードです。原材料のニュージーランド産の牛肉は、自然放牧で育ったグラスフェッドビーフ。牧草牛の生肉と内臓、緑イ貝に、ビタミンやミネラル、わずかな食物繊維を配合調整しています。
エアドライ製法は、低温でじっくり乾燥させるので、食材の持つ栄養素を損ないにくく、消化率が高いので軟便の対策にも役立ちます。嗜好性も高い人気商品です。
プロバイオティクス配合のグレインフリー総合栄養食
「ホリスティックグレインフリーキャットフード」は、消化と吸収率がよく動物性タンパク質が豊富な魚を使用したキャットフードです。合成着色料や猫が消化するのが苦手な穀物は使っていません。
その代わり、消化酵素や必要不可欠なミネラル、ビタミン、善玉菌などプロバイオティクスと11種類の必須アミノ酸が配合されています。消化吸収のいい成分のため軟便対策をしてくれる商品です。ほかのフードから切り替える場合は、1週間程度を目安に徐々に慣れさせていきましょう。
消化器官を健康的にサポート!
「ウェルネス穀物不使用」は、天然素材を使用したグルテンフリーの猫用ドライフードです。とうもろこしや小麦、米などの穀物を使わず、プロバイオティクス(乳酸菌)やプレバイオティクス(食物繊維)を配合。
消化のよい成分で、愛猫の毎日をサポートします。また、オメガ3脂肪酸やミネラル、ビタミンも配合されています。
「猫の軟便対策キャットフード」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする キャットフードの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのキャットフードの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかのキャットフードに関する記事はこちら 【関連記事】
軟便の原因はさまざま!
猫の軟便対策に役に立つキャットフードを紹介してきました。品質のよい素材を使用した、それぞれに特徴があるキャットフードばかりです。猫の個体差によって体質も食の好みも違いがありますので、愛猫に合うキャットフードを選択する際はぜひ、記事を参考にしてみてください。
また、軟便の原因が食事以外の病気などの場合もあります。愛猫の毎日を注意深く観察してあげましょう。とくに、キャットフードを切り替えるときには、一気に切り替えず、少しずつ与え愛猫の胃腸に負担がかからないようじゅうぶん注意をはらいましょう。
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