ネイル専用のダストブラシが必要なワケ メイクブラシで代用できない?
ダストブラシは、爪を削ったときに出る粉(サンディングダスト)を落とすためのブラシです。ジェルネイルの密着性を高めるため、ネイルアートをする前のサンディングはとても大切です。ダストが残ったままだとジェルにダストが混ざり、表面に凹凸ができてしまうことも。
メイクブラシで代用することもできますが、ネイル専用のダストブラシを選ぶことで、より爪のキワに入りこんだダストをかんたんに落とすことが可能になります。
ネイル用ダストブラシの選び方 コスメ&メイクライターに聞いた!
コスメ&メイクライターのさくらさんに取材のもと、ネイル用ダストブラシの選び方を教えてもらいました。毛質や柄の長さをはじめ、使い勝手などをチェックすることが大切です。
自分好みのダストブラシを選ぶためにも、ぜひ参考にしてみてください。
【1】毛の密度が濃いものを選ぶ
ネイル用ダストブラシは毛の密度が高いほど、こまかいダストをキャッチして払い落とすことが可能です。たくさんの毛を束ねていれば毛先に向かってふんわりと広がっていきます。
爪についているダストを効率よく落としたいなら、扇型のブラシよりも歌舞伎ブラシのようにふんわりとボリュームがあり、毛丈がやや短いブラシを選びましょう。毛丈が短いものは、コシも強く、爪のキワに入り込んだダストもかきだしやすくなります。
【2】ナイロン毛ならタクロン(PBT)を選ぶ
ネイル用ダストブラシはナイロン毛が主流ですが、動物毛が使われているものもあります。メイクブラシでは肌あたりのよい動物毛が人気ですが、ダストブラシはダストを払い落とすことが目的のため、ある程度のコシも大切。ナイロン毛ならしなやかでコシもあり、お手入れもしやすいメリットがあります。
また、ナイロン毛でも毛のやわらかさに定評のあるタクロン(PBT)を選べば、動物毛に劣らない肌あたりのよさを体感できます。
【3】手の大きさに合わせて柄の長さを選ぶ
ネイル用ダストブラシは持つ人の手の大きさによって、持ちやすい柄の長さが変わってきます。柄が長いブラシは手が大きな人も持ちやすく、フェイスブラシやチークブラシとして使うときも便利です。
柄が短いブラシは手で包み込むように持てる太さを選ぶと持ちやすいでしょう。手が小さい人でも持ちやすいメリットもあります。ネットで購入するときなど、実際に手で持ってみることができないときは、柄の長さを目安にしてみてください。
【4】自立するかどうかチェック
ジェルネイルを塗る前に爪を整えるサンディングで使うダストブラシ。サッと払ってテーブルに置くと、払い落としたダストがブラシについてしまいます。また、転がって床に落ちてしまうことも。
ブラシをさかさに立てて置けるものを選べば、テーブルに触れないのできれいな状態をたもてます。また、転がって床に落ちることもないので作業に集中できるメリットもあります。
【5】清潔にたもちやすいものを選ぶ
使用したダストブラシには、こまかい爪を削ったダストが付着しています。見ためにはわからなくても、細い毛のあいだに挟まっているダストはかんたんには取り除くことはできません。そのため、定期的に洗えるものを選びましょう。ナイロン毛なら耐久性にもすぐれています。
洗ったあとは、濡れた毛先が崩れないように乾かすことが大切です。柄が長いブラシだとテーブルからブラシだけ出るように置くことでブラシの形状をたもったまま乾かせます。
見た目もおしゃれ! ネイルケアがもっと楽しくなる コスメ&メイクライターからのアドバイス
ネイルダストブラシはネイルの仕上がりをより美しくしてくれるアイテム。専用のブラシを使うことでこまかいネイルダストを短時間できれいに落とすことができるので、ひとつ持っておくと便利です。
密度の濃いダストブラシがあればダストをかんたんに払い落とせます。また、デザイン性の高いおしゃれなものが多いので、ネイルケアの時間も楽しくなるでしょう。機能面だけに限らず、気に入ったデザインのものが手元にあれば気分が上がること間違いなしです!
ネイル用ダストブラシのおすすめ6選 セルフジェルネイルに! 人気アイテムを厳選!
うえでご紹介したネイル用ダストブラシを選ぶポイントをふまえて、コスメ&メイクライターのさくらさんと編集部で選んだおすすめのネイル用ダストブラシを紹介します。セルフネイルをきれいに仕上げるために、見た目だけではなく、スペックにも着目して探してみてください。

椿の花をイメージしたかわいらしいブラシ。凹凸のある形状で、爪のキワのダストまできれいに落としてくれます。
カメリアモチーフのブラシがかわいい
ネイルサロンやネイリストのためのネイルツールを展開するココイストのネイル用ダストブラシです。カメリア(椿の花)をモチーフにしたブラシはモコモコとした形状が特徴で、爪のキワにも入りこんだダストもしっかりとかきだしてくれます。
ふんわりとボリュームのあるブラシなので、肌あたりのよさもポイント。自立するので作業もしやすいでしょう。

化粧筆として知名度の高い熊野筆のネイルダストブラシ。肌触りがよくパウダーブラシとしても使えるすぐれものです。
メイクブラシとしても使える肌あたりのよいブラシ
伝統工芸品の熊野筆のネイル用ダストブラシは、熟練の技術を持つ筆職人により1本1本ていねいに作られています。ふんわりと肌あたりのよいブラシなのでネイル用ダストブラシ以外に、フェイスパウダーやチークなどをのせるメイクブラシとしても活用できるので便利です。
ブラシの色はブラックと、かわいらしい印象のピンクの2色から選べます。
品質に定評のあるジェルネイルブランドの商品
独自の世界観を持つネイルアーティストとコラボして誕生したブランドエラバイシャイニージェルのネイル用ダストブラシ。見ためにも品のある密度の濃いふわふわのブラシは、肌ざわりにも定評があります。
太めの柄でしっかりと自立するため、作業中の置き場所にも困りません。お気に入りのジェルネイルと一緒に用意してみてもいいでしょう。
持ちやすいからしっかりダストを落とせる
ボンネイルのネイル用ダストブラシは、コロンとした形状の柄とややフラットにカットされたブラシが特徴です。ブラシはやわらかく弾力もあるため、こまかい部分に入りこんだダストもしっかりと落としてくれます。
色はくすみのあるピンク色で落ち着いた印象もあるため、大人の雰囲気にもぴったりです。アンギュラータイプ以外にまるくカットされたラウンドタイプもあります。
グラデーションカラーのブラシがかわいい
美容専門メーカーのセブンビューティーのダストブラシです。ラインストーンがついている柄は底面が広くなっており、しっかりと安定して立たせることができます。ナイロン毛のブラシでお求めやすい価格なのも魅力。「ダストブラシってどんなもの?」と気になる方にぴったりです。
ブラシはグラデーションカラーのオレンジとパープルにくわえて、柄が黒でブラシが大人っぽいピンクの3色から選べます。
かわいいお花の形のブラシ
カラフルでかわいいお花の形のダストブラシです。白の毛束をオレンジ、緑、赤、紫、ピンク、青の6色のカラフルな毛束で囲いお花に見立てています。お花の形に合わせた凹凸ができているのも特徴。
ブラシの凹凸がこまかなダストも逃さずしっかり除去してくれます。持ち手のゴールドがゴージャスな雰囲気を演出。ダストブラシとしてもメイク用のブラシとしても使うことができるやさしい肌触りのブラシです。
ピンクを基調としたダストブラシ
ピンクを基調としたインパクトのあるかわいいネイルダストブラシです。クリスタル部分が持ちやすく、立てて置くこともできるので便利。メイク台などに飾っておきたくなるようなデザインです。
毛先にはシャギー加工を採用し、やさしい肌触りを実現しています。たっぷりの毛束でこまかなダストもしっかり落とします。デザインも使い勝手もよいネイルダストブラシです。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ネイル用ダストブラシの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのネイル用ダストブラシの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ネイル用ダストブラシの洗い方
ダストブラシは見ためには汚れていないように見えても、こまかいダストが毛のあいだに入りこんでいます。洗わないままでいると、ダストを落とすことはできません。ダストブラシはメイクブラシと同様に動物毛とナイロン毛がありますが、どちらにしても毛は細くデリケートなため、ぬるま湯にブラシ全体をつけて振り洗いが適しています。
洗うときは化粧品メーカーから出ているブラシ用クリーナーか、固形石鹸で洗いましょう。洗浄後はしっかりとすすいで、陰干ししてください。
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ネイル用ダストブラシは好みのデザインを選んで
ジェルネイルの密着性を高めるために爪を削ったときに出るサンディングダストを払い落とすには、たっぷりと密度の濃いダストブラシを使います。この記事ではさくらさんと編集部で選んだおすすめのネイル用ダストブラシ9選を紹介しました。セルフネイルを楽しむには道具選びが大切。機能性だけではなく、気分があがるようなかわいいデザインを選びましょう。
さくらさんに教えていただいた、ネイル用ダストブラシの選び方も参考にして、自分好みのデザインのダストブラシを探してみてください。
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