ジュニアシートは学童用のチャイルドシート 何歳から乗せれるの?
ジュニアシートはチャイルドシートなどと同様、車に乗る際4〜10歳頃で身長が140cm未満の子どもを安全に乗車させるために適したチャイルドシートのこと。学童用シートとも呼ばれています。
ジュニアシートは車に装備された大人用のシートベルトを使って体をホールドします。子どもの小さい体でも、正しい位置で車のシートベルトを装着できるように補助するシートになります。
体の小さい子どもが大人と同じようにシートベルトをすると、顔や首などにシートベルトがかかってしまいますよね。ジュニアシートを使用することで、子どもの小さな骨盤や鎖骨といった骨格の要所にシートベルトが確実にかかるようにサポートしてくれます。
ジュニアシートの多くは、身長145~150cm前後まで使える仕様となっています。これは、車のシートベルトが身長140cm以上の大人が運転することを想定して、正しく使えるように設計されているため。
大人と子どもでは、同じ身長140cmでも肩の位置や頭身が異なるため、身長145~150cmくらいまではジュニアシートを使うようにしましょう。
▼チャイルドシートの義務年齢はついて詳しく知りたい方はこちら
ジュニアシートの選び方のポイント 購入する前に必ず押さえておこう!
ここからは、ジュニアシートを選ぶときのポイントについてご紹介していきます。
(1)車のサイズに合ったタイプを選ぶ ジュニアシートは主に3種類ある


ジュニアシートを取り付ける車がワゴンタイプやSUVなど、中型車以上であればジュニアシートのサイズをそこまで気にする必要はないですが、上の図表でもわかる通り、軽自動車などコンパクトカーを利用している家庭が今の時代特に多いのです。また、カーシェアリングで毎回取り付ける車のサイズが違うという方もいるかもしれません。
軽自動車やコンパクトカーに設置する場合は、その車の後部座席のサイズに合ったタイプを選ぶようにするのが適切。 お出かけする際の荷物を置けるスペースをしっかり確保できるくらいのサイズ感がおすすめですよ。
コンパクトなサイズが多いジュニアシートは主に3種類のタイプに分けられます。
◆軽量コンパクトな「ブースターシート」
◆安定性が高い「ハイバックシート」
◆超ロングユースタイプが多い「フルサイズハイバックシート」
▼ブースターシートやハイバックシートの特徴を詳しくチェックしよう
(2)座面への取り付け方法で選ぶ ISOFIX式か、シートベルト式か
ジュニアシートは、シートベルトで固定するタイプと、ISOFIX固定タイプのものがあります。そのまま置くタイプだと、ジュニアシートがぐらつくことが多いため、車の固定金具と連携して装着できるISOFIX固定のものを選ぶとよいでしょう。
ただし、ISOFIX対応のジュニアシートを検討する場合は、所有車にISOFIXの金具が付いているか必ずチェックしてください。2012年以降に発売された車には必ず付いていますが、念のため車の取扱説明書などで確認しておくと安心。
(3)安全基準をクリアしているものを選ぶ 「R129」「R44」など
ジュニアシートは、子どもの身を守るために必要不可欠な装備になります。選ぶ際は、安全基準に達しているものを選ぶとよいでしょう。
安全基準を満たしているかどうかは、国土交通省の安全基準に適合している場合表示できる、Eマークもしくは自マークでの確認できます。また、最新基準のi-Size R129(アイサイズ)や旧基準のECE R44/04の基準を満たしていれば、安心して使用することができるでしょう。
(4)選ぶ基準は「適応身長」と「適応体重」 適応年齢も大切だけど…
ジュニアシートは、幼児用チャイルドシートが小さくなった場合に使います。「3歳になったらジュニア」「すぐ大きくなるから」という理由ではなく、現在の我が子の身長や体重を目安にします。身長100cm、体重18kgを超えたあたりからが、切り替えのタイミングとなります。
また、見た目の目安としては、子どもの頭の半分以上、背もたれの上端からはみ出したら切り替えどきです(頭の半分位までは使用可能)。
体に合ったチャイルドシートを正しく使うことは大切な我が子を事故の衝撃から守るための必須条件であり、正しい愛情といえるでしょう。
(5)ジュニアシートの機能面をチェックして選ぶ 折りたたみや寝やすい工夫も
使い勝手のよさを求めるなら、ジュニアシートの機能面にも着目してみましょう! 以下があると便利な機能と便利なポイントになるので購入前に一度チェックしてみてくださいね。
◆「折りたたみ機能」があると帰省や旅行の時に持ち運びができる
◆「コンパクトサイズ」は車内のスペースを有効に使える
◆「インパクトシールド式」は首カックンの負担が少ない
◆「シートが丸洗い可能」ならいつでも清潔に使える
◆「ヘッドレスト・ベルトの位置を調節」できると長く使える
▼機能性を重視したチャイルドシートをもっと詳しく理解しておこう!
人気メーカーランキングを発表! ジュニアシート
マイナビおすすめナビで、7歳未満のお子さんがいるママ100人にチャイルドシート・ジュニアシートに関するアンケート調査を行いました。人気のメーカー・ブランドはどれでしょうか? 早速結果を発表します!!


国内大手メーカーのコンビやアップリカの支持が高い結果に! インパクトシールドやハイバックタイプのチャイルドシートやジュニアシートを販売しているエールベベも3位にランクインしていますね。
ジュニアシート選びに迷っている方、安くない買い物だから失敗したくないママ・パパは先輩ママから支持の高いメーカーを参考にしてみましょう!
▼人気のメーカーに関して詳しくこちらの記事で解説!
ジュニアシートおすすめ17選 2・3歳から使用可能なチャイルド・ジュニアシート&口コミも!
ご紹介したジュニアシートの選び方のポイントをふまえて、さまざまなタイプのおすすめ商品をご紹介します。ぜひ商品選びの参考にしてみてください。
安全性だけでなく、ママ&パパのことも考えた設計
座面が低い安心の低重心設計に加え、肩ハーネス跳ね上げ機構と相まって乗せ降ろしがしやすいシートです。
1~11歳頃まで使用可能で、ISOFIXでの取り付けのほかシートベルトでの固定も可能(ISOFIXコネクタは収納できます)。背もたれナシのブースターシートはシートベルトを使って固定しますが、身長125cm、体重22kgを超えてからの使用が義務付けられています。

ハイバックタイプを11歳ごろまで使える
日本製ジュニアシートの多くは、背もたれつき(ハイバック)で使えるのは7~8歳ごろですが、こちらの製品は安全性が高いヘッドガードつきハイバックの状態で身長145cm、11~12歳ごろまでずっと使えるのが大きなポイントです。より安全性を重視するならこのシートを推薦します。
座面のみのブースターで使用することも可能で、その際は肩ベルトが子どもの肩の高さにジャストフィットするベルトポジショナーが大変効果的に機能します。
通気性にすぐれた構造なので、長距離ドライブをすることが多い家族におすすめです。

両サイドの格納式カップホルダーが便利!
3歳ごろから11歳ごろまで背もたれつきで使えます。ヘッドレストやアームレストは高さ調整が可能で子どもの体にしっかりフィットします。子どもが体重22kgくらいになると、背もたれを外してブースターのみでも使えますが、安全上、積極的に推奨はできません。
グレコはアメリカのブランドですが、こちらのシートの安全基準は欧州のECE R44に適応しています。日本は欧州安全基準を採用しているので日本での使用も問題ありません。
座面の両サイドには、便利な収納式カップホルダーがついており、意外にもこれが子どもに人気です。カップホルダーとして使うのではなく、ミニカーやお菓子、小さなおもちゃなど、自分の大切なものを隠しておける秘密の小箱として使えるのが楽しいようです。

安全性とデザイン性にすぐれたドイツ製
サイベックスcbxは、日本での正規販売が開始されてまだ数年ですが、斬新で高級感のあるデザインと先進の安全性で人気急上昇中のドイツ生まれのチャイルドシート。
ISOFIX式とシートベルト式どちらの装着も可能です。シートベルト式の際には、ISOFIX金具は格納されるので、金具が露出することなく安心。
ヘッドレストには、3段階のリクライング機能があります。つねに安全な位置に頭をホールドできるので、車に乗るとすぐに眠ってしまう子どもにおすすめです。万が一、衝突した際にもしっかりと頭部を保護してくれます。
高さ調整は12段階が可能。操作はかんたんでシートバックの調整レバーを引き上げるだけでOKです。

長女も以前、同じシリーズを購入して良かったので2人目のジュニアシートデビューに購入。使い易いし、洗えるので良い買い物をしました。頭の高さも変えれて長い期間使えそうな上、頭を包み込まれるようなホールド感があるからか、下の子は良く寝てくれます! 寝やすいジュニアシートを探している方にはおすすめ!(Nさん/5歳・3歳女の子ママ)
3歳から使えるジュニアシート!
頭・肩・腰を守る大型のヘッドサポートが特徴で、子どもが眠った場合も頭を安全な位置にサポートします。快適性やメンテナンスのしやすさもこの商品のすぐれたところです。
背中部・側面部はメッシュ生地で、通気孔から空気が流れやすい構造となっています。シートカバーは脱着しやすく、手洗いできるので清潔さを保つことができます。
座面裏には滑り止めのゴムがついており、シートのズレが少なく、滑りにくい仕様となっていることも◎。

暑いときも快適な通気性抜群の軽量モデル
背もたれつきのハイバックシート(身長120cmくらいまで)と、座面のみのブースターシート(身長145cmくらいまで)の2WAYで使用可能です。
ハイバックには、頭部を保護するヘッドプロテクション機能が充実しており、子どもの成長に合わせてかんたんに高さ調整ができる「可動式ヘッドレスト」の使い勝手がいいです。
また、「サラット」の商品名とおり、シート本体には子どもの頭部・背面部・座面部に合わせて、通気口が22個あります。大口径のヘッドレストや広範囲のメッシュ生地との相乗効果によって、夏の暑い時期はもちろん、暖房が効いた冬の車内でも通気性が抜群です。
汗っかきの子どもも快適に過ごせるつくりになっています。

祖父母の車に乗るときなどにひとつあると安心
面を上げて車のシートベルトを安全に使えるようにするためのブースターシートです。取扱説明書には、体重15kg・3歳ごろから利用可能という記述がありますが、安全に使うには身長120cm以上、小学生以上での使用をおすすめします。
もちろん車のシートベルトをそのまま使うよりは、はるかに安全なので、祖父母やお友達の家の車、タクシーなどに乗る際には備えておくと安心です。
アームレストは子どもの成長に合わせて2段階で調整可能。左右両方に便利な収納式カップホルダーがついていますよ。

厚めのウレタンで座り心地も快適
値段も安く、軽量で扱いやすいので根強い人気があるブースタータイプ(背もたれのない座面だけ)のジュニアシートです。
厚めのウレタンを使っているので、クッション性も良好で長時間座っていてもお尻が痛くなりにくい設計となっています。
このサイズと価格なら、所有車がない方の場合でも1つ持っておくと、実家の車やママ友の車に乗せてもらうときなどに便利です。
また、ジュニアシート世代の子どもが多い家庭の車であっても、サイズが小さいのでシートベルト(3点式)の数のみ装着が可能です
3歳半~12歳頃まで使えるロングユースタイプ!
3歳半~12歳頃までの成長に合わせて、シートの高さを11段階で調整が可能。車のシートにフィットするように、90°~120°でフレキシブルに調整できる上、ISOFIXとシートベルトの両方で装着可能なマキシコシ最高峰のジュニアシート。
安全性や機能性と同時に、カラバリも豊富でマキシコシらしい、ファッション性にも注目!
1~2歳から使用可能! 3WAYの使い方ができる
1~11歳まで使える、ロングユースタイプのジュニアシートです。チャイルドシート、ハイバックジュニアシート、ハイバックを外してブースターシートの3段階の使い方ができます。
ハイバックシートながら重量はわずか5.1kg。チャイルドシートとして使用時はベルトではなく大きな衝撃吸収材でできたインパクトシールドで子どもを固定するので、肩ベルトが苦手な子どもでも快適なドライブが可能です。
軽量エアスルーモデルのジュニアシート
全面3Dメッシュシートと本体エアゲートを搭載した、通気性抜群の「爽快シート」が特徴のジュニアシートです。さらに、ヘッドサポートとランバーサポートは子どもをやさしく包むふわふわ素材のため、長時間のドライブでも快適さが持続します。
本体重量は軽量5.3kgのため、設置もラク。さらに本体サイズもコンパクト仕様のため、車内のスペースを広く確保できるでしょう。
座り心地や姿勢にこだわったジュニアシート
長時間のドライブのために、高密度なクッションを使用、座り心地や姿勢にこだわったシートです。
サウンドヘッドサポートクッションとオバーハングサイドプロテクションを採用されています。ずっと背もたれロングユース設計のため、成長に合わせ使用でき、背もたれの有無を決めることができます。
ウォッシャブルシートなので、シート汚れても洗えるため、安心です。
メッシュシート搭載で汗っかきな子どもでも安心
1歳から11歳と長期間使用可能な、チャイルド&ジュニアシートです。ISOFIX取りつけタイプなので、取りつけがかんたんな点もポイントです。
ヘッドレストの左右には「マシュマロGキャッチ」を搭載しているため、衝撃を吸収し頭を守ってくれます。メッシュシートになっているので、汗っかきな子どもも安心して使える仕様となっております。
コンパクトなのでさまざまなシーンで活用可能
15~36kgまで使える、コンパクトでスリムなデザインが革新的なジュニアシートです。コンパクトなデザインながらも安全基準にはしっかりと適合しているので安心して使用できる商品です。カラーも豊富で子どもの好みから選べますよ。
レンタカーやタクシー、旅行先など自家用車以外でお出かけの時でも置くだけで活用できるので、1つ持っておくと便利でしょう。
奥行きのあるヘッドサイドガードで首カックン抑制
ドライブ中、眠りについたときにおこる首カックン抑制のため、奥行きのあるヘッドサイドガードが搭載されています。
汗をかいても乾きやすい3Dメッシュ生地を使用し、子どもの成長に合わせて5段階のヘッドレストの調整が可能です。また、ハイバックとブースターの2つのモードに変更できるので、ロングユース向けでしょう。ファブリックパーツを外して洗うことができるため、清潔を保ちたい人にぴったりでしょう。
育児用品の先進国オランダから安心のシート
マキシコシのkore pro isizeは、シートの高さを上げると同時にシート幅も広がります。これにより、お子様の成長に合わせたシートスペースを確保できます。
また、ジュニアシートでは世界初のクリックアシストライトが搭載されています。座ると自動でライトが点灯し、お子様が1人でシートベルトを装着しやすい装置となっています。
育児先進ヨーロッパ基準のジュニアシート
日本育児のトラベルベストECFIXは、名前の通り軽量かつコンパクトな設計で持ち運びしやすいジュニアシートです。座面を折りたたみ、付属の収納袋に入れることができるため自家用車のみならず、カーシェアなどでも使えます。
また、安全性能も欧州の基準と日本の認証を受けており安心設計です。3段階に調節可能な肩ハーネスとヘッドレストで衝撃からお子様を守ります。
おすすめ商品比較一覧表 ジュニアシート
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ジュニアシートの売れ筋をチェック
Amazonでのジュニアシートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ジュニアシート選びの重視ポイントTOP7 先輩ママ100人に聞いた!


ジュニアシートは車への適合や子供の体のサイズを確認して最適な商品を選ぶのが基本です。それ以外の機能性や操作性、使いやすさといった点で、先輩ママたちが重視したTOP3は…
◆安さを重視した価格
◆車への取り付けが簡単かどうか
◆3~4歳頃から使い始められるかどうか
先輩ママ達が重視するポイントを押さえることで、大きな失敗は回避できそう! 経験したからこそわかる重視ポイントについてママ達が詳しく解説してくれています。 早速チェックしてみましょう!
「価格」を重視したママの意見
予算にあっていて、安全基準テストをクリアしたものを選ぶといいと思います!新生児期に使用するものではないので、高いものでなくて、型落ちでも全然ありだと思う。( 車のタイプ:ワゴンタイプ/0歳・3歳児ママ)
「取り付けが簡単か」を重視したママの意見
取り外し頻度を考えて選ぶのが良いと思います。ほとんど取り外さないなら、重いものでも良いですが、掃除や乗り換えで取り外し回数が多いと、どんどん不便に感じます。
ただ、がっしり重厚感があるほうが、安全な気がするので新生児~3,4歳くらいで買い替えを視野に入れて選ぶのがおすすめです。(車のタイプ:ワゴンタイプ/6歳・8歳児ママ)
「3歳頃から使える商品か」を重視したママの意見
うちは3歳差で子供がいるので、上の子のチャイルド&ジュニアシートを下の子が一歳になったときに下の子に移し、上の子は年齢と体重を満たしていたのでブースターシートに切り替えました。シートが無駄にならずうまく移行できてよかったです。きょうだいがいる、あるいはこれから子供を複数もつことを予定している方は、年齢差なども考慮しつつタイプを選ぶと良いと思います。(車のタイプ:軽自動車/2歳・5歳児ママ)
ジュニアシートに関してのQ&A
ジュニアシートで寝る子どもの姿勢が辛そう…寝やすい方法はある?
チャイルドシートで気持ちよさそうに寝る子供の首カックンは、心配で運転に集中できないし、見てるのも辛い上、何より危ないですよね。そんな時は家にあるタオルを使ってお子さんの頭を固定してみましょう。
子どもが左右どちらかに傾いて寝てしまったとき、傾いた方の顔と肩の間に、そっと折りたたんだタオルを挟みます。また、タオル2枚を顔の左右に挟んで使う方法や、タオルを細長く丸めて首に巻き、簡易的なU字型のネックピローとして使う方法も首カックン防止になりおすすめです。
※子どもの口や鼻をふさがないように気をつけて使用するようにしましょう。
ジュニアシートは2歳からでも使用可能?
コストが抑えられること、コンパクトで使い勝手の良さなどから、買い替えのタイミングでジュニアシートやブースターシートを使い始める方もいます。しかし、ジュニアシートの利用基準は身長100㎝以上、体重15㎏以上(目安年齢は3歳~4歳頃)が一般的。2歳児の平均的な体型ではこの基準には達していないため、早めの使用はできません。
安全性を第一に考え体型に合ったチャイルドシートを選ぶことがもっとも重要です。
ジュニアシートの必須知識 違反しないためにもおさえておこう


ベビーシートやチャイルドシートと同じく、ジュニアシートも万が一の事故から子どもを守るために設置します。ジュニアシートが機能するには、正しく設置することが大切です。
ここでは、ジュニアシートを設置する際の注意点をご紹介します。
助手席に設置するのはNG!
助手席にジュニアシートを設置するのは法律上禁止されていませんが、安全を考え、助手席に設置するのはやめておきましょう。
とくにエアバッグが搭載されている車種の場合、万が一の事故の際に助手席のエアバッグがふくらむ衝撃で子どもがたたきつけられてしまい、重大なケガを負う可能性があるのです。
「ブースターシート」の装着位置はシートの奥深くに
背もたれのないブースターシートは、シートの奥深くに設置しないと正しい位置でシートベルトが通せなかったり、ベルトとバックルが届かなかったりします。
装着方法はまず、ブースターシートをシートの一番奥の位置に置いてから子どもが座ります。座ったらシートベルトを肩に通し、腰部分のベルトと一緒にブースターシートのツメ部分に通してバックルで留めましょう。
お手入れの際は、パーツをバラバラにした方が綺麗になる
子どもが使うものは、汚れやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。お手入れを怠ってしまうと、汚れが落ちなくなったり、カビなどの細菌が発生してしまう可能性もあるので早めに対応した方がいいです。
まず、カバーやクッションなどのバラせるパーツはすべてバラします。カバーの水洗いがOKの場合は歯ブラシ等を使って洗うときれいに洗えます。洗濯機を使用して丸洗いOKなのか、手洗いのみOKなのかを確認してから洗うことも大事なポイントです。
パーツを外したあとは掃除機でゴミをきれいに取ってしまい、タオルなどで拭きあげましょう。そして、すべてしっかりと乾かしてから組み立て直してください。
各ジュニアシートには取扱説明書がついています。各商品についている取扱説明書に書かれた方法でお手入れをすることが大切なので、しっかりと説明書を見てお手入れを行いましょう。
公認チャイルドシート指導員からのアドバイス
チャイルドシートの装着義務があるのは5歳まで(6歳未満)ですが、そのあとはジュニアシートを使って子どもの安全を守りましょう。
ジュニアシートというと、座面を持ち上げるブースターシートのイメージが強いかもしれませんが、ブースターシートは身長125cm・体重22kg・7~8歳を超えてから使うのが安全。
欧州ではブースターシートは最新の安全基準を満たさないとして、やがて新規の販売ができなくなる予定です。とはいえ、車のシートベルトをつけるだけで乗せるよりはいいので、たとえば祖父母の車に月に1、2回乗る程度ならブースターシートを用意しておくといいでしょう。
ジュニアシートで快適なドライブを!
ジュニアシートの上手な選び方とおすすめ商品、設置や移動がしやすい軽量ハイバックシートやジュニアシートの知識を紹介しました。
ジュニアシートは子どもの体型や成長に合わせ、適したものを選ぶのが重要です。さらに、安全性だけでなく快適なドライブができる機能豊富なジュニアシートも多く発売されています。納得の商品を選んで、子どもとのドライブを楽しみましょう。
◆アンケート情報
調査時期:2023年5月29日-6月8日
調査対象:7歳未満のお子さんがいるママ
調査数:女性100名
調査方法:インターネットアンケートフォーム
※記事中に掲載しているクチコミはアンケート調査時の回答データを使用しております。回答者個人の意見に基づくものになりますので、商品選びのご参考にされる場合には、ご注意ください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。