あぶらとりハンカチの選び方 コスメ&メイクライターに聞いた!
まずはあぶらとりハンカチの選び方をチェックしていきましょう。コスメ&メイクライター・古賀令奈さんのアドバイスも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
あぶらとりハンカチの素材で選ぶ
あぶらとりハンカチはさまざまな素材のものがあります。素材によって吸水性や耐久性が異なるので、それぞれの特徴をよく把握しておきましょう。
手触りがよく吸水性にすぐれた「綿」
綿素材のあぶらとりハンカチは、手触りがよく吸湿性にすぐれ、天然の風合いが楽しめます。洗濯して繰り返し使え、洗うほどに繊維がこなれて肌なじみがよくなるため、長く使用することができます。
ただ、素材が滑らかなため毛穴の皮脂を取り除くことはできません。また、洗濯の際に入れた柔軟剤などのすすぎがたりないと吸湿性が低下することがあるため注意が必要です。
耐久性が高くメイク直しに使いやすい「化学繊維」
ポリエステルなどの化学繊維でできたあぶらとりハンカチは、皮脂や汗を取り除く効果があります。表面に凹凸があるため、メイクのうえから使用してもメイクが落ちにくいのもうれしいポイント。メイク直しに使いたい人にぴったりです。
繰り返し洗濯して使用できる耐久性もあります。タオルタイプや大判タイプなどタイプもさまざまです。
繰り返し使えて高級な「和紙繊維」
和紙素材のあぶらとりハンカチはあぶらとり紙のような1枚の紙ではなく、和紙繊維をひねって糸状にしたもので織られた和紙織物です。そのため繰り返し洗濯して使え、麻に似た清涼感があり、麻よりもしなやかな手触りで、皮脂をよく吸着してくれます。
ただ、和紙繊維を作っている会社は多くないため、種類に限りがあり、手間がかかる分だけ価格が高めになっています。
大きさで選ぶ
あぶらとりハンカチにはさまざまな大きさがあります。使う人や用途に合わせて大きさを選びましょう。
ミニハンカチサイズ
一般的なハンカチは汗や水分を拭いたり、手洗いのあとの手拭き用として持ち歩きます。対して、あぶらとりハンカチは、皮脂を取り除くための専用ハンカチとして携帯するため、ミニハンカチサイズが多く発売されています。
ミニハンカチは一般的に32×32cm以下のものをいいます。持ち運びしやすく、メイクポーチのなかに入れてもかさばらないのもメリットです。
ハンカチサイズ
ハンカチの一般的なサイズである、30×30cm~45×45cmのあぶらとりハンカチも多く販売されています。こちらはあぶらとりハンカチとしてだけでなく、手拭き用としても兼用しやすく便利です。バッグやポケットにも収納しやすく持ち運びもらく。
ただ、小さめのメイクポーチには入らないこともあるため、メイク直しの際の皮脂取り専用として使うには、大きい場合があります。
用途の優先順位をつけると選びやすい コスメ&メイクライターからのアドバイス
どんなにすぐれたアイテムでも、ニーズが合わなければ使いにくいもの。手拭きとの兼用を重視する方は、吸水性にすぐれた綿素材がストレスフリーで使いやすいでしょう。
皮脂へのアプローチを優先するなら、ポリエステルが適しています。バッグが小さい方、荷物を最小限にしたい方は薄手で小さめのサイズを選ぶなど、使い勝手で選ぶことをおすすめします。
あぶらとりハンカチのおすすめ10選 皮脂吸収・メイク直しに! 人気アイテムも紹介!
コスメ&メイクライター・古賀令奈さんと編集部が選んだ、おすすめのあぶらとりハンカチを紹介します。特徴などもあわせて解説するので、使いたいシーンにあわせて選びましょう。
毎日持ち歩きたい方には、松並木『5重 ガーゼハンカチ 3枚セット』がおすすめ。ガーゼ素材で肌あたりがやさしく、3枚入りだから洗い替えにも不自由しません。

化学薬品を使っておらず0秒で水分と皮脂を吸収
ガーゼ織物の規格に準じた40番手の平織りガーゼを5重に重ねて作られているため、吸水性と皮脂吸着力にすぐれ、すぐに乾きます。化学薬品を使っていないので、高圧窯で煮だす昔ながらのキヤー製法のため、ケバがなく肌へのやさしさがあります。メイク直しの皮脂取りにぴったり。
洗うほどにやわらかさが増していき手触りがよくなるのもうれしいポイント。繊維の品質基準である、エコテックス100【クラスI】に認証されている国内産です。
テイジンのナノフロント使用のあぶらとりハンカチ
素材はテイジンの多機能性素材、髪の毛の7,500分の1という細さの繊維のナノフロントを使用しています。裏地のパイル面をやさしく肌に当てるだけで、皮脂や汗を吸着。摩擦が少ないため、肌へのダメージが軽減されます。
表地は肌触りのいいガーゼ地。ストライプや花柄などさまざまな模様が選べるので、自分の好みに合わせたチョイスが可能です。
水に濡らして拭けば皮脂すっきり
水に濡らして拭くことでファンデーションさえもきれいに落としてしまえるほど、すぐれた皮脂の吸着力を持っています。メイクの上からは使えませんが、気になる肌の皮脂をなんとかしたい男性にぴったり。
本来はアウトドア用のハンカチで、お風呂がないキャンプ生活を快適に過ごすために開発されたものです。カラフルな収納袋つきで、コンパクトに持ち運びできカラビナなどにつければリュックなどにも装着できます。
デザイン重視派の方には、東レ『あぶらとりハンカチ テカリサラリ ジュエリーI』がぴったりです。

さまざまな絵柄と薄くコンパクトなあぶらとり
東レ独自開発の繊維でファンデーションの下から浮き出てくる皮脂を取り除くことに特化したあぶらとりハンカチです。ファンデーションの付着が少ないのが特徴です。ジュエリーやボタニカル、トロピカルといった絵柄もおしゃれなので、人前でも気にせずハンカチとして使用できます。
薄くて17cm角とコンパクト。メイクポーチのなかにしのばせてもかさばりません。
キュアテックス『風雅すたいる あぶらとりハンカチ(FZA011)』
「あぶらとりハンカチ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする あぶらとりハンカチの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピングでのあぶらとりハンカチの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの脂性肌対策に関連する記事はこちら 【関連記事】
自分に合ったあぶらとりハンカチを見つけよう
あぶらとりハンカチは綿ハンカチに薬品添加したものから独自の特殊化学素材を使用したもの、和紙繊維のものまでさまざまな種類があります。また、メイクポーチに入れて持ち歩きに適したコンパクトサイズから、小風呂敷にも使える大判タイプまでサイズもいろいろです。
用途もメイク直し専用に使いたい人から、人前で堂々とハンカチを使うようにして皮脂や汗を取り除きたい人まで、用途にあわせて、自分に合ったあぶらとりハンカチを選ぶことで、肌の状態を快適にたもちましょう。
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京都在住のコスメ&メイクライター、コスメコンシェルジュ。 「マイナビウーマン」「ELLE ONLINE」などの女性向けメディアで、主にコスメレビュー、メイクのHow To記事を執筆。 大手化粧品会社、大手食品会社、大手化粧品コミュニティサイトなどの企業案件も担当。 「JAFCA 一般社団法人日本流行色協会」2021年春夏流行色メイクパターン作成。 マンツーマン形式で実践的にお悩みに応える「メイク相談室」を運営。