マカダミアナッツオイルの魅力って? どんな効果があるの?
マカダミアナッツオイルは、オリーブオイルなどにも含まれるオレイン酸やパルミトレイン酸、ビタミン類などが含まれています。サラダやヨーグルトにかけたり、調理の際に使っている油の代わりに使ったりと取り入れやすいのが魅力。高温の加熱調理にも使えます。
また、パルミトレイン酸は酸化しにくいため、マッサージ用のキャリアオイルやスキンケアオイルとしても人気の高いオイルです。さらっとしたテクスチャーなので、オイルケアがはじめての方も使いやすいでしょう。ぜひ試してみてください。
マカダミアナッツオイルの選び方 使う目的、精製か未精製か、抽出方法などに注目!
まずは、マカダミアナッツオイルを選ぶポイントをおさえておきましょう! 使う目的に合わせてタイプや抽出方法などをチェックすることが大切です。料理ライターの山田由紀子さんからアドバイスもいただいたので、自分の目的に合ったマカダミアナッツオイルを選ぶためにも、ぜひ参考にしてみてください。
「食用」か「スキンケア用」か用途で選ぶ
マカダミアナッツオイルには、料理に使える「食用」のものと、美容のために活用できる「スキンケア用」の2種類あります。
料理に使いたい場合は、必ず食用のものを選ぶようにしましょう。スキンケア用のオイルは美容成分が添加されていることもあるため、料理に使うことはできません。自分の用途に合わせてマカダミアナッツオイルを選びましょう。
「精製」か「未精製」かで選ぶ
マカダミアナッツオイルをはじめて購入するなら、高温加熱処理で不純物やニオイを取り除いた精製オイルが便利です。生でも食べやすいメリットがあります。長期保存も可能なため、手作りコスメや石けんの材料にもぴったりです。
ただし、精製時に栄養成分も一緒に取り除かれているため、栄養成分を重視するなら精製されていない未精製オイルを選びましょう。
オーストラリア産は種類が豊富!
マカダミアナッツはオーストラリア産が主流です。ほかにもマラウイや南アフリカ、ケニアなどで生産されています。オーストラリア産のマカダミアナッツを使用したオイルは、国内でも製造されており種類も豊富なので、好みの商品を探しやすいメリットがあります。
価格はやや高価ですが、徹底した品質管理のもと栽培されているため、魅力的な商品を見つけることができるでしょう。
抽出方法をチェックしておこう
マカダミアナッツからオイルを抽出する方法は、「高温圧搾法」と「低温圧搾法」があります。高温圧搾法は、オイルがよくしぼれるように加熱をして圧搾する方法です。低温圧搾法は圧力のみでオイルを搾り取ります。加熱をしないので、オイルの栄養成分を残すことが可能です。
そのため、栄養成分を重視してマカダミアナッツオイルを選ぶなら、低温圧搾法と記載のあるオイルを選びましょう。
遮光ボトル入りなら長く保存できる

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash
オイル以外にお酒や化粧品など、紫外線により品質が落ちてしまうものは茶色や青色のボトルに入っていることが多いです。
マカダミアナッツオイルが入っている瓶やボトルには色がついています。これは商品として色がついているケースもありますが、日光による品質の低下を防ぐために遮光性のあるボトルを利用しているという意味合いです。青色<緑色<茶色と色によって遮光率が変わります。
遮光率の高い茶色は紫外線を遮ってくれるため、オイルの品質に影響がでにくいといえるでしょう。しかし、茶色のボトルでも日光のあたる場所に置いていると品質に影響を及ぼすことも考えられます。保管するときは風通しのよい暗い場所で保管しましょう。
摂り方・使い方の注意点 料理ライターがアドバイス
マカダミアナッツオイルを食用として使う場合は、摂り過ぎに注意しましょう。体によいオイルといっても高カロリーなので、1日あたりの摂取量は大さじ1杯程度が適量です。
スキンケアに使う場合は、少量を二の腕などにつけてみて、肌に合うかを確認してから使いましょう。アレルゲンへの過敏反応をお持ちの方や敏感肌の方が使用される場合は、とくに注意してください。
マカダミアナッツオイルのおすすめ10選! 食用から化粧品まで!
ここまでご紹介したマカダミアナッツオイルを選ぶポイントをふまえて、料理ライターの山田由紀子さんと編集部で選んだおすすめのマカダミアナッツオイルを紹介します。用途に合った自分好みのマカダミアナッツオイルを探してみてください。
マンデイムーン『マカダミアナッツオイル・精製』は、1本で顔、体、髪など全身のスキンケアに使えるうえに、クレンジングやマッサージなど、幅広く利用できるのが魅力。
紅花食品『マカダミアナッツオイル』は、食用とスキンケア用のどちらにも使えるので、少量から試してみたい方におすすめ。
日清オイリオ『マカダミアナッツオイルフレッシュキープボトル』は、酸化を防いで、最後までフレッシュな味わいを楽しめます。

料理と美容ケアに使えるオイル
オーストラリア産のマカダミアナッツの低温圧搾したオイルです。栄養成分が豊富に含まれているため、毎日の食事にぴったり。100gと容量は少ないですが、フレッシュなうちに使い切ることができます。マカダミアナッツの芳香さを最後まで堪能してください。
食用オイルですが、キャリアオイルとしても使用できます。保管するときは、日光のあたらない常温の暗いところに置いてください。

使い勝手のよいボトルが便利
サラダ油をはじめオイル製品に定評のある日清オイリオグループのマカダミアナッツオイルです。独自のフレッシュキープボトルで詰めたてのおいしさを食卓でも堪能いただけます。オーストラリア産のマカダミアナッツを使用しており、生でも加熱でも使えるのが魅力的。
日清オイリオグループでは、同ボトルを採用したオイルを複数展開しています。マカダミアナッツオイルと一緒に、ぜひ試してみてください。
クセのないサラッとした香ばしいオイル
南アフリカ産のマカダミアナッツを使用したオイル。低温で圧搾するコールドプレス製法で作られているため、毎日の食事に取り入れやすいのが魅力です。サラダのドレッシングはもちろん、お菓子づくりなど、ふだん使うオイルの代わりに使ってみましょう。
グリーンの遮光瓶入りである程度の品質はたもたれますが、念のため開封後は戸棚のなかなど、暗い場所で保管してください。
長く愛されているオイルブランド
オリバードのエクストラバージンオイル原料のマカダミアナッツは、すべてオーストラリア産。低温圧搾法で抽出されているため、マカダミアナッツが持つ香りと風味がたもたれています。トランス脂肪酸や添加物、防腐剤などは含まれておらず、遮光性にすぐれたボトルに詰められているため、長く保存することが可能です。
加熱調理にも適しているので、焼き菓子づくりや焼き料理に使えます。バーベキューなども風味よく仕上がります。
食通から支持されているオイルシリーズ
イギリスの高級食用油メーカーであるオーフスカールスハムン社のブランド、インターナショナルコレクションのオイルは、ヨーロッパやアメリカの食通たちにたくさんの支持を集めています。
シリーズのなかでもパルミトレイン酸の含有量が多いマカダミアナッツオイルは、幅広い食材と相性がよく、パンやお菓子づくりにも使えるオイルです。スキンケアにも使えますが、食用なので使用前にパッチテストをしてください。

「マカダミアナッツオイル」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする マカダミアナッツオイルの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのマカダミアナッツオイルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
マカダミアナッツオイルの上手な使い方とは? 料理やスキンケアに上手に使える!
マカダミアナッツオイルをライフスタイルに取り入れたり、美容ケアに役立てたりするにはどうすればいいのか、はじめての方も試しやすいマカダミアナッツオイルの使い方をご紹介します。
ふだん使っているオイルの代わりに使ってみる
マカダミアナッツオイルを食事で摂るなら、ふだん使っているサラダ油などの代わりに使うと継続しやすいでしょう。マカダミアナッツオイルは加熱しても、風味が変化しにくい特徴があります。そのため、高温調理となる炒めものに使用しても食材の風味を損ねません。
手に取りやすい場所にマカダミアナッツオイルを置いておくなど、自分にとって手軽に食べられる方法をみつけてみましょう。
ホットドリンクに入れて香りを楽しむ
マカダミアナッツオイルは、温かいドリンクに入れるとよりナッツの風味を堪能できます。朝、目覚めの1杯にマカダミアナッツオイル入りのホットドリンクを飲めば、身体をなかから温めることができるでしょう。
ホットミルクやカフェオレ、ココアとも相性がよく、おいしくいただけます。ぜひ試してみてくださいね。
スキンケアや化粧下地など毎日のケアに使ってみる
毎日の洗顔や入浴のあとに、マカダミアナッツオイルを数滴ハンドプレスすることでそのあとの化粧水の浸透力が変わります。また、メイクのときに化粧下地にマカダミアナッツオイルを数滴なじませるだけで、つややかに仕上げることが可能です。
メイク直しやクレンジングオイルとしても活用できるので、小さい遮光瓶に入れて持ち運べるようにすると便利です。
ヘアケアやマッサージオイルとして使う
マカダミアナッツオイルを頭皮に数滴垂らしてマッサージしたり、半身浴など蒸気で蒸したりしてから洗い流すことで頭皮のクレンジングが可能です。パルミトレイン酸は髪になじんでうるおうだけではなく、ハリやコシを与えてつややかに仕上げてくれるため、パサつきが気になる毛先になじませるなど、スタイリング剤の代用にもなります。
マッサージに使うときはキャリアオイルを使ってください。お好みでアロマオイルやエッセンシャルオイルを混ぜれば、よりリラックスできるでしょう。
ほかのオイルの商品情報もチェック!
マカダミアナッツオイルを食事や美容ケアに取り入れよう
料理ライターの山田由紀子さんと編集部で選んだマカダミアナッツオイルを紹介しました。酸化しにくいパルミトレイン酸が多く含まれているマカダミアナッツオイル。生でも加熱しても食べやすく、肌のうるおいをたもってくれるのでスキンケアにも活躍します。
山田由紀子さんへ取材をして教えていただいたマカダミアナッツオイルを選ぶポイントも参考にして、毎日の食事や美容ケアで継続しやすいマカダミアナッツオイルを探してみてください。
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栄養・健康関連のコラム執筆やレシピ作成、栄養監修、食生活アドバイスなどを中心に活動するフリーランス管理栄養士。 短大卒業後、栄養士として給食会社で社員食堂や寮の献立作成、給食管理を行う。その後、病院で栄養管理、栄養指導、調理などの業務に従事。在職中に管理栄養士免許を取得。 出産を機にフリーに転向し、保健センターなどで栄養指導・食事相談を行うほか、料理教室や発酵食づくりのワークショップを主催。