「グレープシードオイル」のおすすめ商品の比較一覧表
グレープシードオイルとは?
グレープシードオイルはその名のとおり、ぶどうの種から抽出されるオイルです。リノール酸を約7割も含み、コレステロールはゼロ。とてもヘルシーなオイルです。
リノール酸は体内では作ることができず、食物から摂取しなければならない必須脂肪酸のひとつ。さらに、グレープシードオイルはビタミンEも豊富! 体内の脂質が酸化するのを防ぐ効果が期待できます。
これだけの健康効果をもつグレープシードオイル。上手に取り入れて、毎日の健康維持に役立てたいですね。
グレープシードオイルの選び方 フードスタイリストに聞いた!
ひと口にグレープシードオイルといっても、産地や製造法で風味が異なり、個性豊かな商品が多数販売されています。購入前に、ポイントをしっかり押さえておきましょう!
製造方法・環境で選ぶ
グレープシードオイルは、じつはワイン製造の過程で得られる副産物です。つまり、いいワインが作られる環境では、いいグレープシードオイルが採れるということ。そのことを念頭において、お好みのグレープシードオイルを探してみましょう。
コールドプレス製法(低温圧搾)ならよりフレッシュに
ほとんどのグレープシードオイルは「高温圧搾法」で抽出されています。これはぶどうの種から油を抽出する過程で、加熱加工がされているということ。加熱すると、有効成分や風味が減少してしまいます。
それを防ぐのが「低温圧搾法」。低温圧搾法で抽出されたグレープシードオイルは、ポリフェノールやビタミンEなどの栄養素を豊富に含み、本来のフレッシュな風味を保っています。
健康志向の高い方はオーガニックを選ぼう
より体にいいものがほしいのであれば、オーガニックのグレープシードオイルを選びましょう。有機栽培されたぶどうから抽出されるので、残留農薬の心配がありません。
オーガニックのグレープシードオイルを見つけるのは難しいですが、昨今はオーガニックワインが話題ですので、これからオーガニックのグレープシードオイルも増えるかもしれません。
産地で選ぶ
産地によってワインの風味が異なるように、グレープシードオイルの風味にも、産地が大きく関わっています。良質なワインの産地であるイタリア、フランス、チリなどでは、やはり質の高いグレープシードオイルが採れます。
まずは、お好みのワインの産地のものを選んでみるのもいいですね。産地ごとのちがいを比較するのも楽しみのひとつです。
保存性がよく使いやすいボトルを選ぼう
どのようなボトルが使われているかが、グレープシードオイルの保存性に大きく影響します。とくに、植物を原料としたオイルは酸化しやすくデリケート。開封してからも品質・風味が劣化しにくく、使い勝手のいいボトルを選びましょう。
劣化を防ぐ遮光瓶がベター
グレープシードオイルをすぐに使い切らない場合は、保存性にすぐれた遮光瓶に入った商品を選びましょう。グレープシードオイルは、日光はもちろん、蛍光灯の光でも酸化が進むとても繊細なオイルです。遮光性のあるボトルであれば安心できるでしょう。
また、ペットボトルに入った商品もありますが、ペットボトルは通気性があるため未開封であっても酸化が進んでしまいます。フレッシュな味わいを楽しむなら、ガラス瓶に入った商品を選ぶといいでしょう。
注ぎ口の形状にも注目
日本のメーカーが販売しているものならば、注ぎやすさにも配慮されていることがほとんどです。しかしグレープシードオイルは輸入品が多く、注ぎにくい商品も多いのが現状。使うたびに液だれしたり、多く出すぎてしまう場合は、使いやすい瓶に移し替えましょう。
いろいろな料理だけでなく、美容と健康にも役立ちます フードスタイリストよりアドバイス
クセがなく軽い油なので和・洋・中を問わず、いろいろな料理に使えるのがグレープシードオイルの特徴のひとつです。味だけではなく、美容と健康にも気を使いたいという方は、コールドプレスタイプやオーガニックのオイルを選ぶといいでしょう。
グレープシードオイルのおすすめ8選 サラダやマリネ、パスタをおいしく!
ではさっそく、グレープシードオイルのおすすめ商品を紹介していきましょう。本場ヨーロッパの輸入商品から日本のメーカーが販売している商品まで、幅広くラインアップしています。あなたのお気に入りの1本を探してみてくださいね。

料理はもちろん、スキンケアやヘアケアにも!
スキンケアやヘアケアにも使える、イタリア産の最高級グレードのグレープシードオイル。料理だけでなく、手作り石鹸やクレンジングオイルにグレープシードオイルを試してみたい方にぴったりです。
Now Foods(ナウフーズ)社は、サプリメントや健康食品・ナチュラル化粧品を扱う、アメリカのオーガニック市場ではおなじみの会社なので、品質にも信頼がおけます。
日本で精製するからフレッシュ! 安心のJAS規格
日本のメジャーメーカーである、日清オイリオのグレープシードオイルです。JAS規格に適合しています。
良質なワインの産地として名高いフランスで採れたぶどう種子を100%使用。精製の工程を日本国内で行なうことで、高い鮮度を保ったグレープシードオイルに仕上がっており、毎日の料理に安心して使うことができます。
ビタミンEが豊富な栄養機能食品
ビタミンEの補給・補完に適した「栄養機能食品」の味の素のグレープシードオイル。ビタミン不足を補うならこちらを選ぶといいでしょう。
質の高いぶどうが採れるスペインやフランスなどで搾油・精製した油を輸入し、日本国内で最終精製しています。日本の大手メーカーである味の素の商品、というのも安心ですね。
※Amazon、Yahoo!ショッピングは2本セット、楽天市場は12本セット販売です。
世界に認められた品質! コールドプレスの一級品
すぐれた食品と飲料に贈られるITQI(International Taste & Quality Institute)の星を受賞した、美食家も納得のグレープシードオイルです。
空気が澄んでいることで知られるアンデス山麓で、ていねいに有機栽培されたぶどうが原料。希少なコールドプレス製法で、そのままパンにつけて食べてもおいしい、すっきりとした後味が魅力です。
健康自然食品専門店のオイル
健康自然食品専門店「ビバおはようショップ」が扱う自然食品ブランド「まるも」のグレープシードオイル。200mlのかわいいサイズなので、グレープシードオイルを試してみたいけれど使いきれるか不安な方や、ひとり暮らしの方にもおすすめです。
フランス産のぶどうを使用しており、サラリとクセのない食感は洋食だけでなく、和食や中華など幅広い料理に使えます。
グレープシードオイルのおいしい食べ方・調理のコツ
グレープシードオイルのフレッシュな味わいを活かすなら、サラダのドレッシング、マリネなど、油を加熱せずそのまま使う料理がおすすめです。クセが少ないので肉・魚・野菜などのグリル料理や、卵料理にも好相性。幅広く使えるグレープシードオイルですが、じつは向かない調理法もあります。
高温調理には向かない
グレープシードオイルはリノール酸メインの脂肪酸組成になっていることから、とても酸化しやすい特徴があります。そのため、揚げもののような高温調理にはあまり向いていません。揚げものをするときは、別の油を使ったほうがいいでしょう。
リノール酸の過剰摂取には要注意!
グレープシードオイルに含まれる必須脂肪酸のリノール酸は、適量を守ることが大切です。過剰摂取してしまうと健康を害するおそれもあります。洋食に偏った食生活の方や外食が多い方などは、多く取りすぎないよう意識しましょう。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする グレープシードオイルの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのグレープシードオイルの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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まとめ
ビタミンEたっぷりでコレステロールゼロの、ヘルシーなグレープシードオイルを紹介しました。
料理用はもちろん、スキンケアに使えるものまであって、多用途に使えるグレープシードオイル。産地や製法など、選ぶポイントによって個性が異なるデリケートなオイルです。
お気に入りのワインを探すように、あなたがほしいグレープシードオイルを選んでみてくださいね。
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