「米油」のおすすめ商品の比較一覧表
米油とは? どんな健康効果があるの?
米油は、玄米を精米するときに発生する米ぬかの油分が原料。オメガ9系脂肪酸の「オレイン酸」やオメガ6系脂肪酸の「リノール酸」といった脂肪酸を豊富に含んでいるのが特徴です。
ほかにも、抗酸化作用のあるビタミンEやトコトリエノール、ポリフェノールの一種のγ-オリザノールなどの栄養素も含まれ、健康や美容によいと注目されている植物油です。
ほかの油と比較して、クセやエグミの少なく、マイルドな味わいなのも魅力。サラダのドレッシングなど生調理から加熱調理にまで幅広く活用できるので、日々の食生活に取り入れやすいです。
米油の選び方 製法や成分表、原料のお米などをチェック!
では、使い勝手のよい米油はどのように選べばよいのでしょうか? 日本体質改善協会代表でフードアナリストの平林玲美さんに、米油を選び方を教えてもらいました。ポイントは以下です。
【1】米油の製法
【2】配合成分
【3】米の産地
【4】容量とパッケージ
それぞれ詳しくみていきましょう。
米油の製法で選ぶ 圧搾抽出? 溶剤抽出?
米油の製法は大きく分けて「圧搾抽出(あっさくちゅうしゅつ)」と「溶剤抽出」の2種類があります。
それぞれ特徴や合う料理も異なるので、ぜひチェックしてください!
栄養価が高い「圧搾抽出」
圧搾抽出法は、原料となる米ぬかに圧力をかけて油をしぼり出すので、本来の栄養素が壊れにくいのがメリット。スチームリファイニング法とも呼ばれています。とくに低温圧搾されたものは栄養価が高く、ヘルシー志向の強い方におすすめです。
圧搾抽出製法の米油は、フレッシュな香りが楽しめるのが特徴。ドレッシングやマリネ液など生調理や生野菜などに使用したい方は、こちらの米油を選びましょう。
コスパが高い「溶剤抽出」
溶剤抽出法は、溶剤を使用して効率よく油を抽出する製法です。溶剤は抽出後に高温で蒸留するため消滅するといわれています。コスパが高い、手に入りやすい点がメリット。
圧搾抽出の米油に比べると栄養価は少なくなりますが、比較的手に入りやすいので、揚げものなどの加熱調理で大量に使用したい方におすすめです。
【2】健康や美容のために取り入れるなら成分表もチェック! 配合成分を確認
商品によって配合されている成分の量はさまざま。健康のために米油を取り入れたいと考えている方は、どんな成分がどのくらい配合されているのか、成分表をチェックしましょう。
たとえば、生活習慣や健康が気になるならポリフェノールの一種のγ-オリザノールの配合量をチェックしましょう。美容のために取り入れるなら、ビタミンEやトコトリエノールが多いものを選ぶとよいでしょう。
【3】原料のお米にも注目! 国産や外国産かもチェック
米油の原料は、玄米を精米するときに発生する米ぬかの油分。使われているお米には国産のものもあれば、外国産のお米を使っていることもあります。こだわりがある方は、お米の原料や種類も確認しましょう。
また、「米ぬか油」「玄米油」などと表記されている米油もありますが、どれも米ぬかをしぼって作られたものです。原料は同じなので、表記の違いと覚えておきましょう。
【4】容量やパッケージで選ぶ 瓶タイプや紙パックも!
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト
続いて容量やパッケージにも注目してみましょう。ほかの油と比べて酸化しにくいといわれている米油ですが、開封後に長期保存していると少しずつ劣化していってしまうのも事実。購入の際には、ライフスタイルや使用頻度に合わせ、早めに使いきれる容量のものを選びましょう。
また、瓶やペットボトル、紙パックタイプなどパッケージの種類もさまざま。とくにプラスチック製の容器は油が酸化しやすいため、使い切れるサイズのものを選ぶのがベター。瓶にも色がついた遮光瓶など、より保存性を高めているものもあります。
保存法や廃棄法なども検討し、ご自身にあったものを購入してくださいね。
米油のおすすめ10選! 揚げ物や炒め物に!
ここからは、うえで紹介した米油の選び方のポイントをふまえて、日本体質改善協会代表でフードアナリストの平林玲美さんと編集部が厳選したおすすめ商品を紹介します!

築野食品工業『食用こめ油』

出典:Amazon

三和油脂『まいにちのこめ油』






出典:Amazon

ボーソー油脂『こめ油』

出典:楽天市場

リブレライフ『和の玄米オイル』












出典:Amazon

オリザ油化『国産玄米油』






出典:Amazon
日清オイリオ『日清こめ油』

出典:Amazon
味の素『健康こめ油』












出典:Amazon
築野食品工業『こめ油』

出典:Amazon
OKAYASU(オカヤス)『スダチこめ油』














出典:Amazon
OKAYASU(オカヤス)『おいしさは米の糠からわいて出る こめ油 』








出典:Amazon
米油の上手な使い方 料理やお菓子作りに!
サラダなどの生食から加熱調理まで、幅広く活用できる米油。ここからは、米油の上手な使い方をいくつか紹介します!
揚げ物や炒め物に!
米油は熱に強く、揚げ物や炒め物などにも使えるのが魅力。とくに揚げ物は、油切れがよくカラッとあがるので、サクサク食感を楽しむことができます。天ぷらやからあげ、コロッケなどさまざまな揚げ物に対応できます。
お菓子に作りとの相性も抜群!
ケーキやドーナツなど、お菓子やパン作りに使うのもおすすめです。バターの代わりに米油を使うと、ふわふわでしっとりとした仕上がりに。米油はクセや独特な香りなどが少ないので、素材そのものの味を引き立ててくれますよ。
ふっくらご飯を炊くのにもおすすめ
炊飯器でご飯を炊くときに、米油を少しだけ入れると、ふっくらつやのあるご飯に! お米2合あたり小さじ1/2ほどの米油を入れてご飯を炊くだけ。冷めても炊き立てのおいしさをキープしてくれるのもポイントです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 米油の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの米油の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
健康や美容にうれしいほかのオイルもチェック! 【関連記事】
用途に合った米油を見つけて楽しんで 日本体質改善協会の代表からアドバイス
日本体質改善協会 代表、フードアナリスト
ほかの油と比較してクセやエグミの少ない米油は、それだけにどの商品を購入したらいいか迷ってしまいがちですよね。
購入の際は、サラダなどにかけて生食にするか加熱調理するかといった用途を踏まえて製法を選ぶこと、またライフスタイルに合わせた容量やパッケージを選ぶことを意識しましょう。ぜひお気に入りの米油を見つけ、サラっとした口当たりや、揚げもののカラッとした仕上がりを楽しんでみてくださいね。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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個々の体質を根本から改善し、内側から美しくなれる食事法を普及すべく「日本体質改善協会(JPCIA)」を設立。 オンラインによる個別指導の他、パーソナルジムやエステサロンと提携し、体質改善を目的とする食事指導を行う。 また、各種メディアにて食にまつわる美容・健康情報や今日から取り入れられる簡単ダイエット・体質改善メソッドを発信している。 フードアナリスト協会主催・食の親善大使「第4回食のなでしこ」グランプリ受賞。