ガサガサかかとの原因とは?
かかとのごわつきやガサガサは、一度気になり出すとケアしたくなりますよね。見た目もよくないし、ストッキングに引っかかることもあります。とくに、サンダルを履く季節やお泊りをするときなど、素足を見せる機会があるとしっかりケアしたいもの。ガサガサがひどくなると、ひび割れになってしまうこともあり、辛いですよね。
そもそも、かかとのガサガサはどうしてできてしまうのでしょうか? 原因は、大きく2つあります。
【原因1】乾燥
まずひとつめの原因は、乾燥です。とくに、冬の乾燥する季節にかかとのガサガサが気になる方も多いのではないでしょうか? 皮脂腺がないかかとは、からだのなかでも乾燥しやすい場所。この乾燥が、ガサガサの原因のひとつになります。
しっとりかかとを作るためには、外側からしっかりと保湿をしてあげることが大切です。
【原因2】ターンオーバーの乱れによる角質の蓄積
ふたつめの原因は、古い角質が蓄積していってしまうこと。人間の皮膚の細胞はつねに一定の期間で生まれ変わっています。これをターンオーバー(※)といいますが、かかとのターンオーバーは、顔などに比べてとても時間がかかります。
また、生まれ変わる周期が長いだけではなく、血行不良なども重なりターンオーバーが乱れてしまい、さらに古い角質が蓄積していく状態になりやすいのです。
(※)ターンオーバー: 新しい細胞が表面まで押し上げられ、古い細胞が剥がれ落ちるまでのサイクルのこと。
かかとのケア方法は3つ。大事なポイントとは?
かかとのケア方法は大きく3つあります。
<かかとのケア方法>
【1】保湿
【2】ターンオーバーを整える
【3】角質の除去
根本解決をするためには、こまめな保湿とターンオーバーを整えることが大事です。「ターンオーバーを整える」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、体を冷やさないようにし、できるだけ血行を巡らせるといった基本的なケアが大切です。
基本的なケアをしつつ、不要な角質をやさしく取り除いていきましょう。強いピーリング効果があるものではなく、あくまでソフトなケアが鍵。特別な日のスペシャルケアとして【角質除去アイテム】に頼っていきましょう!
美容ライターがからのワンポイントアドバイス
キレイなかかとはこまめなケアと保湿から!
素足になる機会が多い夏の季節は、かかとの角質ケアをよりしっかり行なっていきたいもの。お手入れがかんたんなアイテムは、気になったときにめんどくさがらずにさっとケアできるのでおすすめです。
そして、角質ケアを行ったあとの保湿ケアはマスト! できればふだんからお風呂上がりの保湿のついでにかかともケアしてあげると、角質のケアにもなるので、試してみてくださいね。
かかとの角質取りの種類
スペシャルケアにぴったりの「かかとの角質取り」。最近だと、角質を除去するためのサロンも多くなってきています。この記事では、自宅でセルフケアができる商品をご紹介。セルフケアができる角質取りには、おもに以下の3つの種類があります。
<角質取りの種類 ~セルフケア編~>
♦軽石・スポンジ
♦ピーリングパック
♦やすり(手動・電動)
この記事では、やすりタイプの角質除去アイテムをご紹介! やすりタイプの特徴は、なんといってもその即効性。角質が剥がれるまでに時間がかかる足裏角質パックに比べると即効性があり、使ったその日に効果を感じられます。なので、次の日に大事なデートやイベントがある方はやすりタイプがおすすめです。
ただし、角質の削りすぎは禁物です。力を入れすぎてしまうと、角質を削りすぎてしまい肌を傷つける可能性もあります。削る際の力加減には注意することを前提に、選び方をみていきましょう!
>>>角質取りのおすすめ商品を今すぐみたい方はこちら!
かかとの角質取りの選び方 使うシーンや素材、お手入れ方法に注目!
それでは、選び方をチェックしていきましょう。美容ライター・さくらさんのアドバイスも紹介しているので、ぜひかかとの角質取り選びの参考にしてください!
使用するシーンに合わせて手動 or 電動を選ぶ
かかとの角質取りは、手動タイプと電動タイプがあります。使うシーンや使い勝手に合わせて選んでいきましょう。
手動|やさしくオフでき、お風呂でも使える
手動タイプは、自分の力加減を調整できるのがポイント。軽いひび割れやガサつきを改善したい人、削りすぎるのを防ぎたいという症状の軽い人は、このタイプを選んでいきましょう。
また、電動タイプに比べて価格も手ごろなので、はじめての方でも手が届きやすいです。
電動|短時間でムラなく削れる
パッと短時間できれいなかかとにしたい場合には、電動タイプの商品がおすすめ。軽く当てるだけでムラなく角質が削れるため、テクニックいらずです。
電動というと削る力が強いイメージがありますが、最近の商品は「ソフトな削り心地」にこだわっているものがほとんど。ただし、力加減が調節できないので、人によっては痛みを感じることもあります。同じ箇所に長く当てすぎないように注意していきましょう。
足の角質取りにはピーリングもおすすめ!
「足の角質パック」とは、ピーリング液が入った袋に足をつけ置きすることで、足の硬くなった皮膚をやわらかくし、オフするアイテムのこと。かかとを削ったり磨いたりする従来の角質ケアでは取りきれなかった、硬い角質も除去してくれるメリットがありますが、角質が取れるのにはおよそ5〜7日間ほどの時間がかかり、その間は足裏がボロボロの状態になるので、かかとを見せられないのがデメリット。
「特別な日に備えてかかとを綺麗にしたい!」という方におすすめのスペシャルケアになるので、ピーリングも気になる方はこちらの記事で詳しく紹介していますよ!
やすり部分の素材で選ぶ
かかとの角質取りの素材は、ステンレス製やガラス製のものと紙やすり製のものがあります。
頑固なかかとのカチコチには、ステンレス製やガラス製のものが向いています。ただし、削りすぎると肌をキズつけてしまうこともあるので注意が必要です。
一方、紙やすり製のものはやさしい使い心地なのが特徴です。目がこまかいので、かかとの表面を整えるのに向いています。しかし、かたくなった角質を取るのには物足りない場合もあります。かかとの角質のかたさや肌の状態によってベストな素材を選びましょう。
水洗いできるものを選んで衛生的に保とう!
かかとの角質取りを使うと、削った角質が本体につきます。そのままにしておくと雑菌やニオイの原因になるため、お手入れが手間なく行なえて衛生的に使えるものを選びましょう。
ステンレス製やガラス製のものなら、そのまま水洗いできてお手入れがかんたんに済みます。水洗いできないものならお掃除ブラシがついているもの、または分解してお手入れができるものなどを選びましょう。
かかとの角質取りおすすめ6選|手動
美容ライター・さくらさんと編集部が選んだ、かかとの角質取りのおすすめ商品を紹介します。手動タイプと電動タイプに分けてみていきましょう!

裏表で目の粗さが違うやすりがついているピーシャイン『ビューティーフット』は、角質の状態で使い分けることもできて便利です。
こまかいやすりで削りすぎない
ポリエチレン素材でできた、裏表で違う目の粗さを持つかかとの角質取りです。ペーパー状のやすりを水で濡らしてから使用します。粗い目で頑固な角質を削り、こまかい目で仕上げを行ないます。
やすりの目がこまかいため、角質を削りすぎてしまうことが少なくなっているのもポイント。カラーもベージュのほか、ピンクやブルー、くまモンと好みで選べます。
2way仕様! 分解して水洗いも◎
角質の状態に合わせてブレードを切り替えられる、かかとの角質取り。粗め、細かめと広範囲に使えるので、一気に角質を削りとることができて便利です。ガサガサかかとからツルツルかかとへ導いてくれますよ。
ブレードは分解して水洗いが可能。お手入れもかんたんなのがうれしいポイントです。
ピンポイントで削れる円形の刃
円形の刃であるミクロン・ギザ・ブレードを採用した、ののじのかかとの角質取りです。気になる角質や魚の目をピンポイントでケアしやすくなっています。円形X鈍角垂直が合わさった独自設計のため、横滑りや肌への食い込みも防ぐ構造です。
腐食に強いオールステンレス製のためお風呂でも使え、お手入れもかんたんにできます。
お手入れがかんたんなガラス製
0.01mm単位の精密なガラスを使用した、かかとの角質取りです。深い角質だけをしっかり落とすため、やわらかい肌触りながらごっそり角質が落とせます。シンプルなデザインのため女性も男性も使いやすいアイテムです。
ガラス製のため、使用後は水洗いもできて乾きも早く、お手入れがしやすくなっています。ただし落下に弱いため落として割らないように気をつけましょう。
やすりの粗さが選べる
表と裏で目の粗さが異なる、ふたつのやすり面がついたかかとの角質取りです。防水タイプのため、入浴時にお湯をかけてかかとをふやかしながらの使用が推奨されています。
乾燥した状態の肌や、ひじやひざにも使用できます。やすりの粗い面を使用すれば、コチコチのかたいかかとはもちろん、たこや魚の目対策にも向いています。
軽量コンパクトで扱いやすい
本体の重さがわずか7gと、軽量仕様になっているかかとの角質取りです。T字の形状に、ヘッド部分がコンパクトになっているため、かかとにもフィットしやすく取り回ししやすくなっています。
厚い角質層もケアできるカミソリ刃体を使用。さらにガードつきのため肌を痛めにくく、横滑りなどで肌をキズつけることも防げます。
かかとの角質取りおすすめ4選|電動
つづいて、電動タイプのおすすめ商品をご紹介!

短時間で角質ケアをすませたい方には、パワフルでお手入れもかんたんなPanasonic(パナソニック)『角質クリア』がおすすめです。
スピーディに角質ケアができる
ACアダプタを接続して可動する交流式のかかとの角質取りです。一定のパワーをキープするため、角質取りをスピーディに行なえます。
微細なセラミック粒子をWコーティングしているやすりのため、耐久性も高く1年ほどの交換のみで済むため経済的です。また、やすりはカーブ状になっているため広くフィットしやすくなっています。
頑固な角質をしっかり取る
フットケアアイテムを豊富に展開している、ドクターショールのかかとの角質取りです。ダイヤモンドパウダーを配合しているため、コチコチのかかとや足の裏の角質をしっかりと削りたい人に向いています。また、肌当たりに応じてレギュラー、エクストラ、ウルトラの3段階のローラーが選べます。
電動のローラヘッドは取り外して水洗いができるため、しっかり角質を取ったあとも衛生的に使用できます。
肌をキズつけないソフトな使い心地
ドクターショールのベルベットスムースシリーズで、ソフトな肌当たりのかかとの角質取りです。海藻ミネラルパウダーを配合しているため、肌をやさしくケアしながら、つるつるのかかとや足の裏に導きます。
人間工学に基づいたデザインのため、かかとにあてやすくはじめての人でも使いやすいでしょう。やすりが古くなってきても、ローラーのみを交換可能です。
お手入れしやすい工夫が豊富
さまざまな電化製品を展開している、小泉成器のかかとの角質取りです。電池で可動する電動タイプになります。
かたくなった角質の手入れに使える粗目ローラー、仕上げなどに使う細目ローラーを用途に応じてつけ替えて使えます。ローラーは外して水洗い可能、本体にも角質を取り除きやすいお掃除ブラシつきと、お手入れしやすくなっています。
「かかとの角質取り」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする かかとの角質取りの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのかかとの角質取りの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
角質ケアのタイミングは?
かかとの角質ケアは、かかとがやわらかい状態になったときがおすすめ。なので、お風呂上がりの温まったかかとにしてあげるのがよいでしょう。
やわらかくなった角質をやさしく除去し、保湿クリームでしっかりとフタをしてあげてください。さらに、クリームを塗ったあと靴下をはいてあげるとより効果的です!
かかとの角質ケアのベスト頻度は?
かかとの角質除去は、毎日行ってしまうと肌に負担がかかるうえ、角質の取りすぎになります。保湿ケアは毎日してあげたいですが、角質除去をする頻度は数カ月に1回程度でもOK。
個人差がありますが、いずれも毎日一生懸命ケアするのではなく、ガサガサや厚みが気になってきたら使うようにしましょう。
しっとり&ツルツルかかと美人を目指そう
美容ライター・さくらさんと編集部で、かかとの角質取りの選び方とおすすめ商品を紹介しました。薬局・ドラッグストアなど安い値段で購入できるものもありました。ストッキングのひっかかりや、魚の目が気になるときにはかかとの角質取りをぜひ試してみましょう。商品によって材質や特徴が異なるため、自分のかかとや角質、肌の状態に合ったものを選ぶのが重要です。
100均一などでも購入できますが、通販ならより豊富なラインナップから使いやすいものを選べますよ!
お風呂やお部屋など使いたい場所に合わせたものや、お手入れしやすいものを選ぶとより快適に使用できます。ぜひかかとの角質取りでフットケアをはじめてみましょう。
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