焼き芋鍋の魅力 季節を問わずにいつでも「簡単に」食べれる
家に焼き芋鍋があれば、ご家庭でも本格的な焼き芋を手軽に調理することができます。今は焼き芋を売っているところも少なくなってきているので、焼き芋が好きな方はひとつ持っていても損はないでしょう。
最近は焼き芋を作るためだけでなく、ほかの料理にも使える多目的タイプの鍋も登場しています。多目的に使えるものであれば、ほかのシーンでも活躍するのでおすすめです。
焼き芋鍋の選び方 本格的な焼き芋が自宅で楽しめる!
焼き芋鍋にはいろいろなタイプがあるので、どれを選んでいいか悩んでしまいますね。そこで、選ぶ際に考慮すべきポイントを説明していきます!ポイントは下記。
【1】熱源
【2】石焼風
【3】一度に焼ける本数
【4】お手入れのしやすさ
【5】重さ
【6】焼き芋以外につかえるか
上記のポイントを押さえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】熱源のタイプで選ぶ
熱源タイプはいろいろあるので、まずは、ご家庭の熱源タイプに対応しているものを選びましょう。また、アウトドアなど使用シーンに合わせて適切なものを選ぶのもいいです。
5つの熱源に分類して、それぞれの焼き芋鍋の特徴を解説します。
電子レンジ|手軽に使用できる
とにかく手軽に短時間で焼き芋を作りたいという方におすすめなのは、電子レンジに対応しているタイプです。さつまいもを入れて約10分電子レンジにかけるだけで、おいしい焼き芋が作れます。
電子レンジで焼き芋を作ることができる秘密は、鍋の底に並べるセラミック素材の石。セラミックの石を使うことでじっくりと加熱されていくので、焼き芋の特徴でもある甘みとふっくらとした食感を出すことが可能になります。
ホットプレート|電気を使用して焼く
電気を使うホットプレートタイプもあります。熱伝導の効率を重視した設計の焼き芋専用プレートが付属している場合がほとんどです。
さつまいもはプレートに収まるような形やサイズでないと使用できませんが、芋を包むような形状になっていて上下左右から加熱してくれます。そのため、なかまでしっかりと火の通ったほくほくの焼き芋ができあがります。
IH|家庭がIHコンロなら確認
ご家庭のコンロがIHの場合は、必ずIHコンロに対応しているタイプの鍋を選んでください。種類の豊富さでいうとガスコンロで使うタイプの鍋にはかないませんが、最近はIHコンロに対応しているものも多く販売されています。
パッケージの表示を確認すると、IHコンロに対応しているかどうかチェック可能です。
ガスコンロ|種類が豊富
IHコンロ対応の焼き芋鍋と比べて、さまざまな商品のなかから選べるのがガスコンロ対応タイプです。種類が豊富なのでその分、性能や形、サイズなど検討ポイントもたくさんあります。
なお、ガスコンロで調理していると高温になります。ご家庭のコンロに温度センサーがついている場合、センサーが作動してうまく焼けないこともあるようです。センサーがついているコンロを使っている場合は、低温でもおいしく焼けるタイプのものを選ぶといいでしょう。
カセットコンロ|野外などのアウトドアシーンで活躍
キャンプやBBQなどのアウトドアで使いたい場合は、カセットコンロに対応しているタイプを買っておくととても便利です。直火に対応しているものかどうかを忘れず確認しましょう。
なお、調理中に高温になる焼き芋鍋だと、直火に対応していてもカセットコンロで使えない場合があります。確実にカセットコンロで使いたいという方は注意して選んでください。
【2】石焼風にできるものを選ぶ
本格的な石焼き芋風に仕上げたい方におすすめなのは、鍋の底に石を敷いて作るタイプのものです。陶器と石のコンビネーションが遠赤外線効果を発揮。焼き上がりは外はパリパリ、なかはより甘くねっとりとした食感に仕上がります。
使っているうちに石が割れて買い足すことが必要になる場合があるので、追加で買うことができるかも確認しましょう。また、調理過程で石に付着したさつまいもの蜜をきちんと洗って清潔に保つことが必要です。
【3】一度に焼ける本数を考えてサイズで選ぶ
一度にどのくらいのサイズの焼き芋がいくつ作れるかを考えて、サイズを選びましょう。市販されている鍋はサイズも深さもさまざまなので、家族の人数分が一度に焼けるものを選ぶと手間も時間もかかりません。
一般的に中程度のさつまいもを3本くらい焼けるサイズは、直径24~28cmの鍋です。アウトドアなど大人数のための鍋をお探しの方は、30cm以上のものを選ぶといいでしょう。
【4】お手入れのしやすさもチェック
石やセラミックボールを使って本格石焼き風に仕上げることができますが、毎回のお手入れに手間がかかります。さつまいもを加熱すると出る蜜が石に付着するため、使用するたびに石をひとつずつキレイに洗っておかないといけません。
そんなお手入れを毎回するのが面倒という方には、石を使用しなくても石焼き芋風の仕上がりが可能な構造の鍋をチェックしてみましょう。
【4】鍋の重さもチェック!
使われている素材やサイズによって、鍋自体の重量が違ってきます。重すぎる鍋は扱う際にとくに注意が必要です。また、調理後の熱くなった状態で運ぶのは危険なので気をつけて扱いましょう。
使用するシーンをよくイメージして、どのくらいの重さのものが扱いやすいのかも考えておくといいです。重量も検討するべきひとつの要素です。
【5】焼き芋以外にも使用できれば便利!
最近は、焼き芋以外の調理にも使える多目的使用がOKの鍋が出てきています。焼き芋が食べたくなる寒い冬の時期以外にも活用できればとても便利ですよね。
たとえば、炒めたり、蒸したり、揚げたり、燻製にも使えるものまであります。調理方法のバリエーションが増えて1年を通して活用できるのでおすすめです。
料理家からのアドバイス
焼き芋は添加物が含まれないので安全で自然な健康食として人気を集め、専門店の出店も広がっています。自宅でも手軽に専門店の味が再現できるような商品を選びたいですよね。
焼き芋鍋おすすめ11選 電子レンジで本格的、焼き芋以外の料理に対応可能など
それでは、料理家のBibiさんと編集部が厳選した焼き芋鍋のおすすめ商品をご紹介します。さまざまなタイプのものがあるので、使いたいシーンに合わせてどんな種類の鍋がいいか選んでみてください!
Graceramic(グレイスラミック)『陶製焼きいも器( GC-04)』は、電子レンジに入れるだけで調理できるのが貴重です。天然石もついているので、買った日からかんたんに石焼き芋が作れますよ!

付属の石で本格的な石焼き芋が電子レンジで作れる
手軽に自宅で焼き芋ができる電子レンジ対応の鍋です。たったの10分、電子レンジにかけるだけで本格的な石焼き芋風に仕上がります。
その秘密は、付属している天然石。陶器と天然石のコンビネーションでさつまいものやさしい味わいが引き出されます。焼き芋だけでなく、トウモロコシ・枝豆・ジャガイモなどの調理にも使える汎用性の高い商品です。
焼き芋以外でも使えるホットプレートタイプ
焼き芋メーカー本体に熱源があり、電気を使って調理できるホットプレートタイプです。焼き芋を作るのに使う専用のプレートは、さつまいもの形に穴ができていて表面が石目模様になっています。使い方は、焼き芋をセットして、電源を入れて待つだけで美味しい焼き芋が完成するのでとても簡単で便利に使えます。
焼き芋以外にも、トウモロコシや魚などを調理することもできます。平面プレートも付属しているので、肉や魚などの料理にも使える多目的タイプです。
ムラのないホクホク感に焼き上がる!
みよちゃんちの焼芋鍋は鍋底の凸凹が石の役割を果たしてくれる優れものです。南部鉄器は、保温性が高く、さらに熱を全体にまんべんなく伝えるため、ムラなく加熱することができます。
また、焦げ付きにくく、冷めにくいのも嬉しいポイント。とうもろこしなどの他の野菜や貝類も本格的に調理できます。
本格的な焼き芋がたのしめるIHにも対応の石つき鍋
ガスコンロはもちろん200VIHクッキングヒーターにも対応する石つき焼き芋鍋です。石を鍋底に敷き詰めて、その上にさつまいもを乗せて石からの遠赤外線効果で焼きます。本格的な焼き芋の甘さとほくほく感を出したいという方におすすめの商品です。
調理後は石についた芋の蜜をきちんと洗い流して、キレイにしてから保管するようにしましょう。
ガスコンロでも使えて軽量だから女性でも扱いやすい
ガスコンロや石油ストーブに載せても使える軽量タイプの焼き芋器です。陶器製のものと違って、軽量なので扱いやすくなっています。ただし、温度センサーがついていて温度によって消火するタイプのガスコンロの場合は使用できません。
また、密閉して調理するので蒸し効果が高いのが特徴です。さつまいもそのものの甘さを閉じ込めながら、内部の水分も保ってくれるのでしっとりと仕上がります。
一度に数本焼きたい人向け! IHにも対応
鉄鍋でIHコンロに対応しているタイプの焼き芋鍋です。さつまいもを入れてコンロにかけるだけで、かんたんにふっくらとしたおいしい焼き芋が作れます。
1本ずつではなく一度に数本焼くことができるので、サイズにもよりますがいくつか同時に作りたいという方におすすめです。家族分の焼き芋を作るときに重宝します。
電子レンジで石焼風!
電子レンジ・ガスコンロどちらの熱源にも対応している焼き芋鍋。付属しているセラミックボールを鍋に入れて、その上にさつま芋をのせて温めます。セラミックボールがまんべんなく熱を伝え石焼風においしさに。
電子レンジのマイクロ波で熱が発生する特殊素材が配合されているため、加熱した後も温かさが持続。レンジ加熱が終わっても予熱で調理が進みます。
レンジで手軽に石焼風の焼き芋を調理したい方はぜひチェックしてみてください。
耐熱性に優れた土鍋。なべ底が素焼きになっているので熱の通りが良く、鍋全体でさつま芋を包むように加熱し、甘みを引き出しながら温めます。外側はこんがり、中はほっくほくの美味しい焼き芋が作れますよ。
焼き芋だけではなく、トウモロコシやじゃが芋などもおいしく焼けるのが嬉しいポイント。手軽においしい焼き芋を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。
『鉄製 石焼き芋鍋』は、焼き芋鍋とは思えないフォルムに驚かされます。丈夫な鉄製なので直火でも問題なく、BBQでも大活躍!
少し肌寒い秋ごろのキャンプなどで使ってみてはいかがでしょうか。

「焼き芋鍋」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 焼き芋鍋の売れ筋をチェック
楽天市場での焼き芋鍋の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
美味しいサツマイモの見分け方 外見から判断する
美味しいサツマイモは以下の4つのポイントに当てはまるものを選びましょう。
【1】レモンのような紡錘形をしたもの
紡錘形だとスジが少ないと言われています。
【2】凹凸が少ないもの
ひげ根が出るくぼみが浅いもの
【3】皮の色が濃くてつやがあるもの
濃い色だと中身も充実しています
【4】切り口の端に蜜がついているもの
黒いいつや塊があると糖度が高い証拠
焼き芋鍋の使い方 3ステップで美味しい焼き芋ができる
焼き芋鍋の基本的な使い方をご紹介します。
【1】石を敷き詰め、さつまいもを並べる
・鍋に石を敷き詰める
・さつまいもを水洗いし、水気をしっかりと拭き取る
【2】蓋をして加熱
・蓋をして弱火~中火で20分程度加熱
・さつまいもを裏返し、追加で10分加熱
【3】串が通ったら完成
・表面に焦げ目がついたら、串をさしてみてスムーズに刺されば完成
美味しいさつまいもやスイーツをチェック! 【関連記事】
自宅で手軽においしい焼き芋を 手軽さor本格派?
ここまで焼き芋鍋についてご紹介してきましたが、気になる焼き芋鍋はみつかりましたか?
焼き芋鍋があれば手軽に焼き芋が楽しめるので、ヘルシーなおやつを好きなタイミングで楽しめます。手軽に楽しみたいかたは電子レンジタイプを、仕上がりにこだわりたい方は石の入った石焼風になるお鍋がおすすめです。ぜひ本記事を参考に、自分の用途にピッタリの商品を見つけてくださいね。
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元国際線客室乗務員。学生時代の海外留学やCAとして海外を行き来した中で、出会ったもの、目にしたものや味わったもの等の経験を活かしたレシピを作成、料理教室「Aoiro to Ruriiro」を主宰している。 六本木卵料理専門店eggcellentの人気スイーツ‘エッグタルト’のレシピ開発をはじめ、企業やレストランのレシピ開発、メニュー考案を担当、インスタグラム運営代行の経験を持つ。 自宅教室では、ランチタイムカフェ、パンの販売、ケータリング、出張料理等幅広く活動している。2児の母。