焼き芋鍋の魅力 季節を問わずにいつでも食べれる
家に焼き芋鍋があれば、ご家庭でも本格的な焼き芋を作って食べられます。今は焼き芋を売っているところも少なくなってきているので、焼き芋が好きな方はひとつ持っていても損はないでしょう。
最近は焼き芋を作るためだけでなく、ほかの料理にも使える多目的タイプの鍋も登場しています。多目的に使えるものであれば、ほかのシーンでも活躍するのでおすすめです。
焼き芋鍋おすすめ11選 電子レンジで本格的、焼き芋以外の料理に対応可能など
それでは、料理家のBibiさんと編集部が厳選した焼き芋鍋のおすすめ商品をご紹介します。さまざまなタイプのものがあるので、使いたいシーンに合わせてどんな種類の鍋がいいか選んでみてください!
▼選ぶときのポイントを先にチェックしたい方はこちら!
料理家
Graceramic(グレイスラミック)『陶製焼きいも器( GC-04)』は、電子レンジに入れるだけで調理できるのが貴重です。天然石もついているので、買った日からかんたんに石焼き芋が作れますよ!

料理家
『鉄製 石焼き芋鍋』は、焼き芋鍋とは思えないフォルムに驚かされます。丈夫な鉄製なので直火でも問題なく、BBQでも大活躍!
少し肌寒い秋ごろのキャンプなどで使ってみてはいかがでしょうか。

「焼き芋鍋」のおすすめ商品の比較一覧表
焼き芋鍋の選び方 本格的な焼き芋が自宅で楽しめる!
焼き芋鍋にはいろいろなタイプがあるので、どれを選んでいいか悩んでしまいますね。そこで、選ぶ際に考慮すべきポイントを説明していきます!
熱源のタイプで選ぶ
熱源タイプはいろいろあるので、まずは、ご家庭の熱源タイプに対応しているものを選びましょう。また、アウトドアなど使用シーンに合わせて適切なものを選ぶのもいいです。
5つの熱源に分類して、それぞれの焼き芋鍋の特徴を解説します。
家庭がIHコンロなら「IH対応タイプ」
ご家庭のコンロがIHの場合は、必ずIHコンロに対応しているタイプの鍋を選んでください。種類の豊富さでいうとガスコンロで使うタイプの鍋にはかないませんが、最近はIHコンロに対応しているものも多く販売されています。
パッケージの表示を確認すると、IHコンロに対応しているかどうかチェック可能です。
種類が豊富な「ガスコンロ対応タイプ」
IHコンロ対応の焼き芋鍋と比べて、さまざまな商品のなかから選べるのがガスコンロ対応タイプです。種類が豊富なのでその分、性能や形、サイズなど検討ポイントもたくさんです。
なお、ガスコンロで調理していると高温になります。ご家庭のコンロに温度センサーがついている場合、センサーが作動してうまく焼けないこともあるようです。センサーがついているコンロを使っている場合は、低温でもおいしく焼けるタイプのものを選ぶといいでしょう。
野外などで使用するなら「カセットコンロ対応タイプ」
キャンプやBBQなどのアウトドアで使いたい場合は、カセットコンロに対応しているタイプを買っておくととても便利です。直火に対応しているものかどうかを忘れず確認しましょう。
なお、調理中に高温になる焼き芋鍋だと、直火に対応していてもカセットコンロで使えない場合があります。確実にカセットコンロで使いたいという方は注意して選んでください。
手軽に使用できる「電子レンジ対応タイプ」
とにかく手軽に短時間で焼き芋を作りたいという方におすすめなのは、電子レンジに対応しているタイプです。さつまいもを入れて約10分電子レンジにかけるだけで、おいしい焼き芋が作れます。
電子レンジで焼き芋を作ることができる秘密は、鍋の底に並べるセラミック素材の石。セラミックの石を使うことでじっくりと加熱されていくので、焼き芋の特徴でもある甘みとふっくらとした食感を出すことが可能になります。
電気を使用して焼く「ホットプレートタイプ」
電気を使うホットプレートタイプもあります。熱伝導の効率を重視した設計の焼き芋専用プレートが付属している場合がほとんどです。
さつまいもはプレートに収まるような形やサイズでないと使用できませんが、芋を包むような形状になっていて上下左右から加熱してくれます。そのため、なかまでしっかりと火の通ったほくほくの焼き芋ができあがります。
石やセラミックボールを使うかどうかで選ぶ
焼き芋鍋のなかには、石やセラミックボールを鍋の底に敷くことによって、本格的な石焼き芋の風味を出せる設計になっているものがあります。また、石を使用しない鍋でも本格的な焼き芋が作れるような構造に工夫されているので、お好みの方をチョイスするといいでしょう。
ここでは、石やセラミックボールを使う場合とそうでない場合、それぞれの特徴をご紹介します。
本格的に石焼き風にしたいなら石などを使用するものを
本格的な石焼き芋風に仕上げたい方におすすめなのは、鍋の底に石を敷いて作るタイプのものです。陶器と石のコンビネーションが遠赤外線効果を発揮。焼き上りは外はパリパリ、なかはより甘くねっとりとした食感に仕上がります。
使っているうちに石が割れて買い足すことが必要になる場合があるので、追加で買うことができるかも確認しましょう。また、調理過程で石に付着したさつまいもの蜜をきちんと洗って清潔に保つことが必要です。
お手入れが面倒な方は石などは使用しないものを
石やセラミックボールを使って本格石焼き風に仕上げるタイプの鍋は、毎回のお手入れに手間がかかります。さつまいもを加熱すると出る蜜が石に付着するため、使用するたびに石をひとつずつキレイに洗っておかないといけません。
そんなお手入れを毎回するのが面倒という方には、石を使用しなくても石焼き芋風の仕上がりが可能な構造の鍋がおすすめです。
一度に焼ける本数などを考えてサイズで選ぶ
一度にどのくらいのサイズの焼き芋がいくつ作れるかを考えて、サイズを選びましょう。市販されている鍋はサイズも深さもさまざまなので、家族の人数分が一度に焼けるものを選ぶと手間も時間もかかりません。
一般的に中程度のさつまいもを3本くらい焼けるサイズは、直径24~28cmの鍋です。アウトドアなど大人数のための鍋をお探しの方は、30cm以上のものを選ぶといいでしょう。
鍋の重さもチェック!
使われている素材やサイズによって、鍋自体の重量が違ってきます。重すぎる鍋は扱う際にとくに注意が必要です。また、調理後の熱くなった状態で運ぶのは危険なので気をつけて扱いましょう。
使用するシーンをよくイメージして、どのくらいの重さのものが扱いやすいのかも考えておくといいです。重量も検討するべきひとつの要素です。
焼き芋以外にも使用できれば便利!
最近は、焼き芋以外の調理にも使える多目的使用がOKの鍋が出てきています。焼き芋が食べたくなる寒い冬の時期以外にも活用できればとても便利ですよね。
たとえば、炒めたり、蒸したり、揚げたり、燻製にも使えるものまであります。調理方法のバリエーションが増えて1年を通して活用できるのでおすすめです。
自宅でも専門店のような味をめざして選ぼう 料理家からのアドバイス
料理家
焼き芋は添加物が含まれないので安全で自然な健康食として人気を集め、専門店の出店も広がっています。自宅でも手軽に専門店の味が再現できるような商品を選びたいですよね。
美味しいサツマイモの見分け方 外見から判断する
美味しいサツマイモは以下の4つのポイントに当てはまるものを選びましょう。
【1】レモンのような紡錘形をしたもの
紡錘形だとスジが少ないと言われています。
【2】凹凸が少ないもの
ひげ根が出るくぼみが浅いもの
【3】皮の色が濃くてつやがあるもの
濃い色だと中身も充実しています
【4】切り口の端に蜜がついているもの
黒いいつや塊があると糖度が高い証拠
焼き芋鍋の使い方 3ステップで美味しい焼き芋ができる
焼き芋鍋の基本的な使い方をご紹介します。
【1】石を敷き詰め、さつまいもを並べる
・鍋に石を敷き詰める
・さつまいもを水洗いし、水気をしっかりと拭き取る
【2】蓋をして加熱
・蓋をして弱火~中火で20分程度加熱
・さつまいもを裏返し、追加で10分加熱
【3】串が通ったら完成
・表面に焦げ目がついたら、串をさしてみてスムーズに刺されば完成
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元国際線客室乗務員。学生時代の海外留学やCAとして海外を行き来した中で、出会ったもの、目にしたものや味わったもの等の経験を活かしたレシピを作成、料理教室「Aoiro to Ruriiro」を主宰している。 六本木卵料理専門店eggcellentの人気スイーツ‘エッグタルト’のレシピ開発をはじめ、企業やレストランのレシピ開発、メニュー考案を担当、インスタグラム運営代行の経験を持つ。 自宅教室では、ランチタイムカフェ、パンの販売、ケータリング、出張料理等幅広く活動している。2児の母。