ソーセージメーカーの選び方 自宅やキャンプで活躍!
ソーセージメーカーには複数の種類があります。ここでは、ソーセージメーカーの選び方を詳しく解説していきます。ポイントは下記。
【1】タイプ
【2】口金の種類や素材
【3】付属品
【4】メーカーの対応
上記のポイントを押さえることで、よりほしい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】3つのタイプから選ぶ
ソーセージメーカーは大きく分けて3種類のタイプがあります。「口金つき」「ミンサー+ノズル」「スタッファー」です。
それぞれ使いやすさ・作れるソーセージの量など特性が異なってきます。順にご説明していくのでぜひ参考にしてください。
口金つき(ガンタイプなど)|初心者でも使いやすい
「口金つき」タイプは、口金+筒と口金+絞り袋の2パターンがあります。いずれも500g程度の少量のソーセージを作るのに向いています。
口金+筒は、筒にひき肉を詰め、うしろの引き金ハンドルでひき肉を押し出すタイプがメジャーになり、その見た目から「ガンタイプ」とも言われ、お子さまもカンタンに使えるタイプです。
口金+絞り袋タイプは、ケーキのホイップクリーム絞りと似た仕組み。お値段もリーズナブルなので気軽に挑戦できます。ただし、力や技術が必要なので、うまく作れるようになるまで少し時間がかかる場合が多いです。
ミンサー+ノズル|ひき肉からソーセージを作りたい方に
よりおいしいソーセージを作りたい方には、この「ミンサー+ノズル」タイプがおすすめ。ミンサーに肉を詰めると新鮮なひき肉が作ることができ、そこにノズルを装着してソーセージを作れるという、一石二鳥のマシンです。
1kg以上の大量のソーセージを作るのに向いていて、大量であっても一定の力でカンタンに作れるので、パーティーやBBQのときに重宝するでしょう。
スタッファー|大量のソーセージをつくれる
ソーセージ作り専用のマシンといえばこの「スタッファー」で、2kg以上の大量のソーセージを作るならスタッファーをおすすめします。ひとりでもカンタンにソーセージをどんどん作れるので、業務用・お店のメニュー用にぴったりです。
専用マシンなので、空気の入りの少ないきれいなソーセージができるでしょう。ただし、マシン本体の大きさがあるので事前に設置場所を確保しておく必要があります。また、お値段も口金つき・ミンサー+ノズルより高めなのでご注意ください。
【3】口金の種類や素材
口金つきの場合は、口金の種類の多さや、素材に注目してみましょう。それぞれ抑えておきたいポイントなどを説明していくので参考にしてください。
口金の素材|サビにくいものがおすすめ
口に入れるものを作るので安全性のためにも、とにかく口金の素材はサビにくいものをおすすめします。口金にはプラスチックのほか、真ちゅうメッキを使っている商品が多いです。
銅と亜鉛の合金である真ちゅうは導電性がよく加工しやすいですが、サビたり変色したりします。そのため、均一に加工処理できるニッケルメッキを使用している口金がメジャーです。
口金の種類|いろいろな種類のソーセージが作れる
ソーセージにはたくさんの種類があり、それぞれ大きさは異なります。口金の大きさで見るとウィンナーは12mm・フランクフルトは15mm・極細タイプは10mmあたりが多い傾向です。なお、ボロニアソーセージの場合は30mmを超えます。
そのため、ウィンナーやフランクフルトなどさまざまなソーセージを作りたい方は、複数種類の口金がセットについているものがおすすめです。
反対に、「とりあえず1種類作れたらいい」「余分にお金をかけたくない」という方は口金も1種類だけの商品がおすすめです。ソーセージ作りに慣れて「ほかの種類も挑戦してみたいな」となった場合に購入すればいいので、まずはあまりコストをかけずにはじめてみましょう。
【4】セット品は付属品を確認
ソーセージメーカーはセット販売が主流です。国内製品では、ソーセージメーカー大手である貝印が販売しているマシンに別企業が独自のアイテムをセットしていることが多いためです。
そのため、その付属品があると便利なのか、それとも不要なのかをチェックしたうえで商品選びをする必要があります。
専用ブラシがついているものだとお手入れがラク!
生肉を使う調理器具なので、洗いやすさもポイントのひとつ。本格的マシンであるミンサー+ノズルやスタッファーは、パーツごとに分解して洗う必要があります。気軽に使える口金+筒は本体が細長いので、意外と洗いにくいです。
しかし、この口金+筒には専用ブラシがついているものもあります。とはいえ手間がかかるので洗いものにはうんざりという方には、洗う手間がほとんどない口金+絞り袋がおすすめです。
【5】メーカー対応がしっかりしているか
どのような器具やマシンでも設定がうまくいかなかったり不良品であったりというトラブルは発生するもの。
たとえば「ノズルが不良で本体にとりつけられない」という事例もあるので、メーカー対応がきっちりしている商品を選ぶことをおすすめします。国内メーカーはとくにしっかり対応してくれますよ。
ソーセージメーカーおすすめ9選|タイプ別 お手軽なものから業務用まで
ここまでに説明した選び方をふまえて、おすすめしたいソーセージメーカーをタイプ別にご紹介します。
▼おすすめソーセージメーカー|口金つき
▼おすすめソーセージメーカー|ミンサー+ノズル
▼おすすめソーセージメーカー|スタッファー
ソーセージメーカーおすすめ3選|口金つき
「口金つき」タイプのソーセージメーカーのおすすめをご紹介します。初心者でも手にとりやすい価格帯のものが多いです。
また、お子さまとたのしみながらカンタンに使える商品もあります。ぜひ気軽に挑戦してみてください。
サイズは3種類! さまざまなソーセージが作れる
3種類のサイズの充填ノズルが付属した「口金+筒」タイプです。分解できるので、使用後は温水と石けん水ですすぎ乾燥させるだけと、お手入れがラクなのもうれしいポイント。見た目はメタリックなマシンですが、電源いらずの商品です。
本体の底にはしっかりと固定しやすい吸盤があるので、手回し式でも安定して作業ができます。気軽にさまざまなソーセージ作りができますよ。
力いっぱい絞っても破けにくい耐久性が魅力
気軽に試せて場所を取らない「口金+絞り袋」タイプ。絞り袋自体が破れにくいように加工されているので、見た目以上に丈夫です。全力で使っていても長持ちするのではないでしょうか。洗いやすさも重要ポイントですね。
最初はコツをつかむのに手間取る人もいるかもしれません。それでも手で絞ってカンタンに作れるので、家族で楽しめるおすすめのソーセージメーカーです。
シンプルデザインでキッチンになじむ
真っ白なシンプルデザインで使いやすいのが特徴です。この商品は2種類のノズルがついていて、くるくるとハンドルを回すタイプ。
また、全パーツを分解して洗えるのでお手入れがカンタンです。1000円以下で購入することができるので、初めてのソーセージ作りや、やってみたいという方にもおすすめしたい商品です。
ソーセージメーカーおすすめ3選|ミンサー+ノズル
初心者からプロまで幅広く使われている「ミンサー+ノズル」タイプのおすすめをご紹介します。手動・電動両方あるのでご自分に合ったものをお選びください。
ソーセージだけでなく幅広い料理で活躍
ハンバーグや餃子、魚のすり身までさまざまな料理で役立つミンサー。付属のチューブアタッチメントを使用することで、ソーセージを作ることができます。
ソーセージ用のアタッチメントは大、中、小の3種類。好みの大きさで作れるのが魅力です。このチューブアタッチメントは、蒸したイモ類や小麦粉の練り上げにも活躍。ソーセージだけでなく、さまざまな料理に活かせる一台です。
好きな粗さでソーセージが作れる
手軽にミンチが作れる、電動タイプの肉挽き機です。肉・魚のほかにも、海老・イモ類・大豆などの幅広い食材に利用できます。
ソーセージ用のノズルが付属しており、挽きたての新鮮な肉を使って、ソーセージが作れるのが魅力。カットプレートは、3・5・7mmとチューブタイプの4種類があり、好みの粗さを選べるようになっています。
快適に使えて置き場所にも困らないコンパクト設計
3分で約2kgの肉をミンチできる一台。付属のチューブ&ソーセージアタッチメントを使用して、自家製ソーセージを作れます。
お肉を乗せるトレイはステンレス製で衛生的。分解や組み立てをラクに行える設計で、お手入れのストレスも感じにくいでしょう。3.2kgと軽量で、収納場所に困らないコンパクトな設計も魅力的です。
ソーセージメーカーおすすめ3選|スタッファー
ここからは、本格的にソーセージ作りを楽しみたい方や、お店の新メニューなど業務用で使いたい方におすすめなのが「スタッファー」をご紹介します。
ダイシン商事『ソーセージフィーラー(TV-G3L)』は、高速・低速2パターンのギア、4種のノズルで使いやすい本格ソーセージメーカー。お手入れがしやすいのも、衛生的に使い続けるためのうれしいポイントです。
複雑そうに見えてお手入れがカンタン
本格的なマシンですが、カンタンに分解できるからお手入れがラクです。手動式で手回しハンドルを使って作ります。少ない労力でソーセージが作れるので、腕力がない方も安心ですよ。4種類のノズルがついているので、細いものから太いものまで挑戦できます。
また、見た目はフォレストグリーンがシックでスタイリッシュなので、キッチンに置いていてもオシャレです。
衛生面にも配慮されたお手入れラクラクな一台
小型な3Lサイズで省スペースのソーセージメーカー。前出のダイシン商事の横型モデルです。ハンドルを回しながら詰め具合をカンタンにチェックできるのが横型のメリット。
お肉に触れる部分はオールステンレス製。そのため塩分でサビることがなく、衛生的に使えます。シリンダーを取り外せてお手入れがラクなのもポイント。4種類のノズルつきで、フランクソーセージからサラミまでさまざまな太さで作れます。
高速、低速ギアつきで作業を効率化
耐久性・耐汚染性・耐酸化性にすぐれたステンレス製のソーセージメーカーです。サビにくく本体や部品の酸化も抑えられるので長く使えます。なにより、オールステンレスの銀色がオシャレ。表面にヘアライン仕上げがされているので、シックな輝きを放っています。
また、2スピード対応で高速・低速ギアつき。効率よく作業を進めることができます。
「ソーセージメーカー」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ソーセージメーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのソーセージメーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
お取り寄せできる美味しいソーセージはこちら! 【関連記事】
作りたい量や洗いやすさなどに注目して選びましょう どのくらい作る?
安心な手作りソーセージを作るために、まずどれだけの量を一度に作りたいかを考えましょう。次に手動か自動かを決めます。少量なら手動でも問題ありません。
手入れのしやすさも重要なポイント。生肉を扱うので手入れがしにくいと不衛生で長く使えません。作業スペースや収納スペースに見合った大きさ、予算もしっかりチェック。
海外製品も多いので、修理・交換の依頼や部品の追加購入が可能かどうかもしっかりチェックしましょう。
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「楽しく正しく食べてカラダの中からキレイに、健康に!」をモットーに、「インナービューティー」を軸としたコラムの執筆やレシピ開発等を通じ、女性のライフステージごとに関わる「食×美」の大切さを幅広く発信中。二児の母。 【所有資格】 女子栄養大学認定食生活指導士1級、ベジフルビューティーアドバイザー、調味料ソムリエなど。