「ウインナー」のおすすめ商品の比較一覧表
ウインナーとソーセージの違いは? ソーセージの種類を解説
ウインナー(ウインナーソーセージ)とソーセージには少し違いがあることをご存じでしょうか?
実はウインナーはソーセージの一種。
ソーセージ自体には原料や製法によって1,000以上もの種類があるそうです。豚肉や牛肉などを細かくして香辛料と混ぜ合わせで薄い袋(動物の腸)に詰めた食肉の加工品を総称してソーセージと呼んでいます。
JAS規格(日本農林規格)では
●皮に羊の腸を使用したもの
または
●製品の太さが20mm未満
のものが「ウインナーソーセージ」に分類されます。
(羊腸であれば、20mm以上でもウインナーソーセージ)
ちなみに、
「フランクフルトソーセージ」は豚の腸を使ったもの、または製品の太さが20mm以上36mm未満。太いソーセージといえば、これですね。
「ボロニアソーセージ」は牛の腸をつかったもの、または製品の太さが36mm以上と決められています。
ウインナーの選び方 味付けや食感をチェック
ウインナーソーセージを選ぶときのポイントをご紹介します。好みの食感や調理法の違いなど、どのような視点にこだわって選べばいいのか参考にしてみてください。
肉の種類で選ぶ 「JASマーク」表記をチェック
JAS規格(日本農林規格)に適合している商品には、JASマークがつけられています。JASマークには以下の4種類があるので、ウインナー製品の品質を判断するための参考にしてみてくださいね。
●特級:原料肉に豚肉と牛肉だけを使用し、結着材料のデンプンなどを一切加えていないもの
●上級:原料肉に豚肉と牛肉だけを使用し、結着材料が5%以下(でん粉含有率3%以下)の製品
●標準:原料肉に豚・牛・羊などの「畜肉」、うさぎの「家畜肉」、鶏・あひるなどの「家禽肉」だけを使用し、結着材料が10%以下(でん粉含有率5%以下)のもの
●特定JAS(特色JAS):特級の規格に加えて、3日間以上塩せきして特有の風味をつけた熟成ソーセージ類(2022年3月31日までに順次「特色JAS」マークへ移行)
おいしいウインナーなら、特定・特級・上級を選ぼう
肉々しい食べ応えのウインナーを食べたいときには、4種類あるJASマークでも、上級・特級・特定のマークがついた商品を選ぶのがいいでしょう。
なかでも、特級と特定は、でんぷんなどの結着材料を使用していないため、品質が高くてギフト利用などにも適しています。JASマークを参考にしながら、おいしいウインナーを探してみましょう。
粗挽きやこま挽きなど、好みの食感で選ぼう 「パリッ」や上品な口当たりなどさまざま
ウインナーといえば、「パリッ! ジュワー」と肉汁がはじける、粗挽き(あらびき)ウインナーをイメージされる方が多いでしょう。実際にスーパーの売り場でよく見かける定番の商品で多いものは粗挽きです。
お肉は、粗挽き、こま挽き、絹挽きの順でこまかくなっていきます。
粗挽きタイプはお肉感が残りつつ、ふわっと口どけがいいのが特徴。また、絹挽きウインナーは上品で優しい食感です。
どんな食感のウインナーをおいしく感じるか、お好みのお肉の挽き方でウインナーを選んでみるのがポイントのひとつです。
生ウインナーか燻製ウインナーか
一般的な市販のウインナーの多くは燻製されています。値段も生ウインナーより安いものが多いのが特徴です。調理しやすく、切らずに丸ごとでも、食べやすい大きさに切っても使えます。
生ウインナーは火を通す手間はかかりますが、しっかりボイルして最後に焼き色をつけると、とても香ばしいのが魅力です。ボリュームもあり、生ウインナーだからこそのしっかりした肉感から生まれる味わいに、ブレンドされたスパイスもアクセントになります。
好みや調理法に応じて選び分け、生ウインナーと燻製ウインナーの、両方の違いを楽しんでみてください。
味付けで選ぶ
ウインナーには、プレーンなタイプと、胡椒が多め、レモンやバジル・ハーブ入り、チーズ入りなど、嗜好性の高い商品もあってバラエティ豊富です。
料理につかうか、お酒のおつまみにするかなど、使い方によって選択肢に入れてみてください。
添加物をチェックして選ぶ
ウインナーソーセージには、結着補強剤や保存料、酸化防止剤などの添加物が使用されています。添加物は、身体への影響に配慮したうえで使用基準が定められていますが、なかには発がん性物質を生成する可能性のあるものもあるため、できるだけ添加物が少ないものを選ぶのがベターでしょう。
添加物が気になる人は、商品パッケージの表示を確認して、保存料や発色剤を使っていないなどとうたわれているものを選んでください。
内容量と賞味期限を考慮して選ぶ
ウインナーソーセージには食べきりしやすい容量の商品、業務スーパーで売っているような大容量の商品があります。ご家庭でどれくらいウインナーを食べるかによって選びましょう。
通販で買える大容量の商品は冷凍で届くものもあります。冷蔵のタイプは賞味期限内に食べられるかもチェックしておきたい点です。
ウインナーおすすめ13選 定番メーカーや高級ウインナー、業務用の大容量も!
ここからは、さまざまなタイプのおすすめウインナーをご紹介します。




通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ウインナー・ソーセージの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのウインナー・ソーセージの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
エキスパートに聞いた「ウインナー」の味わい方
スーパーエコごはん研究家
ウインナーは味わいを楽しむ
種類が豊富なウインナーは、食感も味付けもさまざまです。スーパーで購入できる定番のウインナーももちろんおいしいですが、ぜひ専門店のウインナーを試していただきたいと思います。お店のこだわりとともに、お肉とスパイスのバランスの良さ、上品さを味わってみましょう。
ハーブ、ブラックペッパー、チョリソ、生、燻製など、フレーバーもたくさんあります。数種類が一緒になっているものもあるので、まずはそちらでお試しするのもよいでしょう。ぜひ、自分の好みのウインナーを見つけて楽しんでくださいね。
ウインナーソーセージの飽きない食べ方
ソーセージを冷蔵庫に常備していても、使い方が限られてメニューがマンネリ化しているご家庭もあるのではないでしょうか? ソーセージを飽きずに食べられるヒントが詰まったレシピ本をご紹介します。
『世界一おいしいソーセージのレシピ65』
ソーセージはお弁当やスープ、鍋、パスタ、炒めものなど料理のレシピが多いので、幅広く楽しめる食材。でも同じ意外と同じ料理ばかり作ってしまいませんか? このレシピ本にはレシピのレパートリーが広がるアイデアがたくさん! ぜひウインナーソーセージをはじめとした、ソーセージの食べ方を広げてみてくださいね。
>> Amazonで詳細を見るウインナーについてのQ&A
冷凍保存できる?

冷凍保存はあまりおすすめできません。
家庭用の冷凍庫でウインナーを冷凍すると、解凍したときに水分と一緒においしさが逃げてしまい、独特のパリッとした食感や歯ごたえ、風味が損なわれてしまいます。
もしどうしても冷凍保存をしたいという場合は、1回分ずつをラップで包み、できるだけ空気を抜いて密閉して冷凍しましょう。解凍するときは冷蔵庫に入れてゆっくりと解凍させてください。
電子レンジ調理できる?

商品によっては電子レンジ加熱で皮が破裂することも。破裂しない工夫をして加熱しましょう。
ウインナーを電子レンジで加熱すると皮が破裂する危険性があるので、電子レンジ加熱を推奨しないメーカーもあります。
日本ハムの「シャウエッセン」の場合は商品パッケージに以下のような目安が示されています。
●お皿に移してラップをかけて加熱する
●加熱時間は
500Wの電子レンジ/3本なら約30秒、6本なら約60秒
600Wの電子レンジ/3本なら約20秒、6本なら約40秒
電子レンジの機種などで異なるので、短い時間で加熱して調整すると安心です。参考にしてみてください。
ジューシーなウインナーを楽しもう
ウインナーは、子どもから大人まで人気の食材です。肉感たっぷりで食べ応えのあるものから、デイリーに活躍するコスパばっちりの商品、添加物の少ない自然派のものまで、幅広い製品が販売されています。
JASマークがついている商品であれば、ウインナーの品質が判断しやすくなるため、表示をチェックしてください。今回ご紹介した選び方やおすすめ商品を参考にしながら、ぜひあなたの用途や好みにあったウインナーを見つけましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
スーパーなど手に入りやすい食材で、簡単美味しい節約・時短レシピを得意とする。 誰でも簡単に作れる体にもお財布にも優しいメニューは、主婦や忙しい女性から絶大なる支持を得ている。 テレビ、雑誌でのレシピ提供、年間500食以上の食べ比べ、家電キッチンツールの検証、企業向けの料理講師など幅広く活躍中。また、混ぜるだけの味噌作り講座を主催し、体に優しい味噌の美味しさを広めている。