ソーセージの選び方
料理家・河野真希さんに取材をして、ソーセージの選び方のポイントを教えていただきました。味や容量をよくチェックすることが大切です。ぜひソーセージ選びの参考にしてください。
ソーセージの種類から選ぶ
ソーセージは、太さや製造方法によって数十種類に分類されています。まずは、ソーセージの種類をおさえておきましょう。ここでは、日本でもなじみがある4種類をご紹介!好みで選んでいきましょう。
子供から大人まで食べやすい「ウインナーソーセージ」
ウインナーソーセージは、太さが2cm未満の比較的ほそくて調理がしやすいソーセージです。『シャウエッセン』など定番人気の商品も、この「ウインナーソーセージ」。
焼く・茹でるなどでおいしく食べられます。ホットドッグにもおすすめです!
太くて食べ応え抜群の「フランクフルトソーセージ」
フランクフルトソーセージは、屋台やバーベキューなどで食べたことがありますよね。フランクフルトは、太さが2cm以上3.6cm未満のソーセージを指します。太くて食べ応えがあり、ジューシーな肉汁が溢れる大人気のソーセージです。
肉の種類で選ぶ
豚肉と牛肉、魚肉の3種類。日本で売られているソーセージのほとんどは豚肉を使われていることが多く、値段も安い傾向にあります。
「豚肉」はジューシーな味わいで比較的安い
もっとも一般的なソーセージに使われているのが豚肉です。ポークソーセージと呼ばれ、比較的安く手に入るので、家庭でも使いやすいコスパの高いタイプだといえるでしょう。
ソーセージとして使われるのは、豚の肩ロースやバラ肉です。ジューシーな味わいに仕上がるので、1本でも満足度が高いのが特徴です。
「牛肉」は、さっぱりとした味わい
牛肉を100%使って作られたソーセージは日本ではあまりありません。牛肉は比較的値段が高いので、あまりお目にかかれないかもしれません。
牛肉でできたソーセージは黒い色をしているのが特徴的です。ポークソーセージよりも脂が少ないので、さっぱりとした味わいを楽しめます。
「魚肉」は、手軽に栄養摂取できる
魚肉のすり身を使って、ソーセージの形にした加工食品です。高温加熱済みなので、常温保存できたり、賞味期限が数か月と比較的長いのが特徴です。また、魚嫌いの子供でも食べやすいので、魚の栄養をしっかり接種することができますよ。
魚肉ソーセージのおすすめ商品も紹介していくので、栄養バランスが気になる方も必見です。
品質の基準は「JASマーク」をチェックしよう
JASマークとは、食品・農林水産品や取扱い方法などのJAS規格を満たした食品などにつけられるマークです。ソーセージには、特級、上級、標準、特定JASの4種類のJASマークがあります。
・JAS特級…原料肉には豚肉・牛肉のみ使用でき、でん粉などの結着材料が一切入っていないもの。
・JAS上級…原料肉には豚肉・牛肉のみ使用でき、でん粉などの結着材料が5%以下のもの。ただし、「でん粉含有率」が3%以下のもの。
・JAS標準…原料肉には畜肉(豚・牛・羊など)と家兎肉(うさぎ)および、家禽肉(鶏・あひるなど)が使用でき、でん粉などの結着材料が10%以下のもの。ただし、「でん粉含有率」が5%以下のもの。
・JAS特定…原料肉には豚肉・牛肉のみ使用でき、でん粉などの結着材料は一切入っていない原料を、3日間(72時間)以上塩せきしたもので、特色のある製法で製造されたもの。
お肉のジューシー感が欲しいときには上級以上など、JASマークも商品選びの目安にしてみましょう。
気になる方は「添加物の有無」もチェックして
ソーセージには、原材料に豚肉のほか、牛肉や鶏肉、魚肉を使ったものや、複数の肉が混ぜられたものがあります。なかでも、魚肉を使用した魚肉ソーセージは日本で開発されたもの。食感と風味が独特で、お子さんのおやつとしても人気ですね。
また、ソーセージには、保存、味の安定、発色の保持のために、食品添加物や化学調味料が入っていることがあります。添加物が気になるときの選び方のポイントは、発色剤・保存料不使用や「無塩せき」表示があるものが目安となります。ただし、無添加の商品の場合は保存期間が短いことがあります。賞味期限に注意しながら、できるだけ早めに食べきるようにしましょう。
ソーセージの人気メーカーを比較! スーパーでも買える
ソーセージといえばこれ!というほど定番で人気のメーカーと特徴をご紹介します。迷ったらこのブランドを選んでみては?
日本ハム|シャウエッセン
シャウエッセンで有名な日本ハム。ハムやソーセージだけでなく、食肉や加工食品、水産品など多岐にわたる食品を販売しています。市販ウィンナーの中ではかなりの知名度を誇っているのではないでしょうか。
新鮮で安全な食品を提供するために、豚などの飼育から処理、加工、物流、販売までの工程を一括して行っているのも特徴です。
伊藤ハム|グランドアルトバイエルン
グランドアルトバイエルンでおなじみのメーカーです。CMで見かけたことがある人は非常に多いのではないでしょうか。国内の契約農場でお肉を作っているので、安定した安全性と美味しさを誇っています。
ギフトセットも販売されており、贈り物やプレゼントとしても最適ですよ。
プリマハム|香薫
香薫という商品が大人気で、店頭でも見かけたことがあるのではないでしょうか。「プリマ」というのは、ドイツ語で「最優秀の」という意味を持っており、安心安全の食品を届ける最優秀のメーカーという意味合いで付けられたものなのでしょう。
【料理家イチオシ】ソーセージのおすすめ9選
うえで紹介したソーセージの選び方のポイントをふまえて、料理家・河野真希さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。









【編集部が選んだ】ソーセージのおすすめ7選
ここからは、通販サイトの人気売れ筋ランキングを参考に、編集部が選んだソーセージをご紹介します。
「ソーセージ」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ソーセージの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのソーセージの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ソーセージの美味しい食べ方
ソーセージには焼いたり茹でたり、煮込み料理に入れたりといろんな調理法がありますが、さらにおいしく食べたいときに意識したいポイントがあります。
焼いて食べたいのであれば、ソーセージに切れ目をつけないようにしてください。しっかり肉汁を閉じ込めることができるので、噛んだ時に始めるような肉汁を感じることができるでしょう。
茹でて食べたいときには、80度くらいの温度で茹でるのがおすすめです。旨みを逃さずに茹で上げることができるので、茹でてもジューシーさを感じられますよ。
『世界一おいしいソーセージのレシピ65』
おいしいソーセージをさらにおいしくアレンジしてみては? ソーセージ好きにはたまらない、レパートリーが広がる1冊です。
>> Amazonで詳細を見るソーセージを食べるときはしっかり火を通しましょう
暮らしスタイリスト・料理家
ソーセージは、パッケージに「加熱食肉製品」と書かれていることがあります。ゆでたり、炒めたりして食べることの多いソーセージですが、この表示がある商品は充分な加熱がすでに済んでいる商品なので、そのままでも食べることができます。
また、そのほかには生ソーセージと呼ばれる未加熱の商品もあります。これは中までしっかりと火を通してから食べましょう。
災害時やアウトドアなどで火が使えないとき、「加熱食肉製品」のソーセージであれば、そのままでも安心して食べられると覚えておきましょう。
ソーセージは自分でも手作りできる!
市販のソーセージの添加物が気になる方、ソーセージの手作り体験を子供と一緒に楽しみたいという方は、ソーセージ用の皮を買ってお肉を腸詰めして手作りしてみましょう!
『手作りソーセージ(ウインナー用) 羊腸4m 肉1kg詰め用』
ソーセージは家庭で手作りもできます!
>> Amazonで詳細を見るお弁当からおつまみまで! おいしいソーセージを堪能しよう
ソーセージはお酒のおつまみにも食卓に並べるのも、お弁当にも活用できる便利な食材です。中には冷凍保存で届くものや、小分け包装されているものもあるので、使う頻度や量によって使い分けることができますよ。冷凍保存であれば、使いたい時に食べたいだけ解凍して使うことができ、非常に便利です。
ソーセージの味わいも商品によって異なるので、様々な種類を食べ比べてみてお気に入りの商品を見つけてみるのもいいでしょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。 流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 簡単&時短料理が学べる『料理教室つづくらす食堂』主宰。