「メイクブラシクリーナー」のおすすめ商品の比較一覧表
メイクブラシクリーナーとは? 必要性は? ブラシを簡単綺麗に!
そもそも「専用クリーナーって本当に必要なの?」と感じる人もいるのではないでしょうか。単純に洗うだけと考えれば、自宅にある洗剤やシャンプーなどで代用できそうな気がしてしまいます。しかし、メイクブラシを長期的に愛用するためには、専用クリーナーを使ったほうが賢明です。
メイクブラシを、専用クリーナーではなく台所用洗剤やシャンプーなどで洗うと、きちんと汚れが落ちなかったり毛が痛んでしまったりする可能性があります。汚れが落ちきっていないブラシや、かたくなってゴワゴワしたブラシを使えば、肌トラブルの原因になることも……。
本来メイクブラシは、化粧ノリをよくしたり化粧崩れを防いでくれたりするアイテムとして知られていますが、メイクブラシ本体の状態が悪いとその効果は薄れてしまうでしょう。またブラシを洗わない場合は、それどころか肌荒れや乾燥をまねきかねないので注意が必要です。
メイクブラシクリーナーの選び方
ここからは、メイクブラシクリーナーの選び方をご紹介します。リピートしたくなるような優秀かつコスパのよい商品に出会うには、選び方のコツをおさえること! ヘアメイクアーティストの篠原奈緒子さんからのアドバイスも参考にしてみてください。
クリーナーのタイプで選ぶ
メイクブラシクリーナーには、おもに「液体タイプ」と「ジェルタイプ」、「スプレータイプ」や「シートタイプ」、「ドライタイプ」があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
定番の「液体タイプ」「ジェルタイプ」はしっかり洗える
「メイクブラシクリーナー」として多く売られているのが、液体タイプやジェルタイプです。商品によって洗い方は異なるものの、ブラシの内側までしっかり汚れを落とすことができます。水洗いするため、洗浄後にすぐにブラシを使うことができませんので、月に1回など定期的なお手入れにおすすめです。
手軽にお手入れできる「スプレータイプ」「シートタイプ」
スプレータイプは、ティッシュなどにシュッと吹きかけて、ブラシの汚れをやさしくふき取ってオフします。シートタイプは、シートで拭くだけでOK。どちらのタイプも短時間でササッとケアができ、手軽にブラシのお手入れがしたい方にぴったりです。ブラシの内側までしっかりお手入れは難しいですが、毎日のお手入れや外出先でも便利です。
同じブラシで色を変えたいときに便利な「ドライタイプ」
ドライタイプのメイクブラシクリーナーは、水洗い不要でブラシが乾いたまま汚れを落とせるのが特徴。スポンジにブラシをすべらせて、ラメやパウダーを落としてくれるので、メイク中に違う色のアイシャドウを使いたいなというシーンなどで活躍します。ドライタイプのメイクブラシクリーナーを使えば、同じブラシですぐにメイクの続きができて便利です。
毛の種類に合わせて選ぶ
メイクブラシの毛は大きく分けて2種類、天然毛と化繊毛があります。メイクブラシクリーナーは、それぞれの毛の種類に合わせて選びましょう。
天然毛ブラシには天然成分配合のやさしいクリーナーを
天然毛ブラシの場合、洗浄力の強いクリーナーで洗ってしまうと、天然毛ならではのしなやかな質感が失われてパサパサになる可能性があります。そのため、天然由来成分を含むなどブラシにやさしいクリーナーを選ぶことが大切です。
化繊毛ブラシには洗浄力強めでOK
化繊毛ブラシの場合、洗浄力の強いクリーナーで洗っても天然毛ブラシほどの劣化は見られない傾向にあります。リキッドファンデーションなどの頑固な汚れもしっかり落としてくれるような、頼もしいクリーナーを選びましょう。
毛のボリュームもチェック
メイクブラシクリーナーは、ブラシの毛のボリュームに合わせて選ぶのもポイントです。なぜなら、ボリュームのあるメイクブラシは毛が密集しているので、乾くまでに相当な時間がかかることも。その間メイクブラシが使えないのはもちろん、生乾きの状態が続くと不衛生ですよね。
ボリュームのあるブラシを使っている場合は、「速乾性」を重視して選ぶとよいですよ!
ブラシの汚れ度合いに合わせて選ぶ
同じメイクブラシでも、リキッドファンデーションやクリームアイシャドウなどに使う場合とフィニッシングパウダーに使う場合とでは、汚れ度合いに大きな差が出ます。リキッドやクリームなど粘度の高いものは、毛にこびりつき雑菌が繁殖しやすいため、これらに使うブラシには洗浄力を重視したクリーナーがおすすめです。
一方、さらっとしたパウダー系に使うブラシなら、ブラシや肌への負担も考えられたクリーナーを選びたいところです。
臭いが気になる人は、アルコールフリーを
メイクブラシクリーナー特有のニオイが気になる人も多いですよね。実際「洗った後にアルコールっぽいニオイが残るのがイヤ」という声は多く聞かれます。そのような人はアルコールフリーの商品を選びましょう。
基本的にメイクブラシは毎日使うアイテムなので、ニオイで不快になるのは避けたいところ。日々のメイクを楽しむためにも、気になる人はこのポイントをおさえてクリーナー選びをしてみてください。
敏感肌の方は、低刺激な成分のものを
敏感肌の場合、メイクブラシクリーナーによっては「肌に合わず反応が出てしまうのでは……?」という不安があるかもしれません。また、洗浄力の強いクリーナーによる手荒れを心配する声も。そのため、肌が敏感な人はクリーナーに含まれる成分をあらかじめチェックしてから買うと安心です。
肌への負担を考えると、天然系洗浄成分などで低刺激と謳っているクリーナーを選んでみて。肌に直接触れるメイクブラシだからこそ、クリーナーにもこだわりたいですよね。
メイクブラシクリーナー9選|液体・ジェルタイプ 市販のおすすめ人気商品を厳選!
選び方のポイントをふまえて、ヘアメイクアーティストの篠原奈緒子さんと編集部で厳選したおすすめメイクブラシクリーナーを14商品ご紹介します。まずは、液体・ジェルタイプのおすすめを9選ご紹介します。
ヘアメイクアーティスト(メイクアップ、ヘアスタイリング)
shu uemura『ブラシ クリーナー』なら、しっかりきれいに洗えます。魅力的なポイントとしては、乾くのが早いこと! 速乾性にすぐれているので、こまめにブラシを洗えますよ! 肌にやさしいオイルが配合されているのもポイントです。

ヘアメイクアーティスト(メイクアップ、ヘアスタイリング)
Ripica(リピカ)『メイクブラシ専用シャンプー 筆シャンプラス』は、少しとろっとしたテクスチャーで、ブラシに付いたコスメをしっかり取ってくれます。すすぎもしやすくブラシに汚れが残らないので、クリーナー初心者の方にもおすすめですよ。

Koh Gen Do(コウゲンドウ)『スポンジクリーナー』
メイクブラシクリーナー3選|スプレー・シートタイプ プチプラからデパコスまでおすすめを厳選!
ここからは、手軽にお手入れしやすいスプレータイプとシートタイプのおすすめ3選をご紹介します。
ヘアメイクアーティスト(メイクアップ、ヘアスタイリング)
IPSA(イプサ)『ブラシクリーナー』は便利なスプレータイプなので、メイクブラシを使ったらすぐに洗浄できます。ティッシュにスプレーしてブラシをやさしく拭き取れば、すぐにきれいな状態に。ブラシの内側までしっかり洗浄は難しいですが、デイリーに使えるクリーナーとして最適です。

メイクブラシクリーナー2選|ドライタイプ 水洗い不要なおすすめ商品を厳選!
ここからは、メイク中に便利なドライタイプのメイクブラシクリーナーのおすすめを2選ご紹介します。
実際に使ってどうだった? 口コミをチェック!
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
M・A・C(マック)『ブラシ クレンザー』の口コミをチェック!

出典:LIPS
MAC ブラシクレンザー
私はブラシをよく洗うので、ブラシの痛みが気になり、こちらの商品を購入しました。
このブラシクレンザーは、ブラシを清潔に保つだけでなく、
毛先を整えて長持ちさせてくれます。
しかも匂いや雑菌まで防いでくれる嬉しすぎるブラシクレンザーなんです!
使用法は、布やタオルなどをしめらせ、毛を痛めないように汚れが落ちるまで優しく拭き取ります。
ブラシの乾きが早いのも嬉しいです!
ちなみに私はキッチンペーパーを使用して綺麗にしています。
コスパも悪くないので、お気に入りのブラシや、
お高いブラシなどには特にオススメします!
IPSA(イプサ)『ブラシクリーナー』の口コミをチェック!

出典:LIPS
IPSAでファウンデイションアルティメイトを購入した時にオススメしてもらった『ブラシクリーナー』
洗わなくても、ティッシュにシュッシュとしてブラシをくるくるするだけで汚れが落ちるので、乾かす時間要らずGood!
以前はスポンジとかと一緒に中性洗剤で洗っていたんですが、ビチャビチャになったブラシを必死に絞って、乾かして意外と時間がかかっていました。
このクリーナーは毎日手軽に出来るので、雑菌も増えにくくオススメです!
IPSAのブラシ以外にも使えるので、メイクする時にシュッシュとしたティッシュを横にセットしてチークブラシやアイメイクブラシなども一緒にクルクルしてます◎
※アルコールが入っているのでアレルギーの方などはお気をつけください。
SHO-BI(ショービ)『メイクブラシDRYクリーナー』の口コミをチェック!

出典:LIPS
PROVENCEのブラシクリーナー!!
使用してみると本当にきれいに良く落ちる!!
クルクルするだけで綺麗ピカピカ!!
液状のクリーナーよりこっちの方が使いやすいから好きです!!
是非使ってみて欲しいです!
洗ったブラシを早く乾かすコツ プロが教える
スプレーやシートタイプなどは、洗浄してもすぐにブラシを使えますが、乾かす必要のあるタイプは「いかに早く乾かすか」が重要です。なかなか乾いてくれないと、ブラシなしでメイクをしなければいけないので不便ですよね。しかし、少し工夫すればメイクブラシを早く乾かすことができますよ!
ヘアメイクアーティスト(メイクアップ、ヘアスタイリング)
まず商品選びの時点で「速乾性」を重視すること。そして、乾かすときにはメイクブラシ用のホルダーやスタンドを使うと乾きが早いです。とくに、ブラシの毛が均等にまっすぐ乾くように立てられる筒状タイプがおすすめです。シリコン素材だとさらによいですよ!
ヘアメイクアーティストからのアドバイス
ヘアメイクアーティスト(メイクアップ、ヘアスタイリング)
ブラシにも肌にも「やさしい」がポイント!
メイクブラシにはさまざまな種類があるので、自分の持っているブラシのタイプや状態に合ったクリーナーを選ぶことが大切です。毛が傷んだりパサパサになると、メイクブラシの効果がじゅうぶんに得られなくなるだけなく、肌に刺激を与える可能性もあるため注意しましょう。
ゴシゴシせずやさしく洗い流すだけで、きちんと汚れが落ちるようなクリーナーがおすすめですよ!
メイク用ブラシのおすすめはこちらで紹介 【関連記事】
美容ライターのayameさんに取材をして、メイクブラシセットの選び方をうかがいました。チーク、アイシャドウ、リップ、ファンデーションなど、メイクをする箇所でブラシを使い分けるだけで、メイク持ちがアップしたり、メイクのりもよくなります。デパコスや韓国の人気メイクブラシも紹介しています! 記事後半...
リキッドファンデーションやパウダーファンデーションを塗るときに使うファンデーションブラシ。今回はどのファンデーションブラシにしようか悩んでいる人にもわかりやすい選び方とおすすめ商品をご紹介します。口コミ評判の高い資生堂やエトヴォス、RMKも紹介!amazonや楽天、ヤフーの人気売れ筋ランキング...
チークはメイク全体の印象を左右する大事なアイテム。ナチュラルな仕上がりにするにはチークブラシが欠かせません。本記事では、チークブラシを選ぶポイントとおすすめ商品をご紹介します。資生堂などの人気ブランドからプチプラまで、プロ愛用の商品をピックアップ。記事の最後には、Amazonなど通販サイトの最...
メイクブラシクリーナーでもっとメイクを楽しもう!
ヘアメイクアーティストの篠原奈緒子さん監修のもと、メイクブラシクリーナーの選び方をご紹介しました。自分が持っているメイクブラシのタイプや状態をチェックした上で商品を選ぶと、相性のよいものが見つかりそうですね。ブラシにも肌にもやさしいメイクブラシクリーナーを見つけて、毎日のメイクをもっと楽しみましょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
2004年よりヘアメイクアシスタントを開始。数年の修行の後ヘアメイクアーティストとして独立。 主にCMやTVでの女優、タレント、芸人、モデル、声優、アスリートなどのヘアメイクを担当。肌を美しく魅せるナチュラルメイクが特に得意。 本人も美容オタクで特にコスメと美容家電が大好き。メディア出演や企業での講演会、化粧品会社へのアドバイスやプロデュース化粧品の販売など活動は幅広い。