おすすめ商品の比較一覧表
耳かきの種類
耳かきの種類は、大きく分けて「ヘラ型」「ワイヤー型」「スクリュー型」「スパイラル型」の4種類。さらに、電動タイプやカメラ付きのイヤースコープタイプもあります。
まずは、それぞれの種類の特徴を押さえましょう。
オーソドックスな形でよく取れる「ヘラ型」 乾性タイプにおすすめ
先端がスプーンのような形をしている「ヘラ型」は、薬局などでもよく見かける昔ながらの形。竹製のものや金属製、プラスチック製のものが多く見られます。形が単純なので洗いやすいのもメリット。
硬さがあり、こびりついた耳垢もしっかり取れるのが特徴で、とくに耳垢が乾燥しているタイプの方におすすめです。湿性の耳垢の方は耳のなかを傷つけてしまう恐れがあるので避けましょう。
こまかい耳垢もキャッチする「ワイヤー型」 乾性・湿性の両方のタイプにおすすめ
ワイヤー型の耳かきは、先端に輪っかのようなワイヤーが複数連なっている形。おもに金属製の商品がよく見られます。
やわらかいので耳を傷つけにくく、連なったループ状の先端がこまかい耳垢もしっかりキャッチしてくれます。
乾性・湿性どちらのタイプの耳垢の方でも使いやすい形状です。お手入れがかんたんなのもうれしいポイント。
360度耳掃除ができる「スクリュー型」「スパイラル型」 乾性・湿性の両方のタイプにおすすめ
「スクリュー型」は先端がらせん状、「スパイラル型」は先端がバネのような形をしている耳かきです。どちらも乾性・湿性の両方の耳垢に使いやすく、表裏がない形のため360度手入れが可能です。
スクリュー型には、金属やプラスチック、ゴムなどさまざまな素材のものがあるので使用感で選ぶのもおすすめ。スパイラル型は、手に不要な力が入りにくいのがメリットです。
耳を傷つけにくい「電動タイプ」
電動タイプは「イヤークリーナー」もしくは「イヤーバキュームクリーナー」と呼ばれ、振動により耳垢を浮かせて吸引するタイプがおもになります。
耳のなかをあまりかかなくてもしっかりとした吸引力で掃除できるため、耳を傷つけにくいというメリットがある一方、鼓膜近くで機械音がするため苦手に感じてしまう人も。口コミなどで機械音の大きさをチェックしてから選ぶようにしましょう。
カメラで耳のなかが見える「イヤースコープタイプ」
より正確に耳掃除をしたいなら、カメラ付きのイヤースコープタイプも検討してみましょう。
リアルタイムで耳のなかをチェックしながら掃除できるので、無駄なくしっかりと手入れができます。最近は、スマートフォンに接続してかんたんに耳のなかをチェックできるタイプも!
コストはかかりますが、掃除のしすぎで耳のなかを傷つける心配が少なくなるのは大きなメリットです。
耳かきの選び方 医療ライターに取材!
耳かきをドラッグストアなどの安いもので適当に選んでいませんか? 実は耳かきにはさまざまな種類があり、「乾性」「湿性」など耳垢のタイプによって選ぶべきものは異なってきます。
合わないものを使っていると、耳垢がよく取れなかったり、耳のなかを傷つけたりしてしまう恐れも。そこで耳かきを選ぶ際のポイントを4つご紹介します。
【1】耳垢のタイプで選ぶ
【2】素材で選ぶ
【3】LEDライト付きなら耳の中をしっかり確認できる
【4】サイズで選ぶ
ポイントを押さえて選べば、いつもの耳掃除がもっと快適で気持ちいいものになりますよ!
【1】耳垢のタイプで選ぶ
耳垢にはおもに「乾性タイプ」と「湿性タイプ」があります。それぞれのタイプによって合う耳かきが異なるので、自分の耳垢の特性もきちんと確認しておきましょう。
乾性タイプ
カラッと乾いたこのタイプの耳垢は、日本人に多いとされています。どの形の耳かきでも使えますが、とくに「ヘラ型」と「ワイヤー型」がおすすめ。
よりハードなかき心地を求めるならヘラ型を、ソフトなかき心地を求めるならワイヤー型を選びましょう。耳掃除の際に耳垢が奥に押し込まれないよう、なるべく先端が小さいものを選ぶのがポイントです。
湿性タイプ
耳垢に湿り気がある「湿性耳垢」がある方は、とくに「スパイラル型」や「スクリュー型」のものが向いています。耳のなかでくるくるまわすことで、汚れをかき出してくれますよ。ゴム製のものならよりしっかりと吸着できます。
湿性タイプの方はとくに、掃除のつどお手入れを欠かさないようにしましょう。どちらの型も先端がやや複雑な形状をしているので、水洗いできるものを選ぶのがおすすめです。
【2】素材で選ぶ
耳かきにはさまざまな素材のものがあります。とくに、ヘラ型やスクリュー型は種類が豊富で、竹製、金属製、プラスチック製、ゴム製などがあります。
使用感もひとつのポイントですが、デリケートな方はなるべくゴムやプラスチックのようなやわらかさのある素材のものを選びましょう。一方で、しっかりと耳垢をとりたい方は、硬さのある竹や金属などの素材のものが向いています。
耳かきはこまめなお手入れが大切なので、洗いやすさもチェックしてみてくださいね。
【3】LEDライト付きなら耳の中をしっかり確認できる
耳の中が狭い人や小さなお子様、高齢者の耳掃除をするときにはライト付きタイプが便利です。中が見えにくいとうっかり耳をキズつけてしまったり時間がかかってしまったりするので明るく照らしてくれるライト機能があれば、小さな耳の中も掃除がしやすくなります。
【4】サイズで選ぶ
耳かきの先端部分の大きさをチェックしてみましょう。小さめのものはより奥まで手入れしやすく、耳垢を奥に押し込みにくいのがメリットですが、やりすぎると鼓膜を傷つけてしまう可能性があります。
大きめのものは小回りが利きにくい一方、奥に入っていきづらいので鼓膜を傷つけにくいのがメリット。
耳の穴の大きさも人によって異なるので、自分の耳に合う大きさや好みの使用感のサイズを見つけましょう。
古くなった耳垢は本来、自然に排出されるもの 医療ライターからのアドバイス
医療ライター・編集者
本来、時間がたって不要になった耳垢は顎を動かすと自然に排出されるもの。そのため頻繁に耳掃除をすると耳のなかを傷つけたり、耳垢を奥に押し込んだりしてしまいます。なるべく、扱いやすくやわらかい素材のものを選びましょう。
ただし、子どもや高齢者、外耳道が狭い方は耳垢が溜まりやすいため定期的な耳掃除が必要。ふだんの耳掃除で取りにくいと感じたら、耳鼻科で耳掃除をしてもらいましょう。
耳かきのおすすめ8選【乾性タイプ】
ここからは、耳垢のタイプ「乾性」「湿性」別に、おすすめの耳かきを紹介していきます! 素材や形状の異なるさまざまな商品を厳選したので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
まずは日本人に多い「乾性」タイプの方におすすめの耳かきから紹介します。
グリーンベル 匠の技『黄楊耳かき ケース付き(G-2156)』

出典:Amazon
グリーンベル『チタン製 ツーウェイ耳かき(G-2199)』






出典:Amazon
貝印『関孫六 はいとれーる(HC1816)』










出典:Amazon
ののじ『LED ママ・ミエール(ELB-01GW)』










出典:Amazon
ののじ『爽快ソフト耳かき(EW-03Gn)』










出典:Amazon
貝印『ライト付粘着耳かき』

出典:楽天市場
アトリエバーグ 時代屋『阿波の名工 最高級 耳かき よしこの』






出典:楽天市場
竹虎『名人作 虎竹耳かき』






出典:楽天市場
耳かきのおすすめ5選【湿性タイプ】
続いて「湿性」タイプの方におすすめの耳かきを紹介します。
グリーンベル『ミミスキット(G-2169)』






出典:Amazon
三祐医科工業 医療器具屋さんが作った耳かき『医療職人の技』








出典:Amazon
ののじ『綿棒耳かき(EC-M01)』








出典:Amazon
MINK『いや〜快適!』






出典:Amazon
マルト長谷川工作所『純チタン耳掻き(EP-901)』








出典:Amazon
電動耳かき・イヤースコープおすすめ2選
最後に、耳を傷つけにくい電動タイプ(イヤークリーナー)とイヤースコープのおすすめを紹介します。
マクロス『みみのお掃除(MCEー3723)』












出典:Amazon
Bebird『BeBird A2』












出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 耳かきの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの耳かきの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
耳かきのおすすめランキングTOP5を発表! 医療ライターが選ぶ!
紹介した商品のなかから、医療ライター・宮座美帆さんがおすすめする耳かきのランキングを発表します!
1位 グリーンベル『ミミスキット(G-2169)』
医療ライター・編集者
グリーンベル『ミミスキット』は、360度面ゴムブラシのやわらかい素材でできており、耳のなかを傷つけにくくなっています。
2位 三祐医科工業 医療器具屋さんが作った耳かき『医療職人の技』
医療ライター・編集者
三祐医科工業『医療職人の技』は医療器具メーカーが作った耳かきで、先端径は2mmと細く、お子さんや外耳道の小さい方に適しています。
3位 ののじ『綿棒耳かき(EC-M01)』
医療ライター・編集者
ののじ『綿棒耳かき』は、さまざまな耳垢のタイプにも適しているので家族間で使用可能! いずれも耳のなかを傷つけないように配慮がなされた商品です。
4位 グリーンベル 匠の技『黄楊耳かき ケース付き(G-2156)』
5位 グリーンベル『チタン製 ツーウェイ耳かき(G-2199)』
耳かきに使えるそのほかのアイテムを紹介 【関連記事】綿棒やイヤースコープのおすすめはこちら!
マイナビおすすめナビでは、綿棒やイヤースコープなど、耳かきに使えるアイテムを紹介する記事も多数掲載しています! こちらもあわせてチェックしてみてくださいね。
まとめ
汚れがとれて耳の不快感もスッキリとなくなる耳かきは、ストレス解消にもなります。ですが、やり過ぎは禁物。耳のなかを傷つけないようにほどほどを心がけましょう。
しっかりとかき出せる耳かきが好きな方は、ソフトなかき心地のものと使い分けつつ、あまり頻繁に硬い耳かきを使いすぎないように注意してくださいね。しっかりきれいにしたい方は、カメラで耳のなかの状況をしっかり把握できるイヤースコープタイプを使ってみるといいかもしれません。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
臨床工学技士国家資格保有。大学病院勤務後、ライターへ転身。現在は『kakotto.』を立ち上げ、医療・バイオ・ヘルスケア分野を中心に紙・WEB問わず執筆編集に携わっています。「難しい話を分かりやすく」をモットーに、心をじんわり温めるような記事作成をお届け。当サイトでは健康にかかわるグッツや医療機器などを紹介し、皆さまの健康増進のお手伝いを致します。