綿棒の選び方 種類・色・形をチェック!
まずは綿棒の選び方をチェックしていきましょう。自分の使い方にぴったりの綿棒を選ぶために参考にしてみてくださいね。
ポイントは下記の6つ。
【1】綿棒のタイプ
【2】軸の素材
【3】形
【4】色
【5】軸の硬さ
【6】持ち運びのしやすさや、衛生面
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】用途に合わせて綿棒のタイプを選ぶ
綿棒は小さなグッズですが、意外と種類は多いです。いろいろな商品がありますので、まずは自分の用途に合わせて選ぶようにしましょう。
スタンダードタイプ|オールマイティに使える!
いろいろな種類がある綿棒のなかでも、昔からあるスタンダードタイプはオールマイティに使えます。どれにしようか迷ったときにはスタンダードタイプを選んでください。
使い方はさまざまで、耳掃除はもちろんですが、メイク直しやパソコンのキーボードのすき間掃除にも便利です。ネイルファッションでも除光液を含ませてはみ出てしまったネイルポリッシュを拭き取ることもできます。
極細綿棒|赤ちゃんの耳かきに
小さい子供や赤ちゃんの耳掃除はとくに注意が必要です。おすすめなのが極細タイプの綿棒。耳の穴掃除だけでなく、耳のふち、鼻の掃除にも使えます。
また大人でも、女性のメイク直しで目元のポイント修正などに使えて便利です。気をつけたいのは極細なので耳の奥まで入りやすいこと。奥へ入れすぎないように注意してください。
粘着綿棒|カサカサ系の耳垢もとりやすい!
綿棒の種類のなかでも用意しておきたいのが、粘着綿棒。よごれがくっつきやすい仕様になっているので、カサカサ乾燥して粉のようになった耳アカを取るのに便利です。
粉状の耳アカはなかなか取れないので放置しがちですが、粘着綿棒があればきれいに除去できます。赤ちゃん用の製品もあり、肌にやさしい粘着剤が使われているので、適度に耳掃除をしてあげてください。
オイル綿棒・水綿棒|メイク直しにもおすすめ
綿棒のなかには先端部分が湿らせてあるオイル綿棒や水綿棒も製品化されています。
乾いて粉状になった耳アカ掃除に便利ですし、固まってしまった耳アカをやわらかい状態にして取り除くことが可能です。
湿らせた綿棒は耳掃除だけでなく、ポイントメイクを直すのにも役立ちます。乾いた綿棒よりも使い心地がよいので常用している女性も。なお、赤ちゃんにはベビー専用のものを使ってください。
【2】目的に合わせて軸の素材を選ぶ
綿棒を選ぶときは指でつまむ軸にも注目してください。おもな軸の素材は紙とプラスチックです。
紙製の特徴はやわらかさですが、力を入れるとかんたんに曲がってしまいます。デリケートな耳の内部は力を入れて掃除してはいけないので、力が伝わりにくい紙製がよいでしょう。
軸がプラスチック製の特徴は力を入れても曲がりにくく、しっかり掃除したいときに便利です。耳のなかは力を入れないほうがよいので、おもに耳のふち、くぼんだ部分などに使用してください。
【3】綿棒の形をチェック!
綿棒にはいろいろな形のものがあるので、選ぶときのチェックポイントになります。丸みのあるもの、くびれのあるもの、らせん状になったスパイラル型、先端が細くなったものなど、目的によって選んでください。
くびれのある綿棒やスパイラル型は、汚れをしっかり除去できるのが特徴です。耳の奥をキズつけないように耳アカを取りたいときに使えます。
【4】綿棒の色をチェック!
一般的な綿棒は白色ですが、最近はピンクやイエロー、黒などカラフルな色合いのものが増えています。お好みで選んでかまいませんが、黒色の綿棒は白色よりも汚れが目立つので、耳掃除の成果がわかりやすいです。しっかり掃除した気分になりたい方は黒色がぴったり。
またピンクやイエローなどは、楽しい気分で耳掃除をしたいときに適しています。カラフルな綿棒をそろえておいて、そのときの気分で選ぶのも楽しいでしょう。
【5】柔らかめ?硬め?軸の硬さをチェック
軸が紙製のものはやわらかく、プラスチック製は硬めで折れにくいと説明しました。ただし紙製にも折れにくいじょうぶなものもあります。軸の硬さで選ぶ場合は素材だけでなく、使い方にも気を配ってください。
たとえばふだんから力が入りすぎる傾向の方は、軸がやわらかめの紙製がよいでしょう。その際に軸の太さもポイントになります。太いものより細いもののほうが、微細に動かせるのでよごれを取りやすいです。
【6】持ち運びやすさや衛生面も確認しておこう
メイク直しに綿棒を使うのなら、持ち運びのしやすさも選ぶポイントです。旅行や出張などでも耳掃除をしますので、携帯しやすい綿棒は必要です。
選ぶポイントは抗菌加工が施された製品。開封後も清潔さや衛生面をキープできます。個包装されているタイプも持ち運びには便利。汚れがつきにくく、必要な本数を分けて保管できます。メイクポーチに入れるなら個包装でしょう。
医療ライターからアドバイス 自分の好みに合ったものを探してみて
綿棒といってもいろいろなタイプがあります。使い方も、耳のケアからメイク道具、赤ちゃんのケアやお掃除までさまざま。
使い勝手や用途、ご自身の好みにあわせて、ぴったりのものを探してみてください。
綿棒|スタンダードタイプおすすめ7選 色つきやオイルタイプなど
スタンダードタイプの綿棒を紹介します。
耳にやさしい天然のコットン使用のスタンダード綿棒
厳選されたソフトな天然のコットンを使用して、ソフトな感触でやさしく耳掃除ができる200本入りの綿棒です。抗菌コート加工が施されており、綿棒に雑菌が繁殖してしまう危険を防いでくれます。軸には天然のパルプを使用。確かな使用感ながら、やさしいタッチで耳をキズつけません。
赤ちゃんのお手入れにも使えますし、メイクアップの仕上げにも使えます。
木軸で強度がある綿棒
100本入りの15センチの軸を持つ綿棒です。長い軸は木製なので、とても強度があります。細いすきまを掃除したいときにとても役立ってくれます。
または、手がとどきにくいところに薬品を塗布するようなシーンでも木軸が塗布動作をサポートしてくれます。綿は大きさが約5ミリで、薬液や薬剤をより含みやすい形状です。
質の高い脱脂綿で使い心地のよいこだわり綿棒
使い心地のよさを目指して開発された質の高い脱脂綿使用の綿棒です。綿抜け防止加工が施されていて、耳のなかに綿が残ってしまう心配がありませんし、軸の先端が丸角加工されているので、万が一のときも耳の内部をキズつけることもありません。
強い紙軸を使っているので、適度な力を伝えることができ、耳掃除もはかどります。ケースに、綿棒の先端に触れずに取り出せるような工夫がされており、衛生的に使用できます。
お風呂のあとに水をいっぱい吸収してくれる綿棒
ふっくらした形状のソフトに巻かれたコットンの綿棒で、耳をやさしく掃除できるタイプの80本入り綿棒です。大きめの綿が水分をいっぱい吸収してくれますから、お風呂あがりのタイミングで、湿った耳のなかをていねいに掃除したいときにぴったりです。また、プールの後にも便利に使えます。
キトサンで抗菌加工されているので、衛生的です。
細かい部分にピンポイントでとどく先細タイプの綿棒
天然由来の抗菌成分であるキトサンを使用した日本製の50本入りポイント綿棒です。特徴は綿棒の先が細くなっているメイク専用の仕様となっているところ。これによって、つけたい場所にピンポイントでとどくので、アイメイクやリップの修正などに威力を発揮してくれます。
個包装になっているので、出かけ先に持って行って使うときも衛生的です。
ニキビケアにも使えるオーガニックオイル綿棒
天然コットンの綿球に、DHCのオーガニックの美容オイル「DHCオリーブバージンオイル」をたっぷり含めてある綿棒です。細軸タイプで、細かなところにも使いやすくなっています。
耳や鼻のケア、さらにはおへその掃除にも使えます。ニキビのケアやメイク直しでも大丈夫。個包装されていて、いつでも衛生的に使えます。
コットンをたっぷり使ったティア―型綿棒
たっぷりとコットンを使用しており、たくさん水分を吸収してくれる綿棒です。耳のケアだけでなく、メイクアップにも使えますし、細かいところをきれいに掃除したいときにもこのアイテムを便利に使えます。
紙軸使用で、環境に配慮するだけでなく、適度な力が伝わりやさしい耳ケアが可能になっています。日本製で減菌済みなので、衛生的です。
綿棒|極細タイプおすすめ2選 新生児から子供におすすめ!
綿棒が極細になっているタイプを紹介します。
細いタイプで赤ちゃんのお掃除にぴったりな綿棒
細めタイプの脱脂綿を使った赤ちゃんの耳掃除や鼻掃除にぴったりな250本入りの綿棒です。デリケートな赤ちゃんの耳のことを考えて、綿を使用しているのが特徴です。
綿の表面に、キトサンを抗菌剤として使っていて、赤ちゃんの耳や鼻への配慮がなされています。紙軸なので、無理な力を伝えてしまう心配も少なくなります。
極細の抗菌綿棒で赤ちゃんの耳ケアをする
動物園のイラストがついている、とてもかわいいパッケージの綿棒です。両端とも極細サイズの水滴型コットン綿球がついており、赤ちゃんの小さな耳をていねいにケアするのに向いています。
紙製の軸もとても極細で、赤ちゃんの耳ケア作業中の可視域も確保。シンプルでスマートな円筒型で、200本入っていて助かります。
綿棒|粘着タイプ 3選 耳あか掃除におすすめ!
粘着させて耳の汚れを取っていくタイプの綿棒を紹介します。
耳をローションできれいにケアする
洗浄ローションが耳を気持ちよくきれいにしてくれる綿棒です。デコボコ側の綿棒「おそうじ綿棒」にローションを浸して耳を掃除し、もう一方の「ふきとり綿棒」で粘着させながら汚れを拭きとっていき、すっきりと耳まわりを掃除できます。
ローションには保湿剤が配合されているので、デリケートな耳の内部を保湿剤でケアしてくれます。
個包装されて衛生的なお出かけでも使える粘着綿棒
綿棒の表面部分に粘着剤がついていて、より耳掃除がしやすくなっているタイプの綿棒です。綿棒のカラーが黒なので、とれた汚れもはっきり確認でき、耳掃除をしてよかったと感じられます。
1本ずつ個包装になっているので、お出かけの際にポーチなどに入れておくと、いつでも衛生的に使えるのでとても便利。両方の綿棒の形状のタイプが異なり、しつこい汚れも落とせます。
粘着タイプとスタンダードタイプできれいに仕上げる
紙製の軸を使った個包装で衛生的な20本入りの綿棒。外出先でも気軽に持ち運びできます。綿棒の片側は粘着タイプで、耳のなかの環境が乾燥していてかさかさでも、汚れがしっかりくっついてくれてこそぎ取ることができます。
もう片方はスタンダードタイプなので、浮き上がってきた汚れをきれいにして仕上げるために使えます。
綿棒|オイル・水タイプ 1選 ポイントメイク直しにも使える!
オイルや水があらかじめ含まれているタイプの綿棒を紹介します。
ミントの清涼感が気持ちいいウェットタイプ綿棒
コットンの綿でできたウェットタイプの綿棒です。ミントオイルが含まれた綿棒が個包装になっており、衛生的に使えます。使うたびにミントの清涼感がひんやりとしてとても心地よくさわやかな気分に。
両端ともにティア―の形をした綿棒になっているので、ミントオイルを隅々まで届けてリフレッシュさせてくれます。
「綿棒」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 綿棒の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの綿棒の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
綿棒での耳ケアのポイント
耳の汚れは耳の奥深くの箇所よりも、耳の入り口付近にたくさん付着しています。ですから、綿棒は耳の奥まで入れず、入り口の近くでとどめておきましょう。あまり奥まで入れると鼓膜をキズつけてしまうリスクがあり、とても危険です。
綿棒を入れたら、回転させます。ゆっくり回転させることで、綿棒の綿球部分に汚れが絡み取られます。使用した綿棒を何度も耳に入れるのは、衛生的でないのでやめましょう。
綿棒にオイルを含ませて角栓ケア!
耳ケアだけでなく、角栓ケアも綿棒でできます。綿棒にオーガニックの肌ケア用オイルなどを含ませて皮脂汚れの多い小鼻などの箇所をマッサージします。お風呂あがりなどのよく温まっていて毛穴が開いている状態のときにおこなうのがよいでしょう。
毛穴に詰まった毛穴汚れが溶け出して、ポツポツと埋まっていたものをきれいに除去できます。
綿棒をおしゃれにスッキリ収納しよう!
200本入りなどのコストパフォーマンス重視の綿棒は、綿棒ホルダーや綿棒ケースなどに入れて保管するとよいでしょう。大量の綿棒をより衛生的に管理しながら、よりスタイリッシュな見せ方ができるメリットがあります。
持ち運びするときも、個包装されている綿棒をスリムなケースで保管しポーチに入れておきましょう。
綿棒に関するQ&A
ここからは、綿棒に関するQ&Aにお答えします。ぜひ参考にしてくださいね。
綿棒の使用期限は?

メーカーにより、使用期限を設定しているところと設定していないところがあります。設定しているとことは、未開封で2~3年程度のところが多いようです。直射日光や高温多湿を避けて保管するようにし、長期間経ってしまったものは変色やほこりの付着がないかをチェックしてくださいね。
「抗菌」と「滅菌」の違いはなんですか?

綿棒のなかには、「抗菌」のものと「滅菌」のものがあります。「抗菌」とは、菌の増殖を抑制すること、「滅菌」とは全ての菌を死滅させることです。
そのほかの綿棒や耳掃除に使えるアイテムを紹介
自分に合うタイプの綿棒を使ってすっきり耳ケア
綿棒にはいろいろなタイプのアイテムがあります。耳ケアのためだけでなく、メイクアップにつかったり、赤ちゃんのケアに便利だったり、さまざまなこまかいところのお掃除ができたりします。
それぞれの使い方によって、ぴったり合う綿棒が異なりますから、アイテムごとの特徴をよく把握しながら綿棒を選ぶことがとても大切。
自分の耳のコンディションにぴったりとマッチした綿棒を選んで、よりやりやすくて気持ちのよい耳ケアを体験してください。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
現役内科医師。 医学部卒業後、臨床で診療にあたるほか、産業医として企業の健康経営にも携わっている。プライベートでは未就学児を含め3児の母。 病気のひとを診るなかで、病気になる前のひとがさらにたくさんいることを目の当たりにし、予防医学、未病の大切さを伝えるべく、医療系の記事執筆、監修等も多数手がけている。また、趣味で漢方の勉強やビジョントレーニングもマニアックに学んでいる。