「パルメザンチーズ」のおすすめ商品の比較一覧表
パルメザンチーズの選び方
オリーブオイルソムリエでイタリア料理に詳しい鈴木奈保子さんに取材をして、パルメザンチーズの選び方のポイントを教えていただきました。チーズ選びではタイプや産地をよくチェックすることが大切です。ポイントは下記の2つ。
【1】粉タイプのパルメザンチーズは産地をチェック
【2】いろいろ使うならブロックタイプも選択肢
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】粉タイプのパルメザンチーズは産地をチェック
スーパーなどでよく見かける、手に入りやすいのが粉末タイプのパルメザンチーズです。気軽に使える粉タイプを選ぶポイントを解説します。
手軽に使える国産やアメリカ産のもの
粉末状になっているパルメザンチーズには、日本国内やアメリカなどいろいろな産地があります。
国産やアメリカ産のパルメザンチーズは、手軽に購入できるのが魅力。パッケージも円柱型など使いやすい形状のものも多くなっています。食卓用に常備したい、いろいろな用途で使いたいときにぴったりです。
こだわるなら本場のものを
こだわり派の方には、パルミジャーノ・レッジャーノを粉末にしたタイプがおすすめ。「パルメザンチーズ=パルミジャーノ・レッジャーノ」と思っている方も多いかもしれませんが、厳密には違います。パルミジャーノ・レッジャーノを名乗れるのは、北イタリアの特定地域で生産され、DOP(保護指定原産地呼称)というEUの食品法の認定を受けたもののみ、さらにパルミジャーノ・レッジャーノ協会の熟成期間中に行なう厳重な検査に通過した、最低1年以上の長い熟成に適したものが該当します。
本場のパルミジャーノ・レッジャーノは高価ですが、そのぶん深いコクとうまみが感じられます。
【2】いろいろ使うならブロックタイプも選択肢に
パルメザンチーズやパルミジャーノ・レッジャーノは、粉末タイプ以外にも、ブロックタイプもあります。くせの少ないチーズのため、ブロックをそのままカットして食べるのにも向いています。
ほかにも、チーズ削りを使用して、削りたてのパルメザンチーズやパルミジャーノ・レッジャーノを料理にかけて使うのもよいでしょう。
本格的なイタリアンにはパルミジャーノ・レッジャーノ オリーブオイルソムリエがアドバイス
イタリアソムリエ協会正規コース オリーブオイルソムリエ
パルメザンチーズはアメリカの工業製チーズの名称で、昔から粉チーズとしておなじみですね。一方、パルミジャーノ・レッジャーノは厳しいEUの食品法DOP認定を受けた本格的なイタリアチーズ。
アミノ酸によるコクと旨味のバランスが絶妙で、料理をさらにおいしくします。粉末タイプは使いやすく便利ですが、酸化しやすいのが難点。ブロックで購入して、食べる直前に削るとチーズ本来の風味を楽しめます。
パルメザンチーズ|粉タイプおすすめ8選 よく見かける市販品も多数!
オリーブオイルソムリエでイタリア料理に詳しい鈴木奈保子さんと編集部が選んだ、パルメザンチーズのおすすめ商品を紹介します。粉タイプとブロックタイプで選んでいますので、用途に合わせた商品選びに役立ててください。まずは、粉タイプの商品を紹介します。
イタリアソムリエ協会正規コース オリーブオイルソムリエ
アンブロージの珍しい『パルミジャーノ レッジャーノ24カ月熟成 フレーク 』は、ブロックより手軽で、粉末より風味が保てます。
24カ月熟成なので、パスタにかける以外にも、そのままでおつまみとしてもおいしいです。

イタリアソムリエ協会正規コース オリーブオイルソムリエ
『イタリア産100%パルメザンチーズ』は、手作りの粉チーズ。
しっとりとしたチーズ本来の香りが、パスタなどの料理においしい風味を加えてくれます。

明治 北海道十勝『パルメザンチーズ 80g』
パルメザンチーズ|ブロックタイプおすすめ2選
ここからは、気軽に食べられるブロックタイプのパルメザンチーズや、本格派のパルミジャーノ・レッジャーノを紹介します。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする パルメザンチーズの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのパルメザンチーズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
パルメザンチーズの使い方|パスタ以外にも!
パスタやグラタンにかけて使うだけでなく、パルメザンチーズはいろいろなアレンジレシピにも活用できます。スープはもちろん、発酵食品同士で相性のよい味噌汁などの和風の食材にも、隠し味としてチーズのコクを手軽に足せますよ。好みのちょい足しアレンジをぜひ見つけてみましょう。
ほかにも、フライパンのうえでパルメザンチーズを丸く広げて焼くと、かんたんなおやつやおつまみにもなりますよ。
パルメザンチーズの保存方法
パルメザンチーズの風味をそこなわないために、高温多湿を避けて保存をしましょう。粉タイプは冷蔵庫では温度が低すぎるため固まってしまうので、メーカーから密閉して常温保存が推奨されていることが多いです。
ブロックタイプの場合は、ラップでしっかり包んでから、ジッパー型の密閉できる袋に入れて冷蔵庫に保存しるとよいでしょう。
削りたてのおいしさを楽しむなら
円柱型の容器に入った粉末になっているパルメザンチーズは、食卓でちょい足しをするときにとても便利です。一方で、削りたての新鮮さやコクを楽しみたいなら、ぜひブロックタイプのパルミジャーノ・レッジャーノに挑戦してみましょう。
家庭でも気軽に使える、チーズグレーター(チーズおろし器)も豊富に発売されています。手軽に削りたてのチーズの風味とコクが楽しめるので、ぜひ取り入れてみましょう。
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パルメザンチーズをもっと料理やレシピに活用しよう
オリーブオイルソムリエでイタリア料理に詳しい鈴木奈保子さんと、編集部で選んだパルメザンチーズの上手な選び方と、おすすめ商品を紹介しました。気軽に使えるパルメザンチーズから、本場のパルミジャーノ・レッジャーノまでいろいろな商品がありますね。
活用したい料理やレシピにあわせて商品を選べば、いつもの食事をもっとおいしく引き立ててくれるでしょう。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
イタリアの食文化に魅かれ、2001年よりローマ在住。 イタリアソムリエ協会の正規コースのオリーブオイルソムリエ。 二人の子供を育てるかたわら、イタリアのマンマたちから、シンプルでヘルシーなのに美味しい本物の家庭料理を学ぶ。食とライフスタイルのライターとしてウェブに寄稿するほか、取材、翻訳、通訳のほか、旅のコーディネートも行います。