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チーズフォンデュ鍋セットの選び方 焦げない&簡単!
それでは、チーズフォンデュ鍋セットの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】チーズの加熱方法で選ぶ
【2】鍋のサイズ・容量をチェック!
【3】使い勝手にあわせて「素材」を選ぶ
【4】IH・電子レンジタ対応だと便利
【5】ほかの料理に使えるかどうかをチェックする
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】加熱方法で選ぶ
チーズを温める方法としては直火式と電気式の2種類があります。機能や雰囲気などそれぞれ特徴が異なりますので、使いたいシーンをイメージして検討してください。それぞれについて詳しく説明します。
▼キャンドルやバーナーで温める「直火式」
鍋の下に専用のキャンドルやアルコールバーナー、固形燃料で直接火をあてて使う加熱方法です。炎の揺らめきで心もホッと和ませてくれます。
キャンドルの場合は火力はそこまで強くならず、じっくりチーズを温めつつ食べ終わるころに消えるものが多いです。もし食べている途中でチーズが焦げ付きそうになった場合は、付属の火消しを使ってカンタンに火を消すこともできます。チョコレートフォンデュに対応しているものも多く販売されています。
▼手軽で安全な「電気式」
電気でチーズ鍋を温める加熱方法です。電源コードをつなげば加熱できるので、燃料を購入する手間やコストが省きやすくなります。温度調整機能が搭載されている場合は、チーズを溶かす時は強火、チーズが溶けてからは弱火・保温モードに調整することが可能です。
チーズフォンデュだけではなく、チョコレートフォンデュやバーニャカウダ、オイルフォンデュが作れるものも多く、なかには煮もの料理や炒めもの、焼き料理が作れるものまであります。イベントやホームパーティーなど、さまざまなシーンで使いたい人に適しています。
【2】鍋のサイズ・容量をチェック!
チーズフォンデュセットの鍋は小さなもので容量200ml、大きいもので容量1000ml前後と、さまざまな大きさがあります。少人数で楽しみたい方は200ml程度、パーティー向けに購入を考えている場合は1,000ml以上の大容量がおすすめです!
購入容量の目安としては、ひとり暮らしやふたり暮らし向けの方は200〜500mlサイズを。家族が4人以上いる方は1,000ml以上のサイズがおすすめです。
【3】素材から選ぶ
チーズ鍋は陶器製から金属製までさまざまな種類が揃っています。素材によって熱の伝わり方やあとかたづけのしやすさ、価格が異なります。それぞれの素材で特徴があるので、どの素材が理想に近いのか検討しながら選んでみてください。
▼リーズナブルで耐熱性も高い「陶器製」
リーズナブルで種類が多い陶器鍋ですが、ほかの素材の鍋と比べて均一に熱が伝わりやすく、熱伝導率が低いためチーズが冷めにくい特徴があります。
衝撃に弱いため落とすと割れやすく、ほかの鍋に比べて重く場所を取りやすいというデメリットはあるものの、保温効果が優れており、温度調節をしなくてもチーズを温かいまま楽しみやすくなっています。
▼熱伝導性に優れた「金属製」
ステンレス・アルミ・鉄・胴などさまざまな素材で作られている金属鍋のなかで、特にチーズフォンデュに適しているのはステンレス製の鍋です。熱伝導率が低めで保温効果が高いため、一度温まれば長時間アツアツのチーズを楽しみやすいのが特徴です。オイルフォンデュなどの高温調理も得意で、衝撃にも強く丈夫で長持ちします。
ホーロー鍋やフッ素加工鍋に比べて焦げ付きやすいのがデメリットですが、焦げ付いた場合は重曹と水を入れて火にかけて沸騰させることで、カンタンに焦げ付きを取ることができます。
▼焦げ付きにくい「フッ素加工」
鉄やアルミの鍋の表面にフッ素加工がしてある鍋は、チーズが焦げ付きにくく汚れが落としやすいのがメリットです。重量も軽くて扱いやすいものが多く、価格も比較的安価で購入しやすいです。
ただし金属製のヘラなどで引っ掻いてしまうと表面のフッ素がはげて焦げやすくなってしまうので、表面を鋭利な調理器具でキズつけないよう扱う必要があります。
▼おしゃれで保温性にもすぐれている「ホーロー鍋」
金属性の鍋にガラスコーティングしてあるホーロー鍋は保温性に優れています。陶器鍋よりも軽いもの多く、焦げ付きにも強く汚れを落としやすいので洗いものやあとかたづけもラクなのも特徴的です。
衝撃を受けると表面のガラスコーティングが割れてしまうことがあるため、陶器鍋と同様取り扱いには注意が必要です。
【4】IHやレンジ・オーブン対応のものだと便利

Photo by angela pham on Unsplash
IHや電子レンジ、オーブンに対応しているものを選ぶのもおすすめです。電子レンジ対応のモノなら、キャンドルの火が消えてしまったあとの温め直しに便利です!
また、オーブン対応のものなら、グラタンなどを焼いたりとココット皿としても活躍します。
【5】チーズフォンデュ以外に使えると便利
「チーズフォンデュ以外の料理も楽しみたい!」という人は、チョコレートフォンデュやオイルフォンデュ、バーニャカウダなどほかの「つけて食べる」メニューにも使えるかどうかもチェックしておくとよりバリエーションが広がります。
また、アヒージョや揚げものができる商品や、鉄板をしいて野菜や肉を焼けるタイプのチーズフォンデュセットもあるので、そちらも検討してみてください。
チーズフォンデュ鍋セット【直火式】おすすめ7選
フードコーディネーターと編集部が選んだ、ゆったりとした炎の揺らめきが魅力的な直火式のチーズフォンデュ鍋セットのおすすめをご紹介します。
ニトリ『チーズフォンデュセット ぽってりー』






出典:楽天市場
ニトリ『キャンドル用 チーズフォンデュセット』




出典:楽天市場
ストウブ『フォンデュセット Speciality 40511-970』










出典:Amazon
KINTO (キントー) 『ほっくり チーズフォンデュ』








出典:Amazon
BOSKA(ボスカ)『ダッチ チーズフォンデュセット』


















出典:Amazon
ピーコック魔法瓶工業『チーズフォンデュセット』

出典:楽天市場
Le Creuset(ル・クルーゼ)『コンパクト・フォンデュ・セット』

出典:Amazon
チーズフォンデュ鍋セット【電気式】おすすめ6選
次に、フードコーディネーターと編集部が選んだ、温度調節がラクで使い勝手のよい電気式のチーズフォンデュ鍋セットのおすすめをご紹介します。見た目のかわいらしさにも注目です。
パール金属『リトルリッチ 電気チョコ・チーズフォンデュ鍋』

出典:Amazon
阪和『PRISMATE(プリズメイト) フォンデュブロック』

出典:Amazon
杉山金属『フォンデュリッチハーフ』








出典:Amazon
LITHON(ライソン)『チーズフォンデュ 鍋セット』




出典:楽天市場
Swissmar(スイスマー)『チーズフォンデュセット』






出典:楽天市場
recolte(レコルト)『ラクレット & フォンデュメーカー メルト(RRF-1)』


















出典:Amazon
フォンデュと同時に焼きもの&ラクレットも作れる!
こちらはミニパン・鉄板・ココットが付いて、フォンデュだけではなく鉄板焼きやラクレットもできる一石二鳥のアイテムです。ココットにチーズを入れたあと、鉄板のうえにのせて温度調節ダイヤルを回して温度を上げ、かき回しながら溶かせばカンタンにチーズフォンデュが作れます。
さらにミニパンを使い下段でラクレットチーズやほかの具材を同時に温めたり、ココットをよけて鉄板で野菜やソーセージなどの具材を焼くことも可能です。
本体以外の付属品は、すべて取り外して水洗いできるのでお手入れもラク。サイズもコンパクトで、幅を取らずに収納できます。カラーバリエーションは3種類。どれもおしゃれなカラーなのでどれを選ぶか迷います!
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする チーズフォンデュセットの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのチーズフォンデュセットの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
基本のチーズフォンデュレシピ 簡単美味しい!家にある材料で作る
【材料】たっぷり2人分
■ピザ用チーズ(ミックスチーズなどでもOK!)400g
■白ワイン 100㏄
■コーンスターチ 小さじ1(なければ片栗粉で代用可)
■にんにくチューブ 小さじ1
■塩コショウ 分量外
【作り方】
(1)ピザ用チーズにコーンスターチ(または片栗粉)をまぶすしておく。
(2)鍋の内側におろしにんにくを塗り、白ワインを加えてアルコールが飛ぶまで加熱する。
(3)チーズを3回に分けて少しずつ加え、そのたびに木べらでよく混ぜて溶かす。
(4)最後に、塩コショウで味を調えれば完成!
チーズフォンデュに関するよくある質問
チーズフォンデュにおすすめの具材は?

基本的にチーズフォンデュは野菜、肉、なんでも合います。パン、ソーセージ、ジャガイモ、えび、きのこなどが定番です。変わり種だと、餃子、鈴カステラ、焼き鳥、たこ焼きなどもおすすめです。
フォンデュ鍋の代用品は?

専用の鍋を使わずとも、材料を入れてコンロやIHでチーズを溶かせば出来上がり! ミルクパンのいいところは、見た目がかわいくてそのまま食卓に出しても違和感がないところです。チーズが冷めてしまったら、またコンロで温めなおせばOK。手軽に作るのであれば、ミルクパンのような片手鍋でも十分です。
初心者は陶器タイプからチャレンジしてみて フードコーディネーターからの購入アドバイス
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
チーズフォンデュセットは加熱方法によって使い勝手が変わってきます。容量なども合わせて、どんなシーンでよく使うのかイメージして選ぶといいでしょう。
また、鍋の素材によって価格も変わってくるため、はじめて使う人は比較的安価な陶器タイプから始めてみるといいでしょう。チーズフォンデュだけでは飽きてしまう!という人は、チョコフォンデュやアヒージョなどが楽しめるものを選ぶのも手ですよ。
機能面をよく確認すると失敗がない!
チーズフォンデュセットはさまざまなメーカーから販売されていますが、見た目や価格だけで購入してしまうとすぐに壊れてしまったり、使い勝手がイメージどおりでないといったこともしばしば起こります。
機能面や鍋容量、鍋の素材などをよく確認したうえでチーズフォンデュセットを購入し、自宅でアツアツのチーズフォンデュを堪能してみてください!
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。 主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。