カチョカバロチーズのおすすめ7選｜初心者も食べやすいものや薫製タイプも紹介！

カチョカバロチーズは、南イタリア発祥のチーズです。ひょうたんのような独特の形が特徴。長い棒につるして熟成させる様子が馬鞍から垂れ下がっている荷物のような形であったことから、「馬のチーズ」という名前がついています。（「カチョ」がチーズ、「カバッロ」が馬の意味。）

カチョカバロチーズは、モッツァレラチーズと同じ「パスタフィラータ」という製法で作られています。モッツァレラチーズは水牛の乳から作られ、水分が多くやわらかい食感。一方、カチョカバロは牛乳を原料とし、水分を抜いているため硬めの食感に仕上がっています。

フライパンで焼くと、外はカリッ、なかはトロッととろけるチーズに。ワインのおつまみや、ホームパーティーのおもてなし料理にもぴったりです。

ひとくちにカチョカバロチーズといっても、商品ごとに特徴はさまざまです。選ぶ際に注目していただきたいポイントをご紹介するので、好みにあったものを探してみてください。ポイントは下記の4つ。

【1】産地で選ぶ
【2】味わいで選ぶ
【3】容量で選ぶ
【4】スライスされているかどうかで選ぶ

上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。

カチョカバロチーズを選ぶ際にまず見ていただきたいのが産地です。日本で売られているカチョカバロチーズは国内のメーカーで作られているものが多いものの、なかにはイタリアから輸入している商品もあります。本格的なカチョカバロチーズを探している方は、本場・イタリア産のものを選ぶといいでしょう。

一方で、日本で作られるカチョカバロチーズのなかにも、イタリアと同様の製法で作られた本格的な商品があります。なかには、モッツァレラチーズを加工して作られたものも。手軽に食べられるという点が魅力的です。

カチョカバロチーズはおもにプレーンタイプと燻製タイプの2種類があります。それぞれ違った味わいが楽しめるので、好みに合わせて選びましょう。

定番の味わいで食べやすいのがプレーンタイプのカチョカバロチーズです。しっかりとした歯ごたえとミルキーな風味、塩味がそれほど強くないのが特徴です。はじめての方にも比較的なじみやすい味わい。

オーブンなどで焼くと、より風味を楽しむことができます。シンプルなカチョカバロチーズをたのしみたい方は、プレーンタイプを選びましょう。

薫製タイプはミルキーな風味にスモーキーな味わいが加わっており、ビールやワインなどのお酒ともよく合います。なかには、カチョカバロチーズは燻製でないとというこだわりを持つファンが存在するのも事実。

また、燻製食品が好きな方にもおすすめです。深みのある豊かな味わいの虜（とりこ）になってしまうことでしょう。

カチョカバロチーズは商品によってその容量もさまざま。はじめてカチョカバロチーズを食べる方は、お試しサイズの100～200g程度のものを選んでみましょう。とくに国産のものは、イタリア産のものよりも小さく食べやすい状態で売られているものが多いです。

お試しの容量ではもの足りないと感じる方や、カチョカバロチーズが好きな方は大容量のカチョカバロチーズがおすすめ。大容量のものはコスパの高さもうれしいですね。

カチョカバロチーズを焼いて食べたいという方は、最初からスライスされているものを選ぶと余計な手間がいらず便利です。袋から出してすぐ食べられるので、お酒のおつまみとして気軽に楽しめます。

食べ応えにこだわったり、自分の好みの大きさでカチョカバロチーズを楽しみたい場合は、スライスされていないものを選ぶのがおすすめです。また、ひょうたんのような独特の形状を目でも楽しめるという利点もあり、パーティーなどで話題になりますよ。

ここからは、ワインエキスパートの石関華子さんと編集部が厳選した、おすすめの商品をご紹介します。ぜひお気に入りのひと品を見つけてください。

カチョカバロチーズにひと手間加えることで、より豊かな風味を楽しむことができるようになります。おいしさを存分に引き出せる調理法をいくつかまとめてみました。あなたのお好みの方法で召し上がってみてください。

チーズの風味と香ばしさを味わいたい方には、カチョカバロチーズをそのまま焼いたチーズステーキがおすすめ。外はカリっと中身はとろっとした食感が、たまらないおいしさです。

大切なポイントは、フライパンをしっかりと熱してから焼くこと。フライパンの温度が低いままだとカチョカバロチーズが中途半端に溶けてしまい、カリっとした食感が楽しめません。また複数のチーズを焼く場合はくっつかないように間隔を開けるようにしましょう。

カチョカバロチーズはチーズピザの材料としても適しています。ピザ生地以外にも、お好みのパンにスライスしたカチョカバロチーズとトマトなどをのせると、本格的なピザトーストになりますよ。

おいしく作るコツは、オーブントースターでチーズの表面に焦げ目がつくまで焼き上げること。かんたんに作れるので、忙しい朝や料理を作るのが面倒なお昼などにもぴったりです。

カチョカバロチーズを自宅でより熟成させるのもおすすめです。商品に記載されている賞味期限に注意しながら、少し時間を置いてあげるとチーズの風味がさらに強くなります。

ミルクの甘みにコクが加わり、深い味わいが楽しめるでしょう。

Amazon、楽天市場でのカチョカバロチーズの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

この記事ではカチョカバロチーズのおすすめ商品をご紹介しました。

カチョカバロチーズは日本ではそれほど普及していませんが、国産の商品もあり、知る人ぞ知るチーズです。産地や味わいから、好みのカチョカバロチーズを探してみましょう。

そのかわいらしい形も楽しめるカチョカバロチーズ。ご紹介した内容を参考に、ぜひお気に入りの一品を見つけてくださいね。

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