「ハンドミキサー」のおすすめ商品の比較一覧表
ハンドミキサーとハンドブレンダーの違いは? 離乳食・スイーツ・お菓子作りに最適!
機能が似ているハンドミキサーとハンドブレンダーの明確な違いをご存知でしょうか? 違いについて簡単に解説します。
◆ハンドミキサー
主に「混ぜる」ことを得意とし、ケーキ作りに使用する生クリーム作りなどに適している。
◆ハンドブレンダー
主に「潰す」ことを得意とし、赤ちゃんの離乳食作りなどに最適。
それぞれ、用途に合わせて使いわけましょう。
ハンドミキサーの選び方 用途に合わせて
ここからは、ハンドミキサーの選び方を解説します。料理やお菓子作り初心者、そして上級者にとっても、キッチンに一台あると大変便利な調理器具なのでぜひ、チェックしてみてくださいね。ポイントは下記の5つ。
【1】便利な「機能」で選ぶ
【2】重さやサイズをチェック
【3】定格時間の長さは「10分以上」から選ぶ
【4】ビーターの素材や形から選ぶ
【5】収納やお手入れのしやすさやで選ぶ
上記のポイントを押えることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】便利な「機能」で選ぶ
ハンドミキサーには速度調節が可能なものや、汚れたビーターを直接触らず取り外しできる機能などがついたものがあります。いずれも調理するにあたってあると便利な機能なのでチェックしておきましょう。
▼速度調整機能
かんたんな混ぜるだけの作業であれば、3段階の機能でじゅうぶんです。硬めのメレンゲなどを作るには、5段階以上の速度調節ができると便利です。
▼ターボ機能
ボタンひとつでスピードをこまかく調節が可能。一気に最高速度まで加速できるのが便利なポイントです。
▼コードレス
キッチン回りにコンセントがない方や、コンセントと調理する場所までの距離がある人にはコードレスタイプもおすすめです。コードレスの場合は使用時に電源を必要としないぶん、充電をする必要があるので自分に合う機能で選んでみてくださいね。
▼ビーターの取り外し機能
ボタン一つで、ビーターが外れる使用になっている商品も多く販売されています。生クリームやメレンゲで汚れたビーターを取り換えるときに、手が汚れないのでストレスが少なく作業ができますよ。
▼自立機能
食材を追加するときに便利な機能です。いざ調理するとなると生地にチョコレートを追加したり、砂糖を追加したりという状況が予想されます。そんな時に自立設計つきのハンドミキサーだと余計ないストレスがなく便利ですよ。
【2】重さやサイズをチェック
使いやすさに直結する重さは、ミキサーを選ぶうえで重要なポイントです。女性なら1kg未満のもだと手が疲れにくく作業をしやすいでしょう。また、コンパクト仕様のものは、ミキサーを動かしながらでも作業がしやすくおすすめです。
なお、ハンドミキサーは基本的に片手で使うので、混ぜたい食材などが入っているボウルなどを支えるのも、必然的に空いているもう片方の手になります。
振動で滑るとボウルのなかを混ぜられないだけでなく、ケガにつながる恐れもあるので、ボウルの下に布巾をしくなど、万が一に備え、しっかりと固定させましょう。
【3】きめ細かく泡立てるなら定格時間「10分以上」を
定格時間とはミキサーの連続使用可能時間です。定格時間を超えて稼働させることは故障の原因となるため、定格時間が長いとそれだけモーターのタフさを表します。
ハンドミキサーの使用頻度が多い方は、少なくとも定格時間10分以上のものを選びましょう。定格時間が10分以上あれば、生クリームやメレンゲをきめ細かく泡立てることができますよ!
【4】ビーターの素材や形から選ぶ
ビーターの形状や素材にもそれぞれの特徴があります。向いている食材や、お手入れのしやすさが変わってきます。素材や形状について説明していくので参考にしてみてください。
素材に注目!
▼ステンレス
丈夫で長持ちすることと、比較的重たい材料でも混ぜらるところがメリットです。しかし、食材を混ぜるときにボウルとの接触音が大きく、プラスチックと比べると重いという短所もあります。
▼プラスチック
軽く、ボウルとの接触音が小さいことがメリットです。赤ちゃんがいる、または夜間に料理をするなど、作業音を抑えたい方におすすめ。ホイップクリームやメレンゲを作る作業には向いていますが、パン生地など重いものを混ぜるのには不向きです。
形状に注目!
▼細いビーター
細かく泡立てられるので、柔らかいものや生クリーム作りに向いています。
▼太いビーター
固めの食材を混ぜるのに最適です。ビーターの中心に軸があるものを選ぶと操作しやすいので初心者の方も使いやすいでしょう。
【5】収納やお手入れのしやすさやで選ぶ
キッチンは、物が多くなりがちなのでできるだけコンパクトに収納できるタイプがおすすめです。収納ボックスが付属されている商品は、コードなどを一式収納できるので便利です。
また、ミキサーはどうしても食材が飛び散ってしまいます。そのため、ミキサー本体の形状に凹凸が少なく汚れに強い素材であれば、かんたんに汚れもふき取ることができます。使用後にビーターがワンタッチで取り外せるものもおすすめです。
頻繁に使用する場合は、サイズやお手入れ方法などがラクなものを選ぶと良いでしょう。
一番の目的をはっきりさせて機能を選ぶ 料理研究家よりアドバイス
料理研究家/食育インストラクター/紅茶コーディネーター
ハンドミキサーには、クリームのホイップやメレンゲ作りだけでなく、食材を刻んだり、つぶしたりこねたりと、機能性にすぐれた商品も多くあり、商品選びには迷うところですね。
まずは一番の目的を基準にしてその機能を重点的に比較して選ぶことが、あとあと後悔しないで済むひとつのポイントではないでしょうか。
ハンドミキサーのおすすめメーカー紹介 人気メーカーをチェック!
ハンドミキサーのおすすめメーカーをご紹介します。商品選びに迷ったらメーカーを絞って選んでみるのも一つの選択肢です。
Cuisinart(クイジナート)
クイジナートは、アメリカで人気の調理器具ブランドです。ブレンダーやフードプロセッサーなどさまざまな種類を取りそろえています。強力なパワーを持ちつつ軽い設計のハンドミキサーもあるので、重いものが苦手な方や女性でも扱いやすいのも魅力です。付属品が充実しているものもあるのでライフスタイルに合わせて選べます。
貝印
貝印は、カミソリや包丁などの刃物を中心に取り扱っているメーカーですが、キッチン用品や製菓用品も多く取り扱ってます。ハンドミキサーは、機能はもちろんコンパクトな設計のものも多く収納しやすい商品が多いのが魅力です。
TESCOM(テスコム)
テスコムは東京創業の小型家電メーカーで、創業50年以上の老舗メーカーです。キッチン用の小型家電も多く作っています。スタイリッシュで使いやすいデザインなのと、手に取りやすい価格の商品も多いので初心者の方に向いています。
【エキスパート厳選】ハンドミキサーランキング発表! ハンドミキサーTOP5はこれ!
料理研究家の上田のりこさんがおすすめするハンドミキサーをランキングで発表します。初心者でも使いやすいものから、多機能のものまでさまざまなので、選び方を元に自分の使いやすいハンドミキサー選びの参考にしてみてください。

料理研究家/食育インストラクター/紅茶コーディネーター
Cuisinart(クイジナート)の『スマートパワーハンドミキサー(HM-050SJ )』の特徴は、なんといってもハイパワーなモーターが搭載されているところです。また、メレンゲやクリームのホイップ専用のウィスクが付属されているので、手が疲れることもなく短時間できめこまかく泡立てることができます。
そのぶん、少し回転音が大きいと感じるかもしれませんが、頻繁にお菓子作りを楽しみたい方にはとくにおすすめです。

料理研究家/食育インストラクター/紅茶コーディネーター
スタンドタイプのミキサーで知られているキッチンエイドですが、『9KHM928』は価格の面で諦めていた方にはうれしい商品です。ハンドミキサーでありながら、手ごねでは時間のかかるパン生地作りもこなしてしまうすぐれもの。300g位の粉なら、ラクにこね上げられます。
こまめにパン作りを楽しみたい方には、置き場所の心配がいらないところも、おすすめポイントです。

ハンドミキサーの最新モデルをご紹介! 2022年6月時点
まずは、最新モデルをご紹介します。
※2022年6月の情報です。
ハンドミキサーおすすめ11選 番外編として、あると便利なハンドブレンダーもご紹介!
ここからはおすすめしたいハンドミキサーを【ハイパワー】【初心者向け】【番外編(ハンドブレンダー)】の3タイプに分けてご紹介します。選び方に沿って自分の求めるハンドミキサーを探してみてください。
▼【ハイパワー】のおすすめ商品はコチラ!
▼【初心者向け】のおすすめ商品はコチラ!
▼【番外編】のおすすめ商品はコチラ!
ハンドミキサーおすすめ4選【ハイパワー】 とにかくパワフル!
まずは、パン生地などの重たい生地を扱うときに必要な【ハイパワー】から紹介していきます。
具体的には120W以上の力のあるモーターを搭載したもの、ビーターはプラスチックではなくステンレスがおすすめです。
ハンドミキサーおすすめ7選【初心者向け】 比較的低コストなモデル
つづいて、料理の混ぜる作業を時短したい方、お菓子作りを始めたい方へ、5,000円台以下で購入できるお手頃価格なミキサーをご紹介。
用途にあったものを選べるように、それぞれの特徴について解説しているので参考にしてみてください。
ニトリ『ハンドミキサー (HM-702WT) 』
ハンドブレンダー4選【番外編】 すりつぶす、離乳食作りに!
最後に、番外編としてハンドブレンダーのおすすめ商品をご紹介。
アタッチメントが豊富な商品であれば、ハンドミキサーでも潰すことができる場合もありますが、その分価格も上がります。また、ハンドブレンダーは離乳食作りに使われることが多いので、小さなお子さんがいる家庭は、ハンドミキサーとは別にハンドブレンダーもあった方が重宝するかもしれません。
料理研究家/食育インストラクター/紅茶コーディネーター
ハンドブレンダーは、離乳食を作る目的で購入する場合も多いかと思いますが、アイリスオーヤマの『ハンドブレンダー ミキサー(HBL-200)』はチョッパーとウィスクが付属されていることで、日常の料理からお菓子作りまで幅広いメニューに使用することができます。
キッチンで映える独特な収納スタイルと、同等の機能を持つ商品のなかでもリーズナブルな価格が、アイリスオーヤマの魅力です。お料理好きの方におすすめします。

通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ハンドミキサーの売れ筋をチェック
Yahoo!ショッピング、楽天市場でのハンドミキサーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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ハンドミキサーはあると便利な調理家電! ほしい商品は見つかった?
ハンドミキサーの選び方やおすすめ商品を紹介しました。
ターボ機能の有無やワンタッチ取り外し機能、収納ボックスの有無なども使う場面を想像してお気に入りの商品を選んでみると効率的に使うことができます。
値段が安い手に取りやすいものから高性能のものまでさまざまなものがあるので、ぜひ、選び方やランキングを参考にしてみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
東京都出身 長野県在住。 ベーカリーに勤務しながら大手教室に通い、師範取得。 その後、自身の小さな工房である、無添加・手作り工房『きゃっとてぃる』を開き、パン・お菓子の販売・教室などを行ってきました。 そして現在は【ノンシュガー・トランス脂肪酸フリー・ストレスフリーなお菓子と料理】をコンセプトに、心と身体のバランスを大切にしたレシピを日々考え、提案しています。 ・料理研究家 ・食育インストラクター ・紅茶コーディネーター ・パン講師マイスター ・ガーデンデザイナー ・食品衛生責任者