「ハンドミキサー」のおすすめ商品の比較一覧表
ハンドミキサーの基礎知識
ハンドミキサーの人気メーカーをご紹介する前に、ハンドミキサーの基本的な情報をみていきましょう。
ハンドミキサーとハンドブレンダーの違い
▼混ぜることを得意とするハンドミキサー
そもそも、ハンドミキサーとハンドブレンダーとは何が違うのでしょうか?
ハンドミキサーは回転する部分に丸い金属がついており、空気を効率よくおくりながら混ぜる構造になっています。そのため、お菓子つくりや料理などさまざまな場面で活躍できます。
▼食材をすり潰したり刻んだりするハンドブレンダー
一方、ハンドブレンダーも混ぜることは出来るのですが、食材を細かく切り刻んだり、砕いたり、すり潰したりといった加工を得意としています。またハンドミキサーに比べると比較的コンパクトなサイズや軽量なものが多く販売されています。それぞれの特徴をみて機材を使いわけたいですよね。
ハンドミキサーの選び方
それでは、ハンドミキサーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の4つ。
【1】回転速度の調整や段階
【2】ビーター部分の素材
【3】定格時間の長さ
【4】重量
上記の4つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】回転速度の調整や段階をチェック
回転速度はお菓子や料理を作るうえで確認をしておくべき項目です。メーカーによって幅はさまざまですが、お菓子作りをするのであれば3段階以上の調整があったほうが良いでしょう。さらに細かいホイップクリームやメレンゲを作るのであれば5段階~10段階のハンドミキサーがおすすめです。
【2】ビーター部分の素材をチェック
ハンドミキサーの泡立て部分をビーターと呼びますが、そのビーター部分の素材も確認してみましょう。ステンレス製は丈夫で長持ち、耐久性が高いという特徴が、プラスチック製は軽くボウルを傷つけにくいという特徴を持っています。
【3】定格時間の長さをチェック
定格時間とは連続でミキサーの使用ができる時間のこと。料理によって時間は異なりますが、お菓子作りなどを行うのであれば最低でも15分間は連続して使用できるハンドミキサーを選ぶようにしましょう。
【4】重量をチェック
ハンドミキサーの重さにはモーターのサイズが影響しますがなるべく片手で持ち続けても疲れない重さが良いですよね。重量が1kg未満のハンドミキサーであれば比較的長時間持っていられるのでおすすめです。重さのほか、持ち手の形状や長さも併せて確認するようにしましょう。
人気メーカー5社の特徴とおすすめ商品
それではここからは、5つのメーカーのハンドミキサーの選び方とおすすめ商品を見ていきましょう。
フードコーディネーターの倉田沙也加さんにお伺いをして「世界が認めたブラウン」「多機能&収納面が優秀なクイジナート」「初心者向けのテスコム」「ライフスタイルに合わせたタイガー」「細かな工夫が光る貝印」を選んでいただきました。
ブラウン:世界中から信頼される製品
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
ブラウンといえば、世界中のキッチンで使われていて高い信頼性を備えたメーカーです。ハンドミキサー本体の種類が豊富なだけでなく、アタッチメントや付属品も充実していて、自分が欲しい機能を追加で購入することができます。
価格帯は比較的に手ごろなものから高級なものまで取り揃えていますが、機能面の差があるのでよく確認して選ぶことが大切です。
ブラウンでイチオシのハンドミキサーはこちら!

一生モノのハイパワー多機能モデル
これぞ時短調理! ブラウン製品の中でもっともパワーの強いハンドブレンダーです。固いかぼちゃや海老の殻まで一瞬で砕くことができるハイパワーが特徴。ミキサーとしての「混ぜる」機能に加えて、つぶす・刻むなどブレンドの機能も持っているので、これ1台でフードプロセッサーとしての機能も使うことができます。
また、握る力を変えることでスピード調整ができる便利な機能つき。スピードをコントロールすることで、きめこまやかな泡立ても可能となっています。
機能面だけでなく、スタイリッシュなデザインも魅力的ですが、価格は比較的高めなので、一生モノとして、長く愛用したい人におすすめです。
クイジナート:多機能&収納がしやすい製品
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
クイジナートといえば、アメリカのキッチン用品メーカーでそのラインナップは多岐にわたり、世界中のプロ料理人たちからも人気があります。
フードプロセッサーやハンドブレンダーなど全部クイジナートで揃えられるほど種類も豊富なので、ライフスタイルに合ったものを選択しやすいですね。クイジナートのハンドミキサーは、多機能でありながら収納面も優秀なところがおすすめポイントです。
クイジナートでイチオシのハンドミキサーはこちら!

テスコム:機能はしっかり、価格は手ごろな製品
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
機能はしっかり、価格はお手頃な初心者向き
テスコムは東京創業の小型家電メーカーで、スタイリッシュで使いやすいキッチン用の小型家電も多く作っています。
ハンドミキサーは使いやすさに配慮し、機能面だけでなく収納も工夫されており、コンパクトに収納することができます。基本的な機能がしっかりついて、比較的お手ごろに買えるスタンダードなハンドミキサーなので、はじめて買う人にもおすすめです。
テスコムでイチオシのハンドミキサーはこちら!

タイガー:ライフスタイルに寄り添う製品
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
「温もりあるアイデアで、食卓に新たな常識をつくり続ける」をミッションに掲げているタイガー。変わりゆくライフスタイルに合わせて新しい商品を開発しています。炊飯器や保温ジャーのイメージが強いですが、ミキサーやフードプロセッサーも製造しています。
タイガーのハンドミキサーは幅広い料理に対応できるように機能が充実。さらに調理家電に強いメーカーだからこそ、長く使っていただけるようにレシピブックがついているのもうれしいですね。
タイガーでイチオシのハンドミキサーはこちら!

貝印:刃物のノウハウを活かした製品
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
貝印は、カミソリなどを中心に刃物を取り扱っているメーカーです。価格は比較的手に届きやすく、デザインはキッチンに溶け込むような白っぽいものが多いのが特徴。
ハンドミキサーは調理途中に立てて置いておけるように工夫がされているところがうれしい点。設計もコンパクトなものが多く、収納しやすいのが特長。調理器具を多く製造・販売している貝印らしい部分なのではないでしょうか。
また、昔ながらのシンプルスタイルでふわふわに泡立てることができるので、かくはん機能のみが欲しいという方におすすめです。
貝印でイチオシのハンドミキサーはこちら!

そのほかの人気3メーカーのおすすめ商品
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ハンドミキサー メーカーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのハンドミキサー メーカーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【最後に】フードコーディネーターからアドバイス
合同会社HITOOMOI代表 フードコーディネーター
面倒な調理もハンドミキサーで解決!
ハンドミキサーといってもメーカーや価格、機能の違いなどによりさまざまな種類があります。しかし、いずれのハンドミキサーも時間のかかる泡立てや材料を混ぜるという機能で調理時間を大幅に短縮してくれるのは共通です。
スフレパンケーキやシフォンケーキなどの泡立てる必要のある面倒な料理も、ハンドミキサーがあればスピーディーにこなせますね。料理のお助けアイテムとして、ぜひ活用してみてください。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
フードコーディネーターと管理栄養士が立ち上げた料理研究家による会社、合同会社HITOOMOIのフードコーディネーターです。 大切な人のために手作りの料理を振る舞うシーンを作ることで、 生きててよかったと思える社会の実現を目指しています。 主にレシピの開発、記事執筆、栄養計算、商品開発、食・健康に関するコンサルティングを行っています。SNSで手作り料理を発信中。