おすすめ商品の比較一覧表
フードプロセッサーとミキサーの違い
フードプロセッサーもミキサーも食材を細かく刻むための調理家電ですが、食材をペースト状にする用途に向いていると考えてください。違いは、刻んだあとの食材の大きさとカッターの回転の仕方です。
<ミキサー>
カッターを高速回転させることで、食材をとても細かく刻みます。食材をペースト状にする用途に向いています。
<フードプロセッサー>
ミキサーよりもパワフルにカッターを回転させ、食材も粗めに刻める調理家電です。ミキサーと違ってペースト状になることはありません。料理の下ごしらえなど食材を細かく刻む用途に適しています。
なお、スライサーや千切り用のカッターがついているフードプロセッサーも増えてきています。
ハンバーグに使う肉やたまねぎをみじん切りにしたりするだけでなく、パン生地を捏ねたりできる機種も。どんな料理に使いたいか、考えながら選んでみてください。
フードプロセッサーの選び方
それでは、フードプロセッサーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の6つ。
【1】ハンディタイプと据え置きタイプか
【2】付属アタッチメントの種類
【3】回転数・パワー設定などの自由度
【4】フードプロセッサーの大きさ
【5】洗いやすさ
【6】安全機能
上記の6つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】ハンディタイプと据え置きタイプかチェック
フードプロセッサーには大きく分けてハンディタイプと据え置きタイプがあります。
<ハンディタイプ>
ハンドブレンダーをフードプロセッサーユニットに取り付けて利用する仕組みのため、1台で多目的に使えるのが特徴です。
<据え置きタイプ>
小型タイプから大型タイプまでサイズバリエーションが広く、パワーの面でも優れているモデルが多いです。
ただし、泡立てなどはできない場合が多いため、多機能ならハンディタイプ、シンプルさとパワーなら据え置きタイプが向きます。
【2】付属アタッチメントの種類をチェック
フードプロセッサーの基本機能は、食材をみじん切りにしたり、複数の食材を混ぜ合わせたりすることです。
基本機能を使うと、たとえば玉ねぎをみじん切りにしてミンチと混ぜ合わせ、ハンバーグを作れます。
加えてポイントとなるのが、付属アタッチメントの種類です。スライサーが付属している場合は、野菜のスライスが手軽に素早くできますし、こねベラがある場合は、パン生地も作れます。
このほか、千切りアタッチメントが付属する製品では、太い千切りや細い千切りなどが選べる場合もあります。
【3】回転数・パワー設定などの自由度をチェック
フードプロセッサーを使用する上で大切なのは、食材をクラッシュするときのパワーです。パワーが弱いモデルだと、筋の多い肉がうまく混ざらなかったり、野菜が引っかかって止まったりすることも……。
パワーの強さは、搭載しているモーターの消費電力(W数)が目安のひとつ。160Wのものよりも500Wの方がパワーは強くなります。
また、モーターの回転数(スピード)の設定などもチェックポイント。よりこまかく回転数を制御できるモデルの方が使いやすいです。
【4】フードプロセッサーの大きさをチェック
予算と置き場所が問題ないなら大きいサイズを選ぶのがおすすめ。たとえば、4人以上の家族でハンバーグの種などを作りたい場合は、ミンチ肉が400g以上入る大型タイプがいいでしょう。
これなら一度に3~4人分のハンバーグが作れますし、来客時などにたっぷり作りたいときでも対応できます。
また、食材をたくさん入れるより半分ぐらいを目安に使う方が、短時間で混ぜたり、刻んだりできるのもポイントです。
置き場所などが限られる場合は、小型タイプも選択肢に。常設することで使用頻度があがります。
【5】洗いやすさをチェック
フードプロセッサーはつねに清潔にしておきたいもの。そのためには洗いやすくお手入れが楽なものがおすすめです。
ハンディタイプの場合は、カップなどにお湯と洗剤を入れて動作させるだけで洗えるものが多いので、比較的簡単にお手入れできます。
一方、据え置きタイプは部品を外して洗う必要があるものがほとんどです。そのため、パーツの数や、取り外しのしやすさなどもチェックしておきたいところです。
食器洗浄機が使えるパーツが多いモデルなら、手で洗う手間を省けるので便利ですよ。
【6】安全機能をチェック
鋭い刃が使われているフードプロセッサーは、正しい使い方をしないとケガをする危険があります。
そのため、安全機能も重要な要素です。パーツが正しくセットされていないと動作しない自動停止機能があれば、ケガや誤動作を防いでくれます。これはとくに小さな子どもがいる家庭では必須の機能といえるでしょう。
また、モーターに負荷がかかりすぎたときや、本体の温度が一定以上まで上昇したときなどに自動停止する機能を持つモデルは数多くあります。
どのような安全機能が搭載されているかもチェックしておきましょう。
エキスパートのアドバイス
デジタル&家電ライター
作りたいメニューや量に合う製品を選ぼう!
フードプロセッサーは多機能な製品が多いため、ベストな一台を探すのがたいへんに感じるかもしれません。
選ぶときに大切なのは、メインで使いたい用途を見極めることです。基本機能に加えて、食材の切り方にこだわるならスライサー、泡立て機能もほしいならミキサー、パンを作りたいならパン羽根など、自分が求める機能がついているかを確認する必要があります。
このほか、少人数は小型モデル、大家族は大容量モデルが選択肢に入りますが、置き場所などの問題がないなら、できるだけ大容量モデルを選ぶと余裕を持って使えるのでおすすめです。
フードプロセッサーの人気メーカー
パナソニック
日本を代表する家電メーカーのパナソニックは、調理家電のラインナップも充実しています。
フードプロセッサーも多機能で使い勝手のよい製品が多くそろっています。国産メーカーらしく、日本の食事情を理解した機能を持っていること、表示が日本語であることなど、使い勝手のよさも特徴です。
クイジナート
クイジナートはアメリカの調理機器メーカー。その主力製品がフードプロセッサーで、アメリカでは大きなシェアを獲得しており、日本でも人気が高い機種を多くそろえています。
据え置きからハンディタイプまで幅広いラインナップがあり、用途に合わせて選びやすいのが特徴です。
テスコム
テスコムは、小型家電を幅広く取り扱う日本のメーカー。キッチン家電は豊富にラインナップされています。フードプロセッサーはシンプルで操作性がよいものが多く、コストパフォーマンスがよいことで人気があります。はじめてのフードプロセッサーとしてもおすすめです。
ブラウン
電気シェーバーで有名なドイツのブラウン。フードプロセッサーは「マルチクイック」シリーズとしてハンディタイプのみをラインナップしていますが、使い勝手がよく手頃な価格なので人気があります。
ハンディタイプを考えているなら、まずチェックしておきたいブランドです。
フードプロセッサーおすすめモデル
それでは、おすすめのフードプロセッサーをご紹介いたします。すぐに各商品が見たい方は、下記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ4選|家電のプロ厳選
▼おすすめ6選|大容量モデル
▼おすすめ3選|離乳食や少量の調理向き
▼おすすめ6選|回転数(スピード)調節可能
▼おすすめ4選|家電のプロ厳選
ここまで紹介したフードプロセッサーの選び方のポイントをふまえて、コヤマタカヒロさんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。

Panasonic(パナソニック)『フードプロセッサー(MK-K81)』














出典:Amazon

Cuisinart(クイジナート)『フードプロセッサーL(DLC-192J)』

出典:楽天市場

PHILIPS(フィリップス)『マルチチョッパー(HR2507/05)』














出典:Amazon
チョップドロップ用のブレードが付属
フードプロセッサー用のブレードに加えてチョップドロップ用ブレードを付属しており、さまざまな食材を同じ大きさで切り刻んだ、チョップドロップサラダが手軽にできるのが便利なモデルです。
回転スピードは自動調整で「チョップドロップモード」は1,500回転、「フードプロセッサーモード」は5,000回転という仕組みとなっており、 みじん切りと混ぜ合わせが可能です。
この製品のポイントは、やはり野菜やフルーツ、チーズなどを約5mm角のみじん切りにできる「チョップドロップモード」が使えるところでしょう。
本体上部を押すだけでかんたんにカットすることができますよ。一方、フードプロセッサーの機能としては、おまけと考えるのがよさそうです。
フードプロセッサーで調理すると水っぽくなりがちですが、『マルチチョッパー』なら食材の食感を残しておいしく調理できます。

BRAUN(ブラウン)『マルチクイック 9(MQ9075X)』














出典:Amazon
クッキングカッターやパン生地をこねるのにも!
フードプロセッサーアタッチメントが付属するハンドブレンダー。カッター・こねベラ・スライサー・千切りなど、充実したアタッチメントがあり、据え置きモデル以上の機能が利用できます。
使うときは、ハンドブレンダーの本体をフードプロセッサーアダプターに取り付けるだけ。
そうすることで、スマートスピードスイッチを握る力に合わせて、カッターなどが回転する仕組みです。
通常のハンドブレンダーでは、みじん切り・スライス・千切りなどが、1分かからずにできます。
フードプロセッサーには、フタを開けずに食材を入れることができる投入口があり、かんたんに食材を入れられるのが便利。
高価格帯ですが、フードプロセッサーとしての性能が非常に高いモデルです。
▼おすすめ6選|大容量モデル
récolte(レコルト)『カプセルカッター ボンヌ(RCP-3)』


















出典:Amazon
T-fal(ティファール)『フードプロセッサー ミニプロ ルビーレッドプラス(MB601GJP)』










出典:Amazon
TESCOM(テスコム)『フードプロセッサー(TK440)』










出典:Amazon
タイガー『マイコンフードプロセッサー(SKF-H100)』














出典:Amazon
Cuisinart(クイジナート)『スマートスティックハンドブレンダ―(CSB-80JBS)』














出典:Amazon
CHULUX『フードプロセッサー(QF-FP168113)』

出典:Yahoo!ショッピング
▼おすすめ3選|離乳食や少量の調理向き
TESCOM(テスコム)『PureNatura フードプロセッサー (TK212-W)』






出典:Amazon
YAMAZEN(山善)『フードプロセッサー(YFA-201)』
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BRUNO(ブルーノ) 『マルチスティックブレンダー』










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▼おすすめ6選|回転数(スピード)調節可能
山本電気 MICHIBA KITCHEN PRODUCT『マスターカット(MB-MM56)』














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ブラウン『マルチクイック7(MQ738)』
![ブラウンハンドブレンダーマルチクイック7ブラック/シルバーMQ738[MQ738]【RNH】](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/edion/cabinet/goods/ll/img_179/8021098774477_ll.jpg)
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出典:楽天市場
クイジナート『マルチハンドブレンダー(HB-500BKJ)』














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Vitantonio(ビタントニオ)『ハンドブレンダー(VHB-20)』


















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アイリスオーヤマ『ハンドブレンダー (HBL-200)』




















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パナソニック『フードプロセッサー(MK-K61)』














出典:Amazon
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする フードプロセッサーの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのフードプロセッサーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】そのほかの調理器具はこちら!
まとめ
1) 多機能ならハンディタイプ、シンプルさとパワーなら据え置きタイプ
2) 付属アタッチメントの種類をチェック
3) 回転数・パワー設定などの自由度も重要
4) モーターの消費電力もポイント
5) 家族構成や作りたい料理の量によって最適なサイズを選ぶ
食材をあっという間に細かく刻むことができるフードプロセッサーがあると、料理の幅が広がります。
食材を刻む手間や時間を省きたい方はもちろん、料理のレパートリーを増やしたい方もぜひこの機会にフードプロセッサーを購入してみてはいかがでしょうか。
購入する際は、この記事でご紹介した選び方のポイントと機種を参考にしてみてくださいね。
※記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
1973年生まれ。大学在学中にライターデビュー。現在はデジタル&家電ライターとしてパソコンからデジタルガジェット、AV機器、白物家電全般を専門分野として執筆活動を展開。得意分野は調理家電。寄稿先はモノ雑誌を中心で、ファッション誌、ニュースサイト、そしてメーカーのwebサイト、オウンドメディアなど多岐にわたる。AllAboutガイドも勤める。執筆以外に企業へのアドバイスやコンサルティングなども行う。