ミネラルファンデーションとは? 肌に優しいファンデーションなの?
ミネラルファンデーションとは、主に天然のミネラルを主成分としたアイテムのことをいいます。酸化鉄や酸化チタン、酸化亜鉛やマイカなどを総称してミネラルと呼びますが、明確な定義はなく、日本では1つでもミネラル成分が入っていれば「ミネラルファンデーション」とうたえてしまいます。
ミネラルファンデーションの多くは、クレンジング不要で石鹸で落とせるのがメリット。保湿成分や美容成分が豊富に含まれているものもあるので、肌に優しいと注目されています。
ミネラルファンデーションの選び方
では、自分に合うミネラルファンデーションはどのように選べばよいのでしょうか? 選び方のポイントをおさえておきましょう!
肌のことを考えるなら「石鹸で落ちる」ものを選ぶ
敏感肌の方などは、なるべく肌に負担がかからないミネラルファンデーションを選びたいですよね。なるべく落としやすいものか、クレンジング不要で石鹸で落とせる商品を選ぶのがおすすめです。
また、化粧下地を使う方もいらっしゃるでしょう。化粧下地にクレンジングが必要だと、ミネラルファンデーションが石鹸で落とせても意味がなくなってしまいます。下地も石鹸で落とせるものを選ぶとよいでしょう。
肌質や肌の状態に合うタイプを選ぶ
ミネラルファンデーションには、ルースやパウダー、リキッドやクリームなどさまざまなタイプがあります。肌質や肌悩みによって選ぶべきものが変わるので、それぞれのタイプの特徴を知って自分に合うものを選びましょう。
薄付きで素肌に近い「ルースタイプ」
ルースタイプのミネラルファンデーションは、肌につけてみるとメイク感がなく、とても自然に馴染みます。薄いベールを肌にのせている感じなので、まるで素肌かのように演出してくれます。肌悩みが少ない方・ナチュラルメイクが好みの方にもおすすめです。
つけるとき、つけたあともサラサラでずっと触っていたい肌に早変わり。長時間メイクしていても肌への負担なく快適に過ごせます。
自然なカバー力の「パウダータイプ」
少量でもフカフカのスポンジで、トントン抑えながら肌にのせれば、気になる部分も隠れます。お肌にのせた感じも心地よい、適度なカバー力と自然な仕上がりです。
普通のファンデーションと同じ感覚で使え、固形タイプでケースでの持ち運びも便利です。しっとりと肌になじむモイストタイプもあります。
伸びがよく崩れにくい「リキッドタイプ」
パウダータイプに比べると、密着力とカバー力が高いリキッドタイプのミネラルファンデーション。「ミネラルファンデーションで肌への負担はおさえたいけれど、カバー力もある程度ほしい……」という人にはぴったりでしょう。崩れにくく伸びがよいのも魅力のひとつ。
ただ、ファンデーションの付ける量が多すぎると、厚塗り感が出たりムラができたりするので、注意しましょう。
油分が多く乾燥肌の方にぴったりな「クリームタイプ」
クリームタイプは油分が多いので、リキッドタイプ同様カバー力に優れているものが多いです。さらに保湿力が高いものも多いので、乾燥が気になる方におすすめ。
こっくりとしたテクスチャーが多い傾向にあるので、べたつきが気になる方は注意が必要です。
カバー力重視の方におすすめ「スティックタイプ」
カバー力が高いのはスティックタイプのミネラルファンデ。素肌感を損なわず、軽くてスーッと伸びがよいテクスチャーです。簡単にポンポンとのせてコンシーラー代わりにも使うことができます。
使い方が簡単でスピーディーに使えるので、メイク直しの携帯用としても便利。肌の状態に合ったカバー量をいつでも自在にコントロールできます。
肌にうるおいとツヤを与える「クッションタイプ」
近年注目されているクッションファンデ。韓国コスメから一気に日本でも人気となりました。カバー力が高く崩れにくいことが魅力で、しっとりした質感で肌にうるおいを与えてくれます。ツヤ感のある仕上がりになる商品が多いですが、なかにはマットなものもありますよ。
ミネラルコスメからも、人気のクッションファンデが登場しています。
紫外線対策をしたいなら、SPF・PAの値をチェック
ミネラルファンデーションに限らず、化粧下地などベースメイクを選ぶ際はUVカット効果のあるものを選びましょう。UVカット効果は「SPF」と「PA」の値でパッケージに記載されています。
散歩や買い物に行く程度なら「SPF30・PA+++」程度のものを、スポーツやレジャーなど炎天下で過ごす場合は最高値の「SPF50+・PA++++」を使って十分な紫外線対策をしましょう。
ミネラルファンデーション|ルースおすすめ8選 プチプラからデパコスまで!
ここからは、ミネラルファンデーションのおすすめ商品を紹介していきます! ドラッグストアでも市販されている安い値段で買えるアイテムから、口コミで人気のデパコスまで幅広いアイテムを厳選しました。
セミマットに仕上がる崩れないベースメイク
厚塗り感なし、自然に毛穴を目立たなくします。フタに出して付けるタイプですが、ポーチのなかに入れていても粉が出てこないのできれいに使えます。粉は粒子がきめ細かくて肌にフラットにあたります。
つけ心地はとても軽く、素顔とあまり変わらないくらいのセミマット。石鹸で落ちるファンデーションです。紫外線吸収剤不使用の、ノンケミカル処方。ちょっと出かけるだけの、日焼け止めとして使うのにもピッタリです。





ミネラルファンデーション|パウダーおすすめ6選
濃厚なのになめらか仕上げの美容液ファンデーション
バームにミネラルパウダーを溶かし込んだ、美容液ファンデーション。ビタミンやミネラルを豊富に含むプロポリスエキスを配合しているのが特徴です。濃厚なのにべとつかない、なめらかな仕上がりが魅力。
つるつるとした感覚の「擬似皮脂膜」仕上げ。全体的にスッとのばした時の軽い感じがここちよく、気になるところは指を使うのがコツです。たたくように重ねるとカバー力が期待できます。
5つの機能が備わったプレストタイプのファンデ
ファンデーション、下地、美容液、日焼け止め、仕上げパウダーとして使える1つで5役。とても軽いつけ心地なのに、SPF40 PA+++で紫外線もカットします。
天然ミネラルと植物美容エキスでできた美容液のようなスキンケア処方で、石鹸で落とせるファンデーション。やわらかいパウダーで毛穴を隠し、程よくツヤを残したナチュラルな仕上がりです。


ミネラルファンデーション|リキッドおすすめ5選


ミネラルファンデーション|スティックおすすめ2選
ミネラルファンデーション|クッションおすすめ2選
「ミネラルファンデーション」のおすすめ商品の比較一覧表
人気のミネラルファンデーションの口コミをチェック! 実際に使ってどうだった?
ここで何商品か、実際に使ってみての口コミを見てみましょう。※口コミはあくまで個人の感想です。
エトヴォス『マットスムースミネラルファンデーション』の口コミをチェック!

出典:LIPS
お肌の調子が悪い時はこちら、エトヴォスマットスムースミネラルファンデーションを使っています。
カバー力がめちゃくちゃあるわけではありませんがミネラルコスメなので肌に優しく自然にカバーしてくれます。落ち方も汚くないので気に入ってます。こちら使用していれば肌荒れがひどくなることはないです。(※個人の感想です)かなりお粉が細かいのでこぼさないように注意して使ってます。
現在持っているお試しキットのサイズのものがなくなったら現品買おうと思います。
ベアミネラル『ベアプロ パウダー ファンデーション』の口コミをチェック!








出典:LIPS
カラー フェア01
伸び普通
持ち良し
カバー力弱め
薄づきかなって思って
重ね塗りしちゃうと
うっかり自分の思っていた肌より
白くなっちゃって
ファンデーション付けすぎ注意
職場の人達に
今日、白くね?ってびっくりされちゃった
MiMC(エムアイエムシー)『ミネラルクリーミーファンデーション』の口コミをチェック!










出典:LIPS
リキッドリー
保湿力★★★☆☆
カバー★★☆☆☆
持ち★★★☆☆
ツヤ★★★★★
クリーミー
保湿力★★★★☆
カバー★★★☆☆
持ち★★★☆☆
ツヤ★★☆☆☆
リキッドリーは、自然に綺麗なツヤ感が魅力!
クリーミーは、リキッドリーよりも
カバー力と保湿力が高めでツヤが抑えめな仕上がり…
こんな感じでしょうか
ベースになっている11種類の保湿成分が
エッセンスハーブバームクリームと同じなので
とっても相性が良く、仕込んでからファンデーションを重ねるととってもしっとりー
私の肌だと冬場はクリーミーの方があってました
保湿力高いのに程々に持ちも良いし、自然にカバーしてくれるのが有難いです!
専用のパフは着いているんですが、
個人的に薄いパフよりも厚みのあるパフの方が
慣れていて使いやすいのでCHICCAのファンデーションスポンジでスタンプ塗りしています
(薄めのパフよりも厚めのパフの方がファンデを薄くのせられるような気がするのでCHICCAのスポンジオススメです!)
MIMCのベースメイクは
ちょっとお値段が高めですが、
石鹸落ちで肌への優しさと
仕上がりの綺麗さを両立してくれるので
どれもとっても良い製品だと思います
ヤーマン『オンリーミネラル ファンデーション』の口コミをチェック!








出典:LIPS
付けた感じは、細かいラメが入っていて、色はあまりなくほとんど細かいキラキラのラメ?によって肌を明るくするような感じでした
写真右側が付けてある方で左側はつけてない方です!ファンデーションと言うよりはハイライトみたいなお粉だなぁ と言うのが感想で、実際に顔に使用してみると ほとんど色は変わりませんでしたが、手につけるよりはキラキラしているのが気になりませんでした(自然な仕上がり)
きっちりカバーしたいと言う方にはおすすめ出来ませんが、ナチュラルメイクで肌に負担をかけたくない人にはおすすめです!
MiMC(エムアイエムシー)『ミネラルリキッドリーファンデーション』の口コミをチェック!








出典:LIPS
混合肌でテカるのにカサつく私の肌。ほっぺたも赤みが出てファンデーションを塗ると痒みが出て困っていました。ここ一年使い続けた結果今のところ痒みが出ていません。
このリキッドリーファンデーションは花粉や季節の変わり目からくるゆらぎ肌やインナードライなどの肌悩みをケアしてくれます。
白樺、アルニカ、ヨモギなどの美容液を含んだミネラルパウダーがゆっくりとなじんむほど透明感が増し、長時間美肌でいられる仕組みになっているそう。ファンデーションを塗っているより、色つきの美容液を塗ってるみたいです。
私の場合、赤みはコンシーラーを使わなくてもこれだけでカバー出来ています。毛穴落ちは完全かくせるわけではないですが、油分より水分が多いリキッドリーは乾燥毛穴には効いているよう。Tゾーンは崩れやすいのでお直しは必要。だけど、汚い崩れ方はしませんでした。
シミそばかすはカバーしきれないのでコンシーラーを使った方が良いです。私は自分のシミそばかすは嫌いじゃないのでリキッドリーだけの時が多いです。最後だけフェイスパウダーをTゾーンに乗せます。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ファンデーションの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのファンデーションの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ミネラルファンデーションの使い方・塗り方
ここからは、主にルースタイプやパウダータイプのミネラルファンデーションの上手な使い方を紹介していきます!
ブラシを使った塗り方
パール1粒くらいのファンデーションをフタに取り、ブラシをクルリと回しながらよく含ませます。ファンデをブラシに含ませた後は、顔の中心から外側へ、クルクルの小さく円を描くように動かし塗っていきます。ブラシにファンデが無くなったら、再度少量のファンデをブラシに含ませ、クルクルとしていきます。
クルクルと少しずつ続けていく工程を繰り返すことで、カバー力がアップ。きれいで自然に肌トラブルをカバーしていきます。クルクルする理由は、毛穴など肌に対して「いろんな方向」からファンデを乗せたいため。円を描いて肌になじませましょう。
パフを使った塗り方
フタに適量のファンデーションを出したあと、パフにパウダーをつけます。そのままつけるのではなく、少しパフをもむようにしてなじませます。しっかりとパウダーを含んだパプを完成させた状態で肌につけていきましょう。
頬・額・あごなどの表面積が大きい部分には、パフの底や広い部分を使用し顔の中心から外側に向かってすべらせるようにのせましょう。小鼻や目の周りなどには、パフの先端部分などを使用します。パフを折り曲げて軽くたたき込むように使ってもいいでしょう。ムラのない均一な肌に仕上がります。
ミネラルファンデーションはスキンケア感覚で使おう
ヘアメイクアップアーティスト
どんな肌の人でも使えるようにと、スキンケア発想から生まれたのがミネラルファンデーションです。そのため、基本薄づきで軽い付け心地なので、しっかりメイクの日やカバー力重視の方には向かないです。
肌をいたわり、素肌を自然にキレイにしてくれるので、いつものメイクやおやすみの日などに使うといいですね。天然成分豊富なので、肌荒れしやすい時期や肌の調子が悪いときはもちろん、メイク初心者にもおすすめです!
ほかのミネラルコスメもチェック! 【関連記事】
自分の肌に合うミネラルファンデーションを選ぼう
オーガニック系の美肌成分が配合されているタイプもあり、スキンケア感覚で使用できるのがミネラルファンデーション。美容液をつけたり、クリームをのばしたりしているかのような感覚が楽しめます。
ナチュラルな仕上がりが魅力なので、素肌っぽいナチュラルメイクにこだわって使用している方も多いでしょう。ダブル洗顔の必要がないため、肌に負担をかけないところも特徴のひとつ。メイク初心者でもぜひチャレンジしていただきたいファンデーションです。
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フリーランスのヘアメイクアップアーティスト。 TV、雑誌、CMなど、多ジャンルにわたり活躍中。 クライアントの要望をうまく落としこみながら、よりブラッシュアップしたスタイルの提案を得意とする。 ナチュラルメイクから遊び心のあるメイクまで、また男女ともに数多くのタレント・芸能人のヘアメイクを手がける。 自らも美容マニアとして、日々さまざまな化粧品・メイクアップアイテムを試して、使用感をチェックしている。