餅つき機の選び方 家電ライターが解説!
家電ライターの秋葉けんたさんに、餅つき機を選ぶときのポイントを教えてもらいました。
1回につける餅の容量で選ぶ
1升用ながら少量の2合からつけるので、少人数の家庭におすすめ。
IT&家電ライター
食べる人数に合わせて選ぶといいでしょう
餅つき機では、1升のもち米から20~30個(約10人分)のお餅が作れます。機種によって一度につける量が異なりますが、たくさんの量が必要なら2~3升用を、少人数なら2〜5合のコンパクトタイプでじゅうぶんです。
餅つき機じたいのサイズをチェック
IT&家電ライター
小型なコンパクトタイプも選択肢に
餅つき機は内部のウスでもち米をこねる(つく)動作が必要なため、本体のサイズが大きめになります。餅つき以外の機能も日常的に使いたいなら、キッチンスペースや収納場所などの、置き場所をちゃんと確保しておきましょう。あまり場所をとられたくない場合は、小型なサイズを選ぶことをおすすめします。
「蒸す」「こねる」「つく」ができるかをチェック
つく/蒸す/ねる/発酵に対応しているモデルです。
IT&家電ライター
蒸す機能があるかは必ず確認しよう
餅つきには、もち米を蒸気で「蒸す」、米をまとめるために「こねる」、さらに圧力をかけて「つく」という3工程があり、餅つき機はそれを各々再現しています。
なかには「蒸す」機能がなく、もち米を白米のように炊く製品もありますが、もち米は蒸したほうがもっちりしておいしくなるので、搭載の機能を必ずチェックしましょう。
「マイコン制御機能」が付いているかもチェック!
IT&家電ライター
全自動タイプなら手軽でおいしいお餅ができる
「蒸す」「こねる」「つく」と3工程のコントロールを自動的にやってくれるのが、マイコン制御機能が付いた全自動タイプです。浸水したもち米を入れるだけで、あとは自動的に作業してくれるので、手軽においしいお餅を食べられます。
マイコン制御は価格が高くなりますが、お餅以外のさまざまな料理にも対応しているのでおすすめです。
お餅以外に何を作りたいか? 付加機能をチェック
IT&家電ライター
うどん・そば・ピザ・パスタが作れるモデルも
それぞれの工程を単独で使える機種ならば、お餅以外にも対応します。「蒸す」を使えば、おこわや赤飯。「こねる」を使えば麺類(うどん、そば、パスタ)、ピザやパン生地などが自宅で手軽に作れます。
また、蒸した大豆をつぶしてこねることで、味噌作りが楽しめる機種もあります。付加機能をチェックすれば、対応できる料理も広がり使用頻度も上がります。
のし棒など餅つき機の付属品にも注目
IT&家電ライター
ホームベーカリーとの違いに注意
お餅をついても、すぐに食べない場合もあるでしょう。付属品に「のし棒」と「のし板」が付いていれば、お餅を薄く伸ばして切り餅にし、保存することができます。
ほかにも計量カップなど細かいアイテムが意外に必要です。餅つき機とホームベーカリーでは付属品に違いがありますので、何が入っているかチェックして、不足しているものを用意しましょう。
餅つき機のお手入れのしやすさにも注目
IT&家電ライター
ウスにフッソ加工が施されているものがおすすめ
餅つき機のウスには、お餅がこびりつきにくいようにフッ素加工が施されているほか、熱々のお餅を取り出しやすいようにウスに取っ手が付いていて、取り出し用の容器が付属している機種もあります。餅つき機も調理器具ですので、掃除や手入れがしやすいかも大切なポイントです。
餅つき機おすすめ5選! 人気のタイガーや象印、東芝など!
ここまで紹介した餅つき機の選び方のポイントをふまえて、家電ライターの秋葉けんたさんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。

TIGER(タイガー)『餅つき機 <力じまん>(SMG-A360)』












出典:Amazon
容量 | 3.6L(2升) |
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マイコン | - |
サイズ/重量 | 454×312×350mm/10.5kg |
消費電力 | 50Hz:230W/830W、60Hz:260W/830W |
機能 | つく/蒸す/ねる |

TOSHIBA(東芝)『一気ひたしのもちっ子 もちつき機(AFC-116)』

出典:Amazon
容量 | 2合~1升 |
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マイコン | 〇 |
サイズ/重量 | 290×410×354mm/約8kg |
消費電力 | 630W |
機能 | つく/蒸す/ねる |

ZOJIRUSHI(象印)『もちつき機 力もち(BS-ED10)』

出典:Amazon
容量 | 0.9~1.8L |
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マイコン | 〇 |
サイズ/重量 | 250×355×275mm/7.5kg |
消費電力 | 600W |
機能 | つく/蒸す/ねる/みそはね |
TOSHIBA(東芝)『もちつき機 もちっ子生地職人(PFC-M116)』

出典:Amazon
容量 | 2合~1升 |
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マイコン | 〇 |
サイズ/重量 | 290×410×354mm/約8.2kg |
消費電力 | 680W |
機能 | つく/蒸す/ねる/発酵 |
エムケー精工『もちつきクッカー(RMJ-18TN)』






出典:Amazon
容量 | 0.9〜1.8L |
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マイコン | - |
サイズ/重量 | 270×395×280mm/約9kg |
消費電力 | ヒーター590W、モーター205W(50Hz)、220W(60Hz) |
機能 | つく/蒸す/ひたす/生地づくり |
餅つき機のおすすめ2選(小型編) 人気のエムケー精工やつき姫!
置く場所に困らないコンパクトな小型サイズの餅つき機を紹介します。
エムケー精工『もちブレンダー(RMB-02KW)』








出典:Amazon
容量 | 1~2合(切りもち:2~7枚、丸もち:3~11個) |
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マイコン | 〇 |
サイズ/重量 | 230×350×260mm/約3.7kg |
消費電力 | 280W |
機能 | - |
MINORU(みのる)『3合もちつき機 つき姫(HS-036)』






出典:楽天市場
容量 | 3合 |
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マイコン | - |
サイズ/重量 | 210×220×300mm/約4.5kg |
消費電力 | 500W |
機能 | つく/蒸す |
餅つき機のおすすめ3選(ホームベーカリー編) 人気のパナソニックも!
ここからは、メインは餅つき機ではないですが、お餅も作れるホームベーカリーを3つ紹介します!

siroca(シロカ)『ホームベーカリー(SHB-712)』














出典:Amazon
容量 | - |
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マイコン | - |
サイズ/重量 | 260×360×310mm/4.15kg |
消費電力 | ヒーター500W/モーター50W |
機能 | つく/蒸す/ねる/発酵 |

TWINBIRD(ツインバード)『ホームベーカリー(PY-E631W)』














出典:Amazon
容量 | 食パンの場合:2.0斤/1.5斤/1斤 |
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マイコン | - |
サイズ/重量 | 約230×360×310mm/約6.2kg |
消費電力 | 480W(ヒーター400W モーター80W) |
機能 | つく/蒸す/ねる/発酵 |
パナソニック『ホームベーカリー(SD-MT3)』

出典:Amazon
容量 | もち:2~3合 |
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マイコン | - |
サイズ/重量 | 241×304×347mm/約5.7kg |
消費電力 | 約430W |
機能 | つく/蒸す/ねる/発酵/生地づくり |
「餅つき機」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 餅つき機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの餅つき機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
餅つき機のほかもち米やしゃもじもチェック! そのほかのおすすめ記事はこちら
餅つき機について4つのおさらいをしましょう
1.1升のもち米で約10人分、食べる人数に合わせてお餅をつく容量を決める
2.「蒸す」「こねる」「つく」ができるかをチェック
3.うどん、そば、ピザ、パスタが作れるモデルも! お餅以外に何を作りたいか? 付加機能をチェック
4.付属品の内容やお手入れのしやすさもポイント
つきたてのお餅はおいしいですね。そんな機会を与えてくれる餅つき機ですが、種類が多くて選ぶのが大変。ここまでの記事を参考に、納得のいく一台を選んでください。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
※2020/11/27 コンテンツ追加のため、記事を更新しました。(マイナビおすすめナビ編集部 秋元清香)
編集プロダクション「マイカ」所属のIT&家電専門ライター。 スマホやパソコン、ストレージ、ネットワークなどIT全般のみならず、家電についての執筆実績が多い。書籍、雑誌、新聞、業界誌やWebコンテンツなど、様々な媒体に記事を提供している。 また、広告やカタログ、導入事例といったB2Bの営業支援ツール制作にも携わる。IT系、家電を中心にコンセントにささるいいモノをおすすめしていきます。 略歴 1973年生まれ。 高等学校の教職員勤務経験を経て、マイカに勤務。雑誌や専門誌のライターとして活躍する。 その後、IT流通の専門誌の記事制作を担当し、B2BからB2Cまで幅広い専門知識を獲得。 最近では、Webメディアやオウンドメディアのの編集企画制作も担当。 著書歴 ・iCloud&iTunes超使いこなしガイド 2019最新版 (三才ムック) ・今すぐ使えるかんたん はじめる&使える MacBook入門(技術評論社) ・スマホの困ったを解決する本 (三才ムック) ・iPhone超活用ガイド (三才ムックvol.988) ・今すぐ使えるかんたんEx iPhone プロ技BESTセレクション(技術評論社)