コードレスヘアアイロンのメリット・デメリット 普段の持ち歩きだけでなく海外旅行用にも!
コードレスアイロンのメリットは海外など電源が合わない地域にいったときや、そもそも電源がない場所でアイロンを使えるということです。また、電源プラグを持ち運ばなくてもよいという点もメリットといえるでしょう。
デメリットとしては、電源につなぐことができないため使用時間が限られてしまうことです。そのため長時間の使用には不向きです。
コードレスヘアアイロンの選び方 前髪用や便利な2WAY仕様など!
ここからは、コードレスヘアアイロンの選び方をご紹介します。
使い方にあわせてタイプを選ぶ
コードレスヘアアイロンは、おもにコテタイプとストレートタイプ、それぞれの機能が組み合わさった2Wayタイプのものなどがあります。最近ではブラシタイプも人気です。それぞれのタイプの特徴を、しっかりとチェックしておきましょう。
コテタイプ|ヘアスタイルの自由度が高くなる
コードレスヘアアイロンのコテタイプは、カールアイロンとも呼ばれる、本体に髪を巻き付けてカールさせるタイプのものです。本体が円筒になっているため、髪をしっかりとカールさせることができます。
巻く方向によって内巻き・外巻きがつくれるので、ヘアスタイルの自由度も高いのが特徴的です。円筒のサイズは商品によってことなるため、細くしっかりとカールさせたいのか、大きくゆったりとしたカールを作りたいのかで変わってきます。
ストレートタイプ|寝ぐせ直しなどに便利
コードレスヘアアイロンのストレートタイプは、髪の毛をまっすぐに伸ばしたいときに使うタイプのものです。寝ぐせがついてしまったときなどに、サッと直すことができるのでとても便利です。
ただし、髪を長時間挟みっぱなしにするのは、熱によるダメージが気になってしまいます。そのため、サッと下ろしやすく、滑りのよいプレートが使われている商品を選びましょう。
2WAYタイプ|ストレートとコテの両方に対応
コードつきのヘアアイロンにもあるように、コードレスヘアアイロンにも2WAY仕様の商品が展開されています。「ストーレート」だけでなく「カール」ができるコテもついているタイプです。
2WAYタイプなら、1台で前髪はストレートに、毛先はカールにアレンジもできてとても便利です!
ブラシタイプ|初心者にも使いやすい!
ブラシで髪をとかすように、簡単にスタイリングできるのがブラシ型のコードレスヘアアイロンです。トップからボリュームを出すヘアスタイルや、ふんわりとしたゆるいウェーブも作りやすいので、ストレートやカールタイプのヘアアイロンが苦手な人や初心者にも使いやすいのが特徴です。
また、ブラシがある分プレートに直接触れないので、やけどの心配も少ないのもポイントです。
プレートの大きさで選ぶ
コードレスヘアアイロンは、ご自身の髪の長さにあったプレートのものを選びましょう。この見出しでは、ロングヘアとショートヘアに合ったプレート大きさを紹介します。
ロングヘアはプレートが大きいタイプを
ロングヘアの方は、長い髪をしっかりと挟むためにも、プレートが大きいタイプのコードレスヘアアイロンを選びましょう。一度に挟める髪の量が多いので、忙しい朝でもスタイリングに時間がかかりません。また、大きめのプレートは毛先に大きめのワンカールを付けたり、緩くカールさせたりすることもできます。
ただし、髪の毛が太くてコシがあるタイプの方は、癖を付けるのに時間がかかるかも。そのような場合は、プレートが小さいもののほうが熱が伝わりやすいです。
ショートヘアはプレートが小さいタイプを
ショートヘアの方は、髪を挟む部分が短いため、プレートが小さいもののほうが使いやすいです。また、小回りがきくので、トップにボリュームを付けたいときや、しっかりとウェーブを付けたいときなどに向いています。使い勝手がよく、さまざまなヘアアレンジを楽しむことができるでしょう。
プレート幅が26mm以下のものなら、ボブヘアの方でも使いやすいですし、ベリーショートの方は、もう少し幅が細めのものを選ぶとよいです。
充電式? 電池式? 電源方法も要チェック
コードレスヘアアイロンは、ACアダプタ(通常のコンセント)やUSBケーブルなどで事前に充電して使用するタイプと、乾電池式ヘアアイロンがあります。自宅で充電しておいて外出先で使う場合はACアダプタが使いやすいでしょう。
USB充電式は、PCやモバイルバッテリーなどからも電源を供給することができます。一方で乾電池式は、事前に充電しておく必要がないものの、電池が切れると使用できません。電池が切れたときのために、予備の乾電池を用意しておくとよいでしょう。
また、充電式に比べるとパワーは弱い傾向にあります。また、商品数は少ないですがガスカートリッジタイプもあります。充電の必要がなくパワフルですが、ガスカートリッジ自体の交換が必要になります。
使い勝手のいい機能を選ぼう
希望通りの髪型にセットするために、使い勝手に関わる温度設定や連続使用時間もチェックしましょう。
「最高温度」や「温度設定機能」で選ぶ
一般的にコードレスヘアアイロンは、高温で一気に癖をとる200℃を超えるモデル、ストレートヘアーに最適な170℃前後になるモデル、そしてカールづけができる150℃の低温モデルがあります。
髪の癖を直すだけであれば150℃モデルでも問題ありませんが、何度も髪を通すのは、髪を傷め枝毛などの増加につながります。
髪質により最適な温度は異なりますが、コードレスでも温度設定がこまかいものや高い温度になるものを選んでおくと、後々買い直しになることがないでしょう。
連続使用時間をチェック!
出先でうねってしまった前髪を少し整えるだけなら、5分程度使えれば充分かもしれません。しかしロングヘアーや髪全体をスタイリングするとしたら、最低でも20分は使えたほうがよいでしょう(髪質や長さ、量などにより増減があります)。
また、旅行先や外出先でも髪をなおす、ということまで考えれば、30分以上あるのがベスト。乾電池やガスカートリッジであれば、取り替えるだけで済みます。充電タイプは、充電量だけでなく室温やバッテリーの使い込みにより連続使用時間が減少するので、注意が必要です。
持ち運びやすいコードレスヘアアイロンを選ぼう
カバンのなかに入れて持ち運びに便利なコードレスヘアアイロン。快適に持ち歩くために、サイズや重さ、ポーチ付きかどうかなどもチェックしましょう。
重さやサイズで選ぶ
コードレスヘアアイロンは、持ち運び用に購入したい方が多いでしょう。その場合、サイズが小さくて軽いものがおすすめ。
コードレスヘアアイロンは200g前後の商品が多く、それでも十分持ちやすいのですが、150gほどだと軽くてさらに使いやすいです。長さ20cmほどのものならポーチにも入れられます! 梅雨の日のお出かけや、パーティーでのお直しなどにぴったりです。
収納ポーチやキャップつきが便利
コードレスヘアアイロンのなかには収納ポーチや、アイロンのプレート部分にかぶせるキャップつきのの商品も販売されています。収納ポーチは耐熱仕様のものも多く、アイロンが熱い状態でも使い終わったらポーチに入れてすぐにカバンにしまえるのでとても便利です。
キャップつきも耐熱ポーチと同じく、熱いプレート部分を保護できるので持ち運びのときに重宝します。
安全機能もチェックして
朝の出発前や予定の前など、忙しいときに使うことが多いコードレスヘアアイロンは、焦ってつい電源の切り忘れをしてしまうおそれも。そんなとき、一定時間経つと自動で電源がオフになる機能があると安心です。
ほかにも、バッグのなかでアイロンが開かないようにする「開閉ロック」などの機能も。安心して使用できる、安全機能もチェックしましょう。
海外対応の商品は使い方や機内持ち込みに注意
「海外でも利用可能!」と商品説明で謳っていても、充電式のものは注意が必要です。日本は100Vが一般的ですが、海外は100V~240Vと幅広いため、日本の100Vにしか対応していない製品をそのまま使おうとすると壊れてしまいます。また、国によっては日本とコンセントの差し込み口の形状が異なるので、変換プラグがないと使うことができません。
なお、リチウムイオン電池が内蔵されていると、衝撃や高温で発火してしまう可能性があるため、機内への持ち込みや預け入れ荷物に入れることができず、没収になる可能性があるので、覚えておきましょう。リチウム電池が取り外せるものであれば機内持ち込み可能です。航空会社に確認してみてください。
ガスカートリッジタイプのものは、本体に取り付けられていれば機内持ち込みできますが、カートリッジ単体では不可となっているので、注意しましょう。
エキスパートのアドバイス
ガジェット・家電ライター
冬場にヘアアイロンを使う時には、若干の立ち上がりの遅さや使用時間の短さは許容しなければいけません。そういったポイントが気になる場合は、立ち上がりのより早い製品や、使用時間が長めに設定されているものを選びましょう。
自宅ではコードつきのヘアアイロンで、外出先ではコードレスとうまく使い分けると便利ですね。
おすすめ商品の比較一覧表
コードレスヘアアイロンおすすめ16選 人気のモッズヘアやコイズミも!
ここからは、コードレスヘアアイロンのおすすめ商品ご紹介します。巻き髪に便利なコテタイプや2wayタイプ、サラサラヘアになれるストレートタイプなど幅広くラインアップ!
40分連続使用が可能なうるつやストレートアイロン
リップスティックのような佇まいでプレゼントにも最適なのがこちら。もちろん、自分で使うのも◎。若干大きめのヘアアイロン(直径35mm高さ220mm)ですが、円筒形のボディはわずか208g。ポーチや袋の代わりに耐熱キャップを被せるだけですぐにしまえるので、携帯にも便利です。
最高200℃に達する温度は、160℃、180℃と3段階の温度設定が可能。独自のシルクプレートをアイロン部に採用しており、一般的なプレートタイプと比較すると、ヘアアイロンを使ったときの髪へのダメージを抑えてくれるそう。髪の通りもよく、何度も使用したくなるヘアアイロン。
充電式ですが、バッテリーを外せるので海外利用もOK。約3時間の充電で最大40分使用できます。
最高200℃! 一発で決まるストレートアイロン
USB充電式のストレートアイロン。持続時間は約25分ですが、両面が200℃に達する高温プレートのおかげで、比較的短い時間で髪のセットが完了します。充電時間は3時間。付属するACアダプターは、100-240Vに対応しているうえ、充電池を取り外しできるので、海外旅行にも持って行くことができます。
本機の特徴は約170gしかない手のひらサイズのスリムタイプということ。「ストレートアイロン」がメインの機能ですが、カールを作ることも可能。ただし、本製品は温度が200℃固定となっている点には注意が必要です。
ポーチも付属しているため、外出や旅行のお供として活躍してくれる一台ですよ。
約60秒で210℃になるスピーディーな立ち上がり
外出先でスタイリングを直したい時にヘアアイロンがあたたまる時間は長く感じるもの。でも、Jetty Plusであれば約30秒で170℃、約60秒で210℃に達するため、マスカラやリップを直している間に準備が完了します。
設定温度は170℃、190℃、210℃の3段階でストレートとカールに対応の2WAY仕様。充電時間は約1.5時間~約2.5時間、最高温度210度で約30分の使用が可能。クッション性のあるプレートで、髪のダメージも防ぎます。
サイズ30㎜(幅)×190㎜(奥行き)×35㎜(高さ)で、重さなんと150gとバナナ一本分。大きめの鞄やリュックなどで持ち歩いても重さを感じません。
付属の100-240VのACアダプターなどを使って、USB充電できるバッテリーを搭載。バッテリーは取り外しできるので、海外にも気軽に持ち出せます。
ブラシ型ヘアアイロンで熱が苦手でも扱える
最近人気のブラシ型ヘアアイロンをコードレスにしたのがこのコードレスブラシアイロン(MHPB-2240-K)。
うねりの強い髪質では効果を実感しづらいかもしれませんが、多少のはねであれば、とかしていくだけで手軽に直せるのがうれしいポイント。
最高200℃にまで達して、約1.5時間の充電で約25分の使用が可能です。この製品もバッテリーは取り外しが可能なため、海外旅行でも安心です。
セラミックコーティングやマイナスイオンなど髪へのダメージにも配慮。サイズは193㎜(幅)×33㎜(奥行き)×35㎜(高さ)で重さは約143gとコンパクト。ブラシ型なので、ストレートにもカールにも対応しているところがいいですね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする コードレスヘアアイロンの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのコードレスヘアアイロンの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】コード付きのヘアアイロンもチェック!
まとめ
この記事では、コードレスヘアアイロンをご紹介しました。コードレスヘアアイロンは、普段使いにするのはもちろんですが、旅行や出先、会社などでも、電源の有無を気にせずに使えるのが魅力です。
コードレスとは思えないような高温設定が可能なものや、持ち運びするのが楽しくなるような、デザイン性が高いものなど、さまざまな商品があります。ぜひ、自分の髪質や好みに合ったコードレスヘアアイロンをみつけてみてください。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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ガジェットをこよなく愛すフリーライター。 得意分野はiPhone、Android、Mac、モバイルバッテリーから電子書籍など。自ら足を運び、目で見て、手で触って取材するのが好きな行動派。 専門学校で10年以上講師を務めた経験もあり、わかりやすく、読む人に楽しんでもらえるような文章を目指して修行中。