泥パックとは? 毛穴への効果は? ミネラル豊富! 毛穴レスのスベスベ肌に!
泥パック・クレイパックとは、配合されている泥の力で毛穴などの黒ずみ汚れや古い角質をスッキリ洗浄できるスキンケアアイテム。「マッドパック」「泥マスク」「クレイマスク」などとも呼ばれています。
配合されている泥には、ガスール、カオリン、クチャなどさまざまな種類があり、豊富なミネラルが入っているので、肌を潤し健やかに保ちながら汚れを落としてくれるんです!
「毛穴汚れが気になる……」「いちご鼻をどうにかしたい!」と悩んでいる方は、ぜひ一度試してみて。
泥パックの選び方 泥の種類や配合成分をチェック!
泥パック・クレイパックを選ぶときは、泥の種類や形状などをチェックすることが大切です。自分の肌に合うものを見つけるために選び方を参考にしてみてくださいね。
泥(クレイ)の種類は肌質や肌悩みに合わせて選ぶ
泥の主成分は「シリカ」というミネラルで、そのほかに含まれるミネラルの含有量によって、見た目の色や吸着力などの特徴が変わります。
ここでは、メインで配合されるクレイをいくつか紹介します。参考にして、自分の肌悩みや肌質に合うものを選びましょう。
乾燥肌には、ミネラル豊富で潤う「ガスール」
ガスールは、おもにモロッコで使用されているクレイです。マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを多く含むので保湿力が高く、うるおいを与えながら肌を健やかに保ちます。
余分な角質や皮脂は落としつつ、肌のうるおいを守ってくれるのが魅力。とくに乾燥肌の方は、ガスールが配合された泥パックが使いやすいでしょう。肌が乾燥しがちな冬場の使用も向いています。
敏感肌には、低刺激で肌に優しい「カオリン」
カオリンは、中国の高嶺(カオリン)という産地が由来です。「カオリナイト」が主成分であることが多く、粒子が0.1~1とかなりこまかいのが特徴。狭い毛穴に入った汚れもスッキリと洗浄してくれます。
ベビーパウダーやファンデーションなどにも使われることのあるカオリンは、マイルドな洗い上がりで肌への負担も少ないです。洗顔後肌がヒリヒリすることがある方、敏感肌の方やはじめて泥パックを使う方におすすめです。
色でいうと、「ホワイトクレイ」や「ピンククレイ」は吸着力がマイルドなので使いやすいでしょう。
毛穴汚れが気になるなら、吸着力の高い「クチャ(海シルト)」
別名「クチャ」と呼ばれる、沖縄の海底から採れる海シルト(海泥)は、吸着力が高く毛穴汚れや角栓をしっかり取り除きたい方におすすめです。洗顔では落とし切れなかった汚れや古い角質も洗浄してくれます。
また、海泥は「マリンクレイ」とも呼ばれ、海底や湖などで採掘されるクレイのことをいいます。そのため、マグネシウムや塩化ナトリウムなどのミネラルが豊富。キメの整った肌へと導いてくれます。
脂性肌でテカリが気になるなら、洗浄力の高い「ベントナイト」
粘土鉱物であるモンモリロナイトを主成分にしたベントナイトが配合された泥パックは、さっぱりとした洗い上がりが特徴。顔のテカリが気になる方や、オイリー肌の方におすすめです。洗浄力や吸着力も高いので、皮脂や汚れもしっかり落としてくれます。水を含むとふくらむので、経済的に使えるのも魅力です。
色でいうと、イエローやレッド・グリーンのクレイも吸着力高く肌への刺激が強めです。皮脂を摂りすぎてしまうと肌トラブルにつながることもあるので注意しましょう。
使いやすい形状タイプを選ぶ
泥パックには、「ペースト」「固形」「パウダー」などさまざまな形状があります。それぞれ使い方が違うので、自分にとって使いやすいものを選びましょう。
ペーストタイプ|手軽に使える! 美容成分も配合
手軽に使いたいなら、水を混ぜる必要のないそのまま使えるペーストタイプがおすすめ。泥の配合や成分などのバランスが調節されており、保湿成分などの美容成分が配合されているものもあります。
ただし、添加物が入っていたり、なかには着色料でクレイの色をつけているものなどもあるので注意も必要。配合成分もチェックして、自分の目的に合ったもの、納得できるものを選べるとよいですね。
固形タイプ・パウダータイプ|かたさを好みに合わせて調整できる
固形タイプやパウダータイプは、乾燥した泥を水でペーストに戻して使用します。
余分な成分を含んでいないため、敏感肌の方などでも使いやすいのが魅力。オイルやはちみつを混ぜたり、好みの精油で香りをつけたり、複数の種類の泥を混ぜ合わせたりと、カスタマイズして楽しむことも可能です。
ただ、器や精製水を用意する手間があるほか、足す水の量や固さを自分で調整しなければいけないため慣れるまではやや使うのが難しいです。
乾燥が気になるなら保湿成分もチェック
泥パックは「カオリン」や「クチャ(海シルト)」などの泥が主成分として配合されていますが、保湿成分が配合されている商品も多いです。保湿成分が豊富に配合されていると、洗顔料と同じでうるおいを残したまま泥パックを洗い流すことができます。
とくに乾燥肌の方は、保湿成分がたっぷり配合された泥パックを選ぶのがおすすめです。
<保湿成分の一例>
・グリセリン
・BG
・セラミド
・スクワラン
・アミノ酸類
敏感肌の方は低刺激処方かどうかを確認しよう
泥パックには、主成分となる泥以外にもさまざまな成分が配合されています。敏感肌の方は、自分の肌に刺激となる成分が配合されていないか、成分表もしっかり確認しましょう。
たとえば、「〇〇フリー」などと記載のあるものを参考にしたり、「無添加」と記載のあるものはなんの成分が無添加なのかをしっかり確認するようにしましょう。
また、すべての人に刺激がないとは言えないですが、「パッチテスト済み」「アレルギーテスト済み」などの記載があるかどうかも、選ぶ際の目安になりますよ。
泥パックのおすすめ17選 人気のイニスフリーやイソップ、キールズも厳選!
ここからは、泥パック・クレイパックのおすすめ商品を紹介していきます! 薬局やドラッグストアで市販されているプチプラアイテムや、人気の韓国コスメなど、さまざまなアイテムを厳選しています。

パック以外にもいろいろ使える万能クレイ!
モロッコのアトラス山脈麓のごく限られた場所で採掘される粘土、ガス―ル。アラビア語で、「洗い清める」という意味があり、モロッコでは、古くから石鹸のように使われ、愛されてきました。ナイアードのガスールは、原石を地下水で溶かし、ろ過して、太陽と風で乾かしたシンプルなもの。
低刺激で保湿力に優れているため、乾燥肌や敏感肌の人にもおすすめできます。パックだけではなく、洗顔、洗髪、全身の洗浄などにも! こちらの固形タイプのほかにも、粉末タイプがあり、どちらも水を加えることで、なめらかなクリーム状になります。
『ガスール 固形タイプ』の口コミモロッコ産の粘土100%つまりはクレイそのもの!
余計なものは一切入っていないので超敏感肌さんも使えそう° (*´ `*) °
泥パックにと購入したのですが、パックの他にも洗顔、シェービングクリーム、更には洗髪まで!?かなり色々つかえるみたいですね!
私はパックとして使用したのですが↓↓↓
容器に10欠程入れて15mlのぬるま湯を入れて3分待ち、崩すように混ぜて完成!泥の匂いがするのかな?と思っていましたが匂いは固形の状態、溶かした状態どちらも無臭。柔らかいペーストなので塗り広げるのも簡単でした。3分ほど経過して少し固くなり乾いて来た感じが分かったので、そこから優しくマッサージするように肌に馴染ませながら洗い流しました。
保湿効果は無いので乾燥肌さんは使用後しっかり保湿してください。

グリーンクレイとハーブエキスをブレンドしたマスク
シチリア生まれのオーガニックコスメブランド「ARGITAL(アルジタル)」のペーストタイプの泥パックです。シチリアの海から採れたグリーンクレイに精油と有機ハーブエキスをブレンド。泥の吸着力と、厳選されたハーブエキスで肌が整い、ツヤめきます。
吸着力が強めのグリーンクレイを使用。オイリー肌で悩みがある人にとくにおすすめ。肌にのせた瞬間に広がる、フレッシュなハーブの心地よい香りも高評価のポイントです。
『グリーンクレイペースト』の口コミずっと気になっていたので、まずは小さい容量のモノから試してみました。ワンコイン、すばらしい。
クレイベースで、指先で肌に塗り広げるのですが、やや広げにくい。重ねると指にくっついてきちゃう。
顔全体が茶色くなったところで5分ほど放置。乾燥してきたので、敏感肌だけど、私、大丈夫か??と思いながら、恐々とお湯で洗い流すと………ツルーン!!!
その後も肌には特にトラブルなし。
でかい方、買います。
さっぱりとした洗い上がり! 余分な皮脂を落とす
韓国コスメで人気の「イニスフリー」から販売されている、ヴォルカニックシリーズの泥パック。火山噴出物(火山灰)を配合し、余分な皮脂をしっかり吸着してくれます。洗浄力や吸着力が強めなので、オイリー肌や顔のテカリが気になる方に向いているでしょう。
くすみの原因となる古い角質や汚れもしっかり洗浄するので、透明感のある肌へと導きます。








出典:LIPS
すっと気になっていたけど、オンラインか売り切れのことが多くなかなか買えなかったイニスフリーのポアクレイマスク。
緩めの滑らかなクレイで、テクスチャーはサボンの泥パックにめちゃくちゃ似てます。
クレイマスクって結構このテクスチャーが多い気がします。
クレイを顔に広げて時間を置いて流すタイプですが、流すときにくるくるマッサージすると、手触りがすごく気持ちいいです。
流し終わるとお肌は韓国コスメによくあるスーッとしたサッパリ感があり、小鼻は特に清涼感があり毛穴かスッキリします。これは続けるとすごくいいかも!
また使い切ってから改めてレビューしたいと思います!
保湿成分配合で乾燥が気になるときにもおすすめ
海泥を主成分に、豊富な天然由来ミネラルをふくむ3種類の海藻エキスと知床らうす深層水を配合した泥パックです。コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分も含まれているので、汚れをしっかり落としながら肌にうるおいを与えます。
5分間の洗い流すパックのため、入浴中なども使えるのが魅力。泥パック初心者にも使いやすいです。
肌質で選べる2タイプの泥パック
精製されたカオリンとベントナイトを使った洗い流す泥パックです。毛穴の奥まで泥が入り込み、汚れや皮脂を吸着して落とします。植物オイルを配合しているため、汚れを落としながら肌のトリートメントもできます。
乾燥肌、油性肌と肌質に合わせて選べる「ブラック」と「ホワイト」があります。パックとしても、洗顔料としても使用可能です。
汚れを吸着しながらニキビも防ぐ
メイン泥成分としてカオリンとベントナイトを配合した泥パック。毛穴汚れをしっかり吸着してスッキリさせてくれます。
天然のヨモギ葉エキスを配合しているのも特徴で、しっかり洗い流すことで肌荒れやニキビも防ぎます。さらに植物由来成分を19種類、ヒアルロン酸やプラセンタエキスと美容成分も配合しているのも魅力のひとつです。
『洗い流す泥パック ヨモギ』の口コミお風呂上がりやお風呂の中でできる洗い流すパック
しっかりしたテクスチャーですが滑らかに伸びてくれます。
時間が経つと顔がパリパリになるからそしたら洗い流してました。
完全にシュレック。
洗い流す時はお水を少しずつ足して
柔らかくしてから流してたよ
軽く顔のマッサージもできるからこの手のパックはかなり重宝してます。
肌荒れしやすい肌も整えるクレイパック
さまざまなスキンケア・ヘアケア用品などを販売する、イソップの泥パック。カオリンやベントナイトを主成分とし、古い角質や皮脂をしっかり除去してくれます。
保湿成分や整肌成分として植物オイルも配合しており、洗い流したあともみずみずしい肌に導いてくれますよ。
なめらかな使い心地が得られるクレイパック
原石を地下水で溶かしたあと、ろ過して天日と風で乾した、シンプルなモロッコのクレイ「ガスール」の粉末タイプです。好みの硬さに水を加えて調整して使います。
吸着力の高いクレイが、肌になめらかに密着。汚れや角質をツルリと落としてくれます。泥パックはもちろん、化粧水前の洗顔料、全身や髪の洗浄料としても使えます。



『ハーバルクレイ パック』の口コミ週1,2回洗顔後に全顔に使用しています
塗るとひんやりするので暑くなると
使うパックです
柔らかめのテクスチャで塗りやすく
ハーブの香りが癒される~
伸びがいいのでコスパもいいかな
Tゾーンだけの部分使いもいいみたい

「泥パック」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの最新人気ランキングを見る 洗い流しタイプパックの売れ筋をチェック
Amazonでの洗い流しタイプパックの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
泥パックの効果的な使い方 使う頻度やタイミングって?
ここからは、泥パック・クレイパックを効果的に使うコツを紹介していきます!
泥パックの作り方と塗り方のコツ
泥パックの使い方は以下です。
1. 固形・パウダータイプは水に溶かしてペースト状にする
2. 目と口の周りを避けて泥パックを塗っていく
3. 数分放置する(放置時間は使用する商品に従う)
4. ぬるま湯で洗い流す
5. 使用後はしっかり保湿する
泥パック使用後はしっかりスキンケアを
泥パックを使ったあとは、しっかりとスキンケアをしましょう。泥パックのあと、化粧水、乳液とふだんの順番でスキンケアをします。乾燥肌の人は保湿をしっかり、オイリー肌の人は油分の少ないもの、シミやそばかすケアがしたいなら美白ケアできるものなど、自分の肌質や肌悩みに合ったスキンケアアイテムを選ぶのが重要です。
泥パックと同じブランドから発売されているスキンケアアイテムがあれば、ライン使いするのもよいでしょう。
泥パックに関するQ&A 気になる疑問にお答え!
泥パックを使う頻度やタイミングとは?

泥パックは、毛穴の黒ずみや肌のざらつき、くすみなどが気になったタイミングで使うのがおすすめ。使用頻度は、スペシャルケアとして週1~2回程度。洗浄力が強いため、毎日使うと肌トラブルの原因にもなるので気を付けましょう。
また、使用する際は必ずメイクを落としてから。クレンジングでメイクを落とした清潔な肌に使用しましょう!
ニキビがあるときも使って大丈夫?

基本的にニキビができているときには、使用しないのがベターです。ニキビの悪化やさらなる肌トラブルにつながる場合も。泥パックはニキビがないときに使うことをおすすめします。
また、泥パックは余分な皮脂も吸着して落とせるため、ニキビができやすい人にも向いています。そのため、ニキビ対策として使うのはおすすめです。
泥パックの保存方法は?

直射日光の当たらない冷暗所で保管するのがベター。
キャリアオイルなどとは違い劣化しにくい泥パックですが、使用する前に水分に触れると効果が減ってしまいます。そのため、湿気にはとくに注意が必要です。お風呂場で使いたい方も、お風呂場に置きっぱなしにせず湿気を避けて密閉しましょう。
サッと使いたいなら泥洗顔もおすすめ
「朝にサッと使いたい」「放置時間が長いのは待てない……」という方は、泥洗顔を使うのもひとつの方法です。洗浄力が高く毛穴汚れや角栓をスッキリ洗い流してくれます。
こちらも泥パック同様、毎日使うと皮脂を取りすぎてしまうことも。週1~2回程度の使用にとどめるのがおすすめです。
美容ライターからのアドバイス
ボディに使うならいろいろな泥が試せる!
泥パックは、顔だけではなくボディにも使用したり、入浴剤として使ったりすることができるものもあります。その場合は、たくさんの泥が必要になるため、パウダータイプや固形タイプを使用するのがおすすめです。
たとえば、足裏が重だるいときなどに、足首や足裏にグリーンクレイのパックをしたり、レッドクレイを入れたフットバスをしたりするとすっきりします。
一般的に、ボディは顔よりも作用の強いタイプを使っても大丈夫ですので、いろいろな泥を試してみるのも楽しいですよ。
そのほかのフェイスマスクのおすすめはこちら 関連記事
泥パックをスキンケアに取り入れてみよう
泥パック・クレイパックの選び方のポイントと、おすすめ商品を紹介しました。泥パックによって使われている泥の種類や形状が異なります。自分の肌質や使う用途に応じたアイテムを選ぶのが重要です。泥パックを使ったあとはしっかりと肌質に合ったスキンケアも忘れないようにしましょう。
泥パックの使用感を試してみたいなら、分量が少なく値段の安い、おためしサイズを使ってみるのもおすすめ。泥パックができる温泉宿もありますよ。
「効果なし」「意味がない」などとあきらめる前に、スペシャルケアとして泥パックを取り入れて、汚れや角質のないツルリとした肌を目指しましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
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