トレーニングラダーの選び方
それでは、トレーニングラダーの基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】長さのコントロールができるものがおすすめ
【2】設置後絡まったり、ズレたりしにくいものを
【3】ほかのトレーニング器具とセットで使えるとなおよし
上記の3つのポイントを押さえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】長さのコントロールができるものがおすすめ

Photo by Jeffrey F Lin on Unsplash

Photo by Jeffrey F Lin on Unsplash
ラダートレーニングで訓練する動作は比較的素早い動作が多く、あまり反復する回数(時間)が多いとトレーニングの1セットを行なう最中に、動作の質が下がってしまうことがあります。
トレーニング種目や行なう方のレベルによって、トレーニングの量をコントロールできることは重要となるため、ラダー本体を分割併合できたり、はしご部分の間隔を調節できるようなタイプであれば、幅広いレベルの方に使いやすくおすすめです。
【2】設置後絡まったり、ズレたりしにくいものを
トレーニングラダーによっては、はしご部分がプラスチックかつ空洞で軽量のため、足が当たるだけでかんたんにズレたりひっくりかえってしまうものがあります。
ある程度構造に重量があることで設置後安定するため、トレーニング最中に修正するわずらわしさは減るように思えます。また、アタッチメント(留め具)がついているタイプは収納の際に絡まりを防ぎ、長く使う際には使いやすくおすすめです。
【3】ほかのトレーニング器具とセットで使えるとなおよし
トレーニングラダーを使った運動のほかにも、さまざまなステップ動作やランニング動作を行なうことが、より高いトレーニング効果を出すコツとなります。
さまざまな器具とあわせてトレーニングを行なうことで、よりバリエーションに富んだトレーニングを行なうことができます。ほかの機材とセットになっているタイプは、いくつかのトレーニング種目をパッケージして実施できるのでおすすめです。
トレーニングラダーおすすめ5選
上記でご紹介した選び方のポイントをふまえて、おすすめトレーニングラダーをご紹介。それぞれのスペックを見比べて、用途にあった商品を探してみてくださいね。

さまざまな方向へステップ動作を習得しやすいタイプ
海外ではすでにメジャーになりつつあるヘキサゴン(六角形)トレーニングラダー。通常のトレーニングラダーと同様の使い方はもちろん、1マスごとに脱着することができるため、さまざまな方向につなげ、トレーニングの刺激や強度を都度変えることが可能です。
同じ方向へのステップ動作はトレーニングの基本ですが、実際のスポーツ動作では、方向転換が加わり、それに対応することを求められるので、近年この商品を使う方が多くなってきています。使い方がわからないという方にも安心な、18種類のマニュアルが付録されています。
ラダーサイズ | 一辺39cmの六角形(6つ並べると294cm) |
---|---|
マスの調整機能 | 無 |
素材 | ポリプロピレン |
その他、付属品 | トレーニングマニュアル |
ラダーサイズ | 一辺39cmの六角形(6つ並べると294cm) |
---|---|
マスの調整機能 | 無 |
素材 | ポリプロピレン |
その他、付属品 | トレーニングマニュアル |
相手よりも素早く動くためのサポート
俊敏性・敏捷性をアップさせたい人におすすめの商品です。足腰のトレーニング、ボディバランスのトレーニングなどに使用可能です。
ワンタッチで長さが簡単に調節できるのも特徴です。複数購入することで、より長いラダーにすることができるので便利です。
収納サイズも小さい為、持ち運びも簡単にできるのでおすすめです。
ラダーサイズ | 横42cm 幅0.4cm、長さ5m 7m 9m |
---|---|
マスの調整機能 | 有 |
素材 | PPプラスチック |
その他、付属品 | 収納袋 |
ラダーサイズ | 横42cm 幅0.4cm、長さ5m 7m 9m |
---|---|
マスの調整機能 | 有 |
素材 | PPプラスチック |
その他、付属品 | 収納袋 |

トレーニング強度が上がるエレベーションラダー
通常のトレーニングラダーとして使うことはもちろん、ワンタッチで高さ10cmのミニハードル状の形に変形させることが可能。ちょっとした高さが加わることで、ステップの難度(脚をしっかり引き上げないといけない)が高まり、ランニングフォームを習得する際には、その動作を意識しやすくなります。
また、両サイドの部分はロープではないので絡まらず、この部分を折りたたんで収納することもできます。使いやすさに考慮しているのもうれしいポイントです。
ラダーサイズ | 幅66×長さ213cm |
---|---|
マスの調整機能 | 無 |
素材 | ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエステル |
その他、付属品 | 収納バッグ |
ラダーサイズ | 幅66×長さ213cm |
---|---|
マスの調整機能 | 無 |
素材 | ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエステル |
その他、付属品 | 収納バッグ |

置くだけで使用できるスティックタイプ
両サイドがベルトで留まっているラダーが一般的ですが、これは中央のはしご部分だけが留まっているアイテムです。一見ただのプラスチックの棒ですが、頑丈で踏みつけても破損しにくくなっています。
自由に設置することができるため、トレーニング刺激を大きく可変することが可能。ステップ動作のほかにも、広め(トレーニングを行なう方の身長程度)に設置すると全力のスプリントトレーニングに使用でき、規則的なフォームづくりや、正しい足運びを習得したいときに役立ちます。
ラダーサイズ | 幅3×高さ1.3×長さ40cm |
---|---|
マスの調整機能 | - |
素材 | - |
その他、付属品 | ソフトケース |
ラダーサイズ | 幅3×高さ1.3×長さ40cm |
---|---|
マスの調整機能 | - |
素材 | - |
その他、付属品 | ソフトケース |
俊敏性を高めるトレーニングに効果的
脳から身体への情報伝達速度を上げ、俊敏性を高めるトレーニングに効果的なトレーニングラダーです。4色のカラーを使用しているので見た目も鮮やかで楽しみながらトレーニングが出来ます。
耐久性、柔軟性があるので、割れる心配がなく、簡単に使用することができます。
携帯用キャリーバック付きで4本まとめて入るので、持ち運びも便利です。
ラダーサイズ | 長さ260cm、幅50cm |
---|---|
マスの調整機能 | 有 |
素材 | ナイロンベルト、プレートPE樹脂製 |
その他、付属品 | 連結用ベルト4本、ジョイント16個、固定用クイ8本、吸盤8個、携帯用キャリーバッグ |
ラダーサイズ | 長さ260cm、幅50cm |
---|---|
マスの調整機能 | 有 |
素材 | ナイロンベルト、プレートPE樹脂製 |
その他、付属品 | 連結用ベルト4本、ジョイント16個、固定用クイ8本、吸盤8個、携帯用キャリーバッグ |
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする トレーニングラダーの売れ筋をチェック
Amazonでのトレーニングラダーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ラダーのマス目のサイズ感も気にする
これまで、トレーニングラダーは球技系の選手などがウォーミングアップで行なうケースが多い傾向でしたが、とくに最近では子ども向けのスポーツスクールでも実施するケースがあるようです。
40cmを超える大きさのマス目だと子どもでは上手にトレーニング動作ができなかったり、逆に30cm程度だと大人では足を入れにくく使いづらい場合があります。
どんなトレーニング動作を行なうかにもよりますが、トレーニングラダーを選ぶ際に比較するスペックとして、ひとマスごとのサイズについても気にしておくといいでしょう。
関連記事
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。