おすすめ商品の比較一覧表
ショアジギングリールの選び方 ライトショアジギングにもおすすめ!
釣りライターの中山一弘さんに、ショアジギングリールを選ぶときのポイントを教えてもらいました。
【1】リールのタイプで選ぶ
【2】ショアジギングリールおすすすめの番手は?
【3】ドラグ力が強いものを選ぶ
【4】パワーハンドルやハイギアなものを選ぶ
【5】重量と耐久性のあるバランスが取れたリールを選ぶ
【6】ハンドルノブは力の入れやすい形を選ぼう
上記の6つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うショアジギングリールを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。
リールのタイプで選ぶ スピニングorベイト?
ショアジギングは軽くて小さいメタルジグを中心に、小~中型魚を狙うライトなものから、サーフで思いきり遠投して中型魚を狙うオーソドックスなもの、磯や堤防で深みにヘビーウエイトのジグを投げて大型魚を狙うタイプまで、いろいろなフィールドがあります。
まずは自分がやりたいショアジギングにあわせて、スピニングリールかベイトリールのどちらがよいか選びましょう。
スピニングリール|ジギングの定番リールで初心者はこちらから
ショアジギングに限らず、ジギングで一般的に利用されているのがスピニングリールです。沖に出て船の上で行うジギングとは違い、岸からキャストするショアジギングは、遠投することも多々あります。そのため扱いやすくライントラブルが少ないスピニングリールがおすすめです。
とくにこれからはじめようと思っている初心者の方は迷わずこちらを選ぶようにしましょう。
ベイトリール|巻く力が強く大物にも対応できる
タックルの進化でショアジギングでも狙える魚が大きくなってきたこともあって、ベイトリールを使う人も増えてきました。
キャストのしやすさやファイトを有利にできるなど、ベイトリールにはさまざまなメリットがありますが、絡んでしまうとほどきづらいPEラインを使用するので、完璧なサミングが求められます。
重いメタルジグで調整するので、あまりバックラッシュは起こらないと思いますが、もしベイトリールをはじめて使うのであれば、ナイロンラインなどで練習してから本番に臨むのがおすすめです。
ショアジギングリールおすすすめの番手は?
それぞれに適切なサイズがありますが、汎用(はんよう)スピニングリールでシマノは4,000番、ダイワは3,500番を中心に考えればよいです。
ライトなものはシーバスタックルが流用できることもありますので柔軟に考えてよいですが、大型魚を狙っていくならそれなりの危険も伴うのでしっかりした装備をしましょう。
ドラグ力が強いものを選ぶ
ショアジギングは、ライトショアジギングでも大型魚が掛かる可能性がある釣りなので、選ぶリールのドラグ力は高いに越したことはありません。
魚の強い引きに対応できる、しっかりしたドラグ力を持っている製品を選ぶのは最重要ポイントです。
ライトショアジギングなら8kg程度、ショアジギングなら10kg以上が目安となるでしょう。
パワーハンドルやハイギアなものを選ぶ
ショアジギングは、投げて巻くを繰り返す釣りなので疲れにくいパワーハンドルが有利です。ギア比に関してはそれぞれの考え方もありますが、ナブラなどのチャンスをものにしていくには回収が早いハイギアが最適です。
一日に何度もないチャンスタイムのときに、ルアーが水中からなかなか戻ってこないもどかしさはあまり味わってほしくありません。アクションの幅も広くなりますから、ギア比の高いものを選ぶのがよいです。
重量と耐久性のあるバランスが取れたリールを選ぶ
ショアジギングは、投げては巻くを繰り返すので、できるだけ負担を減らすべく軽いものがおすすめです。軽量化を目的にアルミやカーボン素材が増えてきてますが、耐久性にすぐれたメタル素材もおすすめです。
ライトショアジギングでも思わぬ大物に出くわすこともありますので、リールの重量と耐久性のバランスに優れたものを選ぶとよいでしょう。
ハンドルノブは力の入れやすい形を選ぼう
力強くリールを巻くために、ハンドルノブの形にも注目しましょう。ハンドルノブの形には、「I型」「T型」「ラウンド型」の3種類があります。
ショアジギングに使うリールは、T型とラウンド型のものが多くなっています。特にラウンド型は、球体のノブが握りやすいので、力を込めやすくなっています。
巻き心地がなめらかなものを選ぶ
ショアジギングリールを選ぶ際は、巻き心地がなめらかなものを選ぶのがおすすめです。巻き心地の良さはリールの性能の高さにもつながります。
軽い力で巻けるか、余計な振動が伝わることなくスムーズに巻けるか、という点をチェックするようにしましょう。
ショアジギングリールのおすすめ11選 人気のダイワやシマノ、アブガルシアなどコスパ最強モデルは?
ショアジギングリールの選び方のポイントをふまえて、釣りライターの中山一弘さんと編集部が選んだおすすめ商品を紹介します。




通販サイトのショアジギングリールランキングをチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのショアジギングリールの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
スペアスプールを用意しましょう 釣りライターからのアドバイス
キャンプ/釣りライター
製品紹介でも触れていますが、ショアジギングはライン交換をする機会が多い釣りです。ラインの太さを変更するのはもちろん、重たいメタルジグを遠くへ投げるので、手前のブレイクや障害物にラインヒットしやすい条件がたくさんあります。
大型魚が掛かった瞬間に傷んだ部分からプツン……というのは避けたいですよね。いつでも交換できるようスペアスプールに替えのラインを用意しておくとよいです。
ショアジギングリールに関するQ&A よくある質問
番手は大きい方が有利?

スプールが長くて径の大きいものほど飛距離も伸びる傾向にあります。ただし、口径が大きすぎると、ロッドとのバランスが悪くなります。一般的な番手は5000番くらいでしょう。
お手入れ方法は?

お手入れ方法は次の通りです。
(1)真水で洗い、よく水気をとる。
(2)ドラグを緩めてスプールを外す。
(3)リールをバラし、乾かす。
(4)乾いたら、再度組み立ててオイルを塗る。
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※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。