ショアジギングロッドおすすめ7選|シマノやダイワなどの人気メーカーを紹介!

ダイワ『ショアスパルタン スタンダード 96M』
出典:Amazon

岸や堤防から回遊魚を狙う豪快なゲームが楽しめる人気の釣りショアジギング。使用する「ショアジギングロッド」で釣れるのはイナダ、ワラサなどのブリの若魚や、ソーダカツオや本カツオ、潮がよければマグロも狙えます。

ここでは、釣りライターの中山一弘さんと編集部が厳選したショアジギングロッドおすすめ商品と選び方について紹介します。

記事の後半には、通販サイトの最新人気ランキングもありますので、売れ筋や口コミをチェックしてみてください。


目次

この記事を担当するエキスパート

キャンプ/釣りライター
中山 一弘

青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。 ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。 今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。 キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。

マイナビおすすめナビ編集部

担当:アウトドア・キャンプ、スポーツ・自転車
沼田 裕貴

「アウトドア・キャンプ」「スポーツ・自転車」を担当する40代編集者。学生の頃から国内海外問わず一人旅に夢中。旅・アウトドア関連グッツに精通している。趣味は筋トレや格闘技。まずは見た目からとモットーにスポーツ用具やウエア選びにも余念がない。

◆本記事の公開は、2019年10月18日です。記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆価格、送料、納期やその他の詳細については、商品のサイズや色等によって異なる場合があります。◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆広告は「PR」と表記し明確に区別しています。

ショアジギングとは? 初心者へのアドバイス! ジギングと何が違うの?

ジギング

ショアジギングとは、堤防や地磯、サーフなどの陸っぱりから重たいメタルジグを何十回、何百回とキャストするゲームです。

ロッドがかたく、メタルジグが重くなるほどキャスト時の負担は釣り人にはね返ります。80gのメタルジグを急流の中に向かって遠投し続けるヘビーなショアジギングは、かなりの体力がないと持ちません。最初から難しい場所の大型魚狙いなどはせず、小さな防波堤で15gぐらいのメタルジグを使うところからはじめてみてください。

それでも1kgクラスが掛かれば結構楽しめますから、まずはそこで腕を磨いてから大物狙いにいきましょう。

ショアジギングロッドの選び方 初心者・中級者は必ず知っておきたい

海岸で釣りをする
Pixabayのロゴ

釣りライターの中山一弘さんに、ショアジギングロッドを選ぶときのポイントを教えてもらいました。

【1】長さは10フィート前後のものを選ぶ
【2】狙う場所に合わせてメタルジグの重さを使い分ける
【3】狙う獲物に合う硬さを選ぶ
【4】大物を狙うならラインの号数もチェック
【5】初心者こそ人気メーカーから選ぶ


上記の5つのポイントをおさえることで、より具体的に自分に合うショアジギングロッドを選ぶことができます。一つひとつ解説していきます。

【1】長さは10フィート前後のものを選ぶ

 

ショアジギングロッドをフルキャストするのに最適な長さは、10ft(フィート。1フィートは0.3048m)ぐらいまでです。あまり長いとロッドが重くなりキャスティングのフィールが悪くなります。

逆にあまり力がない人は9ft前後のほうが軽く振れるので、結果的に短い方が飛ばしやすかったりします。

体力とよく相談し、自分が振り切れる長さのロッドを選びましょう。

【2】狙う場所に合わせてメタルジグの重さを使い分ける

 

ショアジギングロッドを選ぶときに最初に考えてほしいのは、釣りに使うメタルジグ(ルアーの一種。金属製)の重量です。

潮の流れが速い釣り場や、深場を狙うには80~100g前後のメタルジグを使うこともありますし、逆に手返しよく中小型の回遊魚のナブラを追うような釣りでは20~40gぐらいが扱いやすいです。

すべてをカバーするロッドはありませんから、まずは自分がやりたいショアジギングをあらかじめ決めておくことが必要です。

【3】狙う獲物に合う硬さを選ぶ

 

メーカーごとに差はありますが、ロッドのかたさはやわらかいほうから順に、M、MH、H、Xなどと分かれています。

かたいロッドほど大物への対応がしやすくなりますが、キャストをするにはパワーもテクニックも必要です。やわらかいロッドは軽く投げてもよく飛びますが、大きなメタルジグは投げられませんし、大物が掛かると主導権を取られやすいです。

また、ロッドのかたさは適合するメタルジグの重さや負荷とも関係してきます。こうした特長を踏まえつつ、まずは大物狙いならH、中小型が中心ならMHを中心に、考えながら絞っていくとよいです。

【4】大物を狙うならラインの号数もチェック

 

小型~中型の魚を狙うなら1~3号のラインに対応しているショアジギングロッドを選べば問題ないですが、遠投して大型のブリやヒラマサなどを釣りたいならPEラインの4~5号に対応しているショアジギングロッドを選ぶようにしましょう。

たいていのショアジギングロッドは1~3号に対応しているので、ライトショアジギングを楽しむならあまり気にする必要はありませんが、慣れてきて大型も狙いたいと考えるなら、対応ラインもチェックするようにしましょう。

【5】初心者こそ人気メーカーから選ぶ

ショアジギングロッドはいろいろなメーカーから発売されています。メーカーごとの特徴を知ってショアジギングロッド選びに役立てましょう。

シマノ

 

自動車部品で培った技術を活用し、リールやロッドなどの釣り具を多く展開するメーカーが、シマノです。釣りのジャンルごとの釣り具を開発しているため、ショアジギングのためのロッドもあります。

ショアジギングに必要な遠投性、軽量性、パワーなどのバランスのよいコルトスナイパーシリーズや、サーフゲームに求められる性能に特化したネッサシリーズなどがあります。

ダイワ

 

釣り具メーカーのダイワは、展開しているアイテムの種類が豊富なのが特徴です。ショアジギングロッドも、初心者から上級者まで自分のレベルに応じたものを選びやすくなっています。

軽量性がありながらねじれに強く、より大物にチャレンジできるショアスパルタンシリーズなど、本格的なショアジギングロッドもそろっています。

ショアジギングロッドのおすすめ7選 ダイワ・シマノなど中級者・上級者にも!

ショアジギングロッドの選び方のポイントをふまえて、釣りライターの中山一弘さんと選んでもらったおすすめ商品と編集部がおすすめする商品を紹介します。

エキスパートのおすすめ

メジャークラフト『「三代目」クロステージ CRX-962LSJ』

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キャンプ/釣りライター:中山 一弘

キャンプ/釣りライター

最高のコストパフォーマンスでショアジギングが身近

このロッドはショアジギング専用モデルでありながら、価格は1万円台を実現しているハイコストパフォーマンスモデルです。キャストフィールをよくし、ねじれを軽減する「マイクロピッチクロスフォース」という機構も採用されています。

本格仕様でこの価格は実にうれしいですね。気軽に持ち歩けますから、ほかの釣りの合間を縫って楽しみたいというライトな使い方をしたい人にもおすすめです。

エキスパートのおすすめ

SHIMANO(シマノ)『ショアジギングロッド コルトスナイパー BB』

キャンプ/釣りライター:中山 一弘

キャンプ/釣りライター

投げる快感と有り余るパワーで強敵をねじ伏せる

シマノのブランク加工テクノロジー、「ハイパワーX」と「スパイラルX」の恩恵がとてもよく感じられるロッドです。

キャスト時の横方向へのねじれがほとんどないので、メタルジグをフルキャストしたときのフィールがとてもよいです。投げて気持ちがいいため自然と手返しも多くなり、リズムが作りやすく釣果も必然的に伸びていきます。

バットパワーも強いので、大物でも安心してやり取りができます。3本継タイプはコンパクトに収納したい人に特におすすめです。

メジャークラフト 『2代目ソルパラ X ショアジギング SPX』

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初心者の方も使いこなせる1本

メジャークラフトの2代目ソルパラ X ショアジギング SPXは、最初の1本におすすめのコスパの良い竿です。リールシートが手に馴染みやすくなっていたりグリップ形状が握りやすくなっていたりと長時間の使用でも疲れない工夫がされています。サバなどの大物ともしっかりと戦える丈夫さが特徴で、長く愛用できるでしょう。

アブガルシア『ソルティースタイル ショアジギング』

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リーズナブルかつスタイリッシュなモデル

この商品はリーズナブルな価格ながら、軽くて扱いやすいロッドです。見た目もスタイリッシュなため、初心者でもおしゃれにフィッシングを楽しめます。

フィット感もグリップ力といった機能面にも優れており、ロックフィッシュ釣りでも問題なく使えますよ。

エキスパートのおすすめ

がまかつ『LUXXE コヨーテ S100MH』

キャンプ/釣りライター:中山 一弘

キャンプ/釣りライター

ライトショアジギングに狙いを絞った専用機

こちらの製品「LUXXE Coyote(ラグゼ コヨーテ)」は、ショアジギングでもっとも人気のライトショアジギングに特化させたアイテムです。

1~3kgぐらいの回遊魚を狙うライトゲームに絞ってチューンアップされたブランクは遠投性や操作性が非常に高く、万が一の大物が来た際でも十分なバットパワーを持たせてあるので安心です。

メタルジグの操作性についてはかなり高く、フォールアクションも手に取るように伝わるので、ボトム狙いにも効果的なロッドです。これを使えばテクニックもかなり上達するはずですよ。

ダイワ 『ジグキャスター ライトMX 93ML 』

初心者が最初の1本に迷ったらおすすめ

ダイワ のジグキャスター ライトMX 93MLは、軽めのメタルジグや重めのプラグを沖まで飛ばし、小型青物や根魚など、あらゆるターゲットを誘うライトショアジギングの入門ロッドです。流行のショアスローにも対応しています。

天龍 『ロッド パワーマスター』

使い勝手の良い1本

天龍 のロッド パワーマスターは、遠投性と操作性に優れているのが特徴です。コツが必要な場合が多い遠投ですが、こちらの竿は投げやすく飛距離も出やすくなっています。大物はもちろん、小型の回遊魚まで幅広く対応できるので1本あればさまざまな魚と戦えるでしょう。大物を釣る時に上手く操作できないなどという方にもおすすめです。

「ショアジギングロッド」のおすすめ商品の比較一覧表

画像
メジャークラフト『「三代目」クロステージ CRX-962LSJ』
SHIMANO(シマノ)『ショアジギングロッド コルトスナイパー BB』
メジャークラフト 『2代目ソルパラ X ショアジギング SPX』
アブガルシア『ソルティースタイル ショアジギング』
がまかつ『LUXXE コヨーテ S100MH』
ダイワ 『ジグキャスター ライトMX 93ML 』
天龍 『ロッド パワーマスター』
商品名 メジャークラフト『「三代目」クロステージ CRX-962LSJ』 SHIMANO(シマノ)『ショアジギングロッド コルトスナイパー BB』 メジャークラフト 『2代目ソルパラ X ショアジギング SPX』 アブガルシア『ソルティースタイル ショアジギング』 がまかつ『LUXXE コヨーテ S100MH』 ダイワ 『ジグキャスター ライトMX 93ML 』 天龍 『ロッド パワーマスター』
商品情報
特徴 最高のコストパフォーマンスでショアジギングが身近 投げる快感と有り余るパワーで強敵をねじ伏せる 初心者の方も使いこなせる1本 リーズナブルかつスタイリッシュなモデル ライトショアジギングに狙いを絞った専用機 初心者が最初の1本に迷ったらおすすめ 使い勝手の良い1本
全長 9.6ft 3.05m 292cm - 3.05m 2.82m 3.12m
継数 2 3 2 2 2 2 2
仕舞寸法 - 106.7cm - - 157cm 145cm 148cm
自重 - 278g 699g 230~268 195g 240g 184g
最大ルアー負荷 40g(30-50) 80g 40g - 50g 40g -
商品リンク

※各社通販サイトの 2022年12月7日時点 での税込価格

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通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ショアジギングロッドの売れ筋をチェック

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのショアジギングロッドの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。

Amazon:ショアジギングロッドランキング
楽天市場:ショアジギングロッドランキング
Yahoo!ショッピング:ショアジギングロッドランキング

※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。

ショアジョギングロッドの使用上の注意点

ショアジョギングロッドを初めて使う人こそ特に注意してほしいポイントをご紹介します。

ショアジョギングのライントラブルについて

ロッドとリールの写真
Pixabayのロゴ

ショアジギングでは、メタルジグが潮の流れがきつい場所に着水しやすい特徴から、メタルジグが意図しない場所に流されやすいです。そのため、ほかの人がメタルジグを着水させたところまで自分のメタルジグが流れてしまい、ライン同士がからまる「ラインクロス」が発生する可能性があります。

ほかに釣り人がいないか確認する、先行者がいれば離れた場所にする、潮の流れや風向きを確認してメタルジグが流れないようにするなど、周りの人への配慮をしてラインクロスを防ぎましょう。

ロッドとリールの相性も大事

リールの写真
Pixabayのロゴ

ショアジギングロッドの性能をより発揮するには、リールとの相性も重要です。ロッドとリールの相性が悪いと、思うようにタックルできず扱いづらくなってしまいます。

リールもショアジギングロッドと同じくいろいろなメーカーから発売されています。メーカーによって番手やPEラインの号数が異なりますので、自分にぴったりのリールを選びましょう。

ショアジギングロッドに関するQ&A よくある質問

question iconメタルジグを選ぶときはアクションと飛距離どちらを重視すればよい?

answer icon

飛距離を重視して選びましょう。ショアジギングやライトショアジギングでは、メタルジグの飛距離を伸ばすことが釣果につながる場合が多いためです。

question icon柔らかい竿と硬い竿どちらを選べばよい?

answer icon

軟らかすぎず、硬すぎず、そして重たすぎず、一定のスイング速度で飛距離が出せて疲れにくいものを選びましょう。

question icon他の釣りでもショアジギングロッドは使える?

answer icon

大型の魚向けのショアジギングロッドはパワーがありすぎるため、基本的には一般的な釣りへの代用はおすすめしません。

ショアジギングロッドに関するそのほかのおすすめ記事 【関連記事】

ショアジギングをじっくり楽しめるロッドを選ぼう

ショアジギングロッドの選び方のポイントと、おすすめ商品を紹介しました。ショアジギングは、沖まで船で移動しなくてもジギングが楽しめます。何度もメタルジグを投げ込む根気と体力が必要なゲームは、じっくりと釣りを楽しみたい人にぴったりです。

ショアジギングをはじめたいときには、使用するメタルジグに合ったもの、重さや固さ、ラインの号数をチェックしてショアジギングロッドを選びましょう。自分にぴったりの1本が見つかれば、もっとショアジギングを楽しめるようになります。

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