DCモーター扇風機とは?
扇風機には、ACモーターとDCモーターがあります。
■ACモーター
ACモーターのACは「交流」という意味で、電流の向きが常に変化しているのが特徴です。
■DCモーター
DCとは、「直流」タイプのモーターのこと。電圧が一定かつ電流が一方向だけに流れる構造になっています。
電流タイプの違いによって、性能にも差が出るため、DCタイプのメリット・デメリットをふくめてしっかり理解しましょう。
▼DCモーター扇風機のメリット
■消費電力が小さく電気代が安い
DCモーターは、その構造からACモーターに比べて消費電力を大きく抑えることができるので、電気代が安くすみます。
■風量調節が細かく設定できる
DCモーターは、回転数を広い範囲で制御できるのが特徴。ACモーター扇風機よりも細かい風量設定が可能です。極微風から多段階で風量の調節が可能です。
■静音性が高い
DCモーターは送風量をこまめに調整することができ、微風であればとても静かに運転できます。
▼DCモーター扇風機のデメリット
圧倒的な魅力をもったDCモーター扇風機ですが、初期購入時の値段が高いというのが唯一のデメリットといえます。
消費電力が小さくランニングコストは低く抑えられるため、長期間使い続ければコスパがよくなります。価格は、購入を判断する大きなポイントとなるため、得られるメリットとのバランスをよく考える必要があるでしょう。
DCモーター扇風機の種類
DCモーター扇風機には、いくつかのタイプがあるので、それぞれの特徴をご紹介していきましょう。
▼リビングファン
一般的な扇風機といわれるのが、このリビングファンのこと。羽根を回転させて風を作るタイプです。
価格、サイズ、機能の違いで豊富なラインナップがあります。各メーカーの特徴から自分にあったものを選んで買うことができます。
リビングなどの広い場所にぴったり
リビングファンは、羽根が大きい分、遠くまで風を送れるのが特徴。リビングなどの広い部屋で使う場合は、広範囲にしっかりと風が届いて使い勝手がいいでしょう。
また、羽根の直径サイズが大きくなるほど、製品も大きくなります。リビング用には直径30cm前後が一般的ですが、10~20cmほどの小さめサイズも、一人暮らし用や小さい部屋用に人気です。
なお、背が高いもののほうが部屋全体に効率よく空気を送れるため、あわせてチェックしておきましょう。
▼タワーファン
羽根の代わりに風を作り出すファンを内部に備えた縦型の扇風機のこと。
羽根がなくスタイリッシュなところが最大の特徴。羽根がないので小さいお子さんがいる家庭でも安心して使うことができます。本体がスリムなので場所を気にせず置けるところもメリットです。
狭い場所にも設置しやすい
タワー型は、スティックのようなスリム形状なのが、大きな特徴。扇風機を設置するスペースが限られている狭い部屋の隅にもすっきり収まります。
また、見た目がスタイリッシュなので、リビングや寝室などのおしゃれなインテリアにもなじみやすいです。運転音がやや大きいのがデメリットですが、音が気にならなければ、メリットのほうが大きいでしょう。
▼サーキュレータータイプ
サーキュレーターとは、基本的にエアコンと併用して、空気を循環させるためのアイテムです。冷たい空気や温かい空気を部屋全体に行きわたらせることで、室内の温度差をなくし、エアコンの電気代を節約することもできます。
涼をとることを目的としていないため、多機能性はなくシンプルな設計の製品が多いです。
洗濯物を乾かす用途にも使える
部屋の空気を循環させることを目的にした製品なので、一般的な扇風機よりも風量が強めになっています。そのため、梅雨時期に洗濯物を部屋干しした際にも、スピーディに効率的に乾かせますよ。
また、風向を自在に操れるアイテムが多く、真上に向けたり、360度に向けたりするモデルもあります。
▼羽根なしタイプ
羽根なしタイプは、本体内部で発生させた風を内部循環させて、リビング扇と同じように送風する仕組みです。羽根なし扇風機は、ダイソンが世界的に有名です。
ペットやお子さんがいても安心
羽根がないタイプは、ケガが心配になる子どもの部屋やペットが過ごす部屋での利用にも適しています。また、ホコリがたまっても手入れがしやすいのもメリットです。
常に清潔に保ちやすいうえ、スタイリッシュな見た目もおしゃれなので、リビング・ダイニングなど、毎日多くの時間を過ごす部屋や、ゲストが目にする場所にも設置しやすいでしょう。
DCモーター扇風機の選び方
DCモーター扇風機の種類やメリット、デメリットを説明したところで、ここからは基本的な選び方をご紹介します。ポイントは下記。
【1】羽の形状と風の質
【2】風量調節と静音性
【3】リモコンやタイマーの有無
【4】首振りや高さ調節機能
【5】その他の機能
上記のポイントを押さえることで、より具体的に欲しいDCモーター扇風機を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】羽の形状と風の質をチェック
メーカー各社の扇風機でもっとも違うのが、羽の形状とそれに伴う風の質です。広い範囲にやわらかい風を送るタイプや、指向性が高いタイプなどがあり、それによって気持ちよさも変わってきます。扇風機の風には好みもあるため、一概になにがいいかは決められません。
クーラーのない環境で優しい風を浴びながら過ごしたいのか、強めの風を短時間浴びるのが好きなのかで選択肢は変わります。可能であれば実際に最弱から最強まで、風を感じてみるのが一番ですが、難しい場合はできるだけ細かく風力設定できるものを選ぶのがおすすめです。
【2】風量調節と静音性をチェック
風量調節は、最小風量から最大風量まで何段階の設定ができるかが、選ぶうえでのポイントになります。各メーカーにより設定がことなるので確認しましょう。高級機種のなかには、風量を無段階で調節できるモデルもあります。
音の大きさは、「dB(デシベル)」で表記されるのが一般的。メーカーごとに、最小風量と最大風量時の数値を記載している場合があるので比較して確認しましょう。
20~30dBなら「人がささやく声」程度、40~50dBなら「閑静な住宅街の昼間」程度、60dBなら「テレビや洗濯機の運転音」程度となるので目安にしてください。
【3】リモコンやタイマーの有無をチェック
扇風機の付加機能として搭載されるのが、タイマー機能や首振り機能です。なかには上下にも首振りできたり、左右180度の首振りができたりする扇風機もあります。
また、便利なのがバッテリーを内蔵した扇風機です。コンセントを探すことなく、本体を持ち運んで使うことができます。そのほかにも温度センサー搭載モデルやプラズマクラスター機能搭載モデルなどがあるので、日常的に使ううえで必要な付加機能を見極めて選ぶといいでしょう。
【4】首振りや高さ調節機能をチェック
首振り機能付きのDCモーター扇風機は、部屋全体に空気が行きわたるのがメリット。そのため、エアコン使用時にあわせて使うことで、空調を快適に調整できます。
なかには上下にも首振りできたり、左右180度の首振りができたりする扇風機もあり、より広範囲に送風するために首振り機能も重要です。真夏などの暑い時期はもちろんのこと、秋冬の寒い時期にも暖房と併用すれば、暖かい空気が効率よく循環させられるでしょう。また、高さ調節機能は、風を送りたい場所を、ピンポイントで狙えるのが特徴です。
立ち仕事をしているときは高めに、座っているときや寝ているときは低めになど、シーンごとに適した送風ができます。
【5】その他の機能をチェック
そのほかの機能も、確認しておきましょう。
自動運転機能
DCモーター扇風機は、製品によって自動運転機能を備えているものもあります。人の動きを感知する「人感センサー」が搭載されており、自動的に運転が開始されます。
感知範囲から人が遠ざかると、一定時間経過後に電源が自動オフになるなど、無駄のない運転が大きなメリット。効率的に運転するため、電気消費が抑えられてランニングコストも低くなるので要チェックな機能です。
サーキュレーターとしての機能
人気のDCモーター扇風機には、扇風機の機能に加えてサーキュレーターとしての機能を兼ね備えたモデルがあります。サーキュレーターは人に風を送るのではなく、部屋の空気をかくはんするのがおもな仕事。このため、通常の扇風機の羽根が心地よい風を生み出すことを目的としているのに対して、サーキュレータータイプはかくはん性を重視しており、より直進性の高い風を生み出し、遠くまでしっかりと風を送ることができます。このように風質が扇風機とはやや異なるのが一般的です。
また、サーキュレーター機能がある扇風機には真上に風を送れたり、首振り角度が広いといった特徴もあります。まずは、扇風機としてだけ使うのか、サーキュレーターとしても使うのかを決めておきましょう。
風質とコストと機能のバランスで決めよう エキスパートからのアドバイス
DCモーター扇風機の特徴は、優しい風が体感できることです。それにサーキュレーター機能を搭載したモデルなら一年中使うことも可能。羽の形状による風の種類と、機能性そしてコストで選ぶことになります。
DCモーター扇風機の実勢価格はバラバラです。この価格は付加機能とメーカーによって違います。低コストで選びたいなら、1万円以下で買えるDCモーター扇風機を選ぶのがおすすめ。複数の部屋に移動して使いたいなら、バッテリー駆動ができるモデルなど機能で選ぶとよいでしょう。
有名メーカー・ブランドの特徴
DCモーター扇風機で人気のメーカーそれぞれの特徴をご紹介します。こちらもぜひ参考にしてください。
▼BALMUDA(バルミューダ)
バルミューダは、2003年に東京で誕生した国内メーカーです。次世代の扇風機を作ることをコンセプトにしたグリーンファンは、自然のなかで感じるようなやわらかい風を実現した扇風機。
DCモーターを扇風機に採用した先駆け的商品で、電気代を抑えられるほか、首振り角度が自由に調節できるなど、風の心地よさと使いやすさを兼ね備えています。
▼DOSHISHA(ドウシシャ)
ドウシシャは、調理器具や生活家電などを取り扱う国内メーカー。オリジナルの「カモメ」ブランドで、DCモーター扇風機「カモメファン」を販売しています。
カモメの羽からヒントを得て設計された独自設計の羽根が大きな特徴です。肌触りがソフトで気持ちいい風や、運転しているのを忘れるほどの静音性など、優れた機能性を誇ります。
▼IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)
アイリスオーヤマは、手ごろな価格帯の家電をバラエティ豊富に展開している、国内メーカーです。DCモーター扇風機も、リビングファンやタワーファンタイプを、リーズナブルな値段でラインナップしています。
どの製品も、シンプルなデザインになっているため、設置場所のインテリアを選ばず利用しやすいでしょう。複数台同時に購入したいときに、ぴったりです。
▼SHARP(シャープ)
日本を代表する家電メーカーとして、世界的に知られているシャープ。テレビや冷蔵庫などの家電とならんで、DCモーター扇風機も取り扱っています。
背の高いリビングファンタイプや、3Dパターンの首振り機能を搭載したコードレスタイプなど、使い勝手のいいモデルをラインアップ。どの製品にも、空気浄化・消臭力のある「プラズマクラスター」技術が搭載されており、部屋や衣類の臭いが気になる場所に適しています。
▼dyson(ダイソン)
サイクロン掃除機で高い人気を集める、海外メーカーのダイソン。DCモーター扇風機では、画期的な羽根なしタイプの製品を取り揃えています。
空気清浄機能が備わっていたり、スマホアプリと連携して室内の状態を管理できたりと、高性能と多機能が大きな魅力です。機能や使い勝手を重視する人に適したメーカーでしょう。
【比較一覧表】価格などを比べる
DCモーター扇風機のおすすめ35選
それでは、DCモーターのおすすめ扇風機をご紹介します。タイプ別にラインナップしているので、気になるものからチェックしてみてくださいね。
こちらからすぐチェック!
▼おすすめ9選|2023年発売・最新モデル
▼おすすめ7選|リビングファンタイプ
▼おすすめ4選|タワータイプ
▼おすすめ3選|羽根なしタイプ
▼おすすめ8選|サーキュレータータイプ
▼おすすめ4選|卓上タイプ
▼おすすめ9選|2023年発売・最新モデル
まずは2023年に発売された新作モデルをご紹介していきます。
肌あたりのいい優しい風を再現
内側に5枚、外側に9枚、計14枚の羽根を備える特殊な形状をしたバルミューダの扇風機。この構造により、風をゆっくりと送るため、カラダを包み込むような優しい肌あたりを実現しています。
また肌を冷やしすぎないので、長時間使いたい場合や就寝時にも好相性。稼働音も最小13dBなので、動いているのかどうか気にならないレベルにまで抑えられています。
自然に近い風で、心地よく過ごせる
2023年4月下旬発売の新作です。風量を8段階で調整可能で、一番弱い風量だと消費電力はわずか2Wで、とても静かなのでベッドサイドで使うのにもおすすめ。
独自の機能といえば「DC 1/fゆらぎ」です。信州の蓼科高原に吹く風を計測して、限りなく自然に近い風を再現しており、長時間扇風機にあたっても体温が下がることなく疲れにくいですよ。
室温を感知して自動で風量を調整する「温度センサー」や、時間を設定すればオンオフできる「切・入タイマー」、衣類の臭いを脱臭する「ナノイー」などを搭載し快適に過ごせます。
利便性を高める2つの新機能を搭載!
2023年4月発売の製品です。上下左右に首を振れるため、効率よく換気・衣類乾燥できます。風量は8段階で調整でき、弱風の1から3を組み合わせて運転する「うたたね」モードと、最大風量を10分間運転する「ゆざまし」モードを新搭載しています。
静音性に優れるシロカ独自の「ふわビューン技術」も魅力のひとつ。コンパクトなサイズで、いろんなシーンで役立つでしょう。
操作しやすいベーシックな扇風機
30cmという大きめな7枚の羽根で、優しく遠くまで風を送ることができるリビング向け扇風機。自動首振りやオフタイマーなど、基本的な機能を備えたベーシックな製品で使いやすいです。
シンプルな操作性で使い勝手のよさを求める人にはぴったり。
きれいでムラの少ない風で快適に!
蝶の羽根を参考に、シャープが独自に生み出した羽根の形状「ネイチャーウイング」を搭載しています。それによりムラの少ないなめらかな風を送り出し、心地よく涼めます。
またプラズマクラスター7000の効果で、浮遊カビ菌を除去し、汗臭などを消臭することも!
うちわのような心地よい風を堪能
うちわであおいだような自然で優しい風を届ける扇風機。心地いいだけでなく、ボタンも大きめなので、操作性も高く使いやすいはずですよ。
風量がリズミカルに変化するリズム運転モードや、風量が徐々にダウンしていくおやすみ運転モードも搭載しているので、いろんなシーンに役立つでしょう。ボタン部分とハンドルには抗菌加工を施しているのもポイント。
まるで高原にいるかのような風
高原の風を再現した2種類の「ランダム風モード」を搭載。風量がランダムに変わるため、まるで自然の風のような心地よさを味わえます。また羽根は7枚なので、優しさも十分。
羽根にはホコリ防止加工が施されており、お手入れもラクラク。チャイルドロックもあるので、小さいお子さんやペットがいる家庭にもぴったりです。
新体験! 賢い扇風機
デザイン性に優れた家電を展開するシロカの新作。こちらは部屋にいる人数を認識して、首振り機能を自動的にオン&オフする「ひとセンサー」を搭載しています。
またリモコンが手元になくても、ハンドサインで遠隔操作できるのも新感覚。8段階に風量調節できたり、自然に近い風を再現した「リズムモード」を搭載していたりと使い勝手は十分です。
日常的に使いやすいスタンダードな扇風機
羽根に静電気防止加工を施すことでホコリが付着しにくいようにした扇風機。さらに空気抵抗を極力抑えているので、静かに稼働させることができます。
風量は微風から強風まで8段階で調整可能。一般的な機能を備えたオーソドックスな扇風機を探している人におすすめの製品です。
▼おすすめ7選|リビングファンタイプ
ここからは、リビングファンタイプのおすすめ商品をご紹介します。
部屋をきれいな空気で満たす多機能扇風機
上下左右に首を自由自在に動かすことができ、サーキュレーターとしても使える3D扇風機です。コンパクトなボディながら、アホウドリの翼を応用した羽根により、まっすぐでパワフルな風を送ります。
プラズマクラスターを搭載しているので、部屋に浮遊するカビ菌を除去して、嫌な臭いも消臭。おやすみモードや、8段階の風力調整、チャイルドロックなど、使い勝手のよさも兼ね備えています。
年中使える機能と、デザイン性の高さが魅力
モノトーンかつシンプルなデザインで、インテリアになじみやすいマットな質感のおしゃれ扇風機です。支柱のポールは着脱式で、高さを2段階で調整できます。ダイニングシーンではハイポジションで利用し、和室ではローポジションで使うということも可能。
航空機にも応用されているウィングレット形状の7枚の羽根で、静音性に優れており就寝時にもぴったりですよ。また、上下左右に動く首振り機能でサーキュレーターとしても使え、年中役立つはずです。

リーズナブルな価格で機能充実のDCモーター扇風機
DCモーターを搭載しながらも、手ごろな価格で買えるのが魅力のDCモーター扇風機。上方向90°の角度調節に対応しているため、天井付近の空気のかくはんにも使えます。 風量調節は6段階に対応。さらに快眠モードも搭載しており、就寝時にも優しい風が送られます。
扇風機としてはもちろんのこと、サーキュレーターとしても年中活躍できる、リーズナブルなモデルを探す人におすすめです。
サーキュレーター機能を備えた扇風機
おやすみモードの騒音は、25dbの最弱レベル、ブラシレスDCモーターの特徴を活かした優しい風を送り出します。リモコンは通常の赤外線ではなく、半径10mにしっかり届く2.4GHzの無線電波方式です。
操作部は床面の台座ではなく、モーターのある天面にあるため、立ったときの操作が容易です。
360°回転できるほか、手動で下に5°、上に90°無段階で変えることで、天井近くに集まった暖房の暖かい空気をかくはんします。温度の偏りを是正できるサーキュレーター機能を備えているため、冬場にも活躍できるDC扇風機です。
スマホで操作したいならコレ!
満充電の弱で約20時間も連続使用できます。スマホアプリによって100段階の風量調整や、30°と60°と90°120°の首振り角度調節、遠隔操作、照度調節など、12種類の操作を行えます。
また静音性も高く、低速時には28.6dBで蒸し暑い夏でも快適に眠れます。最先端のアルゴリズムを採用した7枚羽根から生み出される、優しいそよ風が魅力の扇風機です。
安全性と高機能を両立!
安全に使える「タッチセンサー」機能を備えており、羽根カバーに触れると約2秒間運転が停止し、お子さんの危険を回避します。また、羽根は空気抵抗が少なく、静かな運転音なので就寝時にもぴったり!
「人感センサー」により、離席後5分経過すると電源オフ、115分以内に戻ると再運転を開始します。
首振り角度は、30°と70°と110°に加え、90°上向きにも設定できるため、サーキュレーターとしても大活用です。「衣類乾燥モード」を選択するとパワフル運転が開始されるので、部屋干しにも最適。
DCモーター扇風機を生んだレジェンドの最新モデル
扇風機市場に優しい風のDCモーター扇風機を最初に生み出したのがバルミューダです。一番の特徴は独自開発の二重構造の羽が作り出す風。内側の風と外側の風がぶつかって約4倍に広がります。このため、自然な風が感じられるというわけです。
デザイン性が高いだけでなく機能面でも充実。便利なのが別売のバッテリー&ドックです。風量1で使用する場合、約20時間バッテリー駆動が可能となるので、夜間は寝室に持っていくといった使い方ができます。
複数の部屋で扇風機を使いたい人におすすめです。
▼おすすめ4選|タワータイプ
次に、タワータイプのおすすめ商品をチェックしましょう。
一品二役の年中使えるアイテム!
送風機としてもファンヒーターとしても使える一品二役の製品です。送風の風量調整は16段階で調整でき、温風は温かさを2段階で調整できます。吹き出し口が広いので、広範囲に風を送れますよ。
人感センサー機能や、タイマー機能、チャイルドロック機能など、エコに快適に使える性能がたくさん搭載されています。
冷風&温風対応で年中快適に!
送風口が縦に長い設計で、冷風も温風もパワフルに届ける年中使えるタワーファンです。室温センサーを搭載しているので、好みの室温にキープすることもできますよ。リモコンでの遠隔操作も!
またミニマルな見た目で、インテリアにもなじみやすいのもポイントです。
狭いスペースにも置けるスリムタワーファン
お部屋のインテリアに合わせやすいシンプルなデザインで、コンパクトなスリムタイプです。値段が安いのにDCモーター搭載で、静音性も高く8段階での風量調整が可能。本体上部のタッチスイッチで操作、リモコンも付属します。
高性能な空気清浄機能も!
タワー型の羽根なしタイプで、3Dコンフォートエアという上下左右に広がる風により部屋の温度ムラをなくして快適に使えます。
空気清浄機能を備え、クリーンな空気を送風するのもポイント!空気清浄能力は、10畳で約30分と高性能です。
▼おすすめ3選|羽根なしタイプ
ここからは、羽根なしタイプのおすすめ商品をご紹介します。
ダイソンの定番モデル!
「エアマルチプライアー」機能を採用し、洗浄された空気を大風量で送り出します。温風と涼風モードを備え、夏も冬も利用できる利便性の高い製品です。
空気清浄機能を備えPM0.1レベルの微細な粒子を99.95%除去し、活性炭で嫌な臭いもしっかり捕えます。フィルターも交換するだけでOKなので、お手入れも楽チン!
発売は2019年ですが、定番的な人気を誇っているダイソンのベーシックとも呼べるモデルです。
機能とデザイン性を兼備
除菌効果の高いUVライトを備え、細菌や病原体を不活性化させることが期待できる羽根なし扇風機です。空気清浄機能も備わり、花粉やPM2.5などの粒子をしっかりフィルターで捕え、きれいな空気を送り出します。
デザイン性に優れた見た目ながら機能性もばっちりで、風量は9段階で調整できたり、左右に最大80度も首振りできたり、タイマー機能を備えていたりします。
空気清浄機能を備えるスリムファンの代名詞
スリム扇風機のなかでも圧倒的な人気を誇るダイソンのタワーファン。このモデルは空気清浄機能が備わっていて、部屋に漂う微粒子をすみずみまで浄化します。
ナイトモードにすれば静音運転も可能。小さい子どもがいる家庭で、いつも空気をクリーンに保ちたい人におすすめです。
▼おすすめ8選|サーキュレータータイプ
ここからは、サーキュレータータイプのおすすめDC扇風機をみていきましょう。
お手入れしやすく衛生的に使える!
一番の特徴といえば、お手入れがしやすくきれいな風を広範囲に届けられるというところです。パーツは工具を使わずに取り外せて、水で丸洗いできますよ。
また上下左右に自動で首振りするので、空気循環や洗濯物の部屋干しの時短に最適です。シンプルな仕様で、お年寄りから子どもまで、誰でも直感的に操作できるのも利点ですね。
お手入れしやすく、清潔に使える!
最大36畳の部屋で使える大風量のサーキュレーター。ドライバーなどの工具を使わなくてもすべてを分解でき、手軽に掃除することができます。
上下左右に自動で首振りする機能を備えるほか、強弱をつけたリズム風や就寝時に重宝するおやすみ風を送ることも。リモコンでも本体でも操作できる利便性に優れた1台です。
温度検知センサーでちょうどいい風量をキープ!
周辺の温度を検知して適切な風量を送れる「温度センサー」機能を搭載している点に注目。温度が1度下がるごとに風量が1段階下がり、1度上がるごとに風量が1段階上がります。
上下左右に首を振る3D首振り機能もあるので、エアコンの冷気や暖房を部屋全体にしっかり届けます。スイッチを切るだけでなく、オンにするタイマーを最大8時間まで設定できるのも使いやすいポイント!
高い機能性とデザイン性を両立!
ウッドのフレームとモダンなボディで、デザイン性に富んだサーキュレーター。上下左右に動く首振り機能などサーキュレーターとしての基本的な性能を持ちつつ、節電センサーを搭載し自動でオンオフするため省エネ性も高いです。
アロマパッドを付けることで、好みの匂いを部屋中に満たすことも可能。
分解洗いで、きれいに快適に使える
4ステップで分解すれば、各パーツをきれいに掃除できるサーキュレーター。適応畳数は約16畳で、大風量で部屋の空気を循環させます。
首振り機能やリズム風、おやすみ風なども搭載し、好みに合わせて使えますよ。またアロマケースを備えているので、アロマを垂らして使えば香りを部屋全体に行きわたらせて、快適な空間にすることも!
リズム風やおやすみ風で快適な静音サーキュレーター
上下左右自動首振りのサーキュレーターです。車中泊にも利用できるコンパクトさと、スマートなデザインが支持されています。「モードボタン」では、おやすみ風→リズム風→連続風を切り替えでき、「風量ボタン」では、微→弱→中→強が切り替えできます。
「強」では室内の空気を強制的に循環させる強力なサーキュレーターですが、リモコン操作が可能な点や、通常の静かな風切り音により、扇風機としても快適に利用できます。
本体には操作ボタンとともに、設定状況や室温を表示する液晶が設けられており、使い勝手のよさを高めています。
少ない回転数でパワフルな風量を実現
同社独自のグリーンファンテクノロジーが実現したパワフルな風量は30畳にも対応。強力な送風で室内を空気循環させ、不快な温度差を解消します。
DCブラシレスモーターの採用により省エネ性能もすぐれており、最弱運転時の消費電力はわずか3Wなのでおすすめ。1日8時間運転した場合でも電気代0.6円と経済的です。デザインもおしゃれでインテリアとしても活躍するでしょう。
シンプルなデザインで、充実した機能
上下・左右に動くファンが竜巻状の風を広範囲に送風し、室内全体を効率よく循環させてくれます。
風量は8段階で調節可能で、心地よいランダム送風や4時間オフタイマーなど機能面も充実しています。
▼おすすめ4選|卓上タイプ
ここからは、コンパクトで便利な卓上タイプをみていきましょう。
豊富な給電方法で自在に使いやすい
コンセント電源とUSB電源、乾電池の3つの給電方法に対応した卓上扇風機で、屋内だけでなく屋外でも利用しやすいです。卓上式には珍しい自動首振り機能付きで、広範囲に送風することも可能。
仕事中はもちろん、作り終えたばかりの弁当に風を送って冷ますような使い方もできます。
スリムな形状で持ち運びもラクラク!
シリーズ最小で、スリムな設計の製品です。充電はUSBとAC電源に対応し、シーンに合わせて使うことができます。外出先で使う際は、モバイルバッテリーに接続すればOK!
13枚の羽根で優しい風を生み出します。それに角度も60度と80度の2段階に調整可能なのも嬉しいポイントですね。
パワフルな風の卓上扇風機
卓上で使えるUSB充電式の扇風機です。コンパクトながらもパワフルな風が出ます。また、風量は3段階で切り替えることができます。
クリップ付きなので、省スペースに設置することができて、限られたスペースを有効活用できるのもポイントです。
小型ながら多機能ファン!
小さいからと侮るなかれ。左右に自動で首振りする機能や、無段階での風量調節機能、タイマー機能などを備え、シーンに合わせて使うことができます。微風にすれば音も静かで、就寝時にも使いやすいですね。
充電式で、弱モードであれば約12時間も使い続けることができます。
【ランキング】通販サイトの最新人気! DCモーター扇風機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのDCモーター扇風機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【Q&A】よくある質問
DCモーター扇風機って壊れやすい? 寿命は?

DCモーターはACモーターに比べると短いですが、5~10年ほど使える製品がほとんどです。すべての扇風機には、耐用年数が表示されているので製品ページでチェックしてみてください。
なお、買い替えのタイミングも確認しておきましょう。異音がしたり、焦げ臭かったり、振動が強かったりする場合は本体が故障している可能性があります。長期間使用していると、経年劣化でコードが断線する可能性があり危険なので要注意!
DCモーター扇風機の消費電力・電気代は?

DCモーター扇風機の消費電力は20~30Wほど。1時間あたりの電気代は0.6~0.9円です。1日6時間、30日間使用した場合、108~162円なので、かなりリーズナブルに利用することができます。※電気代単価は30円/kWhで計算
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【まとめ】用途に合うタイプを選ぼう
DCモーターを採用した扇風機は、静かで省電力なのが大きな魅力です。定番のリビングファンタイプのほか、タワー型、壁掛けタイプ、羽根なしタイプなど、幅広い種類があるので、用途にぴったりの製品が見つかるでしょう。
商品によっては、サーキュレーター機能や空気清浄機能を兼ねている高性能なモデルも。今回ご紹介した、選び方のポイントやおすすめ商品もぜひ参考にしながら、あなたもDCモーター扇風機を活用しましょう。
◆記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されることがあります。◆特定商品の広告を行う場合には、商品情報に「PR」表記を記載します。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆記事で紹介する商品の価格やリンク情報は、ECサイトから提供を受けたAPIにより取得しています。データ取得時点の情報のため最新の情報ではない場合があります。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
1973年生まれ。大学在学中にライターデビュー。現在はデジタル&家電ライターとしてパソコンからデジタルガジェット、AV機器、白物家電全般を専門分野として執筆活動を展開。得意分野は調理家電。寄稿先はモノ雑誌を中心で、ファッション誌、ニュースサイト、そしてメーカーのwebサイト、オウンドメディアなど多岐にわたる。AllAboutガイドも勤める。執筆以外に企業へのアドバイスやコンサルティングなども行う。