扇風機とサーキュレーターの違い
扇風機と比べられることが多いサーキュレーター。どちらを購入すべきか迷ってしまいますよね。
扇風機は人に当てる目的なのに対し、サーキュレーターは空気を循環させるのが目的です。サーキュレーターは直線的に強い風が当たるので、人に当てると冷えすぎてしまうことがあります。
心地よい風が当たるものを探しているなら扇風機を選びましょう。首振り機能がや風量調整機能が充実しているものなら、サーキュレーターのように空気循環のために使うこともできます。
最近では、その両方のよさを併せ持った製品なども出始めています。購入する際は、どんなシーンで使いたいかをよく考え、ベストな製品を選んでくださいね。
扇風機の選び方


それでは、扇風機の基本的な5つのポイントについて、アンケート結果とともに、詳しく解説していきます。上記をおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができますよ。
※アンケート情報の詳細は記事末尾に記載しております。
【1】扇風機のタイプをチェック
まずは、扇風機の種類について解説していきます。
扇風機は大きく分けて「リビングファン」と「タワーファン・ファンレス」に分かれます。下記の一覧表をご覧ください。


それぞれに機能の特徴やおすすめの設置場所が変わってきます。それでは、下記でより詳しく解説していきます。
▼リビングファン
羽根を回転させて風を作る扇風機のことを総称してリビングファンといいます。一般的に扇風機といえばこのタイプで、各メーカーから価格、サイズ、機能などの違いによりたくさんの製品が販売されています。
豊富なラインナップの中から自分に必要な機能を持った機種を選択して購入できるのがメリットです。
羽が分厚く枚数が多いほど包み込むような柔らかい風が、羽が少ないと風量が強くなります。また、羽のサイズが大きいと強い風になります。
【 リビングファンの特徴 】
▼低価格なモデル
・価格帯:2,000円〜1万円未満
・風量:強い
・静音性:中〜低い
・機能面:左右首振り、タイマー、など
・おすすめの設置場所:リビング、脱衣所
※上記はあくまで目安です。性能は商品によります。
▼高級モデル
・価格帯:1万円〜5万円
・風量:強い
・静音性:高い
・機能面:左右上下首振り、タイマー、多数の風量調節、リズム風など
・おすすめの設置場所:リビング、寝室、個別のお部屋
※上記はあくまで目安です。性能は商品によります。
▼タワーファン・ファンレスタイプ
タワーファンとは、羽根なしのスリムな扇風機のこと。羽根の代わりに本体内部にシロッコファン(風を作り出す羽根の役割と同じもの)をもち、ファンを回転させて風を作ります。
羽根がないため小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。また本体が縦長で設置面積が少なくて済む点もメリットです。スタイリッシュで場所をとらないことがユーザーの人気を呼び、近年では、発売される製品数も増えてきています。
【 タワーファン・ファンレスタイプの特徴 】
・価格帯:1万円〜5万円
・風量:中〜弱い
・静音性:高い
・機能面:左右首振り、タイマー、多数の風量調節など
・おすすめの設置場所:リビング、脱衣所、寝室、個別のお部屋
※上記はあくまで目安です。性能は商品によります。
【2】ACモーターか、DCモーターかチェック
扇風機に使用されるモーターには大きく分けて「ACモーター」と「DCモーター」の2種類があります。各モーターのメリット・デメリットは下記の一覧表になります。


それでは、DCモーターとACモーターの違いについて、詳しく解説していきます。
▼DCモーターの特徴:「エコで省エネ」「快適な風」「音が静か」
この3つがDCモーターの特徴です。機種によっては価格差はACモーター扇風機の10倍以上にもなりますが、快適性も大きく違います。
・消費電力が小さく電気代が安い
一般的にDCモーターの消費電力は、ACモーターの約半分程度といわれていますので、使い方にもよりますが月々の電気代は確実に安くなるでしょう。そのかわり購入時の本体価格は、ACモーター扇風機に比べてDCモーター扇風機は割高です。長期間使い続ければ、DCモーター扇風機のほうがコスパは高くなります。
・風量調節が細かく設定でき、自分好みの風量が設定できる
ACモーターでは、大体「弱」「中」「強」の3段階、あるいは「微」を加えた4段階の風量調節となります。DCモーターは、回転数を広い範囲で制御できるので、細かく風量を調節することができ、無段階での風量調節が可能です。ACモーターの「弱」に比べて圧倒的にやさしい風を安定的に送ることができます。
・静音性が高い
人が感じる風の音は運転音と風切音の両方なので、風量を上げていくにつれて音の差は感じにくくなりますが、モーター自体の静音性が高いため静かさは実感できます。とくに極微風などでは驚くほどの静かさです。
DCモーター機はコードレスなど付加機能で選ぶ
DCモーターを搭載する高級扇風機を選ぶ場合まず羽根の形状が生み出す風の質をチェックしましょう。数メートル離れた場所で当たってみるのがベストです。
機能面ではうちわぐらいの微風や、バッテリー内蔵モデルによるコードレス動作、温度や湿度センサーの連携動作、天井などに向けたサーキュレーターモードなど、付加機能に注目。使い方や設置場所にマッチするモデルを選びたいもの。価格幅が広いので多機能なタイプやブランドに引っ張られすぎないようにしましょう。
▼ACモーターの特徴:「低価格」
昔ながらの手軽な送風ならACモーター扇風機です。
・リーズナブルな価格
風量調節が細かくできないことを除けばDCモーター扇風機と使い勝手に大きな違いはないですが、購入時の本体価格は大変リーズナブルです。購入時の出費を極力抑えたいという方は、ACモーターを選択しましょう。
・機能面が充実した機種も
ACモーター扇風機は価格しか魅力がないように思われるかもしれませんが、弱風より弱い「うちわ風」が送れるものや、自然な「風のゆらぎ」を再現した機種など、快適性を追求して機能が進化した機種もある。こちらはコヤマさん選出のACモーター扇風機ランキングをご覧ください。
・消費電力は大きいのでランニングコストに注意
電気代は、DCモーター製に比べて消費電力が大きい分、割高に。本体価格が安く抑えられてもランニングコスト分で損をする可能性もあります。何年ぐらい使う予定なのかを考え、そのときまでのトータルコストをカンタンにでも計算してみて、どちらがお得かを考えてみるとよいでしょう。
扇風機を選ぶ上で最も大きな選択ポイントとなるのが価格です。従来型のACモーターを搭載する扇風機は5,000円以下から購入できるなど非常に安い。それでいて3~4段階の風量調整機能やタイマーを搭載しています。
それに対してDCモーターを搭載した扇風機は高付加価値が売り。自然の風に近い柔らかい風や非常に繊細な柔らかい風を作り出すことができます。まずは価格か、風の質やその他付加機能のどちらを選ぶのか考えてみましょう。


「風量調節の範囲」は、アンケートユーザーの約15%(42人)が購入の際に重要視しているポイントでもあります。その一方で、約11%(32人)が「もっと重視しておけばよかった」と後悔しているポイントでもあります。
口コミでも「ちょうどいい風量がない」といったコメントも多く見受けられました。そのため、どのくらい風量を調節できるのかしっかり確認してください。ポイントとしては「価格重視ならACモーター、機能性重視ならDCモーター」です!
【3】静音性をチェック
寝室やリビングで使う時、扇風機の稼働音がうるさいとストレスが溜まってしまいます。できるだけ稼働音が気にならない静音設計のものを選びましょう。
DCモーター式の扇風機で運転音が30dB(デシベル)程度のものなら、ほとんど音が気にならないです。
ちなみに、ACモーターの商品はほとんどの場合で、静音性は低いです。もし、ACモーターを購入予定で静音性も気になる人は、ぜひ店頭で実際の音を聞いてみてください。


リビングや、特に寝室に扇風機を設置するという人は、必ず静音性を確認しましょう。
アンケートユーザーも全体の約24%(68人)が購入前にこだわっておけばよかったと後悔しているポイントでもあります。
寝るときに音が気になってしまい、眠れなくなるとストレスにもなるため、こちらもしっかりチェックしましょう。
【4】サイズをチェック
扇風機をどこで使うかに合わせてサイズをチェックしましょう。脱衣所など狭い場所で使う場合や一人暮らしのワンルームなら、省スペースで使える小さいものを選びましょう。
また、扇風機は夏に使う季節性のもの。使わない時期はしまっておけるように、分解してコンパクトになるものやスリムタイプのものを選ぶと便利ですよ。
移動時に持ち運びたい場合は、手持ちできるハンディサイズのものがおすすめです。
【5】その他の機能をチェック
扇風機には、機種によって標準機能として、さまざまな便利機能が搭載されています。価格に比例することも多いですが、ぜひ一つひとつ確認してみてください。
▼首振り機能|効率的に空気を循環させる
・左右の首振り
ほぼすべての機種で左右の首振り機能が装備されています。メーカーにより左右首振り可能な角度が違うので、利用シーンをイメージし自分に必要な条件を満たしているか確認してください。角度調節の方法は、手動と自動(リモコン)があります。
・上下の首振り
上下の首振り機能は、手動調節がほとんどで、下方向に10~15度、上方向に20~30度が一般的です。数は少ないですが、上方向90度近くまで調節できる機種もあり、サーキュレーターのように部屋の空気を循環させたい場合などは非常に便利です。
▼ON・OFFタイマー|電気代の節約にも!
就寝時に扇風機を消し忘れてカゼをひいてしまったことがあるという方もいるのではないでしょうか。タイマー機能があるとそうしたケースにも対応でき、快適です。就寝時や洗濯物の部屋干しの際にもとても便利。電気使用量を上手にコントロールし電気代を節約するうえでも必要な機能といえます。
タイマーは、切タイマーと入タイマーがあり、切タイマーは、特に必要性が高い機能なので、機種を問わずたいていの扇風機にはついています。入タイマーは中・上位機種に搭載されることが多いです。切入タイマーを同時に設定ができない機種もあるので、注意するようにしましょう。
▼リモコン付き|遠隔操作できる
部屋がそれほど大きくなければリモコンは必要ないかもしれませんが、そうでなければリモコン付きが圧倒的に便利でしょう。
購入に際しては、リモコンがフルリモコンかどうか(すべての機能がリモコンで操作できるか、一部機能のみなのか)は確認しておきたいですね。
▼自動運転機能|センサーで風量を調整
室内温度や湿度を内蔵センサーでキャッチし、風量調節を自動で行ってくれる機能です。部屋を快適にするだけではなく、消費電力と電気代を抑えることにも繋がります。
部屋を常に一定の快適さで保ちたい、ムダな電力消費を抑えたいと考える方におすすめです。
▼充電機能|コードが無いからどこでも使える
充電式バッテリーが内蔵され、持ち運びが可能です。各メーカーの製品ごとに違いますが、おおよそ6~8時間の充電で、14~20時間の使用が可能となります。
扇風機を使用する場所が決まっておらず、持ち運びして使いたいと考える方には非常に便利です。コードのわずらわしさもありません。
その他では、チャイルドロック、おやすみモード、リズム風などがあるので、必要な機能を考えたうえで機種をピックアップし比較検討をしてみてください。
人気メーカーのユーザーランキング
今回のアンケートでは購入した扇風機のメーカーについても調査を実行しました。メーカーランキングは、アンケートの人気順で下記のようになります。
1位:パナソニック
2位:アイリスオーヤマ
3位:山善
4位:シャープ
5位:ダイソン
6位:コイズミ
7位:日立
8位:東芝
アンケート結果は下記のグラフになります。


※アンケート情報の詳細は記事末尾に記載しております。
それぞれのメーカーの特徴について、一つひとつ解説していきます。
1位:Panasonic(パナソニック)|投票数:70人(24.6%)
いわずと知れた国内最大手家電メーカー。確かなものづくりとブランド力で安心・安全の製品を生み出しています。
パナソニックのファン送風技術には取組み開始から100年以上の歴史があり、創業当時からの研究開発が結実した独自の羽根技術とDCモーターの組み合わせにより、高原の風を再現した限りなく自然に近い風「DC 1/fゆらぎ」を実現しています。
▼本記事で紹介している『パナソニック』の商品
・『ACモーター扇風機(F-CW324)』
・『DCモーター扇風機(F-CW339)』
・『ホット&クール(DS-FWX1200)』
2位:IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)|投票数:47人(16.5%)
アイリスオーヤマは、宮城県に本社を置く総合家電メーカー。扇風機やエアコンなどの空調家電だけでなく、炊飯器や洗濯機、掃除機などの生活家電まで、幅広い商品を展開しています。
大きな特徴は価格の安さと機能性の高さです。5,000円ほどの価格で滑らかな風を送れるモデルから、ハンディタイプまで、細かなニーズに合う商品が数多く販売されています。
▼本記事で紹介している『アイリスオーヤマ』の商品
・『miniタワーファン(TWF-M6T)』
・『サーキュレーター扇風機(KSF-DC151T)』←家電のプロ厳選商品
・『リモコン式リビング扇(LFD-306R)』
3位:YAMAZEN(山善)|投票数:45人(15.8%)
山善は、大阪に本社を置く家電メーカー。空調家電だけでなく、暖房機器、生活家電、オーディオ、アウトドア製品まで、幅広い事業を展開しています。
安価でシンプルな機能性の扇風機を多く展開し、ちょうどいい製品が欲しいというユーザーに人気のブランドです。
▼本記事で紹介している『山善』の商品
・『ハイポジション タワーファン(YSR-WD901)』←家電のプロ厳選商品
・『リビング扇風機(YLR-BGT303)』
4位:SHARP(シャープ)|投票数:38人(13.4%)
自然界と同じプラスとマイナスのイオンの働きにより空気をキレイにする「プラズマクラスター技術」と独自開発の羽根技術「ネイチャーウイング」により、キレイで健康的な風を作り出せるのが、シャープの特徴です。
発売されている扇風機には、プラズマクラスター発生機が全機種搭載されていて、安心・快適を手に入れることができます。
▼本記事で紹介している『シャープ』の商品
・『プラズマクラスター扇風機 3Dファン(PJ-N2DS)』←家電のプロ厳選商品
・『プラズマクラスター扇風機(PJ-P2DBG)』
・『プラズマクラスター扇風機(PJ-P3DG)』
・『リビングファン プラズマクラスター7000(PJ-N3AS)』←家電のプロ厳選商品
5位:dyson(ダイソン)|投票数:27人(9.5%)
イギリスに本社のある家電メーカー。サイクロン掃除機はあまりにも有名です。創業の精神は今なお同社に息づいておりユーザーファーストの製品作りに活かされています。
全世界に1,700人以上のエンジニアを擁する技術集団で機能とデザインが高度に融合された新しい家電のカタチを創造・開発しています。
ダイソンの扇風機は、送風に留まらず、空気清浄、冷却、暖房など付加機能を兼ね備えているので、一年中手放せない存在になるでしょう。
▼本記事で紹介している『ダイソン』の商品
・『Dyson Cool テーブルファン(AM06DC30WS)』←家電のプロ厳選商品
・『Dyson Pure Cool 空気清浄テーブルファン(DP04WS)』←家電のプロ厳選商品
・『Purifier Hot + Cool HP07WS』
6位:KOIZUMI(コイズミ)|投票数:25人(8.8%)
コイズミ(小泉成器)は、大阪に本社を置く家電メーカー。扇風機だけでなく、サーキュレーターなどの季節家電、ドライヤーなどの美容家電、レンジなどの調理家電などを多く取り扱っています。
主に人気なのがサーキュレーターなどで、安価で機能性の高い商品などが幅広くラインナップされ、扇風機も同様に安価な商品が多いです。
▼本記事で紹介している『コイズミ』の商品
・『KLF-3032』
・『タワーファン(KTF-0501)』←家電のプロ厳選商品
・『ホット&クール(KHF-1225)』
・『リビング扇風機(KLF-3024)』
7位:HITACHI(日立)|投票数:23人(8.1%)
いつの時代もユーザーニーズに応える先進的なものづくりを続けてきた国内大手メーカーです。扇風機は、全6機種をラインナップし、そのうち4機種はDCモーター搭載の扇風機です。
充実した機能と使いやすさでユーザーに寄り添った製品群はどれをとっても安心の1台といえます。
▼本記事で紹介している『日立』の商品
・『扇風機 リビング扇 (HEF-130R)』←家電のプロ厳選商品
8位:TOSHIBA(東芝)|投票数:21人(7.4%)
東芝は、東京に本社を置く総合電機メーカー。扇風機だけでなく、エアコンや冷蔵庫、洗濯機、オーブンレンジといった生活家電、PC周辺機器などを取り扱っています。
扇風機においては、オーソドックスなリビングファンタイプを展開するとともに、壁掛け扇風機を展開するのも大きな特徴。脱衣所などにスペースを有効活用しながら設置できるなど、痒いところに手が届く製品を展開しています。
▼本記事で紹介している『東芝』の商品
・『リビング扇風機(TF-30DL26)』
扇風機おすすめ25選
それでは、扇風機のおすすめ商品をご紹介します!
▼リビングファン(ACモーター)|低価格・高コスパモデル
▼リビングファン(DCモーター)|高性能モデル
▼タワーファン・ファンレス|高性能・高デザインモデル
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼リビングファン(ACモーター)|低価格・高コスパモデル
シンプルで低価格な扇風機
人間が心地いいと感じるリズムで風を送る「1/fゆらぎ」機能搭載の扇風機。基本機能はシンプルで、風量調節は3段階、切タイマーのみのスタンダードなモデルです。
価格は1万8,000円とお手頃価格。「とりあえず使い勝手のいいシンプルな扇風機が欲しい」という人におすすめです。
お手頃価格なシンプルタイプ
5,000円〜7,000円というお手頃価格で購入できるACモーターのシンプル扇風機。
機能性は必要最低限であるものの、風量は3段階、リズム風機能、切タイマー(1・2・4時間)、さらに、リモコンも付属しているなど、使用するのにちょうどいい機能はしっかり搭載されています。
とにかく安いもので済ませたいという人におすすめです。

衣類の部屋干し臭対策にも大活躍
3段階調節ができる送風機能に加えて、プラズマクラスター7000の発生装置を搭載し、部屋干し衣類の生乾き臭をスポット消臭できる扇風機。
風量調節機能ではリズム風機能も備えているため、より自然な風を楽しむことができます。最大6時間の入切タイマーを搭載するのも便利。朝起きる時間帯に「入」にするといった使い方も可能です。チャイルドロック機能も搭載しておりお子さんのいる家庭でも安心です。
大きめの7枚羽根で優しい風を届ける
30cmの大きめの7枚羽根で、優しい風をしっかり届けてくれます。付属のリモコンは見やすく使い勝手も良好。収納に便利なリモコンホルダー付きなので、小さいリモコンの紛失を防いでくれます。
入/切タイマーは、1・2・4・6時間で就寝時にも便利ですよ。

3段階の風量に加えてうちわ風を用意
弱モードよりも弱い、うちわ風を加えた4段階の風量調節に対応するモデル。ACモーター搭載の廉価モデルながら、リズム運転やだんだんと風量が弱くなるおやすみ運転機能を搭載。首振り角度も3段階で調節できるのが便利です。
チャイルドロック機能を搭載するほか、リモコンホルダーも付属しており、使い勝手が良いのが魅力。切タイマーだけでなく入タイマーがあるのも特徴です。

高い静音性が特徴
静音性の高い5枚羽根ファンを採用する扇風機。強モードでも風きり音は36dBと静かなのが特徴。だんだんと風量が小さくなるおやすみタイマー機能を搭載しており、タイマーは入切ともに、最大6時間まで設定できます。
カラーバリエとしてココアベージュとスパイシーレッドを用意。ホワイト系の扇風機が多い中で、存在感のあるカラーなのがほかにはない魅力のひとつです。
▼リビングファン(DCモーター)|高性能モデル
自然界の心地いい風を再現した扇風機
信州の高原に吹く風の風速や強弱のリズムなどをデータ解析することで、高原の風を再現した風を送る扇風機。
自然に近い風を体感できるため、長時間当たっても疲れにくく、気持ちよく涼むことができます。
また、温度センサーも搭載しており、室温を自動感知し、風量調整を自動で行ってくれます。首振り機能やリモコン操作など、使いやすさを追求した機能も充実している、ハイスペックな商品です。
手頃で購入できる!使いやすいDCモーター扇風機
1万円ほどで購入できるお手頃価格なDCモーター扇風機。
6段階で風量を調節でき、さらに左右の首振りだけでなく、上方向にも角度調節可能。
その他、タイマー機能やリモコンの付属など、痒いところに手が届く商品です。

サーキュレーターサイズの小型のファンでコンパクト
口径の小さなファンを採用したサーキュレーター扇風機。10段階の風量調節に対応するほか、上下左右の首振り角度が多彩で、室内の風をしっかりと循環させることができます。立体形状の羽根は風量を強くすると、より遠くまでしっかりと風を届けることが可能。
ただし、風の指向性は強く、広い範囲に柔らかく風を届けるトレンドとは異なっています。しっかりと風を感じたい、部屋の空気を循環させたいというスタイルにむきます。
幅広い設定が設定が可能なシャープの最上級モデル
蝶の羽根を応用し、柔らかい風を送ることができる「トリプル・ネイチャーウイング」や33段階で変えられる風量調節機能、さらには、タイマー機能やシャープ独自のプラズマクラスター機能など、さまざまな便利機能を搭載した扇風機。
最上位モデルの機種で、値段も3万円ほどしますが、その分、心地いい風を感じられたり、部屋干しの洗濯物に使ったりなど、さまざまな用途に応用できます。
パワーが強く、広範囲に風を送る!
パワフルな風を送ることができる「ネイチャーウイング」を搭載したモデル。強い風を感じることができ、広いお部屋でもしっかり空気を循環させることができます。
さらに、風量は8段階で設定可能。首振りも「上約40°、約90°/下約10°(自動)、左右約90°(自動)」と幅広い角度に風を送ることができます。また、シャープ独自のプラズマクラスターもあり、部屋干しの洗濯物も風を当てれば消臭効果もあります。
パワーが強く広範囲で風を送りたい人におすすめの商品です。

上下左右に自動的に首を振る3Dターン機能搭載
自動的に上下に約100°、左右に約90°の3D回転することで、部屋の空気を効率よく循環できる扇風機。上下に少しだけ首を振る、ハーフターン機能も搭載しており季節やシーンによって使い分けることができます。
本体質量2.4kgと軽いため宅内での持ち運びも手軽。プラズマクラスター7000の発生ユニットも搭載しており、除菌や消臭効果も期待できそうです。衣類消臭モードを搭載しているのもポイントです。
操作しやすいベーシックな扇風機
30cmという大きめな7枚の羽根で、優しく遠くまで風を送ることができるリビング向け扇風機。自動首振りやオフタイマーなど、基本的な機能を備えたベーシックな製品で使いやすいです。
シンプルな操作性で使い勝手のよさを求める人にはぴったり。
まるで高原にいるかのような風が魅力
高原の風を再現した2種類の「ランダム風モード」を搭載。風量がランダムに変わるため、まるで自然の風のような心地よさを味わえます。また羽根は7枚なので、優しさも十分。
羽根にはホコリ防止加工が施されており、お手入れもラクラク。チャイルドロックもあるので、小さいお子さんやペットがいる家庭にもぴったりです。
サーキュレーターとしても使える2WAY型扇風機
ポールを着脱することで、通常の扇風機として使用できるだけでなく、背を低くしてサーキュレーターとしても使用できるタイプの扇風機。
使い分けができるため、暑い季節は直接風に当たったり、寒い季節は暖房の風をお部屋中に送ったりと、気温に合わせてオールシーズン使うことができます。
また、本製品の羽は航空機などの低騒音化対策としても応用される「ウィングレット形状」を採用。そのため、通常よりもさらに風による騒音を抑えられており、日中つけていても気になりませんよ。

DC モーター扇風機ブームの火付け役ブランド
独自開発の二重形状のファンとDCモーターの採用により、自然で心地よい風を実現したGreenFanのモデル。やわらかい風の質やデザイン性の高さが最大の魅力です。
リビングファンとしてはもちろんのこと、パイプを外すことで卓上ファンとしても利用可能。ファン工法のモーター部分の上にスイッチ類を搭載するのが特徴です。カラーバリエーションはホワイト×ブラック、ホワイト×グレー、ダークブレー×ブラックから選べます。
▼タワーファン・ファンレス|高性能・高デザインモデル
温風も冷風もきれいな空気で!
タバコ臭を消臭し、空気中に浮遊する菌やカビ菌、花粉などの作用を抑制するナノイーXを搭載。いつでも部屋の空気を清潔に保つことができますよ。
また、広範囲を優しく包み込む「3D気流」、省エネ性の高い「ひとセンサー」、チャイルドロックなど独自の機能も搭載しています。お手入れも簡単なのでスマートに使えるはずです!
ミニサイズで見た目もかわいい!
キッチンやソファサイドなど、狭い場所にも置きやすいミニサイズです。56cmと従来品の3分の2の高さ。デスクの下に置いて使っても邪魔になりませんよ。
サイズはコンパクトになっても、パワフルさは従来品そのまま。およそ10mまで風を届けます。また、左右だけでなく、上下にも可動するのが嬉しいポイント。かわいらしいカラーも揃っているので、インテリアに合わせて選べます。

極小スペースに設置できるスリムタワーファン
22センチ四方の極小スペースに設置できるスリムなタワーファン。1万円以下で購入できる低価格モデルながらDCモーターを搭載。静音モードを含めて8段階の風力調整機能を搭載しています。
本体上部にタッチスイッチを搭載し、さらにリモコンも付属。上部後方にリモコンホルダーも用意しており、リモコンを無くしにくいのもポイントです。非常にスリムなので洗面所やキッチンなど、スペースが限られる場所にも設置できます。

dyson(ダイソン)『Dyson Cool テーブルファン(AM06DC30WS)』
羽のない扇風機のシンプルモデル
コンパクトサイズながらたっぷりと送風できる羽のない扇風機の単機能モデル。上位モデルのような空気清浄機やヒーター機能は搭載せず、そのぶん低価格で購入できます。
DCモーターを搭載しているため数量は10段階で調節可能。スリープタイマーも15分から9時間の間で細かく設定できます。本体質量が1.9kgと非常に軽く、宅内で持ち運んで使えるのも便利です。

dyson(ダイソン)『Dyson Pure Cool 空気清浄テーブルファン(DP04WS)』
強力な空気清浄機能も搭載
PM0.1レベルの微粒子を99.95%捕集できる、強力な空気清浄機能を搭載するモデル。Wi-Fi機能を搭載し、Dyson Linkアプリ連携に対応。スマートフォンから部屋の空気の汚れの状態を調べたり、動作モードを設定することができます。
最大350°の首振りに対応し、部屋全体に空気を送ることが可能。新たに背面から空気を放出するディフューズモードを搭載し、冬場などに空気清浄機能が利用できます。
一年中使える高性能ファン
夏に扇風機として使うのはもちろん、冬は空気清浄&ヒーターとして活用できる1台3役のファンヒーターです。
夏に気になる部屋干しのニオイや部屋にこもったペットのニオイを脱臭。さらに、花粉やハウスダストなど空気中の汚れを除去します。
シンプルなデザインで操作も簡単。お手入れも楽なので、手間がかからず清潔に使えます。

最大180°回転して広い範囲に送風できる
スタンド後方にキャスターを搭載し、持ち上げることなく宅内を移動させて使用できるタワーファン。風量設定は10段階+ターボを搭載。最大180°の回転もできるため、サーキュレーター並の強力な風を広い範囲に届けることができます。
入タイマーは搭載してませんが、切タイマーは最大8時間まで設定が可能。本体上部の操作パネルだけでなく、付属のリモコンで首振りやターボモードの設定ができるのが便利です。
ベーシックな機能を備えた定番モデル
温風は強弱で切り替えができ、送風は16段階で細かく風量を調整することができます。人感センサーも備わり、人がいないときは自動的に電源がオフになり、省エネ性が高いです。
1・2・3・4時間のオフタイマー設定やチャイルドロック機能なども搭載しているので、就寝時にも役立ちますよ。

高性能な空気清浄機能を搭載するクールデザイン
空気清浄機能を搭載したタワー型のファンレス扇風機。ダイソンとはまた異なった仕組みで送風される仕組みとなっていて、全身に広く風を受けることができます。
タワー型なので設置スペースのみで駆動でき、首ぶりをしても邪魔になることがありません。ヒーター機能などを搭載する高性能モデルとは異なり、送風のみに限定しているため、お買い得なのもポイントです。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 扇風機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での扇風機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
扇風機の購入・利用におけるアンケート結果
扇風機は安いもので2,000円ほどの商品から、高いもので4万円を超える商品まで、幅広いラインナップがあります。しかし、「一体何が違うの?」と迷ってしまいますよね。
そこで、今回、マイナビニュース・ウーマン会員305名に扇風機についてのアンケート調査を実施。購入した商品の価格帯や使用用途、満足したポイント、後悔したポイントなど、幅広く紹介していきます。
※アンケート情報の詳細は記事末尾に記載しております。
▼価格|ほとんどのユーザーの購入価格は1万円未満
まずは価格についてご紹介します。今回、305名のユーザーのうち、リビングファンやタワー型などを含め、「扇風機を持っている」と答えた284名に聞いたところ、約80%が1万円未満の商品を購入しています。


扇風機は、一般的に風を送る家電ですが、商品ラインナップの大半が低価格な製品であり、さらに手軽に購入できるということもあるため、1万円未満で購入するユーザーが多いのではないでしょうか。
▼高級扇風機は何が違う? 1万円以上を購入した人は「静音性」「価格」「風量調節の数」が上位に!
ほとんどのユーザーが1万円未満の商品を購入しているため、「高い扇風機を購入する必要はあるの?」と感じてしまいますよね。
実際、全体ユーザーで満足度を見てみると、「価格」「静音性」「サイズ」が上位になります。しかし、1万円以上の扇風機を購入した90名に注目してみると、「価格」はそのまま上位であるものの、「静音性」と「風量調節の数」が上位に食い込みます。
下記のグラフがユーザーの全体回答と1万円以上購入したユーザー回答の上位3つの比較です。


そもそも、価格に差が出るポイントは主にモーターにあります。5,000円未満などの低価格な扇風機にはACモーターが多く、安価で購入できる一方で、モーター音などが大きくなりがち。逆に、高価格帯の扇風機にはDCモーターが多く、より高性能で風量調整が細かく、自然の風のように柔らかい肌当たりとなり、さらに静かであるメリットがあります。
モーターについては選び方の部分で詳しく解説いたしますが、こういった違いがあるため、満足度の質に差が出てきます。
もちろん、安価なDCモーターの製品もありますが、「ずっと扇風機を使っていると身体が冷えすぎる」「だるくなる」と感じる方は、思い切って扇風機を買い替えてみるのがおすすめ。ずっと使っていても心地よく快適な風を実感できるはずです。
▼「風に当たるだけ」なら安価な商品でもOK!
上記で価格帯が高い高級扇風機の魅力をアンケート結果とともにご紹介しましたが、「風に当たること」がメインの使い方であるなら、安価な商品でも十分です。
実際、アンケートにてユーザーに扇風機の用途を聞いたところ、回答数413票のうち、「直接風に当たり涼むために使用する」と答えたユーザーは半分以上の233票でした。


近年の扇風機は、安価でも最低限の機能が備わっている商品も多いため、「とにかく暑いときに直接風に当たりたい」という人は、安価な商品でも十分満足いくはずです。
選び方によっては、安価で静音性もランキングコストも使いやすさも満足する商品を手に入れられるので、ぜひ本記事の選び方を参考に商品を選んでみてください。
▼「静音性」は重要!ユーザーのおよそ4人に1人が後悔
一方で、アンケートにて「もっと重視しておけばよかったポイント」を聞いてみると、下記のようになりました。


▼静音性について
「静音性」が多くの回答を集めることになりました。「ブーンと鳴る音が気になる」「寝るときに音が気になってしまう」といったコメントが多数ありました。夏場、エアコンの節約のために寝ている間は扇風機をつけるといったニーズもあることから、音に敏感になるのかもしれません。
▼ランニングコストについて
ランニングコストについては、近年の電気代高騰による流れもあり、購入時に意識していなかったユーザーからすると、後悔するポイントになったかもしれません。
▼使いやすさについて
さらに、お手入れ・掃除のしやすさ、風量調節の数といった「使いやすさ」についても多くの回答が集まりました。シーズン外で溜まったホコリを取りたい、もっと強い風or柔らかい風に当たりたいといった細かなニーズは、使ってみないとわからないため、選ぶ際に意識してみてください。
上記にて、扇風機についてのユーザーアンケートの結果と考察を記載しましたがいかがでしたか。
扇風機は価格によって機能性が大きく変わります。そのため大切なのは、高価or安価といった価格の話ではなく、機能面を考えた選び方が重要になってきます。ぜひ本記事を参考に商品知識を身につけてくださいね。
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まとめ|必要な機能の優先順位を決めて
扇風機は、壊れることが少ないため意外と買い換えません。購入する際は、長期間使い続けることを前提に製品を選ぶことをおすすめします。
モーターの種類、風量調節、タイマー、羽根枚数と形状、本体サイズ、デザイン、価格など求めればキリがありませんが何に使いたいか何を重視したいかを考えたうえで、必要な機能の優先順位を決めて比較検討していけばきっと満足の1台が見つかると思います。
みなさんもぜひ、本記事を参考に後悔のない扇風機選びをしてくださいね。
【 アンケートの実施内容について 】
▼基本情報
・調査期間: 2023年4月26日
・調査対象: マイナビニュース・ウーマン会員
・調査数: 合計305名
・調査方法: インターネットログイン式アンケート
※マイナビニュース・ウーマン会員とは、Tポイントが貯まるアンケートやキャンペーンの参加、メールマガジンの購読などができる「マイナビニュース」の会員サービスです。(https://news.mynavi.jp/lp/2018/present/present/register_campaign/)
▼質問内容
・Q1:購入したことのある扇風機のタイプを教えてください。
・Q2:現在使用している扇風機はいつ購入しましたか?
・Q3:購入した扇風機の価格帯を教えてください。(複数回答可)
・Q4:扇風機の主な使用用途として当てはまるものを1つ以上全てお選びください。(複数回答可)
・Q5:購入した扇風機のメーカーを教えてください。(複数回答可)
・Q6:購入してよかったポイントや重宝している機能はどこですか?3つまでお選びください。(複数回答可)
・Q7:購入後に気づいた、「もっと重視しておけばよかった」というポイントはありますか?3つまでお選びください。(複数回答可)
・Q8:Q7で選んだ理由を教えてください。(自由記述)
※2台以上購入している方については、該当するものを全てお選びいただいています。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
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