スパークリングワインとは? シャンパンとの違いも解説!
スパークリングワインとは、発泡性ワインの総称を指します。フランス、スペイン、イタリア、ドイツとさまざまな国で生産されていますが、なかでもとくに、フランス・シャンパーニュ地方で作られた「シャンパン」が有名ですね。
シャンパンは、シャンパーニュ地方で生産されたスパークリングワインのなかでも、法律による厳しい規定をクリアした一部だけが名乗ることができる呼称。高い品質を誇り、世界中から愛されています。
スパークリングワインの賞味期限は?
スパークリングワインは味に強いクセが少ないため多くの人から好かれるお酒ですよね。特別な日の食事にも適していることからイベント用のお酒としても重宝されています。そんなスパークリングワインですが、どれくらい日持ちするのか気になりますよね。実際に賞味期限がボトルに記載されていないので気になる方も多いのではないでしょうか?
ワインはボトルに入れられた後も熟成が進む特徴を持っています。熟成が進みの見ごろを迎える時期は商品や銘柄によっても異なるため賞味期限を設定するのが難しいのです。スパークリングワインに関しては、長い期間保存してしまうと炭酸ガスが抜けてしまうためなるべく早めに飲むと、おいしく味わえます。
未開封のスパークリングワインなら購入してから1~2年以内に飲むようにしましょう。開封後であれば未開封のものよりも炭酸が抜けやすいので、白のスパークリングなら開栓後2〜3日以内、赤やロゼなら5〜7日以内には飲み切るようにして下さい。
スパークリングワインの選び方 ワインエキスパートに聞いた!
日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの石関華子さんに、スパークリングワインの選び方のポイントを教えてもらいました。ポイントは下記。
【1】スパークリングワインの原産国や銘柄で選ぶ
【2】甘口か辛口か、好みの味わいを選ぶ
【3】料理に合わせて選ぶ
【4】どんな製法でつくられているかをチェック
【5】産地やブドウ品種、生産者から選ぶ
それぞれ解説しているので、購入前にポイントを押さえておきましょう。
【1】スパークリングワインの原産国や銘柄で選ぶ
スパークリングワインは原産国によって呼び方がそれぞれ決まっており、特徴や味わいも異なります。用途やコストパフォーマンスを含めて、主要4カ国(フランス・イタリア・ドイツ・スペイン)の特徴を紹介します。
【フランス】ヴァン・ムスー、シャンパン、クレマン
フランス原産のスパークリングワインは「ヴァン・ムスー」と呼ばれます。いろいろな銘柄がありますが、他国と比べると複雑な味わいのものが多い印象です。
フランスではシャンパーニュが有名ですが、この地方以外でシャンパーニュ方式を用いて生産されたスパークリングワインがクレマンです。ガス圧は3~3.5と少し弱め。その泡はシャンパンと同様にクリーミーできめこまかく、上品な味わいですが価格はリーズナブルです。
【イタリア】スプマンテ、アスティ
イタリア語でスパーリングワインを意味する「スプマンテ」は、基本的に甘口で女性に好まれる傾向にあります。スプマンテにはさまざまな種類がありますが、なかでも甘みの強い「アスティ・スプマンテ」は日本でも大人気。
アスティはイタリアの都市で、ワインの産地です。透明感のある薄い金色が美しく、繊細でフルーティな香りを楽しめます。
【スペイン】エスプモーソ、カヴァ
「エスプモーソ」とはスペイン産のスパークリングワインの総称です。エスプモーソのなかでも、シャンパーニュ方式でつくられるスパークリングワインはカヴァと呼ばれ、価格がお手ごろであることから日本でも親しまれています。
実際の味もシャンパンに劣ることなく、コストパフォーマンスは最高。加糖することが少ないため、辛口のものが多いですが、幅広い料理に合う種類です。
【ドイツ】シャウムヴァイン、ゼクト
「シャウムヴァイン」とは、EU原産のワインをドイツで加工してつくられるスパークリングワインです。二次発酵によって加工するのが基本ですが、二酸化炭素の添加も認められており、製法による個別の名称はさらにこまかく分類されています。
ゼクトはシャンパーニュ方式でつくられたシャウムヴァインであり、比較的高級なドイツ産のスパークリングワインです。アルコール濃度や炭酸ガスの含有量、熟成期間にシャンパンのようなこまかい規定があり、高い品質が保証されているといえます。クリーミーな口当たりとフレッシュな味わいは和食に合うと評判です。
【2】甘口か辛口か、好みの味わいを選ぶ
スパークリングワインの味わいには、大きく分けて辛口のものと甘口のものがあります。一般的に、辛口のほうがさまざまな料理に合わせやすくはありますが、ナッツやチーズ、生ハムなどの軽くてちょっぴり塩気の効いたおつまみには甘口のものも好相性です。
そのため、まずは自分や一緒に飲む相手の好み、ギフトの場合は贈る相手の好みがどちらであるかを把握しておくといいでしょう。なお、甘口・辛口のどちらであるかは、たいていラベルに記載されているので参考にしてみてください。
一般的に、辛口のほうがさまざまな料理に合わせやすくはありますが、ナッツやチーズ、生ハムなどの軽くてちょっぴり塩気の効いたおつまみには甘口のものも好相性です。
【3】料理に合わせて選ぶ
スパークリングワインは、あまりにも濃い味つけの料理を除けば、基本的にどのような料理とも合わせやすいです。そのため、スティルワインほど料理との相性を気にする必要はありません。
それでもスパークリングワインを選ぶのに迷ったら、「料理とワインの産地を合わせてみる」というのはいかがでしょうか。和食なら日本のスパークリングワイン、スペイン料理ならスペインのカヴァで乾杯したら、ワインも食事も一層おいしく感じられるはずです!
それでもスパークリングワインを選ぶのに迷ったら、「料理とワインの産地を合わせてみる」というのはいかがでしょうか。和食なら日本のスパークリングワイン、スペイン料理ならスペインのカヴァで乾杯したら、ワインも食事も一層おいしく感じられるはずです!
【4】どんな製法でつくられているかをチェック
スパークリングワインには「トラディショナル方式」「シャルマ方式」などいくつかの製法があります。製法が変われば、当然味わいにも違いがあらわれます。それぞれ特徴をおさえておきましょう。
トラディショナル方式
トラディショナル方式は、ワインを瓶詰めしてから二次発酵をおこなって発泡させる製法。フランスのシャンパンが代表的で、この製法でつくられたものは、シャンパーニュのような繊細な泡立ちや風味を楽しむことができます。
シャルマ方式・炭酸ガス注入方式
トラディショナル方式のほかに、タンク内で二次発酵をおこなう「シャルマ方式」、炭酸ガスを人工的に注入する「炭酸ガス注入方式」といった製法もあります。
これらの製法はトラディショナル方式に比べて手間や時間がかからないため、お手ごろな価格のものが多いです。
【5】産地やブドウ品種、生産者から選ぶ
スパークリングワインの味わいの決め手となるのは、製法以外にも産地や使用されるブドウの品種、生産者などがあります。
お気に入りのスティルワイン(非発泡の通常のワイン)があれば、それと同じ産地やブドウ品種、生産者などのスパークリングワインを選ぶというのもひとつの手。失敗することは少ないでしょう。
このほか、伝統あるワイナリーや、新進気鋭のワイナリーなど、ご自身の共感できるストーリーのある生産者から選ぶのもおすすめです。ワインを飲む時の話題にもこと欠きません。
スパークリングワインおすすめ6選【甘口】 スーパーでも購入できる高コスパの人気ワインを厳選!
ここからは、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート・石関華子さんと編集部が選ぶ、おすすめのスパークリングワインを甘口・辛口別にご紹介。 3,000円以下で購入できるおいしいワインを厳選したので、気軽に試せますよ!
まずは、お酒がニガテな人にも飲みやすく、フルーティな甘さを楽しめる「甘口スパークリングワイン6選」から紹介します!
赤の微発泡性スパークリングワイン
イタリア国内で日常酒として愛されている微発泡性のスパークリングワイン。黒ぶどうの一種であるランブルスコ種は、やわらかな渋みとほどよい甘みが特徴です。
甘すぎず、辛すぎず、いろいろな場面で楽しめるので、BBQやパーティーなどの手土産として最適。ピザやパスタ、生ハムなどとの相性も抜群です。
容量 | 750ml |
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タイプ | 赤・甘口 |
産地 | イタリア |
アルコール度数 | 8.0% |
ブドウ品種 | ランブルスコ |
容量 | 750ml |
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タイプ | 赤・甘口 |
産地 | イタリア |
アルコール度数 | 8.0% |
ブドウ品種 | ランブルスコ |
安い価格で本場イタリアの味が感じられる逸品
こちらも明るいルビー色が特徴的な、イタリアのエミリア・ロマーニャ州でつくられる赤のスパークリングワインです。価格が1,000円以下と安い価格で購入できる美味しいワインとしても有名。
フルーティでフローラルな香りが印象的で、ベリー風味のさわやかな味が楽しめます。イタリアで親しまれていることもあり、パスタやピザ、シーザーサラダ、カルパッチョなど幅広い食事と相性がよいです。
※楽天・Yahooは12本セットです
容量 | 750ml |
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タイプ | 赤・甘口 |
産地 | イタリア |
アルコール度数 | 8.0% |
ブドウ品種 | ランブルスコ |
容量 | 750ml |
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タイプ | 赤・甘口 |
産地 | イタリア |
アルコール度数 | 8.0% |
ブドウ品種 | ランブルスコ |
スッキリとしたキレと甘い香りが特徴
スペイン産の甘くておいしい微発泡性ワイン。果物の女王とも呼ばれるマスカット・オブ・アレキサンドリアを原料としており、もぎたてのマスカット特有のスッキリとした甘い香りが特徴です。
舌のうえでプチプチとはじける繊細な泡には、スイーツが好相性。アルコール度数も5%と低めなので、強いお酒が苦手な方にも飲みやすい一品です。
※楽天は3本セットです
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・甘口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 5.0% |
ブドウ品種 | マスカット・オブ・アレキサンドリア |
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・甘口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 5.0% |
ブドウ品種 | マスカット・オブ・アレキサンドリア |
スーパーでも買える! 度数低めで飲みやすい甘口
オーストラリア産のフルーティな微発泡ワイン。アルコール度数が低めなため、比較的飲みやすく、スイーツと一緒に楽しむこともできます。甘口タイプですが不自然な甘さはなく、マスカットの香りがさわやかでぐいぐい飲めるほど。
スーパーやイオンなどの市販やワイン通販のほか、ファミマ、ローソン、セブンイレブンなどコンビニでも購入できます。ボトルサイズも大きいビンから小さい缶までと、サイズ展開がかなり豊富。
よく合うおつまみとして、中華料理やヘーゼルナッツが推奨されているのもめずらしいですね。 ふだんスパークリングワインをあまり飲まないという方にもおすすめです。
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・甘口 |
産地 | オーストラリア |
アルコール度数 | 7.5% |
ブドウ品種 | モスカート・ビアンコ |
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・甘口 |
産地 | オーストラリア |
アルコール度数 | 7.5% |
ブドウ品種 | モスカート・ビアンコ |

甘口スパークリング白ワインの定番!
天使が描かれたエチケット(ラベル)がなんともかわいらしい、イタリアで不動の人気を誇るワインメーカー・サンテロの天使のアスティ。食用でもお馴染みのマスカットからつくられるこのスパークリングワインは、マスカットやメロン、蜂蜜などを思わせる華やかな香りとやさしい甘さが特徴的。
辛口派の方には物足りないかもしれませんが、ワイン初心者の方や、ふだんワインを飲み慣れていない女性の方などにも飲みやすいスパークリングワインです!
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・甘口 |
産地 | イタリア |
アルコール度数 | 8.0% |
ブドウ品種 | モスカート・ビアンコ |
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・甘口 |
産地 | イタリア |
アルコール度数 | 8.0% |
ブドウ品種 | モスカート・ビアンコ |
マスター・オブ・ワインが監修の甘口スパークリング
南オーストラリア産のシラーズ種からつくられたワインを、シャルマ方式で二次発酵した甘口のスパークリングワイン。口に入れるとベリーのような甘酸っぱく力強い風味のあとに、かすかなスパイス香がただよいます。泡はこまかくクリーミーでやわらかな口当たり。
コルクやスクリューキャップではなく、スパークリングワインにはめずらしい「王冠」を採用しているので、栓抜きでかんたんに開けられます。
アルコール度数は13.5%と少し高め。お肉との相性もいいといわれているので、ワインクーラーに入れてバーベキューで楽しむのもよいでしょう。
容量 | 750ml |
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タイプ | 赤・甘口 |
産地 | オーストラリア |
アルコール度数 | 13.5% |
ブドウ品種 | シラーズ |
容量 | 750ml |
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タイプ | 赤・甘口 |
産地 | オーストラリア |
アルコール度数 | 13.5% |
ブドウ品種 | シラーズ |
スパークリングワインおすすめ7選【辛口】 料理に合わせやすい! 飲みごたえで選びたい人に!
続いて、スパークリングワインの発泡性とともに、キリっとした飲みごたえやワイン本来の味わいを楽しみたい人にぴったりな「辛口スパークリングワイン8選」を紹介します。

ドンペリと間違える!? 極上のロゼのカヴァ
スペインの太陽の恵みをたっぷり受け、厳選されたブドウをブレンドしてつくられたロゼのカヴァ。テレビ番組で、多くの芸能人がシャンパーニュのドンペリと間違えたことから話題になりました。
確かにその泡立ちは、シャンパーニュのそれを思わせるきめ細やかさ。ベリー系の果実や、バラの花を思わせる香りで、甘酸っぱい果実味を豊かに感じる優雅な味わいです。
美しいガーネットのような色をしたこのカヴァがあれば、食卓やパーティーが華やかに彩られること間違いありません。
容量 | 750ml |
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タイプ | ロゼ・辛口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | ガルナッチャ、モナストレル、ピノ・ノワール |
容量 | 750ml |
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タイプ | ロゼ・辛口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | ガルナッチャ、モナストレル、ピノ・ノワール |
果実のフレッシュさが感じられる逸品
プロセッコとは、イタリアのヴェネト州でつくられるグレーラという品種を使用したスパークリングワインを指します。一般的なワイナリーではおこなわないような、果汁を冷凍して保存する手法をとっており、透明度の高いやや緑がかった黄色と、花や果実を思わせる甘くフルーティな香りが特徴。
トマト料理やチキン料理のほか、シーフードにもよく合うでしょう。
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | イタリア |
アルコール度数 | 11.0% |
ブドウ品種 | グレーラ |
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | イタリア |
アルコール度数 | 11.0% |
ブドウ品種 | グレーラ |
きめ細かい泡がさわやかさを運んでくれる
老舗ワイナリー「フレシネ」がつくる、スペインを代表するカヴァ。スペインだけでなく、世界中のワイン愛好家に親しまれているスパークリングワインです。
柑橘系の香りとフレッシュな口当たりが特徴。シャンパーニュ方式で製造されているので、泡のきめ細やかさはさすがのひと言! 辛口なので魚料理だけでなく肉料理にも合いますよ。
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | パレリャーダ、マカベオ、チャレロ |
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | パレリャーダ、マカベオ、チャレロ |

デイリーにも! コスパ抜群スパークリング
コストパフォーマンスの高いワインが多い原産国として知られるチリ。このサンタ・ヘレナのワインブランド「アルパカ」も例外ではありません。サンタ・ヘレナはチリのなかでもいち早く海外進出を果たした名門ワイナリー。アルパカをラベルに描いたアルパカシリーズが有名ですが、このスパークリングワインもそのラインアップのひとつ。
グレープフルーツや洋なし、白い花のような香りに、わずかな甘味と清涼感ある味わい、爽快でキレのある喉ごし。とても1,000円以下で買えるとは思えないような仕上がりです。あらゆる料理に合わせやすいので、デイリーユースにもおすすめですよ。
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | チリ |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | シャルドネ、セミヨン |
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | チリ |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | シャルドネ、セミヨン |

モエシャンが豪州で手掛ける泡!
フランスのシャンパーニュの老舗メーカーであるモエ・エ・シャンドンが、オーストラリアのヴィクトリア州で栽培されたブドウを自社のシャンパーニュと同じ比率でブレンドし、同じ製法でつくったスパークリングワイン。
「シャンパーニュ」と名乗れるのは、あくまでフランスのシャンパーニュ地方で、特定のブドウ品種からトラディショナル方式で造られたアルコール度数11%以上のスパークリングワインのみです。
ピーチやアプリコット、ジャスミン、蜂蜜、ナッツなどの複雑なアロマに、心地良い舌触りとフレッシュでバランスのとれた味わい。本家シャンパーニュにも引けを劣らないのに、おおよそ2,000円台で購入できるコスパにもすぐれた1本です!
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | オーストラリア |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | シャルドネ、ピノ・ノワール |
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | オーストラリア |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | シャルドネ、ピノ・ノワール |
辛口なのに甘さが感じられるクセのない味わい
歴史あるカヴァの最大手メーカー「コドーニュ」社のスパークリングワイン。伝統的なカヴァに使用されるブドウ品種にシャルドネ種をブレンドしており、さわやかな香りと辛口のなかに感じられる若干の甘さ、クセのない味わいが特徴です。
シャンパーニュ方式でつくられており、強めの泡も魅力のひとつ。エビやカニなどの甲殻類や、パスタとの相性がよいでしょう。
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | マカベオ、チャレロ、パレリャーダ、シャルドネ |
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | マカベオ、チャレロ、パレリャーダ、シャルドネ |
きめ細かな泡で口あたりなめらかに
スペイン王室御用達のワイナリーであるコドーニュ社が製造する、シャルドネ種をメインにつかった史上初のカヴァといわれています。インターナショナル・ワイン・チャレンジ2015の金賞をはじめとして、多くの賞に輝いているワイン。色は輝きのある鮮やかなイエロー。最初に南国フルーツの香りが微かに感じられ、柑橘類の香りがつづきます。
キリッとしたさわやかな味なので、海鮮マリネやピザと相性がいいです。
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | シャルドネ、マカベオ、チャレロ、パレリャーダ |
容量 | 750ml |
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タイプ | 白・辛口 |
産地 | スペイン |
アルコール度数 | 12.0% |
ブドウ品種 | シャルドネ、マカベオ、チャレロ、パレリャーダ |
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする スパークリングワインの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場でのスパークリングワインの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
プレゼントにワインを贈る場合のポイント カジュアルなお祝い・プレゼントに!
華やかな印象のあるスパークリングワイン。お祝いの席で飲むことも多いので、自宅で楽しむだけでなく、お酒やワインが好きな人へのプレゼントにすることもあるでしょう。
ここからは、スパークリングワインをプレゼントするときに覚えておきたいポイントを、贈る相手やシーン別に紹介します。
まずは相手の好みを調べよう
食べ物や飲み物を贈るときには、相手が口にすることを前提に選ぶのが重要です。まずは、贈る相手がどんなスパークリングワインやお酒が好きなのかを調べて、ぴったりのものを選ぶようにしましょう。
スパークリングワインの場合には、甘口や辛口、アルコール度数などの特徴があります。カクテルやサワーなどの甘めのお酒が好きな人なら、甘口でアルコール度数の低いもの、お酒好きで日本酒や焼酎もたしなむ人なら、キリっとした辛口を選ぶとよいでしょう。
また、普段からあまりお酒を飲まない方であれば、ミニボトルを贈ってもいいかもしれません。
スパークリングワインを贈るシーンとは?
スパークリングワインには、産地などのストーリーやおしゃれなラベルデザインなど、プレゼントに適したものもたくさんあります。ところが、贈る相手やシーンに応じた価格帯のものを選ばないと、失礼になってしまう場合があります。栄転祝いや、上司の退職祝いなどには、3000円以下のワインは向きません。
3000円以下のスパークリングワインは、カジュアルなお祝いやプレゼントとして最適です。どんなお祝いに贈るといいか、シーン別に紹介していきます。
(1)結婚祝い
結婚式や披露宴などの席でも、乾杯の飲み物として選ばれるスパークリングワイン。縁起がよいものなので、親しい友人への結婚祝いにもぴったりです。
とくにお酒の好きなご夫婦へのプレゼントなら、何本もらっても喜ぶ人が多いです。結婚報告を受けたあとや、新居に招かれたときのお土産として贈るのがよいでしょう。特別な日ということで、名入れの国産スパークリングワインを贈る方もいます。
(2)誕生日祝い
誕生日プレゼントとしてその人の生まれた年と同じ、ヴィンテージワインを贈るという話もよく見聞きしますね。お酒の好きな友人や同僚など、ヴィンテージワインまではいかなくてもおいしいお酒をプレゼントしたい、というときにもスパークリングワインは向いています。
明るい赤のスパークリングワインは華やかな印象もあるため、女性へのカジュアルな誕生日プレゼントにぴったりです。
(3)お土産、おもたせ
お酒が好きな人のご自宅に招かれたときのお土産やおもたせとしても、スパークリングワインはぴったりです。もしも招かれたのが食事の席やホームパーティの場合は、その場で飲めるスパークリングワインを選ぶようにしましょう。
どんな料理とも相性のよいバランスのよいもの、さらに冷やす必要なくそのまま飲めるものを選ぶのがポイントです。
(4)暑気払い
お中元を兼ねた暑気払いの贈り物には、夏の暑さを忘れさせるような清涼感のあるものが好まれます。そのため、シュワっと爽快な味わいが楽しめるスパークリングワインがぴったり。
冷やすとよりすっきりした味わいが楽しめる、白の辛口スパークリングワインが向いています。暑気払いとしてカジュアルに贈りたいときに選びましょう。
(5)バレンタインデー、ホワイトデー
バレンタインデーは女性から男性へチョコレートを贈り、ホワイトデーは男性から女性へお返しのお菓子を贈るのが一般的。ところが、なかには甘いものが苦手な男性や女性もいますよね。チョコレートやお菓子の代わりに、スパークリングワインのプレゼントもよいでしょう。
義理チョコや友チョコの代わりとして、1,000円以下で手に入るお手ごろなスパークリングワインもあります。
贈るときに相性のよい食事やメニューを添えるのもスマート
スパークリングワインを贈るときに「よく冷やしてお飲みください」など、おいしい飲み方を添えながら渡すとよいでしょう。また、「魚介類に合います」など、相性のよい料理のメニューを口頭やメモで添えるのもよいですね。
保存が利く、常温でも持ち歩きができるおつまみやメニューと一緒に渡すと、スパークリングワインと一緒に楽しんでもらえますよ。
スパークリングワインの保存方法は?
飲み切れずに余ってしまったスパークリングワイン、どのように保存すれば美味しさや香りを保てるのでしょうか?
スパークリングワインの保存のコツは以下3つ。
1.ボトルの飲み口を完全に密閉する
2.冷蔵庫など低温環境で保存する
3.ボトルは縦にして保存する
とくに、スパークリングワインの美味しさを損なわないためにも、密閉することが最も大切です。密閉することでガスが抜け、ワインの酸化を防ぐことができます。密閉に便利な「ワイン栓」は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
ワイン専門家からのアドバイス 好みがわかればスパークリングワイン選びもラクになる!
いろいろ試して、好みの産地や品種をしぼっていこう
「スパークリングワインは種類が多くて、いつも選ぶのに迷ってしまう」という方も多いのではないでしょうか。そのような方は、ぜひここで紹介した選び方のポイントやおすすめのスパークリングワインを参考にしてみてくださいね。
また、いろいろなスパークリングワインを試してみることで、ご自身の好みや好きな産地、ブドウ品種、生産者などがよりハッキリしてきます。お手ごろな価格でもおいしいものが多いので、さまざまなスパークリングワインを飲んでみるといいでしょう。
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スパークリングワインで食事に新たな楽しみを!
日本ソムリエ協会認定のワインエキスパート石関華子さんへの取材をもとに、3,000円以内で購入できるお手ごろなスパークリングワインの選び方とおすすめ商品を中心に紹介しました。
パーティやレストランなどで飲む機会の多いスパークリングワインは、お祝いの席でのお酒の役割だけでなく、食前酒やデザートワインとしても親しまれており、日々の食卓でも楽しむことができます。産地や甘口・辛口など、いろいろと比較して、ぜひご自身の好みにあったスパークリングワインを見つけてくださいね。
◆Amazonや楽天を始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しており、当記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部がマイナビおすすめナビに還元されます。◆記事公開後も情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。(更新日は記事上部に表示しています)◆記事中のコンテンツは、エキスパートの選定した商品やコメントを除き、すべて編集部の責任において制作されており、広告出稿の有無に影響を受けることはありません。◆アンケートや外部サイトから提供を受けるコメントは、一部内容を編集して掲載しています。◆「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品スペックは、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。◆レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。