「ワイン栓」のおすすめ商品の比較一覧表
ワイン栓の選び方 ワインの保存に!

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家庭料理家の調 香生子さんに取材のもと、ワイン栓を選ぶときのポイントを紹介します。
密閉性の高いワイン栓を選ぶ
一度栓を開けたワインを保存する際は、酸化による味などの劣化を防ぐために密封力の高い栓を選びましょう。
一方、栓を開けてあまり日を置かずに消費する場合は、ボトルの口にかんたんにはめ込むだけのタイプが使いやすいでしょう。
ポンプタイプならさらに長期保存が可能
さらに、空気となるべく触れさせないようにするには、ボトル内の空気を抜くポンプ機能が付いたタイプを選びましょう。ボトル内の空気を真空状態に近いところまで抜くことができるため、酸化を防止してくれます。
ポンプ自体が栓と一緒になっているタイプや、別になっている製品もあるので、自分が使いやすい方を選びましょう。
三星舎 代表・鍼灸師・家庭料理家
開封したワインの風味を守るためには、なるべく酸化させないよう空気に触れさせない保管が大切。そんな時、瓶の空気を抜いてくれるワイン栓は必需品となります。
わが家では、ワインのほかに自家製の果実ジュースの保管にも使用しています。とくに発酵する心配のあるものは、でき上がったらワイン瓶に移して、定期的に空気・ガスを抜いて冷蔵庫で保管しています。
シャンパンなどの発砲酒は、専用のワイン栓がありますのでお間違えのないように。
ワインボトルの口の大きさを確認して
ワインボトルの口の大きさは、ワインの種類やボトルデザインによってさまざまです。
シェリーなどのボトルは小さめが多いですし、デザートワインなどは細長いタイプもあります。また、シャンパンなどのスパークリングワインは、口周りのガラスが少し分厚いことが多いです。
ワイン栓を購入する際は、普段よく飲む種類を確かめてから選ぶとよいでしょう。
注ぎ口付きなら液だれしない
ボトルの口で液だれしてテーブルクロスなどを汚してしまった経験はありませんか? ワイン栓には注ぎ口が一緒になっているタイプもあります。注ぎ口があると液だれを防止できるので、周囲が汚れることはありません。
ポアラーと呼ばれる注ぎ口があるものもおすすめ。若い年代のワインに使うとポアラーから空気が送り込まれ、ワインの熟成を助けます。普通に飲む以上に風味などを増してくれるアイテムです。
三星舎 代表・鍼灸師・家庭料理家
開けたその日に飲み切るなら、ポアラー機能の付いたものや、ワインマーカーの役目も果たし、食卓を華やかにしてくれるデザイン性のあるものがおすすめです。
ストッパーで保存期間を管理できると便利
お祝い事などでワインを開けて残ってしまい、そのあと飲まずにいると、いつ開けたものがわからなくなることもあります。そのような場合に便利なのが、日付を管理できるタイプです。
開栓した日からどれくらい経過しているかがはっきりしているため、熟成の進み具合もわかり、おいしいうちにワインを消費することが可能です。
収納性をチェック!横置きタイプも便利
ワイン栓を選ぶ際には、ワインを保存する以外の機能にも着目してみましょう。ワイン栓のなかには、横置きにしても転がらないものや、小さくコンパクトなサイズの栓など、多種多様なタイプがあります。
背の高いタイプの場合に起こりがちなのが、冷蔵庫内で立てて保存できないことです。横置きタイプであれば、冷蔵庫内のほかの場所にも置けますし、寝かせるタイプのワインセラーにも対応できます。
三星舎 代表・鍼灸師・家庭料理家
ワインは、開封前ならボトルを寝かせて保管します。そうしないと、コルクが乾き、ワインの酸化や開封時のコルクの破損につながりことがあるからです。
開封後のワインは、こぼれてしまうといけないので、ワイン栓をして冷蔵庫の扉に立てて置くのがいいでしょう。このとき、あまり複雑な構造のワイン栓や上に飛び出したデザインの物だと、冷蔵庫の扉が閉まらなかったり、ほかの食品にあたったりと不便です。
実用性を考えるなら、保管用のワイン栓はシンプルで高さのないものがおすすめです。
昔ながらのコルクも人気
ワインに栓をするための素材としてはコルクが一般的です。コルクが使用されるのは、熟成を助けるほどの空気量を調節して送り込んでくれるためです。
ワイン栓にコルクが使用されているものなら、もともと栓をしていたコルクと作りは一緒なので熟成も進むでしょう。
ただ、しっかりと密封できるわけではないので、できればその日のうち、長くても開栓から3日前後を目途に消費するとよいでしょう。
ワイン栓おすすめ12選 簡単に使えるタイプや横置きできるものなど!
ここからは、家庭料理家の調 香生子さんと編集部が選ぶ、ワイン栓のおすすめ12選を紹介していきます!







通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ワイン栓の売れ筋をチェック
Amazon、Yahoo!ショッピングでのワイン栓の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ワイン栓がないときの代用品は? 使い方も紹介

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ワインの味や品質を保つためにもワイン栓はあった方がいいですが、ない場合の代用品について紹介します。
1.ラップを使う
ボトル飲み口にラップを覆い、輪ゴムで縛って蓋をする方法です。手軽に栓ができますが、密閉性はあまり高くないため、一時的に密閉したいというときにおすすめです。
2.キッチンペーパーを使う
キッチンペーパーを筒状に丸め、水で濡らして硬く絞ります。そしてボトルの飲み口に直接ねじ込み蓋をします。ラップよりも密閉できますが、キッチンペーパーが奥まで入りきらないよう注意しましょう。
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使うシーンに合わせて、お気に入りを探してみて 家庭料理家からアドバイス
三星舎 代表・鍼灸師・家庭料理家
ワイン栓には、さまざまな価格や種類があります。ボトルを横に倒して保存できるキャップタイプや、ワインをおいしく味わうためのワイン栓、後引きせずスマートにワインを注げるワイン栓などなど。
また、風味を保って保管するという用途以外にも、テーブルを華やかに演出できる見た目の素敵なワイン栓もあります。
ワイン好きの人にはいくつあっても足りないものですから、ギフトにもとても喜ばれると思います。シーンに応じて必要なワイン栓を選んで、ワインをおいしく楽しみましょう。
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学生時代の一人暮らしをきっかけに、SNSで朝ごはんの投稿を始めました。 鍼灸師として働きながら、健やかに丁寧に生きる豊かな暮らしと、健康づくりについて考えています。 影響を受けたのは、街の開業医に嫁ぎ「健康とは」と考え続けた祖母の健やかな暮らしの知恵。 衣食住に必要なすべてのものに歴史や風土の影響があり、物の本質を見抜けるようになりなさいという教えを大切にしています。 平成26年「日本の暮らし」をテーマに三星舎を立ち上げ、健やかな生活に欠かせない商品作りを始めました。 美味しくて身体に良い食べ物、調理道具、器など「家庭料理」にまつわる歴史や文化に興味を持っています。