おすすめ商品の比較一覧表
衣類乾燥機の種類・タイプ
外の天気を気にせず、花粉や排気ガス、PM2.5に悩むこともなく、からっと洗濯ものを乾かしたい。そんな願いにこたえてくれるのが衣類乾燥機です。衣類乾燥機には、衣類乾燥のみを目的とした「乾燥機タイプ」と、除湿もできる「衣類乾燥除湿器」があります。それぞれの特徴をみていきましょう。
衣類乾燥に特化した「乾燥機タイプ」
乾燥機タイプは、ドラム式洗濯機のような形の機器のなかに洗濯後の衣服を入れ、乾燥させます。専用ラックなどを使って、洗濯機の上などに設置することが多いでしょう。
衣類乾燥に特化しているため、スピーディーにしっかり乾燥させることができること、干す手間がかからないことがメリットです。ただし、機器は大きく、本体価格、ランニングコストとも高くなります。
洗濯ものを干す手間を省きたいという、時短家事を目的とした方、大量の洗濯物を一気に乾燥させたい方におすすめです。
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部屋干しに便利な「衣類乾燥除湿器」
専用タイプより気軽に導入しやすいのが、除湿器と兼用となる衣類乾燥機。さらに空調機能を強化して、サーキュレーターまで付いているモデルもあります。
洗濯後の衣服をハンガーなどにかけて部屋干しし、部屋を除湿乾燥して衣服も乾かします。専用タイプの衣類乾燥機ほどのスピードは出ませんし、干す手間もかかりますが、衣類乾燥機ほど高価ではありませんし、設置場所も選ばず動かせるのもメリット。一人暮らしの方も導入しやすいです。
部屋干ししていて、「どうも乾ききらない」「ニオイが気になる」とお悩みの方におすすめです。
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衣類乾燥機の選び方
それでは、衣類乾燥機の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の5つ。
【1】乾燥容量
【2】乾燥方式
【3】衣類乾燥除湿器は除湿方式も
【4】乾燥時間
【5】その他の便利機能
上記の5つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】乾燥容量をチェック
乾燥機タイプの衣類乾燥機の場合、一度に乾燥できる衣類の容量を選ぶ必要があります。
1人あたりの洗濯物量の平均は、1日1.5kgといわれています。専用タイプの衣類乾燥機の容量は4~6kg程度のものが多いので、その中で自分に最適なサイズのものを選ぶようにしましょう。また、大型のシーツや毛布を自宅で洗って乾燥させたいときには、大きめのものを選んでおくとよいでしょう。
【2】乾燥方式をチェック
乾燥機タイプの衣類乾燥機の場合、大きく分けて、ガス式と電気式の2つがあります。 除湿器との兼用タイプの場合は、電気で乾燥させます。
「ガス式衣類乾燥機」は乾燥が速い
ガス式乾燥機のメリットは、乾燥が速いことです。電気式の約3倍のスピードで乾かすことができます。乾燥機をひんぱんに使う大家族にはおすすめです。
ただし、設置場所にはガス栓が必要ですし、パイプなどの設置工事も必要になります。初期費用は電気式より高めになることを覚悟しましょう。
「電気式衣類乾燥機」は設置がかんたん
電気式衣類乾燥機のメリットは、特に工事等の必要がないので設置方法がかんたんで、初期費用が安いことろです。一人暮らしや洗濯物が少ない方、将来的に洗濯乾燥機を買う予定がある方は、電気式でじゅうぶんでしょう。
【3】衣類乾燥除湿器は除湿方式もチェック
衣類乾燥除湿器の除湿方式には、大きく分けて「コンプレッサー式」と「デシカント式」、「ハイブリッド式」があります。それぞれの特徴を知って選びましょう。
梅雨時期や夏に使いたいなら「コンプレッサー式」
コンプレッサー式は、3つの除湿方式のなかでは消費電力が少ないので家計にやさしいです。湿気の多い梅雨や、夏場にしっかりと除湿してくれます。一方で冬場の除湿には向きません。
また、動作音が大きくなりがちなのも注意すべきポイント。小さな子どもがいる家庭などは、衣類乾燥除湿器をどの部屋で使うかも考えるとよいでしょう。
冬もしっかり除湿したいなら「デシカント式」
デシカント式は、製品のなかのゼオライト(乾燥剤)に水分を吸着させて、それをヒーターで熱して乾燥した空気を出す方式。そのため、寒い時季でも除湿能力が落ちることはなく、冬や寒冷地での使用に適しています。
また、軽くてコンパクトなモデルが多く、動作音もコンプレッサー式よりも静か。消費電力は、コンプレッサー式よりも高くなります。
いいとこ取りの「ハイブリッド式」
コンプレッサー式とデシカント式を1台にまとめたのがハイブリッド式です。ふたつの除湿方式のいいとこ取りで、一年中使用できます。たくさんの洗濯物でも、スピーディーに乾かすことが出来ますよ。
【4】乾燥時間をチェック
乾燥方式が同じガス式や電気式であっても、選ぶ乾燥機のモデルによって、乾燥が完了するまでにかかる時間は違います。
どれぐらい量の衣類を、どれぐらいの時間で乾燥できるのか、しっかり確認して乾燥機を選びましょう。
【5】その他の便利機能をチェック
乾燥機を選ぶとき、どんな便利な機能がついているかも大事なチェックポイントです。
(a)シワ取り機能:アイロンの手間が省ける
乾燥の仕上げに送風をしてあげることによって、ワイシャツなど衣類のシワ取り機能が搭載された衣類乾燥機があります。
この機能を利用することにより、わずらわしいアイロンの手間が省けるので、時間に余裕ができるでしょう。忙しい毎日を送っている方や、一人暮らしのビジネスパーソンの方には、とくにおすすめです。
(b)タイマー機能:時間を有効活用できる
乾燥時間をあらかじめ設定できるタイマー機能をもった衣類乾燥機は、少ない量の衣類を乾燥させるときなどに役立ちます。アイロンがけをしたいワイシャツなど、ある程度湿った状態で乾燥機から取り出したい場合などにも便利な機能です。
衣類乾燥除湿器の場合は、切タイマーの機能がついているものが、時間を有効に使いたい方に便利です。夜に洗濯をして切タイマーを利用し、部屋干しをすると自動で運転をストップしてくれるので、余分な電力を使わずに朝までに衣類を乾かすことができます。
(c)脱臭・除菌機能:いやなにおい防止に
75℃の高温で衣類の除菌をしてくれる機能や、消臭機能やドラム内除菌をしてくれる機能がついた衣類乾燥機があります。なかには花粉フィルターで花粉を除去してくれる商品も。
衣類乾燥除湿器にも、ウィルス抑制や除菌、消臭機能がついたものがあります。洗濯物の生乾きの匂いが気になる方は、この機能がついた商品を選びましょう。
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衣類乾燥機のおすすめメーカー
衣類乾燥機・衣類乾燥除湿器で人気のメーカーをいくつかご紹介します。
Panasonic(パナソニック)
日本の有名家電メーカーのひとつ、パナソニック。衣類乾燥機、衣類乾燥除湿器においてもラインアップ豊富に展開しています。独自の微粒子イオン「ナノイー」・「ナノイーX」を搭載しているモデルが多く、ウイルスや菌、アレル物質など空気中のさまざまな汚染物質に対してはたらきを抑制するといいます。
HITACHI(日立)
こちらも日本の有名家電メーカーのひとつ、日立。衣類乾燥機、衣類乾燥除湿器ともに展開しており、衣類乾燥機は衣類のしわを伸ばす「ふんわりガード」を搭載していることが特徴です。衣類乾燥除湿器は、コンパクトで軽量、持ち運びも便利なつくりです。
IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)
家電だけでなく、生活雑貨やペット用品など、さまざまな商品を展開しているアイリスオーヤマ。「ジェネリック家電」とも呼ばれる低価格で高品質な家電が人気です。コスパ重視の方は、アイリスオーヤマの商品をぜひチェックしてみてください。
衣類乾燥機おすすめモデル
それでは、おすすめの衣類乾燥機をご紹介いたします。すぐに各商品が見たい方は、下記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ7選|衣類乾燥機
▼おすすめ8選|衣類乾燥除湿器
▼おすすめ7選|衣類乾燥機
ここからは、衣類乾燥機のおすすめ商品をご紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
▼おすすめ10選|衣類乾燥除湿器
続いては、衣類乾燥除湿器のおすすめ商品をご紹介します。こちらもぜひ参考にしてくださいね。
強力な風と除湿機能でスピード乾燥
扇風機で洗濯物に風を当てていても、じめっとしているときは乾きづらさを感じることがありますよね。除湿器の空気をカラッとさせる機能を利用し、乾いた空気を当てることで、室内干しでもスピーディに乾燥。サーキュレーターゆずりの強力な風を利用することで、洗濯物がたくさんある日も、乾いた風をしっかり届けられます。
サーキュレーター単体としても強力で、空気循環に使いたい方にもおすすめ。左右の首振り角度は3段階から選べるため、干すスペースに合わせて調整することも可能です。サーキュレーターと除湿機能を弱運転にすれば、動作音は29dBと非常に静かです。
切タイマーもありますので、明日には着れるようにしたい服があっても、夜のうちに乾かすことができますよ。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 衣類乾燥機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの衣類乾燥機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
衣類乾燥機に関するQ&A よくある質問
衣類乾燥機の置き場所はどうする?

衣類乾燥機は、洗濯機の上か横に専用の棚を設置して置くのが一般的です。ガス式の場合は、プロの業者にお願いして設置してもらいます。一方電気式は、自分で設置することができますよ。工夫次第では、リビングなどに置くことも可能です。
衣類乾燥除湿器の場合は、部屋干しをする場所の近くに置くようにしましょう。
衣類乾燥の電気代は節約できる?

衣類乾燥機は便利だけど、電気代が気になるという方も多いでしょう。確かに電気代はかかりますが、工夫次第で節約しながら上手に使うことができます。
まず、衣類乾燥機を購入する際は、消費電力をチェックし、使用する時間を想定して、どのくらいの電気代がかかるのか計算してみましょう。
電気代を節約する方法として、衣類を乾燥するときは推奨された量を守ることも大切です。多すぎると、しっかり乾ききらずに余計に電気代がかかってしまいます。
あとは、電気料金プランの見直しや、電気料金が安くなる夜間の時間帯に衣類乾燥機を使用することもおすすめします。
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エキスパートのアドバイス
モノレビュアー・家電コンシェルジュ
部屋の温度上昇に注意しよう
衣類乾燥除湿器は空気中の水分を取り除く際、熱を排気として放出します。クーラーとは異なり、室外に熱を放出するわけではありません。室温が上昇するため、夏の暑い時期は部屋の温度が上がりすぎないように注意が必要です。
風通しをよくしたり、クーラーと併用するなどして、部屋の温度をコントロールするように心がけてください。
衣類乾燥機を上手に使いましょう
本記事では、衣類乾燥機の選び方やおすすめの商品の紹介をしてきました。
梅雨の洗濯物が乾きにくい時期や、忙しくて洗濯物を干す時間がない方などには、衣類乾燥機はたいへん便利な家電です。ここで紹介した選び方を参考に、家族構成や、使用環境を考慮して、自分にぴったりとあったものを選んでください。アイロンがけが必要なくなるような機能を備えたものもあり、衣類乾燥機を上手に使うことによって、時間的にも気持ち的にも、生活にゆとりが生まれるでしょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
カルチャー誌や家電誌、モノ系雑誌にてライター・リサーチャーとして活躍。 大ヒットとなった家電のプロモーションや、ガジェット探しなど、仕事内容は多岐にわたる。 一般的な家電から、ちょっとマニアックなものまで「イイモノはとにかく買って試す!」がモットー。 現在子育て中で、キッズガジェットや知育玩具、花火などレジャーグッズは子どもと一緒に愉しんでレビューしています。