除湿機のメリットは? 冬に使えるモデルも!
近年、花粉やPM2.5、黄砂の飛散などにより、部屋干しなどを行う人が増えたことで、家庭用に「衣類乾燥機能付き」の除湿機を購入する人が増えています。
送風の設定をすることで洗濯物も室内乾燥ができ、電気代も抑えられると、洗濯物が多い家庭や部屋に浴室乾燥がついていない一人暮らしの方にも大変人気があります。
一般的には、除湿機の大きな機能は、室内の湿気を取り除く快適な空調作りです。そのため、特に夏に活躍することの多い家電です。
しかし、機種やメーカーの違いにより、除湿や乾燥の機能だけでなくニオイ予防やカビの発生を抑制するもの、除菌機能があるものなどあらゆる性能を備えた幅広い商品が登場。最近だと、湿気だけではなく、冬の結露を防ぐことができるタイプの製品も多いです。
▼除湿機と衣類乾燥除湿機の違い
除湿機には、「除湿機」と「衣類乾燥除湿機」の2種類があります。この2つの違いは、衣類を乾燥させるための機能が搭載されているかです。
一般的な除湿機は室内の湿気をなくしてくれる家電ですが、衣類乾燥除湿機は、衣類を乾燥させられる強い除湿機能を持ち合わせています。
部屋の広範囲に除湿した空気を送り込むといった基本的な機能の他、設置した衣類を検知し、量や温度などに合わせて乾燥させるのに最適な空気を送るといった機能が付与されています。価格は通常より高価になりますが、ジメジメした季節では大変便利な機能になります。
▼除湿方式の違いによる「電気代」の比較
除湿機を使用する電気代は、除湿方式により大きく変動します。本項ではコンプレッサー式とデシカント式で比較しましたので、ぜひご確認ください。※ハイブリッド式については、2つの除湿方式を選択できるため、省略いたします。
本記事でも紹介している商品で、「1日あたりの除湿能力=5.6L」のコロナ『S6320』(コンプレッサー式)と日立『衣類乾燥除湿機(HJS-D562)』(デシカント式)を、電気代の計算式「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気代(円/kWh)」で比べてみると、下記のようになります。
【コンプレッサー式】
製品:コロナ『S6320』(消費電力:190W)
190(W)÷1000×8(h)×27(円/kWh)=41.0円
【デシカント式】
製品:日立『衣類乾燥除湿機(HJS-D562)』(消費電力:460W)
460(W)÷1000×8(h)×27(円/kWh)=99.3円
※どちらも日中8時間使用したとき
※電気代は1kWh単価 27.0円(税込)で計算
機能、除湿能力により変動しますので、あくまで目安ですが、電気代は2倍以上変わってきます。使用する季節ごとにかかる値段なので、夏場・冬場で上記を目安に電気代を考えておきましょう。省エネタイプも多くありますので上手に除湿機を選べますよ。
除湿方法の種類
ひとくちに除湿機と言っても、除湿の方式で室内空調や電気代、性能・便利機能の使いやすさなど、メリットとデメリットが大きく変わります。
本項では、主流である「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」の3種類について詳しく説明します。
購入前にしっかり区別しておきましょう。
▼コンプレッサー式|湿度の高い時期におすすめ
「コンプレッサー式除湿機」は、室内の空気を搭載されている熱交換器により集め、内部の冷却器で一気に冷やすことで、空気中の湿気を結露(水滴に変えて)させて除湿する方式。結露は空気の温度と冷却器の冷気との温度差が大きいほど発生しやすいため、梅雨時や夏場に向いています。逆に、冬場などは効率的に除湿することが難しい場合もあります。
【メリット】
・除湿量が大きく、湿度の高い季節に効果的
・ヒーターを使用しないため消費電力が少ない
【デメリット】
・冬場は除湿能力が落ちる
・コンプレッサーが内蔵されているため動作音が大きい
▼デシカント式|ヒーターを使うから冬でも使える
「デシカント式」は、室内の空気を吸い込み、内部の乾燥剤に通過させることで、空気中の湿気を吸い取り除湿する方式。乾燥剤の水分は内部のヒーターで温め気化させます。空気が低温でも除湿能力を発揮できるため、冬場など季節関係なく使用できます。また、冬場の結露対策にもおすすめ。
【メリット】
・1年中、安定した除湿が可能。
・コンプレッサーを使用しないため動作音が小さい。
【デメリット】
・ヒーターを使用するため、消費電力が大きい。
・ヒーターが室内の温度を上げてしまうので夏場には不向き。
▼ハイブリッド式|サイズは大きいが一年中使える
「ハイブリット式」は、コンプレッサー式とデシカント式の各構造のいいところ取りをした方式。夏場にはコンプレッサー式を稼働させ、冬場はデシカント式を稼働させるといった動かし方ができるため通年で除湿効果を得ることができます。しかしその分、値段も高額になり、また寸法(サイズ)も大きくなりがちです。
【メリット】
・「コンプレッサー式」「デシカント式」の構造を組み合わせているため、年中使える。
・最適な除湿方式を選択できるため、ランニングコストが抑えられる。
【デメリット】
・2つの方式を搭載するため、部品が多く本体サイズが大きい。
・高機能な分、価格が高くなる傾向にある。
(★)ポイント1:方式を選ぶ基準は「いつ使用するか」
気温が高くて湿気が多い場所なら、コンプレッサー式。寒冷地などで一年中湿気が多い場所なら、デシカント式。通年で使うなら、両方の機能を持っているハイブリッド式。
使う時期と環境にとって最適な方式の除湿機を選んでください。
(★)ポイント2:狭い場所には小型なペルチェ式もおすすめ
ペルチェ式は、金属の結合部に電流を流して熱を発生させる特徴のあるペルチェ素子を利用することで、水蒸気を結露させて除湿する方式。小型で静音性が高く、室温が高い時に除湿効果を発揮するため、クローゼットの中や浴室、トイレなどの狭い場所でも使いやすいです。価格も安く、手軽に購入できるメリットがあります。
しかし、コンプレッサー式やデシカント式、ハイブリッド式と比べると除湿能力が低く、広い部屋や衣類乾燥などの機能性は見込めません。また、寒い冬などの除湿には不向きという特徴もあるのと、日本製の製品がほとんどないため、製品選びを慎重にする必要があります。
除湿機の正しい選び方
ここまでに解説した除湿方式の種類をおさえ、ここからは除湿器を選ぶ際のチェックポイントを紹介していきます。ポイントは下記のとおり。
【1】除湿能力と適応面積
【2】タンクの容量
【3】衣類乾燥機能
【4】手入れのしやすさ
【5】その他の便利機能
上記のポイントをおさえることで、より具体的に除湿機の欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
梅雨の部屋干しにも冬の結露対策にも便利な除湿器を、ぜひ見つけてくださいね。
【1】除湿能力と適応面積をチェック
除湿機の能力は、1日で除湿できる水の量である「1日あたりの除湿能力」で表され、その数値が大きいほどスピーディーに除湿できます。また、除湿できる面積(畳数)も「適応面積」という数値で表され、除湿能力の目安として参考になります。なお、木造と鉄筋コンクリート造といった家の構造によって、適応面積は変わります。目安として下記をご覧ください。
【1日あたりの除湿能力:5~6L/日の場合の目安】
・木造住宅の除湿面積:~7畳
・鉄筋住宅の除湿面積:~14畳
【1日あたりの除湿能力:10L/日の場合の目安】
・木造住宅の除湿面積:~13畳
・鉄筋住宅の除湿面積:~25畳
※部屋干しする洗濯物の量がいつも多い、素早く除湿したい、などの希望がある場合は、ワンランク上の能力を備えた機種の購入が適しています。
部屋の広さとつくりを確認したうえで製品を選びましょう。
チェックすべきは「適用スペース」
除湿機には性能発揮できる適用スペースが決まっています。ただしこの適用スペースは除湿のスペースであり衣類乾燥とは異なることに注意が必要。
基本的には出来る限り大容量タイプを選ぶのがオススメですが、寝室やクローゼットの中だけを乾燥させたいといった場合には、コンパクトタイプでも対応可能です。
なお、密閉性の低い木造物件(戸建て)の場合は、密閉性の高い鉄筋(マンション)と比べて適用スペースは約半分になります。
【2】タンクの容量をチェック
除湿機は、空気中の水分を取り除き、除湿機内のタンクに溜めておきます。そのため、湿度の多い季節ともなると驚くほどタンクに水が貯まります。
除湿能力が高くてもタンクが満水になると除湿機自体がストップしてしまいます。もちろん、こまめに溜まった水を排水すれば問題ありませんが、かなりの手間です。本体サイズの関係もありますが、大きめのタンクを選んでおくと安心ですし、手間も少ないでしょう。
【3】衣類乾燥機能をチェック
花粉、PM2.5、黄砂対策、セキュリティ面などにより、洗濯物の部屋干しに活用する場合は衣類乾燥機能をチェックし、洗濯物の量に応じた機種を選びましょう。
一人暮らしで浴室乾燥などがついていない場合や、洗濯物が多い大家族の方などは、部屋干しをすることも多いでしょう。特に、部屋干しは、乾燥時間が長くなることにより雑菌の繁殖や洗濯物特有のイヤなニオイが発生しがちです。製品ごとの乾燥時間をチェックして短い時間のものを選ぶのがおすすめです。
洗濯する場所に応じて送風の方向を調整できるものなら、より効率的に衣類乾燥できます。
パナソニックのナノイーやシャープのプラズマクラスターなど、ブランド独自の除菌や脱臭機能を備えた機種もあります。
衣類乾燥でチェックすべきは「送風機能」
室内の除湿だけでなく部屋干しをするために衣類乾燥機として使う場合は、送風性能をチェックしましょう。
赤外線センサーなどを使って衣類の温度を検知し、冷たい衣類がある場所に効率的に風を送る衣類乾燥機や、 より広い範囲に送風できる衣類乾燥対応タイプを選ぶといいです。ただし、衣類乾燥にはそれなりに電気代がかかる点は理解しておきましょう。
【4】手入れのしやすさをチェック
空気清浄機と同じように、除湿機も空気を循環させる仕組みであることから、使用頻度に応じた定期的なメンテナンスが必要になります。下記におおよそのメンテナンス方法を記載したので、イメージしてみてください。
【タンクのメンテナンス方法】
カビを発生させないように、月に1回程度はタンクとタンクのフタを水ですすいで、できれば水気をとった状態にしてください。長期間使用しない場合は、極力内部を乾燥させてください。
【フィルターのメンテナンス方法】
2週間に一度はフィルターや空気の吸い込み口に付着したホコリを掃除機などで吸引してください。可能であれば、水洗いしてからしっかり乾燥させるのが理想です。フィルターの汚れは除湿効果の低下につながり、電気代にも影響します。注意しましょう。
フィルターの手入れのしやすさ、交換時期の目安やコストなど、購入後、実際に使ってみると想像以上に面倒だったりと、後悔する人もいます。事前に確かめ、手間のかからないものを選びましょう。
【5】その他の便利機能をお好みでチェック
各除湿機には、様々な便利機能があります。マストの機能ではありませんが、あると生活がグッと快適になりますので、こちらもぜひ参考にしてください。
▼自動で空調を管理できる「検知(センサー)機能」
センサーにもいろいろな種類があり、温度や湿度を検知し運転を停止したり、運転モードを自動で切り替えたりできるなど、ムダなく効率的な運転が可能になります。
また湿った部分を検知して集中的に乾燥させる機能を備えた機種も存在します。 センサーがあると、生活を快適にすることはもちろん、省エネや時間とお金の節約にも役立ちます。
▼夜間の稼働でも安心な「静音性」
客人を自宅に呼んだときや夜や就寝中に稼働させる場合、静音性も大切なチェックポイント。除湿方式によって静音性は変わりますが、比較的、静音性が高いものはデシカント式です。
しかし、コンプレッサー式も含め、除湿の強弱のモード変更で小さくなったり、静音モード搭載の機種もあるため、幅広い種類を選ぶことが可能です。
▼お手入れ簡単!本体内部に残った水滴や湿気を乾燥「内部乾燥機能」
内部乾燥機能は、除湿機内部に残った水滴や湿気を自動で乾燥してくれる機能。
エアコンの自動クリーン機能と似ていますが、除湿機を使用していないときに、内部乾燥を1時間ほど掛けることで、湿気からくるカビや汚れを予防することができます。
▼水を捨てる手間を省ける「連続排水」
連続排水とは、溜まった水をホースから直接排水できる機能。中にはホースを別途用意する必要があるものもありますが、タンクの水をいちいち捨てる手間を省けるので便利です。
一人暮らしや子どもが多い方は、家事の手間を少しでも省けるものが嬉しいですよね。ぜひチェックしてみてください。
▼涼しい風で夏場も快適!「冷風機能」
冷風機能は除湿をしつつ、涼しくて快適な空気を送り出す機能。夏場などの蒸し暑い気候のときに、暑さ対策として活躍します。
扇風機やエアコンのように、部屋の空気を快適に維持してくれるので、こちらもぜひチェックしてみてください。
▼好きな場所に移動できる「キャスター付き」
部屋の除湿と衣類乾燥など、使用目的が複数ある場合は、移動がしやすいキャスター付きがおすすめです。除湿器は大型のものが多いので、少しの移動でも運びやすいタイプがよいでしょう。
また、同じ階で移動するならキャスター付き、違う階に運ぶなら取っ手がついてるタイプなど、生活スタイルに合ったものも◎
除湿機の人気メーカー・ブランド
除湿機には、有名なメーカーだけでなく、除湿機界隈で有名なメーカーもあります。そして、各特徴があります。選択肢を狭めないよう、各メーカーの特徴を解説いたしますので、こちらも参考にしてください。
▼パナソニック(Panasonic)|「ナノイー」技術を搭載
パナソニックは、家庭用から業務用まで幅広い電化製品の製造・販売を行っています。それらのノウハウを他製品にも応用しているのが特徴で、除湿機にもしっかり応用されています。
特に「ナノイー」技術が代表的な特徴。空気中の菌を吸収し、空気や衣類を清潔するだけでなく、部屋干しの際のニオイも抑制します。また、デシカント方式とハイブリッド方式など、幅広いラインアップがあり、自宅にピッタリの商品が選べることも特徴です。
▼シャープ(SHARP)|「プラズマクラスター」がニオイを抑える
シャープは、パナソニックと同じく、幅広い家電製品を開発・販売している大手メーカー。特に有名なのが「プラズマクラスター」です。ニオイを発生源から抑える、脱臭効果が期待できます。
また、空気中のウィルスの除去効果も期待できるので、室内の空気を綺麗にするだけでなく、花粉やPM2.5対策にもおすすめです。
▼アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)|デザインが豊富でおしゃれ
アイリスオーヤマは、高機能で比較的安価な機種を幅広く展開する家電メーカー。アイリスオーヤマの除湿機の圧倒的な特徴は、豊富なラインナップです。
除湿能力やサイズ、部屋干し用の乾燥機能まで、用途に合わせて自分にピッタリの機種を選びやすく、手軽に購入しやすいため人気です。デザイン性も近年おしゃれなものが増え、インテリアとしても活躍するなど、使い勝手がいいです。
▼コロナ(CORONA)|乾燥機能に注目!
コロナは、エアコンや石油ストーブ、ファンヒーターなどで有名な家電メーカー。ヒーターなどの分野で有名ですが、一般的な除湿機も製造・販売しています。
特に衣類乾燥除湿機については、速乾や節電機能など、乾燥機能を使用するときに活躍する機種が多いです。
【2023年発売】除湿器の最新機種5選
ここでは、エキスパートと編集部が選んだおすすめの商品を紹介する前に、2023年発売の最新機種を5つ紹介します。最新の機能が搭載されたモデルもあるので、お見逃しなく!
冬場もしっかり除湿、真下におけるコンパクトタイプ
プラズマクラスター搭載で、部屋干し衣類のイヤな臭いを抑制しながら、しっかり衣類を乾燥させてくれます。360°全周吹き出しでラックに吊るした衣類の下から風を当てて、効率よく乾燥します。コンパクトでも約2kgの洗濯物を99分でスピード乾燥。
寒い季節でも能力が落ちにくいデシカント方式だから冬場もしっかり乾燥します。
安心の日本製。大容量4.5Lタンクでパワー加湿
抗菌・防カビフィルターを搭載したコンプレッサー式除湿機。除湿は自動・強・弱・冬モード、衣類乾燥はeco・夜干し・標準・厚物などさまざまな条件にもばっちり対応できます。1~9時間「切」タイマー付なので、寝る前にセットしておくと安心です。
フィルターは10年交換不要フィルターなので、お手入れもラクラクが嬉しいですね。
冷風・衣類乾燥・除湿・消臭がこの一台で
プラズマクラスターで部屋干し衣類の生乾き臭を消臭しながら、衣類を乾燥します。室温差約-10℃の冷風が出るので、熱がこもるキッチンや脱衣所、洗面所などで大活躍してくれます。室内の湿った空気を冷却器で冷やし、結露させることで除湿。結露しやすい暑い季節に省エネで高い能力を発揮します。
お部屋を除湿しながら、プラズマクラスターが付着カビ菌の増殖を抑制してくれます。
手軽に除湿、しっかり衣類乾燥
コンプレッサー式だからしっかり除湿できて、電気代がお得でうれしい一台。自動モードでは湿度を60%に保って快適節電。汚れがつきにくく落ちやすい、抗菌・防カビ仕様の熱交換器を採用。両手で持てる大型とってが付き、スリムなのにちゃんと乾く衣類乾燥除湿器です。
使いやすい操作パネルは一目でわかり、湿度もランプでお知らせしてくれます。
変色する葉っぱで湿度をお知らせ
薄くて軽いコンパクトなボディーで、キャビネットやデスク上などに気軽に置ける除湿器。上部にある葉っぱ型の吸湿インジケーターが吸湿度の上昇に伴い、オレンジ色から橙色、そして緑色に変わる可愛いデザインになっています。シリカ吸湿性粒子・多孔構造による高効率吸湿で、空気中の水分を吸収します。
卓上タイプなのでどこへでも置くことができます。吸湿面積が広く、効率的に除湿してくれますよ。
除湿機のおすすめ30選
続いては、白物家電選びのプロ、コヤマタカヒロさんと選んだ除湿機のおすすめ商品をご紹介いたします。
▼おすすめ|コンプレッサー式
▼おすすめ|デジカント式
▼おすすめ|ハイブリッド式
▼おすすめ|コンパクト・コードレスタイプ
各商品がすぐに見たい方は、上記のリンクをクリックしてくださいね。
▼おすすめ10選|コンプレッサー式
スリムでもしっかり除湿のパーソナルタイプ
コンプレッサー式でカラッと部屋干し約136分。給食着やワイシャツ、スポーツウェアといった少量の衣類ならわずか30分程度で乾いてしまいます。しっかり除湿できて電気代も節約できるのも嬉しいポイント。
さらに、約11時間連続運転可能なビッグタンクを搭載。蓋つきなので水こぼれも安心です。
部屋干しの気になる臭いを抑制
部屋干し衣類のイヤな臭いも、プラズマクラスターが抑制してくれる衣類乾燥除湿機。足元周りのジメジメ対策を考えて、下向き約45°でプラズマクラスターイオンと除湿された風を届けます。本体にホースをつなげば、連続排水でき、長時間運転も可能です。狭いスペースでの部屋干しにピッタリの一台です。
洗いにくい衣類も手軽に消臭できますよ。
毎日のこまめな洗濯物の乾燥に
衣類を乾燥させながらプラズマクラスターイオンを放出し、部屋干し衣類のイヤな臭いをしっかり抑制。乾かした後も取り込むまで消臭する2段がまえで、部屋干し衣類に残りがちのイヤな臭いをしっかりガードしてくれます。お部屋のカビを未然に防ぐ、「カビバリア運転」で赤ちゃんも安心ですね。
凹凸が少なく洗いやすいのでお手入れも簡単です。
部屋干しでも安定した乾き心地
夏場はコンプレッサー方式で省エネ除湿、冬場はデシカント方式を併用して、除湿能力を維持するハイブリッド式除湿器。バランスよく組み合わせるから、1年を通じて高い除湿能力を発揮します。広角ワイドルーパーで3種類(スイング/スポット/ワイド)の左右スイング、 4種類(上向き/前方/下向き/広角)の上下スイングで除湿された風を衣類に届けます。
生活に合わせた様々な干し方に対応し、効率的に乾燥させてくれます。
季節や地域を問わず、 ハイパワーで除湿
通常、除湿量が減ってしまう冬場の低気温下では、「おまかせ霜取」と「冬モード」がサポート。「おまかせ霜取」は熱交換器の霜取をして室温1℃からでも除湿可能。「冬モード」は強運転時よりパワフルな運転で、低温時の除湿量をアップさせます。7畳のお部屋を約19分ですばやく快適に。
また、下吹きルーバーで、ふとんやカーペット、床面の湿気もしっかり除湿できます。

温度センサーによる強力な衣類乾燥機能を搭載
温度センサー「部屋干し3D ムーブアイ」を搭載し、濡れた衣類の温度をきめ細かく検出して強力に集中乾燥してくれるモデル。除湿はもちろんのこと、衣類乾燥を重視する使い方にベストです。
衣類全体を乾燥したあと、乾き残った部分に集中的に風を送ることで生乾きを防ぐことができます。
送風用のルーバーの角度も左右100°、上下160°と広く、広範囲に風を送れます。送風と除湿を組み合わせた節電モードを搭載しているのもうれしい点。クローゼットの中や浴室などをしっかり除湿してカビを防ぐことができます。

省スペースに設置できるコンパクトタイプ
8畳から16畳までの家で使える格安モデルですが、除湿量は最大約6.5L/日とパワフルなのがポイント。
湿度センサーを搭載し、設定した湿度より低い場合に送風運転を行う設定を用意。
もちろん連続での除湿運転も反応。衣類乾燥を行いたい場合は、フラップの角度を手動で2段階に調節して、しっかりと風を当てることができます。
タンク容量が1.8Lと小さいのは注意点。強力に除湿する場合はこまめに水を捨てる必要がありそうです。

除湿と同時に消臭などができる、コスパ最強除湿機
A4サイズのスペースに設置できるコンパクトモデル。除湿と同時にプラズマクラスターによる消臭効果や雑菌の繁殖抑制効果が期待できます。
本体の上にスーツや制服などをかけておくと手軽に汗臭やたばこ臭などの消臭が可能です。
また、床まで届く下向き送風機能を搭載しており、浴室マットや床などの除湿と雑菌の抑制ができます。小型サイズながらタンク容量が2.5Lと大きめなのもポイント。
タンクにハンドルが付いていて、水が捨てやすいのも便利です。

広い部屋もしっかりと除湿できる大容量タイプ
リビングなどをしっかりと除湿したい場合に最適な大容量タイプです。除湿能力は15.5/日、18/日(50/60Hz)とパワフル。
下吹きルーバーを搭載しているので布団やカーペット床面などの除湿も可能。
コンプレッサー方式ながら、気温1℃から除湿できる冬モードを搭載しており、一年中活躍することができます。衣類乾燥モードでは約6kgの衣類を一気に乾燥することができます。
38dBと低騒音の夜干しモードも搭載しています。
スタイリッシュなデザインと自動調節機能が魅力
海の貝殻をイメージして作られたファッション性のある除湿機。インテリアとして部屋におくだけで、おしゃれな雰囲気を醸し出します。
また、デザインだけでなく機能性も十分。知能恒温システムや高精度な湿度センサーを搭載し、部屋の湿度や湿度に合わせて自動的に除湿してくれます。
また、マイナスイオンも発生させ、空気清浄もでき、衣類乾燥機能も常備。デザイン性・機能性に優れた除湿機です。
▼おすすめ6選|デジカント式

本体上部の大型サーキュレーターでワイドに送風
強力に送付できるキュレーターを搭載する除湿機。スイング機能を搭載しているため、50°から90°までワイドに送風できます。
さらに上下の角度も最大90°まで調節が可能。衣類などに狙って風を当てることができます。
弱モードにすると動作音は29dBと非常に静か。寝室などでも利用できます。
サーキュレーターと除湿の強さをそれぞれ別々に3段階で設定可能。64cmと背が高いため、設置スペースが少なく、高い場所に吊るした衣類には風が届きやすいです。

広い範囲に衣類乾燥用の送風が可能
本体上部の約110cm幅、前後160°に広く風を送ることができるモデル。洗濯物などを干した場所の下に本体を設置することで素早く衣類乾燥が可能です。
幅17.8cmと非常にスリムなので設置スペースを取らないのも魅力。
クローゼットの中など、狭い場所にもスムーズに設置できます。 外干しした後の半乾きの洗濯物を一気に乾燥させる仕上げモードを搭載。
最後にカラッと乾かすことができます。本体にハンドルが付いているので持ち運びやすいのもメリットです。

部屋内の広範囲に風が送れるオートルーバー搭載
除湿能力5.6L/日のコンパクトモデル。前から上方にかけて150°に除湿のための送風ができるオートルーバーを搭載。
前方50°と上方100°に集中的に送風することもできます。本体幅は約17.4cmで省スペースに設置が可能。ハンドル付きで寝室から浴室など、宅内の移動も手軽です。
タンク容量は1.8Lと少な目なので、こまめな水捨ては必須。2017年発売モデルのため非常に低価格で購入できるのもポイントです。

除湿は控えめだがスリムで低価格
2.2L/日と除湿能力はかなり控えめではありますが、そのぶんコンパクトで低価格なのが魅力のモデルです。
幅16.5cmのスリムボディを採用。タンク容量は2.0Lなのでほぼ丸1日つけっぱなしにしても問題なしです。
広い部屋には不向きですが、寝室やクローゼットなど、狭い空間の除湿なら問題なし。急速衣類乾燥はできませんが、一晩かけてゆっくりと除湿、衣類乾燥したいという使い方に向いています。

部屋干し臭を抑制できるナノイー機能を搭載
軽量コンパクトだから持ち運びで使えるモデル。除湿機能に加えてナノイー機能を搭載するのが特徴。
衣類についた部屋干し臭の原因となる菌を除菌することで、臭いをカットできます。
除湿能力は5.4L/日/5.6L/日(50/60Hz)。大口径ルーバー約110cmワイド送風機能により、ワイド送風機能により広い範囲に干した衣類を効率よく乾かせます。
花粉モードや匂いモード、サニタリーモードなどのケアモードを搭載するのもポイントです。
一人暮らしにおすすめのコンパクトサイズ
物干しラックの下に置いて、省スペースで衣類乾燥ができる優れモノ。高さ約32cmなので、干した洗濯物の下から風を当てて効率的に乾燥できます。
デシカント方式なので、雨や雪など天気が悪い時期でも衣類をしっかり乾燥。部屋干しのニオイも抑えて、狭い部屋でも快適に使えます。
▼おすすめ7選|ハイブリッド式
狭いスペースでの部屋干しに
部屋干し衣類のイヤな臭いを抑制しながら、しっかり衣類を乾燥します。部屋干し衣類の
生乾き臭、衣類に付いた汗臭、衣類やお部屋に付いたタバコの付着臭など生活のあれこれの臭いも一掃してくれます。脱衣所のマット、カーペットや床、窓ガラスの敷居など、ジメジメが気になる足元周りにもプラズマクラスターイオンと除湿された風が届く、下吹きルーバーを採用しています。
洗面所やクローゼットなどでの衣類乾燥や除湿・カビ対策・消臭に。軽量&コンパクトデザインだから、使いたい場所に手軽に持ち運べます。
梅雨も冬も、1年中スピード衣類乾燥
パナソニック独自のハイブリッド方式は、「コンプレッサー方式」と「デシカント方式」のいいとこ取りをした「かしこい機構」。気温に合わせて、2方式のバランスを自動的に切り替えながら、季節や天気に関係なく、1年中強力な除湿力を発揮します。気温に合わせて、2方式のバランスを自動的に切り替えながら、季節や天気に関係なく。1年中強力な除湿力を発揮します。
ナノイーXのチカラで、部屋干し臭をすばやく脱臭しながらニオイの原因菌を除菌してくれます。
ハイブリッド方式だから1年中パワフルに除湿
ジメジメした梅雨も寒い冬場も、1年中スピーディーに衣類を乾燥できるプラズマクラスター搭載除湿器。コンプレッサー方式とデシカント方式をバランスよく組み合わせ、たくさん干してもカラッとスピーディー。プラズマクラスター25000搭載で部屋干し特有の生乾き臭をスピード消臭してくれます。
[臭い戻り対策モード]に設定しておけば、乾燥後もプラズマクラスターイオンの放出を継続。臭い戻りを抑制するので、すぐに取り込めないときでも安心です。
「ハイブリッド方式」なのにコンパクト
高さを抑えたコンパクトなボディは、洗濯物の真下に収まり省スペース。シンプルなデザインなので、インテリアにもなじみます。仕上がりを検知し、自動でストップしてくれる「カラッとセンサー」を搭載。洗濯物の真下に置いて「上方向」を選べば省スペースで効率的に衣類乾燥できます。
脱臭・除菌に加え、さらに洗濯物に残った界面活性剤の成分の抑制までしてくれる高性能モデルです。
大量の洗濯物も、パワフル&スピード衣類乾燥
ハイブリッド式を搭載したモデル。ハイブリッド式とは、梅雨・夏に強い「コンプレッサー方式」と、秋・冬にも強い「デシカント方式」の運転比率を自動的に切り替え、優れた除湿力を発揮します。天気や季節に関係なく、常に最適なバランスで運転するから、無駄な電気代も抑えられます。
洗濯物が乾きにくい梅雨時や、寒さと雪が続く冬場も、1年中すばやく乾かすことができます。

気温や湿度に応じて最適に動作するハイブリッド方式
梅雨時43分、冬期でも59分で衣類乾燥ができるハイパワーモデル。
幅165cmのワイド送風機能を搭載し、広い範囲に干した洗濯物にしっかりと送風できます。
また、ウォークインクローゼット内の臭いや湿気を取りたい時に使えるクローゼットモードなどを搭載。衣類の臭い取りに使えます。
送風範囲やスイングの方向などを細かく設定できるのもポイント。一年中室内干しという家庭にオススメできる本格派です。
パワフルな衣類乾燥機能!
洗濯物が大量でも、スピーディーに乾燥するパワフルな衣類乾燥除湿機。独自の「ナノイーX 48兆」を搭載し、イヤな部屋干し臭を抑えます。
左右それぞれのルーバーが別々に動くから、洗濯物をまとめて干してもムラなく乾燥。省エネモードや自動停止機能など、省エネモードも充実していて、電気代の節約にもなります。
▼おすすめ2選|コンパクト・コードレスタイプ
コンパクトで機能性十分の除湿機
気化式加湿・除湿・消臭の3つができる、デスクの上に乗せられるほどの小型除湿機。小型サイズで使い勝手がいいだけでなく、機能性も充実しています。
形もシンプルでおしゃれ。パソコン作業やキッチンなどでも活躍します。また、小さいため、手入れもしやすいため、サブ機として購入するのもおすすめです。
3R SYSTEMS『コンパクト除湿機 カルカラ』
コンパクトなコードレスタイプ
コードレスでどこでも使えるコンパクトサイズの除湿機。キッチンやクローゼットなど、収納スペースの除湿にも使えます。
繰り返し使える除湿剤(シリカゲル)を使用していているから、水捨てや除湿剤の交換も不要。コスパ良く使える便利なアイテムです。
「除湿機」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの最新人気ランキングを見る 除湿機の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの除湿機の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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目的に合わせてぴったりの商品を見つけよう!
除湿能力の大きさ、価格、電気消費量など様々なポイントから除湿機を選ぶことができます。
湿気の除去や洗濯物の乾燥機能など、当たり前になりつつある機能から、花粉やPM2.5、黄砂などの除去目的、室内の空気をいつも清潔に保つ機能まで、幅広い商品が出ています。みなさんもぜひ、本記事を参考に、後悔のない除湿機選びをしてくださいね。
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1973年生まれ。大学在学中にライターデビュー。現在はデジタル&家電ライターとしてパソコンからデジタルガジェット、AV機器、白物家電全般を専門分野として執筆活動を展開。得意分野は調理家電。寄稿先はモノ雑誌を中心で、ファッション誌、ニュースサイト、そしてメーカーのwebサイト、オウンドメディアなど多岐にわたる。AllAboutガイドも勤める。執筆以外に企業へのアドバイスやコンサルティングなども行う。