シューズドライヤーの選び方
靴は清潔に長くはきたいもの。ときには雨に濡れたりスポーツのあとで靴が湿ったりすることもあります。そんなときに便利なのがシューズドライヤー。選び方を解説していきます。ポイントは以下です。
【1】タイプ
【2】重量や大きさ
【3】電源コードの長さ
【4】音の大きさ
【5】オプション機能
それぞれ詳しくみていきましょう。
【1】タイプをチェック
シュードライヤーの乾かし方にいくつかのタイプがあります。一つひとつ解説していきます。
▼温風タイプ|すぐに乾かせる
温風タイプは、文字通り温かい風を靴に送ることで乾燥を行うタイプ。シューズドライヤーといわれてまっさきに思い浮かべる人も多いスタンダードな型です。
雨に濡れてしまったあとや、洗いたての靴をすぐに乾かしたいときにおすすめです。
▼温熱タイプ|コンパクトで持ち運びしやすい
温熱タイプは、本体が発熱することで乾燥を行うタイプ。置き型の温風タイプと比べて、コンパクトで持ち運びしやすい形のものが多いです。
直接靴に差し込み熱を発するので、乾きにくいつま先まで乾燥させることができます。
▼乾燥剤タイプ|電源不要、天日干しすれば復活
乾燥剤タイプは、スニーカーやパンプスなどにすっぽりと入れて靴内を清潔に保つタイプ。
電源を必要としないものも多く、一度使っても本体を天日干しすれば繰り返し使用できます。
ふだん用の靴だけでなく、特別なときにはく靴に入れておくことで防臭やカビの抑制にもなります。
【2】重量や大きさをチェック
乾かし方のタイプを紹介しましたが、選ぶ際に本体の大きさや重量も大切になってくるでしょう。
とりあえず買ったものの、重かったり置き場所がなかったりすると、そのうち面倒になって使わなくなる可能性があります。
選ぶときはなるべく軽くてコンパクトな持ち運びしやすいものを選ぶことがポイントです。
【3】電源コードの長さをチェック
シューズドライヤーは玄関やお風呂場で使う方が多いと思います。商品購入時にはコードの長さも確認しましょう。
長さが足りず、使う場所が限られてしまったら少し不便ですよね。見落としがちですが、これも大事なポイントです。
【4】音の大きさをチェック
集合住宅にお住まいの場合、「シューズドライヤーの音が迷惑になって夜間は使えないのでは?」と考えている人もいるかもしれません。
最近は音が静かなものも増えています。製品によっては、静音モードがあるタイプも存在しますので購入時にチェックしましょう。
【5】オプション機能をチェック
さまざまなメーカーにて製造されているシューズドライヤー。どれを選ぶか迷ってしまったときは、乾燥機能以外の要素で決めてみましょう。
省エネ設計はもちろんのこと、ただ乾かすだけではない製品が続々と発売されています。
▼脱臭・除菌ができる「オゾン機能」
靴は毎日のように使用するものなのでつねに清潔にしておきたいですよね。オゾン機能がついたタイプで脱臭・除菌まで可能な製品もあります。
お気に入りの靴を長くはき続けるためにも、乾燥プラスアルファの除菌機能付きのシューズドライヤーを選択肢にいれるのもおすすめです。
▼留守中でも使える「タイマー機能」
「シューズドライヤーはほしいけれど電気代が気になる」「温風を出し続けて靴が傷まないの?」といった疑問もあるでしょう。
そんなときは、シューズドライヤーにはタイマー機能が付いている商品を選びましょう。
時間になったら自動的に電源が切れるため、夜間・留守中関係なく使用でき、安全で省エネな設計は家計の頼もしい味方にもなりますよ。
▼エキスパートのアドバイス
湿ったままの靴を履いていると靴を傷めやすいです。とくに靴が乾きづらい梅雨や冬などは、シューズドライヤーを活用しましょう。
ただし無名ブランドが通販のみで販売している製品も多いです。熱を発生させる製品なので、できるだけ安心できるブランドのものを選びたいところ。また、自宅で使う想定であれば、靴乾燥に対応した「ふとん乾燥機」を選ぶと、用途が広がりますよ。
シューズドライヤーおすすめ9選
それでは、おすすめのシューズドライヤーを紹介していきます。便利なオプション機能にも注目してみてくださいね。
人気商品のリニューアル商品!
玄関でそのまま手軽にくつ乾燥ができ、伸縮するダブルノズルでいろんなシューズに対応可能です。約50℃の温風が出て、スニーカーなどに便利。また革靴には約40℃の温風モードが最適です。

TWINBIRD(ツインバード)『くつ乾燥機(SD-4546BR)』は「標準・革靴」の2モードを備えた靴乾燥機です。洗ったばかりのスニーカーや上履きも、1時間ほどで乾燥。ツインバードという、しっかりとしたメーカー製なので、安心して購入できます。
コンパクトで収納しやすく便利なタイマーつき
長靴・革靴・スニーカーなんでも使える万能シューズドライヤー。折りたためるスタンドがついており、小型で収納場所に困らないのもうれしいです。
適度な温度により靴を傷める心配もなく、120分のタイマーつきなので消し忘れもありません。靴の種類と周囲の状況にあわせて「革靴モード」と「標準モード」の2種類を使い分けられるのもいいですね。
靴の中に入れて翌朝待つだけ
野球やサッカーのスパイク、ランニングシューズで汗をかいたときに便利な乾燥剤タイプのシューズドライヤー。靴の中に入れておくだけで翌朝には汗やにニオイが軽減されます。
大人用と子供用サイズを用意!
コンパクトなサイズで、靴を内部から加熱するため、熱が伝わりやすい構造になっています。使用中の稼働音はほぼ無音に近いので、靴用乾燥機によくある「ゴーッ」という大きな音はしません。

アイリスオーヤマ『くつ乾燥機 カラリエ(SD-C1)』は「標準/革靴/低騒音」の3モードを備えており、低騒音モードでも充分強力に靴を乾燥できます。同モードであればオフィスで利用しても、周囲に迷惑を掛けません。
低騒音モードで夜間も安心! 長い靴もらくらく乾燥
夜間でも使いやすい低騒音モードを搭載しており、集合住宅で隣への音を気にする方にもおすすめのシューズドライヤーです。本体にホースをセットするだけで準備完了。ホースが伸びるのでブーツなど長さのある靴にも使えます。
3つのモードで多用途なうえに温度管理センサーで安全に使えます。ノズルの先端が二股に分かれているので2足同時乾燥もできますよ。

『シューズドライヤー(RB-G217)』はコンパクトなサイズで、駆動音もほぼゼロに近いほど静かなので、オフィスなどでも使いやすいです。ただし、本体自体を発熱させて靴を温めるので、少し心配。目に届く範囲で使用しましょう。
かわいいデザインでコンパクトだから旅先でも
温風ではなく、靴のなかから温めることで乾燥させるタイプのシューズドライヤーです。かわいくコンパクトなデザインなので持ち運びしやすく、旅のお供にも合います。旅先で一日中履いた靴を寝ている間に乾燥させることで、次の日もフレッシュな気分で旅ができますね。
お値段が手ごろなのもうれしいポイントです。コスパ重視の方におすすめの商品です。
伸縮・角度調整可能で自動電源オン・オフ機能つき
靴の種類によってアーム伸縮が3段階に調整可能なシューズドライヤー。角度調整もおこなえる自在な使用感が特徴です。自動電源オン・オフタイマーつきでコンセントが繋がったままでも自動的に電源がOFFになるため、切り忘れがなく安全に使えます。
また、オゾン脱臭機能がついておりニオイの対策も万全です。雪や雨の多い時期には手放せなくなるでしょう。
メディアでも紹介! 同時に乾燥除菌消臭ができ時短
光触媒による脱臭と紫外線による除菌で靴のメンテナンスを支えてくれるアイテム。革靴にもダメージを与えにくい約45度の温風で乾燥する機能もポイントです。
ショートブーツやサンダル、ビジネスシューズなどさまざまなタイプの靴に対応。これまで靴の衛生ケアで使っていた芳香スプレーや抗菌インソール、乾燥剤といったアイテムをひとつに集約してくれます。
3種類のノズルでどんな靴もラクラク乾燥&消臭
ひとことで表現するならば「いろいろ乾かせる」シューズドライヤーです。3種類のノズルつきでロングブーツなど特殊な形状の靴にも対応。オゾン抗菌機能つきで靴を強力に消臭します。これを使えばもう下駄箱のニオイを気にすることもなくなるでしょう。
ダブルノズルもついているので靴を乾かしながら、帽子や手袋も乾かせるという1台で3役以上のちからを発揮してくれる働きモノです。
おすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトの人気ランキングを見る シューズドライヤーの売れ筋をチェック
楽天市場、Yahoo!ショッピングでのシューズドライヤーの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの靴のお手入れグッズを紹介! 【関連記事】
まとめ
この記事ではシューズドライヤーの選び方のポイントとおすすめの商品をご紹介しました。毎日使うものとはいえ靴をケアすることは案外手間がかかるものです。
本記事を参考に、ぜひあなたのライフスタイルにあった商品を見つけてくださいね。
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デジタル系トレンド情報誌の編集者を経て、フリーランスの編集ライターへ。 テレビやデジタルカメラ、スマートフォン、ドローンなどのデジタル製品を中心に執筆。 生活家電専門サイト『家電 Watch』の、編集記者でもある。