一人暮らし用椅子の選び方
それでは、一人暮らし用椅子の基本的な選び方を見ていきましょう。ポイントは下記の3つ。
【1】タイプ
【2】座面の高さ
【3】お部屋の広さ
上記の3つのポイントを抑えることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】タイプをチェック
一人暮らしの部屋で椅子を取り入れる場合は、どのように使うかを想像しながら、選ぶといいでしょう。自分のライフスタイルにピッタリの椅子を探してみてくださいね。
▼ソファ:リラックスタイムを過ごしたい人向け
なによりもリラックスすることを目的にするなら、一人がけのソファはいかがでしょう。くつろぎながらゆったりと座れるソファは、癒しゾーンとして日々活躍します。一人がけのソファは種類も価格帯も豊富ですので、好みのものを選べば、心も体も癒してくれますよ。
▼チェア:家でデスクワークをする人向け
家にいるときでもパソコンをしたり、勉強をしたりする時間が長い場合はオフィスチェアなどが便利。オフィスチェアは長時間座っていても体が痛くなりづらく、作業しやすい造りになっています。
シンプルなオフィスチェアも省スペースで使い勝手がいいですが、頭をもたせかけるヘッドレストや肘掛がついていると、小休止のときに役立ちます。オフィスチェアとしても使えるゲーミングチェアなどもありますよ。
▼座椅子:床生活がメインでローテーブルを使う人向け
ローテーブルで生活をしている場合は、座椅子が合います。座椅子ならローテーブルでの作業や食事がしやすいでしょう。リクライニング機能がついてれば、そのまま心地のよい角度にしてリラックスできますね。
座椅子は高さがないため圧迫感がなく、移動もさせやすいタイプの椅子です。使っていないときには、邪魔にならないところに置いておけば、部屋も広く使えます。
▼スツール:2WAYや3WAYでも使える収納付きアイテム
収納ができ、座ることもできる収納付きスツール。収納スペースに困っている方や、部屋の細々とした日用品を入れる場合にも役立ちます。
ボックスタイプの収納付きスツールが主流ですが、ほかにも便利な機能がついたものがあります。たとえば、なかに仕切りがついているタイプやテーブルにもなるタイプ、引き出しタイプ、折りたたみタイプなど。多機能な収納付きスツールは、スペースに限りがある一人暮らしの強い味方です。
【2】座面の高さをチェック
机と椅子の高さのバランスを考えるときに必要になるのが、差尺(さじゃく)です。差尺は床からの「机の天板の高さー椅子の座面の高さ」で表され、一般的に27~30cmといわれます(身長により異なります)。作業をするときに使う椅子の場合は、机と椅子の差尺を意識して購入するといいでしょう。
【3】お部屋の広さをチェック
都心での一人暮らし、郊外の一人暮らしではお部屋の広さが変わってきます。都心部で広さが6帖以下のお部屋であれば、コンパクトに折りたためる椅子や収納の機能を備えた椅子を選ぶことで、スペースを有効利用できます。
また、郊外で広さが8帖以上あるお部屋や2室以上ある間取りであれば、肘掛けのあるクッション性の高い椅子を選ぶと、読書やビデオ鑑賞など休日のくつろぐシーンで使うことも。座面の低い椅子を選べば、お部屋を広く感じさせてくれる効果もあります。
一人暮らし用椅子のおすすめ9選
コンパクトにたためてキズもつきにくい!
座面と背もたれには、Nシールドが使われているのでひっかきに強く劣化しづらいのが特徴の合成皮革のソファです。背もたれはネジを外してコンパクトにたためるので、掃除や模様替えの際もスムーズに移動できます。
30分程度あれば組み立てることができるので、気になる方はチェックしてみてください。
体全身を包み込む!リクライニングつきのチェア
頭だけでなく、首や頭まですっぽりと覆ってくれる、大きいサイズの椅子となっています。リクライニング機能も付いており、腰部は7段階、頭部分は14段階まで調節できるので、自分の好みのポジションでゆったりできます。木製のアーム部分と、ファブリックな組み合わせは、インテリアとしてもおしゃれなデザインとなっています。

お部屋のアクセントにデザイナーズチェアを
お部屋のインテリアにこだわりたい方は、置くだけで絵になるデザイナーズチェアがおすすめです。
一人暮らしでデザイナーズチェアは敷居が高いと思われる方も、リプロダクト商品を選べば手軽にインテリアに取り入れることができます。
座るという使用目的だけではなく、カバンなどを置くスペースとして使えば床もスッキリ。誤ってものにつまずいて破損してしまうなどの危険の回避にもつながります。
高級感溢れるアンティーク風デザインが魅力
あえてムラ感を出すことで、ヴィンテージ感が漂うチェアに仕上がっています。素材は、耐水性が高く手入れがしやすい「PUレザー」と通気性が良く、柔らかなレザー調の「テクノロジーファブリック」から選ぶことが可能。お部屋の雰囲気に合わせてコーディネートを楽しむことができます。
細部にまでこだわって設計されているので、安心して使うことができます。
ニトリ『ベンチチェア』
おしゃれな北欧風インテリアにマッチ
ファブリックカバー付きのベンチチェア。フレームは天然木で、シンプル&ナチュラルな北欧風のインテリアになじみます。
もともとはダイニングベンチなので幅が110cmと少し大きめ。友達がきたときにも座れて、ソファの代わりにもなるので、少し部屋のスペースに余裕がある方にはおすすめです。
GTRACING 『ゲーミングチェア (GT002-BLUE)』
人間工学に基づく設計で腰や肩が疲れにくい
フレーム部分は、人間工学に基づいた設計した3D形状となっており、クッションは高品質ウレタンのみを使用し、165度のリクライニング機能で無段階調節が可能となっています。そのため、抜群の座り心地を提供する椅子となっています。ゲームプレイ用の椅子ですが、在宅勤務やデスクワークなどの需要もあり、大人気の椅子となっています。
ポケットコイル使用!あぐらで座れる座椅子
椅子の内部には、ベッドやソファで使用されている、ポケットコイルを使用しているため、座り心地と耐久性を兼ね備えた座椅子です。リクライニングは14段階に対応しており、通気性と触り心地がいいファブリック素材を使用しています。サイズも幅が60cm、奥行きが50cmとなっているので、あぐらをかいて座ることができるサイズとなっています。

小物をスッキリ快適スツール
生活していくとどうしても増えてしまう、雑貨や本などの置き場所に困っている方も多いのではないでしょうか。そんなお悩みには、収納できるスツールがあると便利です。こまごましたものもスツールの収納へまとめて定位置管理すれば、お部屋がスッキリとして探しものもなくなります。
一人暮らしの家具選びで必要なことは、1つの使い方だけでなく多様な使い方のできるものを選ぶことです。こちらのスツールは収納の機能だけでなく、天板を裏返すと木製のトレーのような使い方もできるのでサイド机代わりにも。3役こなしてくれる、一人暮らしにピッタリの椅子ですね。
収納性も兼ね備えたコンパクトな椅子
椅子の中に、収納スペースがあるタイプの椅子となっています。部屋に散らかりがちな小物を収納しておくことにより、部屋の中をスッキリさせることができます。椅子の耐荷重も80kgとなっており、椅子としての機能も十分にあります。カラーバリエーションも9色あるため、部屋のインテリアとしても活躍できるアイテムです。
「一人暮らし用椅子」のおすすめ商品の比較一覧表
各通販サイトのランキングを見る 一人暮らし用椅子の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での一人暮らし用椅子の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
【関連記事】一人暮らしにおすすめの家具もチェック
最後に|エキスパートのアドバイス
お部屋の広さと使用目的を考えよう
お部屋の広さと使用目的を考えると、ご自身に必要なタイプの椅子が見つかります。スペースが少ない部屋では、コンパクトにたためるタイプの椅子や、収納つきの椅子を選ぶといいでしょう。
くつろぐシーンでの椅子をお探しの方には、座りごこちのよさや座面の高さ、シートのクッション性が高いソファタイプの椅子を選ぶと、日々の疲れをリセットできます。また、インテリアに合ったデザインやカラーで、お部屋のアクセントとして使える椅子もおすすめです。
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