日記帳選びのポイント
日々の出来事や感じたことを書いて、一日を振り返ることができる「日記帳」。三日坊主にならないためにも、自分のライフスタイルや好みに合った日記帳を見つけて継続しましょう。ここでは、日記帳の選び方をご紹介します。
【1】日付の有無
【2】好みのレイアウトと使いやすさ
【3】使用できる期間
【4】サイズ(大きさ)
【5】デザイン
【6】日記をつける目的
上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】日付の有無をチェック
日記帳は日付が印刷されているものが主流です。日付がついていると過去のできごとが確認しやすいメリットがあります。仕事のタスク管理やお子さんの育児記録、家族イベントなど年中行事の把握に適しています。日付があることで、日記を書き続けるモチベーションも維持できるでしょう。
日付なしの日記帳はページを自由に使えるため、趣味や旅行の記録など思いついた日に書き込めるうえにページに無駄がでません。「毎日記録し続けるのは忘れてしまいそう」という方にぴったりです。
【2】好みのレイアウトと使いやすさをチェック
ダイアリーは日ごと、週ごと、月ごとなどの用途によって種類が分かれています。また、横書きだけでなく、縦書きのものもあります。自分が使いやすいデザインを選びましょう。
予定や書きこみがしやすいのが日ごとであればデイリー、週ごとであればウィークリー、見開きで1カ月全体が見られるほうが良いのであればマンスリーがおすすめです。
たくさん書くのが苦手な人は広めの罫、細かい字を書くのが好きな人は細い罫線のものがいいでしょう。また、字を綺麗に書き残したいなら、バランスのとりやすい方眼のものもおすすめです。文字を書くのがラクなほど長続きにつながります。
★フォーマット化や白紙部分にも注目
さまざまな情報があらかじめ書かれているのが、日記帳のうれしいところ。面倒でない人は、自分で罫線を見ながら予定の枠を作ってノートをアレンジすることもできますが、色々とフォーマット化されたものが印刷されていると便利でしょう。
また、意外と使えるのが白紙のページがあるタイプ。ちょっとしたノート代わりにすることもできるので使い勝手がよいといえます。
★三日坊主が心配なら、ワンフレーズ記録するだけでOK
三日坊主防止のために効果的なのが、ワンフレーズ日記です。日記が面倒に感じてしまうのは、「毎日の出来事をすべて書かなくては」と思うから。その点、その日あった最も印象的なことだけを書けばいいワンフレーズ日記なら、負担に感じにくいはずです。
続けるためには、1行でもいいので短く書き取ることです。こうした日記帳は小型なので、カバンやポケットに入れやすく、持ち歩いて好きなときに好きなことを書き入れられます。
ワンフレーズを意識して文字にすることは、1日を振り返って頭を整理してみるのにもぴったりです。また、読み返す際にもワンフレーズであれば見やすく、当時の記憶が印象的に蘇ることでしょう。
【3】使用できる期間をチェック
日記帳は、長期間書き込める連用日記と、罫線などがついていない自由日記があります。「妊娠から出産までの間を記録しておきたい」など日記を書く期間がはっきりとわかるなら、連用日記がぴったりです。連用日記には1年だけではなく、3年や5年、10年など長期間書き込めるタイプもあります。
日ごとに書き込む量が違う方や絵日記を書きたい方は自由日記が便利です。書き続けたい期間に合った日記帳を探してみてください。
【4】サイズ(大きさ)をチェック
大きさも種類があるのが日記帳。メモ帳のような小さめな手のひらサイズ、A4やB5などのノートサイズ、自分にとってどういったものが使いやすいサイズなのかを確認してみましょう。
見開きにすれば見やすいなど配置に工夫がされているものや、カバンに入れて持ちやすいかといったサイズ感で決めてもよいでしょう。たとえば、小学生は書きやすい大きめのマス目のタイプを選ぶとよいでしょう。
【5】デザインをチェック
日記帳を購入しても、すぐに飽きてしまい数日書いたら終わってしまった……なんてことがないように、視覚的に飽きないデザインの日記帳を選ぶのもひとつの方法です。好きな色の表紙やキャラクターがページにも印刷されているものなら、毎日開くのも楽しみになります。
さらに、しおり付きなら、書き込むページをすぐに開くことが可能です。プライベートな内容を書いておくなら鍵付きなど、機能性もチェックしておきましょう。
【6】育児・ダイエットなどコンセプトから選ぶ
日記をつけはじめるきっかけとして、ライフスタイルの変化があげられます。妊娠中の身体の変化や赤ちゃんの成長を記録しておきたいときは、育児日記や妊婦さん向けの日記帳を選んでください。ダイエット日記なら、体重の変化や食事内容を記録できる日記帳が便利です。
目的別にデザインされている日記帳なら、書き込むスペースがはっきりとわかるので続けやすいでしょう。
エキスパートのアドバイス
使い方は自分次第!使い勝手のよいものを選ぼう
日記帳はせっかく購入しても、継続するのは難しいイメージを持っている人も多いかと思います。しかし、日付を自分で記入するフリータイプであれば、毎日書かなくても良いので心理的なハードルが下がるはずです。日記を続けられる自信がない人は、日付フリータイプを選ぶのも手です。
また、3年、5年、10年日記は、持ち運ぶのは大変なので、外出先などではメモ帳や付箋に日記を書いておくと良いでしょう。帰宅後に貼り付けるなどすることで、継続しやすくなりますので、工夫してみてください。
日記帳おすすめ20選
上記で解説した日記帳の選び方のポイントをふまえて、おすすめ商品をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
▼日付あり
贈り物にも最適な10年日記
洋風ながら飽きのないシンプルなデザインが魅力の日記帳です。日付、天気、気温、タイトル記載欄以外はフリーなので自分好みに記入できます。
保存性のある中性紙を使用し、丈夫なカバーと製本で耐久性にも優れているので長期にわたって使えるおすすめの日記帳です。
5年間使い続けることができる10行日記
この日記帳は、5年間を通して使い続けることができるという特徴があります。そして、1日あたり10行と決まっているので、自分で1日の出来事を整理しつつ抜粋することが必要となり、振り返った際に何があったのかがわかりやすいという利点を持っています。
毎日、何ページも書くのはつらいと考えている方におすすめの商品となっています。
▼日付なし

少し背伸びしたくなる、大人の日記帳
1年、3年、5年、10年用があるので、続けられそうな年数のものを選択することができます。
箱付きで洋書のような装丁は高級感があり、インテリアとしてもおしゃれです。肝心の中身の紙質もとてもよく、少し高級な文具で日記を書き綴りたくなるはずです。
そのぶん、遊びの要素はないので、小・中学生よりも、高校生以上や社会人にふさわしい日記帳と言えそうです。

1ページに3年分書ける
1ページに3年分を書ける日記帳。同じシリーズに5年版や10年版もあり、こちらも人気です。「年・日付・曜日記入タイプ」と「日付フリータイプ」があります。
日記を書き続けることで、毎年同じ日付の記録を一覧できるので、以前はどんなことをして、またどんな風に考えていたのかなどを振り返ることができます。
その一方、継続して書き続ける必要があるので、筆まめな人にはおすすめです。
1ページに3年分が書き込める
先ほどは5年間かけて日記を書き続けるタイプの日記帳でしたが、この商品は少し短く3年間となっています。3年というのは非常にキリのいい数字であり、苦痛を感じず書き続けることができる年数でもあります。
また、日付が設定されていないので、どのタイミングからでも自由に始めることができるという利点もあります。

1ページに5年分の日々が残せる
こちらは1ページに5年分書き込めるタイプなので、1年前の同日に何をしていたかを見通せる日記帳です。シンプルなデザインで表紙のカラーも選べるため、男女を問わず、かつ幅広い年齢層におすすめできます。
値段も5年日記帳のなかでは比較的リーズナブル。子供用と自分用など色違いで2冊購入し、親子で日記を書くことを習慣にするのも良さそうです。
日々の幸せを長く記録
ミドリ『しあわせ日記』は、幸せに感じたことを書きためられる日記帳です。
日付は自分で書き込めるタイプなので、いつでも始められるのが特徴です。明るい黄色の表紙には、幸運を意味する鳥のモチーフの金箔押しがあしらわれています。
優しい雰囲気のデザインは持つ人を選ばずに使えるでしょう。自分と向き合いたいときに使い始めてはいかがでしょうか。
書き終えた時、自分が主役の1冊が完成する
自己肯定感が高まるしくみをすべて組み込んだダイヤリー型の手帳。自己肯定感とは、自分が自分であることに満足でき、自分を価値ある存在だと受け入れること。
書くことで今の状態を可視化し、客観視できるので、書き続けることで、何があっても「大丈夫。」と、自分を肯定できるようになります。
ウィークリーページ/ワンデーページも自己肯定感を高めるためのヒントがいっぱい。論理的に自己肯定感が高まる方法が身に着きますよ。
カラダの状態を可視化し、ダイエットに伴走
食事と運動量を記録するダイエット専用ダイヤリー。
ダイエットの目的、ポイント・目標体重、セルフチェック、体重変動グラフなど、ダイエットに欠かせない状態の可視化と、食品群別カロリー一覧表、料理別カロリー一覧表、体重別消費カロリー一覧表といった知識シートがたっぷり掲載されています。
ダイエットに関して細部まで記録できるので、今自分のカラダの状態がどうなっていて、目標に対する進捗がどうなのか、簡単に可視化することができます。
忘れたくない妊娠期の思い出を記録
赤ちゃんが生まれてくるまでの時間。それは女性にとって苦労と幸福が織り交ざった、二度と訪れない貴重な日々です。そんな大変だったけれど、振り返ってみると愛おしい妊娠期の気持ちや出来事を綴っておける、出産準備ダイアリー。
検診の記録やダイアリーページも充実。妊娠中の健康管理もしっかりできます。生まれてきた赤ちゃんが成長した後に一緒に振り返ったり、プレゼントにもおススメです。
習慣化したいことをリストアップ
ハビットトラッカーとは、habit(習慣)tracker(追跡者)という意味で、自分の習慣を日毎に書き留める、1ヵ月分のチェックリストです。使い方はすごく簡単で、目標を達成した日にその日のマスを塗りつぶすだけ。さらに内容を色分けしたりすることで自分なりにアレンジすることもできます。
月末には目標ごとのまとめや1ヵ月の感想を書き留めるスペースに、振り返りをしたりコメントを書き記したり、楽しみながら続けられます。
3行だから、長く続く
英語で日記を書けるようになりたい、だけど3日坊主で終わりがち…そんな日記が続かない、英語で書けないという方におすすめの英語で3行日記。文字通り、毎日1つの質問に3行でシンプルに英語で書くだけ。残したいことが端的にまとめられ、シンプルな英語表現でOK。
やり続けていくうちに、知らず知らずにボキャブラリーの幅が広がっています。少しでも、毎日継続することができれば、1年後には自信が増えているはずですよ。
プライバシーを守ってくれる鍵付き
表紙はクロス張り加工の紙製で、金銀箔押しの天使が描かれている、南京錠付きの本格的な日記帳。カギがかかるので、自分の本音や秘密にしたい出来事もしっかり残せます。
中紙は日付欄と罫線だけのシンプルなフォーマット。フリーフォーマットだから、書きたい想いの分だけ思う存分書くことができます。
レトロな表紙が魅力の鍵付き日記帳
大切な日記を人の目から守れる、パスワード式の鍵付き日記帳です。レトロな雰囲気の表紙は、秘密の日記にぴったり。シンプルな横罫線タイプなので、たくさん書きたい日や、ひとことだけ書きたい日があってもOK。使いやすいB6サイズで、置き場所にも困りません。
ページ数にボリュームがあるので、毎日しっかり日記を書きたい人にもおすすめですよ。初期パスワードは000に設定されています。お好きなパスワードに変更して使用してくださいね。

シンプルで使いやすい
ライフはノートを多く出しているメーカーで、シンプルながら使いやすさが評判です。
日記帳も自由に自分で書くことができる使いやすいタイプになっています。フリーダイアリーはラインが引いてあるだけなので、自分でカスタマイズしたい人には使いやすい日記帳です。
ほかにも、皮表紙などいろいろなダイアリーの種類があるので、好みのものをチェックするのも良いでしょう。
横罫線ページとフリーページで、使い方自由自在
B6サイズでコンパクト、持ち歩きにも便利な日記帳です。高級感のあるハードカバータイプで、大切な記憶をしっかりと残せます。
横書きの罫線ページとフリーページがあり、使い方は自由自在。罫線ページはノート形式で日付欄はないので、お好みの形式で記載できるのが嬉しいですね。
日記帳を守ってくれる透明カバーと、使っているページをすぐに開くことができる、便利なしおりひもつきです。
日記を書くのはもちろん、フリーページにはイラストを書いたり、思い出のチケットなどを貼り付けたりするのもおすすめです。
重さ80g!方眼罫とクラシカルな表紙がポイント
日付ごとに記入する日記ではなく「できごと」を記入するタイプの日記帳。見開きに全部で8つの「できごと」欄があり、書いて残しておきたいことがあった時にメモしたいですね。薄い青色の方眼罫は、文字だけではなくイラストや図形も描きやすいのがポイント。
薄さ8mm、重さ80gのコンパクトサイズなので、いつもバッグに入れて持ち歩けますね。表紙は金の箔押しが高級感をかもしだすクラシカルなデザイン。いつも手元に置きたくなる日記帳です。
独自開発のMD用紙で圧倒的に書きやすい
この日記帳は書き心地の良さを追求しています。文庫本サイズのノートとなっており、持ち運びが便利なので出先でも気軽に書くことができます。
また、読み返す際も文庫本と同じように読み返すことができるので、ついつい振り返りたくなってしまう魅力があります。この書き心地の良さを知ると、他の日記帳は使えなくなるくらい魅力的です。
晴れやかなデザインの1年日記帳
青空をイメージした晴れやかなデザインが特徴の日記帳になっています。1年間通して書き続けることができるボリュームがあり、1日1ページたっぷりと書くことができます。
日付は設定されておらず自由に書くことができるので、書き始めはいつでも問題ありません。
しおりひもも付いているので、振り返りたいときにも便利です。これから日記を書き始めるという方に、おすすめの商品です。
上質なノートが書き心地抜群の日記帳
しっかりした素材のハードカバーと上質紙のノートで、毎日使いたくなる日記帳です。横罫線タイプで、日付は自分で書き込むタイプ。中のノートは、影絵風のイラストとカラーグラデーションが美しい全4種類。使っていくうちに新デザインに変わるので、日記を書き進めるのが楽しみになりますね。
最後のページには、使用開始日と終了日の記入欄や、自分のプロフィール欄もあります。自分だけの大切な思い出を書き記すのにぴったりな日記帳です。
おすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 日記帳の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場での日記帳の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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使いやすい日記帳をみつけよう
日記帳は、スケジュール帳とちがって「自分の気持ちや思い出」を書き込むノートです。字の大きさに合わせて罫線の最適な幅を考えたり、記入のしやすさを重視してフォーマットが決まっているものなどの内容を比較してみたり、自分の書きやすさを追求してみることが1番です。
自由なほうがより書きやすければ、方眼や無地といった使い勝手の良いものを選びます。続けなくてはと躍起になるのでなく、自然と日課になるような日記帳が良いでしょう。そのためには、書きやすさをしっかりイメージして、お気に入りの1冊を見つけてください。
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