MDノートを実際に使ってみた結果は?

結論からいうと、『MDノート』は鉛筆やボールペン、万年筆など筆記具を選ばず文字や絵をかきやすいのはもちろん、自分オリジナルの本を作成している気分になれる、ステキなノートでした。
デザインはとにかくシンプル。表紙全体が無地で薄い生成色で、好きなシールや写真などを貼って自分好みの表紙をつくることができます。パラフィン紙のカバーをかけると昔の文庫本のようなどことなくレトロな雰囲気になるとともに、表紙が透けてみえるのでよりおしゃれにみえます。
ノート紙にはメーカーオリジナルの「MD用紙」を採用。なめらかな質感でにじみにくく、ペンをすすめやすいですよ。糸かがり綴じで製本されているので、どのページも見開きがしやすく、ページによってかきにくくなることもありません。
単なるメモ帳として使うというよりは、自分オリジナルのノートをじっくりとつくりたい人にぴったりのノートだといえます。
MDノートはどんなノート? 公式サイトの情報などを調査
『MDノート』は、デザインフィルの基幹ブランドである「ミドリ」から発売されているノートです。
ノート紙には万年筆から鉛筆まで、さまざまな筆記具で心地よくかけるよう開発されたミドリオリジナルの「MD用紙(ミドリダイアリー用紙)」が使われています。「MD用紙」は表面はなめらかながらも文字をかく音が聞こえてきそうなラフな質感で、ペンを走らせるのがたのしくなります。
糸かがり製本を用いているため、開きがよく丈夫なのが特徴。どのページもフラットに開き、ページをまたいでのスケッチにも適しています。
ノートの罫線レイアウトは無罫、横罫、方眼罫の3種類ありますが、今回はA5判&無罫(無地)のノートをレビューします。
MDノートの口コミ・評判 SNSやECサイトでの評価は?

インターネット上の『MDノート』の口コミ・評判を調べてみたところ、キレイなイラストをかいて残している人や、気に入った写真や切り抜きを貼ったりマスキングテープなどを多用して日記をかいている人が多くいました。
また、自分の考えをまとめるためのマインドマップをかくために愛用している人も多かったです。
そんな愛用者の多い『MDノート』の口コミ・評判から、信ぴょう性の高いものをピックアップしてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
MDノートのポジティブな口コミ ここがイイ!
インクが裏抜けしにくくかき味がなめらか。万年筆でもかきやすいノートだという声が多くありました。「製本も文庫本のようでしっかりしていて丈夫で、長い間使える」といっている人もちらほらいました。
消しゴムで消しやすく、鉛筆でのデッサンもしやすいという声もありました。
MDノートのネガティブな口コミ ここはイマイチ……
製本がしっかりしているぶん、紙質が少し固めなのが気になるという声がありました。また、万年筆もインクの種類や質によっては滲むことがあるという声も。
個人の好みにもよりますが、薄くてやわらかい紙質を好む人には向いていない部分はあります。
MDノートを実際に使って徹底検証! 検証レビュー
今回は、『MDノート』 <A5判、無罫(無地)タイプ> のノートを購入しました。写真を交えて質感や機能性、かき心地などを検証しつつ、使い方の実例もご紹介します。
MDノートのデザインを検証

インターネットで注文した『MDノート』が届きました。
第一印象はシンプルイズベストといえるこのデザインの素朴さ。ラベル部分には「MD用紙」のかんたんな説明が記載されています。

裏表紙部分のラベルをチェック。糸かがり綴じでノートがつくられていることや、罫線がないことなどについて、日本語と英語で記載があります。

ラベルの折り返し部分には、しおり紐の注意点や付属のシールについての説明書きがありました。長く使うノートだからこそ、このような注意書きは見逃さないようにしておきたいものです。

『MDノート』には昔の文庫本のようなパラフィン紙のカバーがついています。表紙に絵や文字をかいても透けてみえるのでおしゃれです。

こちらはラベルとカバーをとった『MDノート』。生成色のシンプルなノートです。すこし見えにくいですが、右端中央部分にある「MD PAPER」の型押しがスタイリッシュですね。
MDノートの紙質&機能性を検証
では、実際に『MDノート』を開いて使っていきます。

ノートを開いたときの写真です。ノート紙は表紙同様薄い生成色。紙質は薄すぎず、なめらかでさらりとした質感です。
あざやかな山吹色のしおり紐がアクセントになっています。

『MDノート』に付属しているインデックスシール。「IDEA」「DIARY」部分のシールは背表紙に貼ることができます。

『MDノート』のしおり紐は背表紙に簡易的についているだけで、強く引っ張ると取れてしまうのですが、インデックスシールをしおり紐がついている部分に貼ることによって、紐が取れにくくなります。
ただし、このシールはとても剥がれやすいので、付属のパラフィン紙のカバーを被せるか、ビニールテープなどを貼って補強をする必要があります。
MDノートのかき心地は? ペンやマーカーでかいてみました

『MDノート』にシャープペン、ボールペン、鉛筆、油性ペン、水性ペン、蛍光マーカーを使って文字や罫線をかいてみました。
インクがにじむこともなく、さらさらとペンをすすめることができました。色ペンやマーカーの発色もいいです。

次ページをめくって裏うつりチェック。油性ペンは若干裏うつりしてしまいました
気になる万年筆のかき心地はいかに?

「MD用紙」は万年筆から鉛筆まで、さまざまな筆記具で心地よくかけるよう開発された用紙だと公式サイトにも記載があることもあり、SNSなどをみていると万年筆でのかき心地が気になっている人が少なからずいたので、万年筆でも文字をかいてみました。
万年筆でもかきやすく、インクのにじみ等はありませんでした。裏うつりや次ページのボコボコもまったくありませんでした。
万年筆でかくと、ほかの筆記具とはちがい、カリカリという音と感触を楽しむことができるので、万年筆でノートをとる人でも楽しく使うことができるノートだといえます。
MDノートの使い方実例

『MDノート』を使ってみたいけれど、どう使用していいか、使い方がよくわからないという人もいるはず。『MDノート』は使用している人も多く、SNSで使っている写真をアップしている人もたくさんいます。そしてその使い方はさまざまです。
今回は、SNSの写真などを参考に、自分だけの旅行記をつくってみました。
見開きページがフラットになっているので、マスキングテープを2ページに渡って貼れるのもとてもよかったです。写真やシール、絵などを多用して自分だけの旅行記をつくるのはとても楽しかったです。
表紙に、観光施設で手に入れた入場券や乗車券などを貼ってお洒落にレイアウトするのもいいですね。どうしようかと考えるだけでワクワクしてきます。
MDノートは万年筆でもかきやすい&自由にアレンジしやすいノート レビュー総括

MDノートを試した感想をチャートにしてみました。
※執筆者の主観を数値化したものです。
『MDノート』を実際に使ってみて、自分のアイデアやセンス次第で、どんなノートにもできるステキなノートだということがわかりました。自分だけのオリジナルノートをつくってみたい。自分のセンスやアイデアを活かしたノートをつくりたい人にぴったりの一品です。
また、鉛筆から万年筆まで使う筆記具を選ばず、どれもかきやすいということも本当でした。とくに万年筆は独特のカリカリ音と感触を感じることができるので、万年筆でノートをかきたい人にとくに適しています。
一冊の書籍をつくるように、自分オリジナルのステキなノートを『MDノート』でつくってみてはいかがでしょうか。
『MDノート』には、今回紹介したA5判の他にも、文庫本や新書サイズの小さなものから、A4変形判の大きなサイズのものもあります。ご自身に合ったサイズのノートを選んでみてくださいね。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ノートの売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでのノートの売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
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「生活雑貨」「キッチン用品」「ギフト・プレゼント」カテゴリー担当。妻と娘が二人で料理をしているのをほほえましく眺めながら、息子と食べる担当になっている30代編集者。あると便利な日用品を買っても使わず、怒られているのは内緒。